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Systemwalker Centric Manager V17.0.2 リファレンスマニュアル

1.2.297 policy_apply(SELinux設定/解除コマンド)

機能説明

SELinux(Security-Enhanced Linux)機能が有効になっているLinux環境で、Systemwalker Centric Managerを動作させる場合に必要なセキュリティポリシーの設定を行います。

また、設定したセキュリティポリシーの解除を行います。

本コマンドを使用する場合、Systemwalker Cenric Managerのデーモンは停止している必要があります。

記述形式

policy_apply

{-i|-r}

オプション

-i :

SELinuxが有効になっている環境でSystemwalker Centric Managerを動作させる場合、セキュリティ違反メッセージが出力されないようにセキュリティポリシーを設定します。

-r :

Systemwalker Centric Managerをアンインストールする場合や、SELinuxを無効にする場合に、Systemwalker Centric Managerで設定したセキュリティポリシーを解除します。

ただし、「-i」オプションを指定して、セキュリティポリシーの設定を行っていない場合、解除は不要です。

復帰値

0:

正常復帰

0以外:

異常復帰

コマンド格納場所

Linux

/opt/systemwalker/etc

実行に必要な権限/実行環境

【Linux】

使用例

1)
Systemwalker Centric Managerのセキュリティポリシーを設定します。

  1. Systemwalker Centric Managerを停止します。

    # /opt/systemwalker/bin/pcentricmgr
  2. Systemwalker Centric Managerのセキュリティポリシーを設定します。

    # /opt/systemwalker/etc/policy_apply -i
  3. Systemwalker Centric Managerを起動します。

    # /opt/systemwalker/bin/scentricmgr

2)
Systemwalker Centric Managerのセキュリティポリシーを解除します。

  1. Systemwalker Centric Managerを停止します。

    # /opt/systemwalker/bin/pcentricmgr

  2. Systemwalker Centric Managerのセキュリティポリシーを解除します。

    # /opt/systemwalker/etc/policy_apply -r

  3. Systemwalker Centric Managerを起動します。

    # /opt/systemwalker/bin/scentricmgr

実行結果/出力形式

/opt/systemwalker/etc/policy_apply -i
The command completed successfully.

/opt/systemwalker/etc/policy_apply -r
The command completed successfully.