ユーザごとの帳票管理情報を取得/変更するためのクラスです。
LMUserクラスのメソッドから取得されます。
java.lang.Object
└com.fujitsu.listmanager.operate.LMUserInfo
public class LMUserInfo
extends java.lang.Object
注意
一般ユーザが自分以外のユーザのユーザごとの帳票管理情報を取得する場合、List Managerの管理者権限が必要です。
このクラスのメソッドで以下の値を変更した場合、List Manager管理データベースで管理している、操作画面の帳票一覧画面や絞り込み画面の設定値も変更されます。
取得した帳票一覧の自動更新
取得した帳票一覧の自動更新間隔
帳票の絞り込み条件
論理あて先の絞り込み条件
帳票一覧取得時に、応答待ちが発生した帳票の応答メッセージの表示/非表示
LMUserInfoクラスのメソッドを以下に示します。
メソッドの概要 | |
---|---|
java.lang.String |
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java.lang.String |
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java.lang.String |
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java.lang.String |
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boolean |
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int |
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java.lang.String |
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boolean |
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FormFilterCondition |
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boolean |
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LogicalDestination |
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int |
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boolean |
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java.lang.String[] |
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void |
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void |
|
void |
|
void |
|
void |
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ポイント
各ユーザ情報の定義については、オンラインマニュアル“帳票印刷配信機能 セットアップガイド”を参照してください。
用途
ユーザのユーザIDを取得します。
戻り値
用途
ユーザのフルネームを取得します。
戻り値
用途
ユーザの姓を取得します。
戻り値
用途
ユーザのコメントを取得します。
戻り値
用途
取得した帳票一覧を自動更新するかどうかの設定を取得します。
戻り値
用途
取得した帳票一覧の自動更新間隔の値を取得します。
戻り値
用途
ユーザが最後に帳票を取得/検索した論理あて先名を取得します。
戻り値
論理あて先名
なお、ユーザが一度も帳票を取得していない場合は、「null」が取得されます。
備考
ユーザが最後に帳票を取得/検索した論理あて先名は、以下の処理を行った場合に、帳票管理Javaインタフェースが自動的に設定します。
LogicalDestinationクラスのgetFormメソッドまたはgetFormsメソッドで、帳票を取得した場合
帳票の取得時に、条件に一致する帳票がなかった場合でも、設定値が更新されます。
FormManagerクラスのgetFormsメソッドで、論理あて先名を指定して帳票を取得した場合
ただし、以下の場合、設定値は更新されません。
帳票の取得時に条件に一致する帳票がなかった場合
論理あて先名にnullを指定した場合
論理あて先名の一部にワイルドカード文字「クエスチョンマーク(?)」または「アスタリスク(*)」を指定した場合
操作画面の帳票一覧画面を表示した場合
ただし、論理あて先内に帳票がなかった場合、設定値は更新されません。
|
用途
帳票の絞り込み条件を保存するかどうかの設定値を取得します。
戻り値
帳票の絞り込み条件を保存する設定の場合
帳票の絞り込み条件を保存しない設定の場合
備考
用途
帳票の絞り込み条件を取得します。
戻り値
帳票の絞り込み条件
なお、帳票の絞り込み条件が指定されていない場合は、条件が何も指定されていないFormFilterConditionクラスが取得されます。
備考
用途
論理あて先の絞り込み条件を保存するかどうかの設定を取得します。
戻り値
論理あて先の絞り込み条件を保存する設定の場合
論理あて先の絞り込み条件を保存しない設定の場合
備考
List Manager管理データベースにユーザごとに管理されている値が取得されます。
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用途
論理あて先の絞り込み条件を取得します。
戻り値
論理あて先の絞り込み条件
なお、論理あて先の絞り込み条件が指定されていない場合は、条件が何も指定されていないLogicalDestinationFilterConditionクラスが取得されます。
備考
用途
帳票を一覧取得する場合の最大取得帳票数の設定値を取得します。
最大取得帳票数は、帳票を一覧取得する場合の帳票の最大数です。
戻り値
最大取得帳票数
備考
用途
帳票の一覧取得時に、応答待ちが発生した帳票の応答メッセージの表示/非表示の設定値を取得します。
戻り値
応答メッセージを表示する設定の場合
応答メッセージを表示しない設定の場合
備考
用途
応答メッセージを表示させる論理あて先名を取得します。
応答メッセージを表示させることができるのは、対応付けされている論理デバイスの出力方法が帳票配信の場合の「プリンタ(印刷)」の論理あて先です。
戻り値
論理あて先名の配列
なお、論理あて先が指定されていない場合は、「null」が取得されます。
備考
List Manager管理データベースにユーザごとに管理されている値が取得されます。
|
用途
List Manager管理データベースにユーザごとに管理されている以下の値を更新します。
取得した帳票一覧を自動更新するかどうか
自動更新間隔(自動更新を行う間隔)
パラメータ
取得した帳票一覧を自動更新するかどうかを指定します。
自動更新する場合に指定します。
自動更新しない場合に指定します。
自動更新間隔(秒)を10~999の範囲で指定します。
例外
変更処理でエラーが発生した場合
指定した自動更新間隔(秒)が10~999以外の場合
セキュリティモード有効時において、ユーザがログイン状態ではない場合
セキュリティモードについては、以下を参照してください。
⇒“B.1 セキュリティモードの設定”
注意
このメソッドを指定した場合、操作画面の帳票一覧画面の自動更新および自動更新間隔の値も変更されます。
備考
このメソッドで設定した値は、List Manager管理データベースにユーザごとに管理されます。ただし、このメソッドは、List Manager管理データベースに値を保存する機能を提供しているだけであり、ここで指定した値によって、帳票管理Javaインタフェースの各クラスのメソッドの値や動作が変更されることはありません。
AutoRefreshパラメータとtimeパラメータは関連していません。List Manager管理データベースでは、以下の設定値は別々に管理されています。
自動更新するかどうか
自動更新間隔
このため、AutoRefreshパラメータに「false」を指定した場合でも、timeパラメータを使用して、自動更新間隔の値をList Manager管理データベースに保存できます。
|
用途
List Manager管理データベースにユーザごとに管理されている以下の値を更新します。
帳票の絞り込み条件を保存するかどうか
帳票の絞り込み条件
パラメータ
帳票の絞り込み条件を保存するかどうかを指定します。
帳票の絞り込み条件を保存する設定に変更する場合に指定します。
帳票の絞り込み条件を保存しない設定に変更する場合に指定します。
帳票の絞り込み条件を指定します。
帳票の絞り込み条件については、以下を参照してください。
⇒“3.9.3 FormFilterConditionクラス”
例外
変更処理でエラーが発生した場合
conditionパラメータに「null」を指定した場合
セキュリティモード有効時において、ユーザがログイン状態ではない場合
セキュリティモードについては、以下を参照してください。
⇒“B.1 セキュリティモードの設定”
注意
このメソッドのconditionパラメータを指定した場合、操作画面の絞り込み画面(帳票一覧画面)で保存した帳票の絞り込み条件も変更されます。
備考
このメソッドで設定した値は、List Manager管理データベースにユーザごとに管理されます。ただし、このメソッドは、List Manager管理データベースに値を保存する機能を提供しているだけであり、ここで指定した値によって、帳票管理Javaインタフェースの各クラスのメソッドの値や動作が変更されることはありません。
saveパラメータとconditionパラメータは関連していません。List Manager管理データベースでは、以下の設定値は別々に管理されています。
帳票の絞り込み条件の保存
帳票の絞り込み条件
このため、saveパラメータに「false」を指定した場合でも、conditionパラメータを使用して、帳票の絞り込み条件をList Manager管理データベースに保存できます。
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用途
List Manager管理データベースにユーザごとに管理されている以下の値を更新します。
論理あて先の絞り込み条件を保存するかどうか
論理あて先の絞り込み条件
パラメータ
論理あて先の絞り込み条件を保存するかどうかを指定します。
論理あて先の絞り込み条件を、保存する設定に変更する場合に指定します。
論理あて先の絞り込み条件を、保存しない設定に変更する場合に指定します。
論理あて先の絞り込み条件を指定します。
論理あて先の絞り込み条件については、以下を参照してください。
⇒“3.7.3 LogicalDestinationFilterConditionクラス”
例外
変更処理でエラーが発生した場合
conditionパラメータに「null」を指定した場合
セキュリティモード有効時において、ユーザがログイン状態ではない場合
セキュリティモードについては、以下を参照してください。
⇒“B.1 セキュリティモードの設定”
注意
このメソッドのconditionパラメータを指定した場合、絞り込み画面(論理あて先一覧画面)で保存した論理あて先の絞り込み条件も変更されます。
備考
このメソッドで設定した値は、List Manager管理データベースにユーザごとに管理されます。ただし、このメソッドは、List Manager管理データベースに値を保存する機能を提供しているだけであり、ここで指定した値によって、帳票管理Javaインタフェースの各クラスのメソッドの値や動作が変更されることはありません。
saveパラメータとconditionパラメータは関連していません。List Manager管理データベースでは、以下の設定値は別々に管理されています。
論理あて先の絞り込み条件の保存
論理あて先の絞り込み条件
このため、saveパラメータに「false」を指定した場合でも、conditionパラメータを使用して、論理あて先の絞り込み条件をList Manager管理データベースに保存できます。
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用途
List Manager管理データベースにユーザごとに管理されている、帳票を一覧取得する場合の最大取得帳票数の値を指定します。
最大取得帳票数は、帳票を一覧取得する場合の帳票の最大数です。
パラメータ
帳票を一覧取得する場合の最大数を、0~9999の範囲で指定します。
無制限にする場合は「0」を指定します。
例外
変更処理でエラーが発生した場合
指定した帳票の最大数が0~9999以外の場合
セキュリティモード有効時において、ユーザがログイン状態ではない場合
セキュリティモードについては、以下を参照してください。
⇒“B.1 セキュリティモードの設定”
備考
このメソッドで設定した値は、List Manager管理データベースにユーザごとに管理されます。ただし、このメソッドは、List Manager管理データベースに値を保存する機能を提供しているだけであり、ここで指定した値によって、帳票管理Javaインタフェースの各クラスのメソッドの値や動作が変更されることはありません。
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用途
List Manager管理データベースに管理されている以下の値を更新します。
帳票の一覧取得時に、応答待ちが発生した帳票の応答メッセージの表示/非表示
応答メッセージを表示させる論理あて先名
応答メッセージを表示させることができるのは、対応付けされている論理デバイスの出力方法が「帳票配信型の場合のプリンタ(印刷)」の論理あて先です。
パラメータ
帳票の一覧取得時に、応答待ちが発生した帳票の応答メッセージの表示/非表示を指定します。
応答メッセージを表示する場合に指定します。
応答メッセージを表示しない場合に指定します。
応答メッセージを表示させる論理あて先名を配列で指定します。
例外
変更処理でエラーが発生した場合
logicalDestinationNamesパラメータが「null」の場合
セキュリティモード有効時において、ユーザがログイン状態ではない場合
セキュリティモードについては、以下を参照してください。
⇒“B.1 セキュリティモードの設定”
注意
このメソッドを指定した場合、操作画面の帳票一覧画面の[応答]ボタンにも、以下のように影響を与えます。
displayパラメータに「true」を指定した場合
操作画面の帳票一覧画面の[応答]ボタンは表示されます。
displayパラメータに「false」を指定した場合
操作画面の帳票一覧画面の[応答]ボタンは非表示になります。
displayパラメータとlogicalDestinationNamesパラメータは関連していません。List Manager管理データベースでは、以下の設定値は別々に管理されています。
帳票の一覧取得時に、応答待ちが発生した帳票の応答メッセージの表示/非表示
応答メッセージを表示させる論理あて先名
このため、displayパラメータに「false」を指定した場合でも、logicalDestinationNamesパラメータを使用して、応答メッセージを表示させる論理あて先名をList Manager管理データベースに保存できます。
備考
このメソッドで設定した値は、List Manager管理データベースにユーザごとに管理されます。ただし、このメソッドは、List Manager管理データベースに値を保存する機能を提供しているだけであり、ここで指定した値によって、帳票管理Javaインタフェースの各クラスのメソッドの値や動作が変更されることはありません。