Interstage Application Server Smart Repository運用ガイド |
目次
索引
![]() ![]() |
第6章 アプリケーションの作成(C API) | > 6.2 関数インタフェース | > 6.2.17 検索結果の解析処理 |
この関数は、指定されたエントリの最初の属性名を通知します。
【指定形式】
char *ldap_first_attribute( LDAP *ld, LDAPMessage *entry, BerElement **ptr ); |
【パラメタの説明】
ldap_init()またはldapssl_init()で通知された、セションハンドルを指定します。
ldap_first_entry()またはldap_next_entry()で通知された、エントリのアドレスを指定します。
獲得したBERエレメントのアドレスを格納するための、ポインタ変数のアドレスを指定します。このパラメタが示すポインタ変数は、NULLで初期化しておく必要があります。
【復帰値】
この関数は、復帰値として以下の値を返します。
正常完了の場合、獲得したBERエレメントのアドレスが、ptrパラメタで指定されたポインタ変数に設定されます。
異常完了の場合、以下の原因が考えられます。
【注意事項】
ldap_first_attribute()で通知されたBERエレメントは、不要になった時点でldap_ber_free()を使用して解放しなければなりません。また、ldap_first_attribute()が復帰値として返した属性名の領域は、不要になった時点でldap_memfree()を使用して解放しなければなりません。詳細は、“動的メモリの解放”を参照してください。
この関数は、直前のldap_first_attribute()またはldap_next_attribute()で通知された属性名の、次の属性名を通知します。
【指定形式】
char *ldap_next_attribute( LDAP *ld, LDAPMessage *entry, BerElement *ber ); |
【パラメタの説明】
ldap_init()またはldapssl_init()で通知された、セションハンドルを指定します。
直前のldap_first_attribute()またはldap_next_attribute()と同じ、エントリのアドレスを指定します。
直前のldap_first_attribute()またはldap_next_attribute()で使用した、BERエレメントのアドレスを指定します。
【復帰値】
この関数は、復帰値として以下の値を返します。
正常完了の場合、berパラメタが示すBERエレメントの内容が更新されます。
異常完了の場合、以下の原因が考えられます。
なお、次の属性名がない場合にも、復帰値としてNULLを返します。
【注意事項】
ldap_next_attribute()が復帰値として返した属性名の領域は、不要になった時点でldap_memfree()を使用して解放しなければなりません。詳細は、“動的メモリの解放”を参照してください。
目次
索引
![]() ![]() |