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Systemwalker Centric Manager V17.0.2 リファレンスマニュアル

1.2.257 mptrfnod(性能監視監視対象設定コマンド)

機能説明

本コマンドは、指定されたノードの「ネットワーク性能」の監視を有効/無効に設定します。

本コマンドは、監視ポリシーの互換モードだけ使用可能です。

記述形式

mptrfnod

-t on [-f] [-r] [-s] {ホスト名|IPアドレス}

mptrfnod

-t off {ホスト名|IPアドレス}

オプション

-t on|off:

監視対象を有効または無効に指定します。

on:

有効指定

off:

無効指定

onを指定する場合は、事前にネットワークの性能監視機能をONに設定するか、-fオプションとあわせて実行してください。

-f:

ネットワークの性能監視機能がOFFの場合に、ネットワークの性能監視機能をONにしたうえで、指定したノードに対する性能監視を有効にします。

本オプションは、-tオプションでonを指定した場合にだけ有効です。

-r:

RMONを有効または無効に指定します。なお、監視対象の設定が有効指定の場合に限り本オプションを指定し、RMONを有効にすることができます。また、省略時は無効となります。

-s:

本オプションを指定した場合、[サーバ性能(基本)]の監視を有効にします。本オプションを指定しない場合、[サーバ性能(基本)]の監視は無効になります。なお、[サーバ性能(基本)]の監視は以下の条件を満たした場合に限り有効にすることができます。

  • tオプションでパラメタにonを指定した。

  • 動作環境設定機能の[サーバ性能(基本)]の監視が有効になっている。または、-fオプションと同時に指定した。

ホスト名|IPアドレス

性能監視対象のノードをホスト名またはIPアドレスで指定します。

復帰値

0

正常終了

0以外:

異常終了

参照

mpsetnod(能監視ノード構成情報登録コマンド)

mptrfall(性能監視動作環境設定コマンド)

MpTrfPolProc(性能監視ポリシー作成/配付コマンド)

性能監用コマンド

コマンド格納場所

Windows

Systemwalkerインストールディレクトリ\Mpwalker.DM\bin

Solaris
Linux

/opt/systemwalker/bin

実行に必要な権限/実行環境

【Windows】

【Solaris/Linux】

注意事項

使用例1

IPアドレス「1.23.456.789」のノードに対して監視対象、RMON、サーバ性能を有効にする。

mptrfnod -t on -r -s 1.23.456.789

使用例2

ホスト名「kikuna」に対して、監視対象、RMONを有効にする。

mptrfnod -t on -r kikuna

使用例3

IPアドレス「1.23.456.789」のノードに対して監視対象、サーバ性能情報を有効にする。

mptrfnod -t on -s 1.23.456.789

使用例4

ホスト名「kikuna」に対して、監視対象を有効から無効にノードを変更する。

mptrfnod -t off kikuna

使用例5

ホスト名「kikuna」に対して、監視対象、RMON、サーバ性能が有効のノードを、サーバ性能だけを無効にする。

mptrfnod -t on -r kikuna