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Systemwalker Centric Manager V17.0.2 リファレンスマニュアル

1.2.256 mptrfchgcpu(CPU使用率監視の切替えコマンド)

機能説明

本コマンドは、CPU使用率の監視方法を切り替える場合に使用します。

記述形式

mptrfchgcpu

-s { Windows | Linux | AIX | HPUX } { -t | -e }

mptrfchgcpu

-s Solaris { -t | -e | -c }

mptrfchgcpu

-l

オプション

-s Windows|Solaris|Linux|AIX|HPUX:

切り替えを行うテンプレート種別を指定します。

Windows:

テンプレート種別 Windows に対して切り替えを行います。

Solaris:

テンプレート種別 Solarisに対して切り替えを行います。

Linux:

テンプレート種別 Linuxに対して切り替えを行います。

AIX:

テンプレート種別 AIXに対して切り替えを行います。

HPUX:

テンプレート種別 HPUXに対して切り替えを行います。

-t:

CPU全体の使用率を監視します。

-e:

CPU個々の使用率を監視します。

-c:

マルチコア・マルチスレッドCPUの環境において、コアの使用率を考慮した監視します。マルチコア・マルチスレッドCPU環境ではない場合は、CPU個々の使用率を監視します。

本オプションは、テンプレート種別(-s)の指定がSolarisの場合のみ指定可能です。

-l:

現在のCPU使用率の監視定義を出力します。CPU全体を監視する設定の場合は「total」、CPU個々を監視する設定の場合は「each」、コア使用率を監視する設定の場合は「core」を表示します。

復帰値

0:

正常終了

0以外:

異常終了

参照

mptrfbypart(論理ディスク単位、ストレージプール単位の監視定義登録コマンド)

コマンド格納場所

Windows

Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\MpTrfMgr\bin

Solaris

Linux

/opt/FJSVspmmg/bin

実行に必要な権限/実行環境

【Windows版】

【UNIX版】

注意事項

運用管理サーバ上で実行し、設定を反映するにはサーバ性能の監視ポリシーの再作成・配付を行う必要があります。手順は次のとおりです。

使用例1

テンプレート種別 Windows のCPU使用率の監視方法を全体に切り替えます。

mptrfchgcpu -s Windows -t

使用例2

テンプレート種別 Linux のCPU使用率の監視方法を個々に切り替えます。

mptrfchgcpu -s Linux -e

使用例3

現在のCPU監視定義を出力します。

mptrfchgcpu -l

使用例4

テンプレート種別 Solaris のCPU使用率をコアの使用率を考慮した監視に切り替えます。

mptrfchgcpu -s Solaris -c

実行結果/出力形式

現在のCPU使用率の監視定義の出力形式について、以下に示します。

 (1)       (2)
Windows : each
Solaris : core
Linux   : total
HPUX    : total
AIX     : each

(1)テンプレート種別名

(2)監視方法

total: CPU全体を監視する設定

each : CPU個々を監視する設定

core : コアの使用率を考慮した監視をする設定