Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows(R) 2000/ Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
目次 索引 前ページ次ページ

第8章 セキュリティを強化して運用する> 8.2 [Systemwalkerコンソール]のアクセス権を設定する> 8.2.2 IDカードセキュリティ機能で認証する【Solaris版/Linux版】

[EE/GEE]
8.2.2.9 IDカードセキュリティ・エージェントの停止【Solaris版/Linux版】

IDカードセキュリティ・エージェントの停止方法について説明します。

運用管理クライアント上でのサービス起動、停止コマンド(scentricmgr、pcentricmgr)で以下のIDカードセキュリティのサービスは制御対象外になります。

IDカードセキュリティのエージェントは、端末の保護および操作の保護を行う機能であるため、Systemwalker Centric Managerに含まれるサービスの起動停止の対象外にしています。

■パソコンが使用できなくなった場

エージェントの停止方法について説明します。

通常、エージェントは、ログオフまたはシャットダウン時に自動で終了します。しかし、カードリーダの故障やマネージャのトラブルにより端末保護が実施され、パソコンが使用できなくなった場合に、ネットワーク接続されている別端末にて、以下のコマンドを実行します。なお、このコマンドはAdministratorsグループに所属するユーザで、エージェントを起動している場合に有効です。Administratorsグループに所属していないユーザの場合は、一度ログオフ([Ctrl+Alt+Del]キー)し、ユーザを切り替えてからコマンドを実行してください。

<CD-ROMドライブ>\tool\idcstpwd コンピュータ名 [ポート番号]
または
Systemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER.DM\mpidcagt\bin\idcstpwd コンピュータ名 [ポート番号]

コンピュータ名には、停止させるエージェントのコンピュータ名を指定します。コマンドを実行すると、ユーザ名とパスワード入力のプロンプトが表示されます。停止させるエージェントのホスト上で、Administratorsグループに所属するユーザ名とパスワードを指定します。

idcstpwdコマンドの詳細は、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”の“idcstpwd(IDカードセキュリティ・エージェントの停止コマンド)”を参照してください。

■今後IDカードまたはICカードを使用した運用を行わない場

今後、IDカードまたはICカードを使用した運用を行わない場合、以下のコマンドを使用すると、セキュリティウィンドウが起動されません(再度、IDカードセキュリティ機能を運用する場合は、idtermコマンドを実行します)。

なお、本コマンドはAdministratorsグループに所属したユーザで実行してください。

<CD-ROMドライブ>\tool\idcrmvwd
または
Systemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER.DM\mpidcagt\bin\idcrmvwd

本コマンドを実行すると、ユーザ名とパスワード入力のプロンプトが表示されます。Administratorsグループに所属するユーザ名とパスワードを指定します。

端末の保護機能をWindows(R) XPで使用する場合


目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 1995-2006