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Systemwalker Centric Manager V17.0.2 リファレンスマニュアル

1.2.282 opmtrcsv2(監視イベントグラフ表示対応ログ変換コマンド)

機能説明

本コマンドは、システム監視マネージャの監視イベントログの情報を基に、CSVファイルを作成します。

実行結果は“システム監視のCSVファイル”を参照してください。

記述形式

opmtrcsv2

[-s 出力する先頭の監視イベント番号] [-e 出力する最後の監視イベント番号] [-st 出力する先頭の監視イベント受信時間] [-et 出力する最後の監視イベント受信時間] [-n ホスト名] [-a] [-o CSVファイル名] [-h 運用管理サーバのホスト名] [-u ユーザ名] [-p パスワード] [-d 管理ドメイン] [--] [検索文字列 …]

オプション

-s 出力する先頭の監視イベント番号:

CSVファイルに出力する監視イベントの先頭の番号を指定します。省略した場合、監視イベントログに格納されている最も若い番号の監視イベントから、CSV形式で出力されます。

-e 出力する最後の監視イベント番号:

CSVファイルに出力する監視イベントの最後の番号を指定します。省略した場合、監視イベントログファイルに格納されている最後の監視イベントまで、CSV形式で出力されます。

-st 出力する先頭の監視イベント受信時間:

CSVファイルに出力する監視イベントの先頭の受信時間を指定します。指定形式は、年月日時分秒をそれぞれ2桁で指定してください(YYMMDDhhmmss)。省略した場合、監視イベントログに格納されている最も古い監視イベントから、CSV形式で出力されます。

-et 出力する最後の監視イベント受信時間:

CSVファイルに出力する監視イベントの最後の受信時間を指定します。指定形式は、年月日時分秒をそれぞれ2桁で指定してください(YYMMDDhhmmss)。省略した場合、監視イベントログファイルに格納されている最後の監視イベントまで、CSV形式で出力されます。

-s、-eパラメタと、-st、-etパラメタを同時に指定することができます。その場合、各指定のAND条件が取られます。

-s、-e、-st、-etパラメタをすべて省略した場合は、監視イベントログに格納されているすべての監視イベントが、CSV形式で出力されます。

-n ホスト名:

ホスト名を指定し、そのホストが発生元の監視イベントだけが、CSV形式で出力されます。

ホスト名には、前方一致「"host*"」、後方一致「"*host"」、中間一致「"*host*"」を指定してホスト名の検索ができます。

-o CSVファイル名:

監視イベントを出力するCSVファイル名をパス付で指定します。

サンプルのテンプレートを使用する場合は、以下のように指定してください。

【Windows】

Systemwalkerインストールディレクトリ\MpWalker\csv\opmtr.csv

-h 接続先運用管理サーバのホスト名:

本コマンドの接続対象となる運用管理サーバのホスト名を指定します。

本オプションは運用管理クライアントで実行する場合にだけ指定可能です。省略した場合は、[Systemwalkerセットアップ]画面の1つ目に定義されている運用管理サーバに接続します。

-u ユーザ名:

従来との互換のために残されているオプションです。指定する必要はありません。

-p パスワード:

従来との互換のために残されているオプションです。指定する必要はありません。

-d 管理ドメイン:

従来との互換のために残されているオプションです。指定する必要はありません。

-a:

下に示す検索文字列パラメタの検索条件をAND条件で行うことを指定します。

このオプションを使用しない場合は、検索文字列の検索条件はOR条件となります。

--:

オプション指定の終了を指定します。

これ以降のパラメタは、監視イベント内の文字列を検索するパラメタとして扱われます。

検索文字列 …

検索文字列パラメタは、5つまで指定できます。これを指定すると、監視イベントのうち、指定する検索文字列のどれかに合致する文字列を含む監視イベントだけが、CSV形式で出力されます。

復帰値

0

正常終了

0以外:

異常終了

参照

システム監視のCSVファイル

イベント監視用コマンド

コマンド格納場所

Windows

Systemwalkerインストールディレクトリ\MpWalker.dm\bin

Solaris
Linux

/opt/systemwalker/bin

実行に必要な権限/実行環境

【Windows】

【Solaris/Linux】

使用例

監視イベント番号の1から100までの監視イベントを、CSVファイルに出力します(管理ドメイン名がABCで運用管理クライアントから実行する場合)。

opmtrcsv2 -s 1 -e 100 -o c:\Systemwalker\MpWalker\csv\opmtr.csv -d ABC

2010年1月1日午前0時から2010年2月1日午前0時までの監視イベントを、CSVファイルに出力します(管理ドメイン名がABCで運用管理クライアントから実行する場合)。

opmtrcsv2 -st 100101000000 -et 100201000000 -o  c:\Systemwalker\MpWalker\csv\opmtr.csv -d ABC