Web-Based Admin View 操作手引書 V20
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付録B トラブルシューティング

B.1 トラブル対処方法

Web-Based Admin Viewのトラブルについて、対処方法を記述します。

なお、各現象の対処方法を行う前に、"現象1"の対処方法を必ず確認してください。

 


現象1 : Web-Based Admin Viewのトップメニューが起動できない。また、起動できても、画面が正しく表示されなかったり0001〜0005のメッセージが表示されたりする。

対処方法 1

以下の点を確認してください。

・指定したURLに誤りがないか

・ホスト名の指定方法に誤りはないか

・SwingもしくはJava Plug-inを使用できる環境になっているか

 ("Web環境を準備する"照)

・ブラウザの種類やバージョンが推奨されているものと異なっていないか

対処方法 2

"httpポート番号を変更する"参照し、現在設定されているhttpポート番号を確認してください。

対処方法 3

"現象4"の対処方法3を参照し、Web-Based Admin Viewの各プロセスが起動されているかどうかを確認してください。

対処方法 4

クライアントのOS、ブラウザのバージョンによっては時々ハングしてしまうことがあります。その場合には、ブラウザを再起動し、管理サーバに再アクセスを行ってください。

対処方法 5

各製品のインストールガイドを参照し、必要なパッケージが全て正しくインストールされているかどうかを確認してください。

対処方法 6

"プロキシの設定"を確認し、プロキシサーバ経由でアクセスしていないかどうか確認してください。

また、アクセスしようとしている管理サーバのホスト名と対応するIPアドレスの両方ともが、プロキシを経由しない設定にしてください。

 


現象2 : 0003、0007のダイアログメッセージの確認を選択しても画面が切り替わらない。または、以前に接続した管理サーバへ再接続をしようとするとブラウザがハングする。

対処方法

ブラウザのURLフィールドに接続管理サーバのURLを記述して手動で切り替えるか、ブラウザを再起動して再アクセスしてください。

 


現象3 : 管理サーバ、または監視ノードのJavaコンソール画面に以下のようなメッセージが出力されることがある。

FJSVwvbs: OutOfMemoryError

対処方法

発生した管理サーバ、または監視ノードで、Web-Based Admin Viewを再起動し、クライアントのWebブラウザも再起動した後、再度アクセスしてください。

image

Web-Based Admin Viewの再起動の方法については、"Web-Based Admin Viewを再起動する"参照してください。

 


現象4 : ブラウザから管理サーバへアクセスしようとすると、0005のダイアログメッセージが表示されトップメニューが表示されない。または、ダイアログメッセージも表示されない。

ブラウザを再起動しても改善されない場合には、以下の対処に従ってください。

対処方法1

ブラウザのURLフィールドに管理サーバのホスト名として名前を指定している場合には、名前ではなく、管理サーバの業務LANのIPアドレスを直接指定してください。もし、IPアドレスを直接指定してWeb-based Admin Viewの認証ダイアログが表示されるようであれば、クライアントにおいてDNSの設定が正しくない可能性があるので以下の手順に従ってください。

なお、IPアドレスを直接指定しても認証ダイアログが表示されない場合は、対処方法2に従ってください。

対処方法2

uname -nで表示されるホスト名(自ホストの名前)とIPアドレスの組み合わせが /etc/inet/hosts ファイルか、DNSに登録されているかを確認します。

自ホストの名前とIPアドレスの組み合わせが解決できるように /etc/inet/hosts ファイルか、DNSに登録してください。

対処方法3

管理サーバ上でWeb-Based Admin Viewが起動されているかどうかを確認します。

psコマンドを実行して、以下のプロセスが正しく起動されているかを確認します。

【その監視ノードが管理サーバを兼用している場合】

wvrespawn -r20 Server java -mx32m -Djava.security.policy=/opt/FJSVwvbs/etc/.pol
wvrespawn -c -r20 Node java -mx32m -Djava.security.policy=/opt/FJSVwvbs/etc/.po
java -mx32m -Djava.security.policy=/opt/FJSVwvbs/etc/.policyAp com.fujitsu.webv
java -mx32m- Djava.security.policy=/opt/FJSVwvbs/etc/.policyAp -Dwebview.htdocs
/opt/FJSVwvcnf/bin/wvcnfd -b XXX.XXX.XXX.XXX -p XXXX

【その監視ノードが管理サーバを兼用していない場合】

wvrespawn -c -r20 Node java -mx32m -Djava.security.policy=/opt/FJSVwvbs/etc/.po
java -mx32m -Djava.security.policy=/opt/FJSVwvbs/etc/.policyAp com.fujitsu.webv
/opt/FJSVwvcnf/bin/wvcnfd -b XXX.XXX.XXX.XXX -p XXXX

起動されていないプロセスが1つでも存在する場合には対処方法4、または"現象11"の対処方法に従ってください。

対処方法4

さらに、全てのノードにおいて、業務LANのIPアドレス、クライアント向けのIPアドレス、管理サーバのIPアドレスを確認してください。

# /etc/opt/FJSVwvbs/etc/bin/wvGetparam mip

 local:mip xxx.xxx.xxx.xxx <業務LAN IPアドレス>

# /etc/opt/FJSVwvbs/etc/bin/wvGetparam httpip

 local:httpip xxx.xxx.xxx.xxx <クライアント向けIPアドレス>

# /etc/opt/FJSVwvbs/etc/bin/wvGetparam primary-server

sys:primary-server xxx.xxx.xxx.xxx <プライマリ管理サーバのIPアドレス>

# /etc/opt/FJSVwvbs/etc/bin/wvGetparam secondary-server

 sys:secondary-server xxx.xxx.xxx.xxx<セカンダリ管理サーバのIPアドレス>

これらのパラメタが正しく設定されていない場合には、"業務LANのIPアドレスの変更""管理サーバの変更"たは”管理サーバにおけるネットワークの分離”参照して、正しいアドレスを設定してください。

対処方法5

  1. 以下のファイルのレコードのVALUEの値を確認します。
  2. ファイル:/etc/opt/FJSVwvbs/etc/WebView.html

    レコード:<PARAM NAME=port   VALUE="????">

  3. 以下のコマンドを実行します。
  4. # /etc/opt/FJSVwvbs/etc/bin/wvSetport fjwv_c

    対処法2.のコマンド出力が対処法1.のVALUEの値????と同じであれば、対処方法6に従います。

    対処法2.のコマンド出力が対処法1.のVALUEの値????と異なっていれば、"RMIポート番号を変更する"従ってfjwv_cのRMIポート番号を変更します。

    # /etc/opt/FJSVwvbs/etc/bin/wvSetport fjwv_c=<RMIポート番号>

    なお、fjwv_cのRMIポート番号の初期値は9399です。

    ポート番号を変更した後は、"Web-Based Admin Viewを再起動する"参照して、Web-Based Admin Viewを必ず再起動してください。

対処方法6

 


現象5 : 業務LANのIPアドレスを変更したらWeb-Based Admin Viewが動作しなくなった。

対処方法

"業務LANのIPアドレスの変更"従って、業務LANのIPアドレスを変更してください。さらに、"管理サーバの変更"”管理サーバにおけるネットワークの分離”参照して、管理サーバの設定とクライアント向けに公開するIPアドレスを再設定してください。

 


現象6 : SafeCLUSTERの運用管理ビューを使用する際、各製品のノード一覧の画面において、存在するはずのクラスタノードが表示されない。

対処方法

"現象5"の対処を行った上で、"Web-Based Admin Viewを再起動する"従って、Web-Based Admin Viewを再起動してください。

 


現象7 : ダイアログメッセージに応答しても画面が切り替わらない。

対処方法

Web-Based Admin Viewのトップメニューの右側の絵が赤くなっている場合、赤い絵をクリックすると、隠れている他のメッセージダイアログが表示されている場合があります。メッセージダイアログが他のウィンドウの下に隠れて表示されても、そのことが確実にわかるようにするため、ディスプレイ上でWeb-Based Admin Viewのトップメニューの右側の絵が常に見えるようにしておいてください。

 


現象8 : ブラウザのステータスバーに以下のようなメッセージが表示され、トップメニューが表示されない。
「Applet com.fujitsu.webview.base.WebViewMain error:java.lang.NoClassDefFoundError: com/sun/java/swing/Japplet」
または、各製品の運用管理ビューが起動できない。

対処方法

WebブラウザにSwingクラスファイルが設定されていない可能性があります。

"■Swingクラスファイルを設定する"参照して、Swingクラスファイルの設定を行ってください。

 


現象9 : Web-Based Admin Viewのトップメニューが表示されるまでに数分以上かかってしまう。または、表示されてもハングしたり、「0001 管理サーバの呼び出しに失敗しました。」のメッセージが出力されることがある。

対処方法1

動作環境設定のシステム環境の[クライアント・管理サーバ間接続監視時間]を大きくしてください。

対処方法2

"現象4"の対処方法に従ってください。

 


現象10 : クライアントのブラウザでJava Plug-inを使用したときに、Web-based Admin Viewのトップメニューや各製品の運用管理ビュー等をマウスで操作した後にマウスで操作した周囲にゴミが残る等、画面表示が乱れることがある。

対処方法

クライアントのグラフィックハードウェアに問題がある可能性がありますので、グラフィックハードウェアの使用方法を変更するか、またはグラフィックドライバをアップデートしてください。それでも改善されない場合は当社技術員(SE)に連絡してください。

グラフィックハードウェアの使用方法の変更は以下の手順で行います。

【Windows(R) 98、またはWindows(R) Meの場合】

  1. デスクトップ上の<マイコンピュータ>アイコンを右クリックして、[プロパティ]を選択し、"システムのプロパティ"画面を表示します。
  2. [パフォーマンス]タブを選択し、「詳細設定」の<グラフィックス>を選択し、"グラフィックスの詳細設定"画面を表示します。
  3. ハードウェアアクセラレータの設定を変更します。

【Windows(R) 2000の場合】

  1. [スタート]-[設定]-[コントロールパネル]-[画面]を選択します。
  2. 「画面のプロパティ」の[設定]タブを選択し、<詳細>を選択します。
  3. [トラブルシューティング]タブを選択し、ハードウェアアクセラレータの設定を変更します。
  4. 「画面のプロパティ」の[効果]タブを選択し、"ドラッグ中にウィンドウの内容を表示する"を選択します。

【Windows(R) XPの場合】

  1. [スタート]-[設定]-[コントロールパネル]-[画面]を選択します。
  2. 「画面のプロパティ」の[設定]タブを選択し、<詳細設定>を選択します。
  3. [トラブルシューティング]タブを選択し、ハードウェアアクセラレータの設定を変更します。

【Windows NT(R)の場合】

グラフィックハードウェアの使用方法の変更はできません。

image

 


現象11 : Web-Based Admin Viewの起動、再起動、もししくはノードの起動時に、コンソールに"FJSVwvbs: webview.cnf abnormal"、または" Node process abnormal end."のメッセージが出力され、Web-Based Admin Viewが起動されない。

対処方法1

以下の手順に従って、Java動作環境がWeb-Based Admin Viewでサポートされている動作環境かどうかを確認してください。

  1. 定義されているJava動作環境の確認

    # /etc/opt/FJSVwvbs/etc/bin/wvGetparam java_home

    local:java_home <path>

  2. バージョンの確認

    上記コマンドで獲得した<path>に存在するJava動作環境が、Web-Based Admin Viewで動作可能な動作環境なのかどうかを、バージョン表示コマンドで確認します。

    # <path>/bin/java -version

    java version "X.X.X"

    表示されたバージョンが"1.1.X"であればWeb-Based Admin Viewは動作可能です。

    もし、"1.1.X"以外のバージョンに設定されている場合には、"Java動作環境設定を変更する"参照して、適切なJava動作環境を再設定してください。

対処方法2

"現象4"の対処方法3に従ってください。

対処方法3

"ネットワークサービスポート番号の変更"参照し、設定されているポート番号が他で使用されていないかどうか確認してください。

対処方法4

全ての管理サーバ、あるいは監視ノードでWeb-Based Admin Viewの定義ファイル(/etc/opt/FJSVwvbs/etc/webview.cnf)が正しく設定されているかどうか確認します。

以下にwebview..cnfファイルの例を示します。

【/etc/opt/FJSVwvbs/etc/webview.cnfの例】

usr:locale:japanese
usr:look-and-feel:Metal
usr:out-time:0
usr:c-tlog-debug:off
sys:s-java-option:-mx32m
sys:n-java-option:-mx32m
sys:classpath:/opt/FJSVwvbs/etc/jars/swingall.jar
local:classpath:
sys:cluster-path:/etc/opt/FJSVcluster/bin:/etc/opt/FJSVcluster/sys
local:cluster-path:
sys:cluster-lib-path:/etc/opt/FJSVcluster/lib
local:cluster-lib-path:
sys:primary-server:XXX.XXX.XXX.XXX
sys:secondary-server:XXX.XXX.XXX.XXX
sys:server-ha:off
sys:group-addr:XXX.XXX.XXX.XXX
sys:http-home:
sys:keep-time:10
sys:retry-time:30
sys:health-time:10
sys:n-pending-events:100
sys:rmi-cmdread-timer:900
sys:rmi-cmdwait-timer:900
sys:s-llog-vol:100
sys:s-llog-num:2
sys:s-olog-vol:100
sys:s-olog-num:2
sys:s-elog-vol:100
sys:s-elog-num:2
sys:s-tlog-vol:200
sys:s-tlog-num:2
sys:s-tlog-debug:on
sys:n-tlog-vol:200
sys:n-tlog-num:2
sys:n-tlog-debug:on
sys:tophtml-suffix:html
sys:acsif:hme0
sys:httpdif:hme0
local:mip:XXX.XXX.XXX.XXX
local:httpip:XXX.XXX.XXX.XXX
local:server-election:on
local:java_home:/usr/java1.1
local:s-log-path:/var/opt/FJSVwvbs/logs/server
local:n-log-path:/var/opt/FJSVwvbs/logs/node

もし、webview.cnfファイルがこのような形式になっていない場合には、vi等のエディタを使って上記ファイルを再作成してください。

上記のようにwebview.cnfファイルが作成されていることを確認したら、以下の手順に従って全ての管理サーバ、および監視ノードで、そのノード固有のパラメタを再設定してください。

  1. "業務LANのIPアドレスの変更"参照し、そのノードが使用する業務LANのIPアドレスを設定してください。
  2. "管理サーバの変更"参照し、プライマリ管理サーバとセカンダリ管理サーバのIPアドレスを設定してください。
  3. "管理サーバにおけるネットワークの分離"参照し、そのノードが管理サーバになった場合の、クライアント向けの公開ネットワークのIPアドレスを設定します。
  4. "セカンダリ管理サーバの運用変更"コマンドで設定する方法を参照し、グループアドレスを設定します。
  5. Web-Based Admin Viewを再起動します。

    "Web-Based Admin Viewを再起動する"参照し、Web-Based Admin Viewを再起動します。

 


現象12: Web-Based Admin Viewの起動、再起動時に、" WARNING: unrelated 'httpip' property."のメッセージが出力される。

対処方法

"管理サーバにおけるネットワークの分離"参照し、管理サーバにおいてクライアント向けの公開ネットワークのIPアドレスが正しく設定されていることを確認してください。

 


現象13: マニュアルパッケージを導入後にマニュアル表示を行っても、マニュアルのタイトルメニューが表示されない。または、マニュアルパッケージを削除しても、マニュアルのタイトルメニューに残っている。

対処方法

Web-Based Admin View起動後に導入、または削除されたマニュアルコンテンツは、Web-Based Admin Viewを再起動しないと有効になりません。"Web-Based Admin Viewを再起動する"参照し、Web-Based Admin Viewを再起動した後、クライアントから再アクセスしてください。

 


現象14: Web-Based Admin Viewのトップメニューで運用管理製品のメニューを起動しようとすると"0023 このアプリケーションは以下のURLで起動する必要があります。"のメッセージが表示される。

対処方法

運用管理製品によってはアクセス方法が異なる場合があります。使用する運用管理製品のマニュアルを参照し、アクセス方法を再確認してください。

なお、アクセス方法が異なる運用管理製品を同時に使用する場合には、"アクセス方法が異なる運用管理製品の同時使用について"参照してください。

 


現象15: Web-Based Admin Viewのトップメニューから運用管理製品の起動ボタンが消えてしまった。

対処方法

Web-Based Admin Viewのトップメニューから任意の運用管理製品を起動する場合、その製品を使用するためのアクセス方法が正しくない場合には、"0022"のメッセージを表示した後、自動的に正しいアクセス方法で再アクセスする場合があります。この場合、最初のアクセス方法で表示していたWeb-Based Admin Viewのトップメニューは終了されます。

再び、最初に表示していていたWeb-Based Admin Viewのトップメニューを表示するには、別にWebブラウザを起動してその画面上で再度、アクセスを行ってください。

詳しくは、"アクセス方法が異なる運用管理製品の同時使用について"参照してください。

 


現象16: 管理サーバとの接続が切れても、クライアント上に0003または0007のメッセージが表示されないことがある。

対処方法

ブラウザを再起動して、管理サーバに再アクセスしてください。

 


現象17: ブラウザから管理サーバへアクセスしようとすると、0006のダイアログメッセージが表示されトップメニューが表示されない。

対処方法1

"現象11"の対処方法2に従ってください。

対処方法2

"■Swingクラスファイルのバージョンを確認する"参照し、クライアントに正しいクラスファイルが配置されているか確認してください。

 


現象18: 認証ダイアログでユーザIDとパスワードを入力すると、0016のエラーメッセージが表示され、認証に失敗する。

対処方法1

ログインするユーザIDとパスワードが、Solarisのユーザ登録処理で正しく登録されているかどうかを確認してください。

対処方法2

ユーザIDにパスワードを設定していない場合には、パスワードを設定してください。

対処方法3

パスワードの入力を連続して失敗した場合が考えられます。この場合には、認証に関する動作環境変数(login-retry)の設定情報を確認してください。詳細は、"認証環境設定"参照してください。

引続きすぐにログイン操作を行いたい場合には、対処方法4を行ってください。

対処方法4

いずれの対処方法にも該当しない場合、現在接続しているWeb-Based Admin Viewの管理サーバを再起動後、クライアントから再アクセスしてください。

Web-Based Admin Viewの管理サーバを再起動する方法については、"Web-Based Admin Viewを再起動する"参照してください。

 


現象19: SafeFILE/Globalのマニュアルが、マニュアルメニューから表示されない。

対処方法

SafeFILE/Globalのマニュアルは、英語版と日本語版を同時に表示することはできません。"Common操作メニューの機能"注意事項を参照し、SafeFILE/Globalのマニュアルパッケージを再インストールしてください。

 


現象20: Netscape Navigatorまたは、Netscape Communicatorを起動しても画面が表示されない。(前回終了時にWebブラウザの画面右上端の「×」ボタンやウィンドウメニューの「閉じる(C)」を使用してWebブラウザを終了させた場合)

対処方法

クライアントで使用しているOSによって対処法は異なりますので、注意してください。

【Windows NT(R) 4.0、Windows(R) 2000、Windows(R) Me、Windows(R) XP の場合】

  1. <Ctrl>+<Alt>+<Delete>キーを同時に押し、「タスクマネージャ」を起動します。
  2. [プロセス]タブを選択し、netscape.exeを選択します。
  3. マウスで右クリックし、[プロセスの終了]メニューを選択し、表示されるダイアログで<はい>を選択します。
  4. 手順3.の方法で、全てのnetscape.exeを終了させます。
  5. Webブラウザを起動します。

【Windows(R) 98 の場合】

  1. <Ctrl>+<Alt>+<Delete>キーを同時に押し、「プログラムの強制終了」画面を起動します。
  2. 手順1.で表示された画面のリストボックス内から、Netscapeを選択し、<終了>ボタンを選択します。
  3. 手順2.の方法で、全てのNetscapeを終了させます。
  4. Webブラウザを起動します。

【System Management Console (SMC)、およびSolaris Workstation の場合】

  1. java_vm_nativeプロセスのプロセスIDを確認します。

    # ps -ef | grep java_vm_native

  2. java_vm_nativeプロセスを強制終了します。

    # kill -9 <java_vm_nativeのプロセスID>

    java_vm_native-process-ID: <java_vm_nativeのプロセスID>

  3. NetscapeプロセスのプロセスIDを確認します。

    # ps -ef | grep netscape

  4. Netscapeプロセスを強制終了します。

    # kill -9 <NetscapeのプロセスID>

    netscape-process-ID: <NetscapeのプロセスID>

  5. Webブラウザを再起動します。

 


現象21: Web-Based Admin Viewの再起動を行うと、コマンドを実行した画面に「couldn't set locale correctly」が表示される。

原因

日本語がインストールされていないSolaris環境で、Web-Based Admin Viewの動作環境設定、「システム環境」->「表示設定」がjapanseに設定されている。

対処方法

"システム環境"を参照して、動作環境設定の「システム環境」->「表示設定」を english に変更してください。

変更後は、Web-Based Admin Viewが再起動されるため、すぐにログアウトしてください。

 


現象22: Web-Based Admin Viewのインストール後、初めて各操作メニューから運用管理画面の起動を行った場合に、クラスタノードが表示されない、またはアクセスエラーが発生することがある。

対処方法

以下の手順に従って、Web-Based Admin Viewインストール後のプライマリ、およびセカンダリ管理サーバの設定が行われているかどうかを確認してください。

確認方法については、"プライマリ管理サーバ"よび"セカンダリ管理サーバ"参照してください。

  1. 以下の確認を行ってください。

    Web-Based Admin View画面の右上の[セカンダリ]管理サーバ情報欄に何が表示されているか。

  2. 確認結果に応じて、以下の対処を行ってください。

 


現象23: Netscape Communicatorまたは Netscape Navigatorを使用して、Java Plug-inのURLを読み込んだ時、Webブラウザに"Click here to get the plugin"の文字が表示される。

対処方法

原因として以下の場合が考えられます。

確認し問題があれ"Webブラウザの使用環境に応じた設定を行う""■Java Plug-inを設定する"従ってJava Plug-inをインストールしてください。

なお、"Click here to get the plugin"の上のアイコンをクリックすると、"Plug-Inが読み込まれていません"というダイアログボックスが表示されますので、<キャンセル>を選択してください。

 


現象24: Internet Explorerを使用してJava Plug-inのURLを読み込んだ際、Webブラウザに"Welcome to Web-Based Admin View"の文字が表示されない、または"セキュリティ警告"(Java Plug-inをインストールして実行するかどうか等の問い合わせ)のダイアログが表示される。

対処方法

原因として以下の場合が考えられます。

確認し問題があれ"Webブラウザの使用環境に応じた設定を行う""■Java Plug-inを設定する"従ってJava Plug-inをインストールしてください。

なお、「セキュリティ警告」のダイアログに対しては、<いいえ>を選択してください。

 


現象25: 画面に表示される日本語文字が化けたり、表示されない。

対処方法

日本語環境が整っていないクライアントを使用している可能性があります。その場合は、環境を確認し、適切な環境のクライアントを使用してください。

使用している環境とWeb-Based Admin Viewが推奨する表示言語については、"表示設定"参照してください。


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