ETERNUS SF XL-DATA/MV 使用手引書
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2.2.4 グローバルサーバまたはPRIMEFORCEとUNIXサーバ間で利用する場合
グローバルサーバまたはPRIMEFORCEとUNIXサーバ間で、XLデータムーバを使用する場合は、以下の手順で環境設定を行ってください。
なお、OS/390とSolaris OSサーバ間で利用する場合は、手順が異なります。
グローバルサーバまたはPRIMEFORCEとUNIXサーバ間(OS/390とSolaris OSサーバ間を除く)で、XLデータムーバを使用する場合は、以下の手順で環境設定を行ってください。
- グローバルサーバまたはPRIMEFORCE(MSP、XSP、OS/390)にディスクを接続します。
- UNIXサーバ(Solaris OS、HP-UX、AIX、Linux)にディスクを接続します。
- XLデータムーバのデータ転送用ボリュームとして使用するディスクについて、以前の使用用途を明確にし、対象ディスクを初期化しても問題ないことを確認する。
- 対象ディスクが、以前UFS等のファイルシステムで構築されていたり、グローバルサーバまたはPRIMEFORCEのファイルを格納していた場合、ディスクの中身を削除しても問題ないか。
- 対象ディスクが、別のUNIXやIAサーバやグローバルサーバまたはPRIMEFORCEで使用しているディスクではないか。
- 対象ディスクが、/etc/vfstabに登録されていて、システム起動時にマウントされることはないか。
- グローバルサーバまたはPRIMEFORCEで、XLデータムーバの初期化ユーティリティ(KJUAFMT)を実行し、ディスク内を初期化します。
- グローバルサーバまたはPRIMEFORCEで、XLデータムーバのサブシステム起動およびデータ転送時に必要な情報を設定します。
- UNIXサーバで、XLデータムーバのデーモン起動およびデータ転送時に必要な情報を設定します。
- グローバルサーバまたはPRIMEFORCEで、XLデータムーバのサブシステムを起動します。
- UNIXサーバでXLデータムーバのデーモンを起動します。
OS/390とSolaris OSサーバ間で、XLデータムーバを使用する場合は、以下の手順で環境設定を行ってください。
- OS/390にディスクを接続します。
- Solaris OSサーバにディスクを接続します。
- XLデータムーバのデータ転送用ボリュームとして使用するディスクについて、以前の使用用途を明確にし、対象ディスクを初期化しても問題ないことを確認する。
- 対象ディスクが、以前UFS等のファイルシステムで構築されていたり、グローバルサーバまたはPRIMEFORCEのファイルを格納していた場合、ディスクの中身を削除しても問題ないか。
- 対象ディスクが、別のUNIXやIAサーバやグローバルサーバまたはPRIMEFORCEで使用しているディスクではないか。
- 対象ディスクが、/etc/vfstabに登録されていて、システム起動時にマウントされることはないか。
- OS/390で、XLデータムーバの初期化ユーティリティ(KJUAFMT)を実行し、ディスク内を初期化します。
- Solaris OSサーバでデータ転送用ボリュームとして使用するディスクに対し、ラベルの記述を行います。
- OS/390で、XLデータムーバのサブシステム起動およびデータ転送時に必要な情報を設定します。
- Solaris OSサーバで、XLデータムーバのデーモン起動およびデータ転送時に必要な情報を設定します。
- OS/390で、XLデータムーバのサブシステムを起動します。
- Solaris OSサーバでXLデータムーバのデーモンを起動します。
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