ETERNUS SF XL-DATA/MV 使用手引書 |
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第2章 動作環境の設定 | > 2.3 各サーバへのディスク接続 |
MSPに対するディスク装置の接続方法を以下に説明します。
【ETERNUS8000/ETERNUS6000/ETERNUS GR800 series、F6494/F6495/F6496/F6497の場合】
JTGGDSにより、以下のとおり作成します。
CCHH=X'00000001'から15トラックの大きさのVTOC
JTGGDSの独立ユーティリティでの初期化例を以下に示します。
JOB STEP 例
装置アドレス:A01、ボリューム通し番号:XCA001
----+----1----+----2----+----3----+----4----+----5----+----6----+----7----+ //FMT JOB CLASS=B,TIME=5,MSGCLASS=Y,MSGLEVEL=(1,1) //REFORM EXEC PGM=JTGGDS,REGION=2048K //SYSPRINT DD SYSOUT=* //SYSIN DD * INIT UNIT(A01) - NOVERIFY - VOLID(XCA001) - VTOC(0,1,15) ← 固定値 /* |
"VARY ONLINEコマンド"および"MOUNTコマンド"を実行して、データ転送用ボリュームをオンライン/マウントします。なお、初期化したディスクを"MOUNTコマンド"によりマウントする際の使用属性は"PRIVATE"にしてください。
VARY A01,ONLINE 装置をオンライン状態にします。 MOUNT A01,VOL=(SL,XCA001),USE=PRIVATE 装置をマウントします。 |
データ転送用ボリュームとして使用するディスクは、複数のグローバルサーバまたはPRIMEFORCEから共用する(共用DASD)定義をしないでください。
【PRIMEFORCEの共用ディスクの場合】
PRIMEFORCEの共用ディスク(SCSIディスク)は、PRIMEFORCEマルチサーバを構成する入出力装置として定義を行う必要があります。
IPLLIBのKHSDEVxxパラメタリストのDEVICE文でSHAREDオプションとOFFLINEオプションを指定して定義を行ってください。
詳細については、「OS IV/MSP システムパラメタ文法書」を参照してください。
IPLLIBのKHSDEVxxパラメタリストの例
DEVICE DEVNUM(装置番号),NAME(SCDISK1),OPTION(SHARED,OFFLINE) ↑ ↑ 定義名固定です 共用定義が必要です |
留意事項
共用ディスクはOFFLINE指定の有無にかかわらず、IPL直後はオフライン状態になります。したがって、IPL後に装置のオンラインが必要です。
"VARY ONLINEコマンド"を実行して、ディスクをオンライン状態にします。
VARY A01,ONLINE 装置をオンライン状態にします。 |
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