List Managerのユーザには、List Manager運用環境を管理・操作する管理者と、帳票の配信から出力管理を行う一般ユーザがあります。
List Managerの管理者権限を持つユーザ
List Manager運用環境の管理・操作を行うユーザです。
List Managerの一般ユーザ
帳票の配信から出力管理、論理あて先の操作、帳票の操作を行う一般ユーザです。
List Managerでは、List Managerの環境構築を行うために、List Managerの管理者として「lmadmin」というユーザが用意されています。
また、帳票を操作するために、List Managerの一般ユーザとして「lmuser」というユーザが用意されています。
List Managerであらかじめ用意されたユーザ(「lmadmin」、「lmuser」)以外にも、運用に応じてユーザを追加することができます。List Managerのユーザを登録するには、以下の手順で行います。
登録するユーザがオペレーティングシステムのユーザアカウントとして登録されていることを確認する
⇒“3.3 オペレーティングシステムのユーザアカウント登録”を参照してください。
登録するユーザの所属するユーザグループとユーザグループの権限を定義する(lmedtusrgrpコマンド)
ユーザグループにユーザを所属させる(lmedtusrコマンド)
各コマンドの詳細については、以下を参照してください。
⇒“9.2.5 ユーザ情報の編集”
また、ユーザ登録と権限の設定例については、以下を参照してください。
⇒“3.9.6.1 List Managerのユーザ登録と権限の設定例”
ユーザグループ情報とは、ユーザの権限を管理するために必要となる情報です。
List Manager では、List Manager の環境構築を行うために、あらかじめ以下のユーザグループが用意されています。
List Managerの管理者権限を持つユーザグループです。
List Managerの管理者権限を持たないユーザグループです。
List Managerであらかじめ用意されたユーザグループ以外を使用する場合は、ユーザグループ情報として、List Managerの管理者権限および論理あて先の権限を必ず設定します。
ユーザグループ情報を定義するには、ユーザグループ情報の編集コマンド(lmedtusrgrpコマンド)を実行します。
定義したユーザグループ情報を変更/削除/一覧表示する場合にも、このコマンドを実行します。
このコマンドについては、以下を参照してください。
⇒“9.2.5.1 lmedtusrgrpコマンド”
以下に、ユーザグループ情報を定義するときに設定する項目について示します。
設定項目 | 説明 |
---|---|
ユーザグループID | ユーザグループを識別するためのIDです。 ユーザ情報を定義する場合に必要となります。 |
ユーザグループ名 | ユーザグループの名称です。 |
コメント | ユーザグループに対するコメント(説明)です。 |
List Managerの管理者権限 | List Managerの管理者権限のあり/なしを指定します。 |
ユーザ情報とは、List Managerを使用するユーザの情報です。
ユーザが、どのユーザグループに所属するかを設定します。ユーザは、所属するユーザグループに設定されている権限によって、権限が決定します。
運用時に、List Managerであらかじめ用意されたユーザとユーザグループ以外を使用する場合は、必ずユーザ情報を定義してください。
ユーザ情報を定義するには、ユーザ情報の編集コマンド(lmedtusrコマンド)を実行します。
定義したユーザ情報を変更/削除/一覧表示する場合にも、このコマンドを実行します。
このコマンドについては、以下を参照してください。
⇒“9.2.5.2 lmedtusrコマンド”
以下に、ユーザ情報を定義するときに設定する項目について示します。
設定項目 | 説明 |
---|---|
ユーザID | ユーザを識別するためのIDです。 帳票管理サーバ、操作画面、および帳票ブラウザにログインするときに必要となります。 |
パスワード | ユーザIDに対するパスワードです。 帳票管理サーバ、操作画面、および帳票ブラウザにログインするときに必要となります。 |
フルネーム | ユーザのフルネームです。 |
姓 | ユーザの姓です。 |
コメント | ユーザに対するコメント(説明)です。 |
所属グループ | ユーザが所属するユーザグループのユーザグループIDです。 |