Web-Based Admin View 操作手引書 V20 |
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第4部 Web-Based Admin Viewの設定の変更について | > 第6章 設定の変更 |
Web-Based Admin Viewでは、クライアント向けに管理サーバが公開するIPアドレスを、その管理サーバが使用している業務LANのIPアドレスとは異なったIPアドレスに設定することが可能です。
通常、その管理サーバが使用している業務LANのIPアドレスと、クライアント向けに公開するIPアドレスは同一ですが、ネットワークを分離する等の運用を行う場合には以下の手順で、クライアント向けのIPアドレスと、業務LANのIPアドレスを別々に設定してください。
以下の手順を、プライマリ管理サーバおよびセカンダリ管理サーバそれぞれで行ってください。
プライマリ管理サーバ、またはセカンダリ管理サーバにアクセスし、以下のコマンドを実行してください。mip に設定する値は、プライマリ管理サーバ、またはセカンダリ管理サーバの業務LAN用のIPアドレスとなる値です。
mipの値を変更すると、全ての監視ノードおよび管理サーバで、プライマリ管理サーバ、またはセカンダリ管理サーバの再設定が必要になります。各管理サーバの設定方法は、"管理サーバの変更"を参照してください。
# /etc/opt/FJSVwvbs/etc/bin/wvSetparam mip <業務LANのIPアドレス>
# /etc/opt/FJSVwvbs/etc/bin/wvSetparam httpip <クライアント向けに使用するIPアドレス>
例:以下の構成の場合、mip, httpipは以下のように設定します。
# /etc/opt/FJSVwvbs/etc/bin/wvSetparam mip 10.20.30.40
# /etc/opt/FJSVwvbs/etc/bin/wvSetparam httpip 192.168.246.40
# /etc/opt/FJSVwvbs/etc/bin/wvSetparam httpip <業務LANのIPアドレス>
Webブラウザからプライマリ管理サーバにアクセスして、以下の設定を行ってください。なお、動作環境設定画面から設定できるのは業務LANのIPアドレスおよびホスト名だけです。クライアント向けに使用するIPアドレスを変更する場合には上記の"■コマンドで設定する方法"で設定を行ってください。
動作環境設定画面の[ノード別環境]タブを選択し、[対象ノード]からネットワークを分離する管理サーバを選択します。
設定項目の[IPアドレス/ホスト名]を選択し、[業務LANのIPアドレス/ホスト名]に、業務LANで使用するIPアドレス、またはホスト名を設定します。
設定が完了したら動作環境設定を完了してください。
変更後、動作環境設定を終了する時に、"0051 値を有効にするためにWeb-Based Admin Viewを再起動して再接続しますがよろしいですか? "のメッセージが出力されるので、すぐに反映を行う場合には<はい>を選択し、ログオフ操作を行った後、管理サーバに再接続を行ってください。
動作環境設定画面で設定する方法では、設定時に起動されていない監視ノード等に正しく反映されない場合があります。その場合には、コマンドを使って設定してください。
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