ここでは、List Manager管理データベースユーザのパスワードを設定するコマンドについて説明します。
lmsetpasswdコマンド(List Manager管理データベースユーザのパスワードを設定する)
[機能]
List Manager管理データベースユーザが、List Manager管理データベースに接続するときのパスワードを設定します。
以下のデータベース別に、List Manager管理データベースに接続するときのパスワード設定について示します。
Symfowareの場合
List Manager管理データベースユーザの登録で設定したパスワードをlmsetpasswdコマンドで設定します。List Manager管理データベースユーザの登録については、以下を参照してください。
帳票管理サーバがWindowsの場合
⇒“2.2.2.2 データベース構築スクリプトの編集”
帳票管理サーバがSolarisの場合
⇒“2.3.10.2 データベース構築スクリプトの編集”
帳票管理サーバがLinuxの場合
⇒“2.4.10.2 データベース構築スクリプトの編集”
Oracleの場合
List Manager管理データベースのユーザの作成で指定したパスワードをlmsetpasswdコマンドで設定します。ユーザ作成については、以下を参照してください。
帳票管理サーバがWindowsの場合
⇒“2.5.6 ユーザの作成”
帳票管理サーバがSolarisの場合
⇒“2.6.9 ユーザの作成”
帳票管理サーバがLinuxの場合
⇒“2.7.9 ユーザの作成”
[記述形式]
コマンドの記述形式を示します。
lmsetpasswd
[説明]
このコマンドにオプションはありません。
[記述例]
List Manager管理データベースユーザのパスワードの設定を、以下の手順で行います。
List Manager管理データベースユーザのパスワードの設定コマンド(lmsetpasswdコマンド)を実行します。
lmsetpasswd
すでにパスワードが登録済みの場合、登録済みのパスワードを入力します。
登録済みパスワードと入力したパスワードが一致した場合、またはパスワードが未登録の場合、操作手順3.に進んでください。
新パスワードを入力します。
確認パスワードを入力します。
⇒新パスワードと確認パスワードが一致した場合、暗号化された新パスワードがパスワードファイルに登録されます。
[復帰値]
復帰値については、以下を参照してください。
⇒“帳票管理サーバの環境設定コマンドの復帰値”
[注意]
List Worksをインストールした際、必ずこのコマンドを実行し、List Manager管理データベースユーザのパスワードを設定します。パスワードは、1~20バイトの文字列で指定してください。
このコマンドは、Administrators権限/システム管理者権限で実行する必要があります。
以下の場合、コマンドは異常終了します。
入力パスワードが最大バイトを超えて指定された場合
入力パスワードを未設定で3回設定しようとした場合
入力パスワードが3回すべて一致しなかった場合
[補足]
以下に、画面に表示されるメッセージについて示します。
メッセージ |
---|
旧パスワードを入力してください。 (Enter the old password :) |
新パスワードを入力してください。 (Enter the new password :) |
新パスワードを再度入力してください。 (Re-enter the new password :) |