Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows(R) 2000/ Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
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第8章 セキュリティを強化して運用する> 8.2 [Systemwalkerコンソール]のアクセス権を設定する> 8.2.2 IDカードセキュリティ機能で認証する【Solaris版/Linux版】

[EE/GEE]
8.2.2.5 エージェントでの環境設定【Solaris版/Linux版】

IDカードセキュリティの各機能を使用するためには、運用管理クライアントで、エージェントを起動する必要があります。また、起動するための情報を定義したエージェント起動条件ファイルが必要です。

環境作成手順を以下に示します。

1. エージェント起動条件記述ファイルの作成

 起動条件記述ファイルを、エディタを使用して作成します。

2. ファイルの変換

 エージェント起動条件記述ファイルをエージェント起動条件ファイルに変換します。

3. テストモードでの確認

 端末保護機能を使用している場合、テストモードを起動します。詳細は“IDカードセキュリティ・エージェントの起動【Solaris版/Linux版】”を参照してください。

4. 運用管理クライアントのOS再起動

 Windowsのログアウト後、再度ログインします。またはOSの再起動をします。

既に運用している環境で、エージェント起動条件ファイルの定義を変更した場合は、運用管理クライアントに再ログインしてください。
エージェント起動条件ファイルを変更する前に[Systemwalkerコンソール]から起動したアプリケーションの操作の可否は、変更前の判定結果で起動しています。このため、新しい定義で操作判定をするために運用管理クライアントの再ログインが必要です。

以下の条件がかさなった場合、回避方法がなく、OSの再インストールが必要になります。

  1. エージェント側で端末保護機能を指定している。
  2. OSのLAN設定に誤りがある。または、LANの設定をしていないため、LANケーブルを接続しても外部から通信ができない。

上記のような条件になり、回避方法がなくなるのを防ぐために、テストモードがあります。
なお、LANケーブルを接続すれば外部からの通信が正しくできる場合は、idcstpwdコマンドによりカードセキュリティ画面を停止できます。idcstpwdコマンドについては、“IDカードセキュリティ・エージェントの停止【Solaris版/Linux版】”を参照してください。

 


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