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Interstage List Works for Modernization V11.0.0 帳票印刷配信機能セットアップガイド

3.3 オペレーティングシステムのユーザアカウント登録

List Manager には、あらかじめ以下のユーザが用意されています。

List Manager の管理者(lmadmin)

List Manager 運用環境の管理・操作を行うユーザです。

List Manager の一般ユーザ(lmuser)

帳票の配信から出力管理、論理あて先の操作、帳票の操作を行うユーザです。

注意

List Managerであらかじめ用意されているユーザの情報(ユーザ名やパスワードなど)については、以下を参照してください。

⇒オンラインマニュアル“帳票印刷配信機能 スタートガイド”の“1.5.4.4 List Managerで用意しているユーザ情報”

lmuser、lmadminは、オペレーティングシステムのユーザとしても登録する必要があります。

また、List Managerにlmuser、lmadmin以外のユーザを登録した場合には、登録したユーザもオペレーティングシステムのユーザとして登録する必要があります。


オペレーティングシステムのユーザアカウントの登録は、以下の方法で行います。

帳票管理サーバがWindowsの場合

ユーザアカウントを追加します。

登録するユーザ名は16バイト以内の文字列で指定してください。

ユーザアカウントの登録方法については、Windows のオンラインヘルプを参照してください。

帳票管理サーバがSolarisの場合

admintoolコマンドまたはuseraddコマンドを実行します。

登録するユーザ名は16バイト以内の文字列で指定してください。

ユーザアカウントの登録方法については、Solarisシステムのマニュアルを参照してください。

帳票管理サーバがLinuxの場合

useraddコマンドを実行します。

登録するユーザ名は16バイト以内の文字列で指定してください。

ユーザアカウントの登録方法については、Linuxシステムのマニュアルを参照してください。

注意

オペレーティングシステムのユーザアカウントを登録するには、Administrators権限/システム管理者権限が必要です。

ポイント

List Managerでは以下の3種類のユーザの設定が必要です。

  • List Managerのユーザ

    List Managerのコマンドで定義されたList Managerを使用するユーザです(lmadmin、lmuserを含む)。List Managerのユーザとして登録するには、ユーザ情報の定義(グループや権限の設定)を行う必要があります。
    ⇒“3.9.2 ユーザ情報の設定

  • オペレーティングシステムのユーザ

    帳票管理サーバの環境設定コマンド/運用コマンドを使用する場合、オペレーティングシステムに対し、List Managerのユーザのユーザアカウントを登録します。

  • List Manager管理データベースのユーザ

    List Manager管理データベースにアクセスするときのユーザです。通常はlmuserが設定されるため、List Managerの運用中はList Manager管理データベースのユーザを特に意識する必要はありません。