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Systemwalker Centric Manager V17.0.2 リファレンスマニュアル

1.2.298 poout(イベント監視の条件のポリシー移出コマンド)

機能説明

本コマンドは、監視ポリシーの互換モードだけ使用可能です。本コマンドは、運用管理サーバにノードごとに登録されているポリシーのうち、イベント監視の条件/アクション環境設定/監視ログファイル設定/メール連携環境設定を、指定されたディレクトリに切り出してコピーします。ディレクトリに作成されたファイルを、別の運用管理サーバにポリシーとして登録したり、部門管理サーバ/業務サーバにオフラインで設定することができます。ポリシーとして登録する場合は、poin1コマンドを使用します。オフラインで設定する場合は、poin2コマンドを使用します。

記述形式

poout

-n NodeName|-i IPADDR|-f FolderName -d DirName

オプション

-n NodeName:

ポリシーを設定したノードの表示名を指定します。(互換モード)

-i IPADDR:

ポリシーを設定したノードのIPアドレスを指定します。(互換モード)

-f FolderName:

ポリシーを設定したフォルダの表示名を指定します。(互換モード)

-d DirName:

定義を出力するディレクトリ名をフルパスで指定します。定義は指定したディレクトリ配下に「MpAosfB」ディレクトリを作成し、出力します。

復帰値

0

正常終了

1

コマンドの実行権がありません。または、指定したオプションが正しくありません。

2

指定されたノードまたはフォルダにはポリシーが設定されていません。

3

ファイルのコピーに失敗しました(ディレクトリ名異常/アクセス権なし)。

4

Systemwalkerが起動されていません。

10

システムエラーが発生しました。

参照

poin1(イベン監視の条件のポリシー登録コマンド)

poin2(イント監視の条件のポリシーオフイン設定コマンド)

イベント監視コマンド

コマンド格納場所

Windows

Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker\mpaosfsv\bin

Solaris
Linux

/opt/FJSVfwaos/usr/bin

実行に必要な権限/実行環境

【Windows】

【Solaris/Linux】

注意事項

使用例1

【Windows版】

ノード「名古屋支店」に設定されているポリシーを、ディレクトリ「a:\nagoya」に切り出します。

poout -n 名古屋支店 -d a:\nagoya

Solaris版/Linux版

ノード「名古屋支店」に設定されているポリシーを、ディレクトリ「/tmp/nagoya」に切り出します。

poout -n 名古屋支店 -d /tmp/nagoya

使用例2

【Windows版】

フォルダ「名古屋」に設定されているポリシーを、ディレクトリ「a:\nagoya」に切り出します。

poout -f 名古屋 -d a:\nagoya

Solaris版/Linux版

フォルダ「名古屋」に設定されているポリシーを、ディレクトリ「/tmp/nagoya」に切り出します。

poout -f 名古屋 -d /tmp/nagoya