意味
OpenStackデータベースのリストアに失敗しました。
対処
以下の原因が考えられます。
OpenStackのデータベースサービスが停止しています。データベースサービスを起動してください。
上記の対処で復旧しない場合は、出力されたメッセージと調査資料を採取して、当社技術員に連絡してください。
意味
project_id に所属する user_id からrcxsrospユーザーへのトラストが設定されていません。
対処
以下の原因が考えられます。
手順「SRユーザーへの権限委譲【サイト:本番サイト】」の実施が漏れています。出力されたユーザー、プロジェクトに対して、手順「SRユーザーへの権限委譲【サイト:災対サイト】」を実施してください。
上記の対処で復旧しない場合は、出力されたメッセージと調査資料を採取して、当社技術員に連絡してください。
意味
コントロールノードのサービス: service_name の起動または停止に失敗しました。service_name にはhttpdまたはtripleo_clustercheckが入ります。httpdが表示された場合、keystoneサービスの起動または停止に失敗したことを意味します。
起動失敗の場合、メッセージの action には"start"が入ります。停止失敗の場合、メッセージの action には"stop"が入ります。
対処
起動失敗の場合、コントロールノードのkeystoneサービスまたはclustercheckサービスが起動できることを確認してください。起動できる場合は再度コマンドを実行してください。起動できない場合、または再度実行しても同じ問題が発生する場合は、出力されたメッセージと調査資料を採取して、当社技術員に連絡してください。
停止失敗の場合、コントロールノードのkeystoneサービスまたはclustercheckサービスが停止できることを確認してください。停止できる場合は再度コマンドを実行してください。停止できない場合、または再度実行しても同じ問題が発生する場合は、出力されたメッセージと調査資料を採取して、当社技術員に連絡してください。
意味
OpenStackのサービスエンドポイントの更新に失敗しました。
対処
以下の原因が考えられます。
OpenStackのkeystoneサービスが停止しています。keystoneサービスを起動してください。
上記の対処で復旧しない場合は、出力されたメッセージと調査資料を採取して、当社技術員に連絡してください。
意味
データベースリストア実施後、本番サイトに存在したOpenStackサービスのレコードの削除に失敗しました。
対処
以下の原因が考えられます。
OpenStackのnovaサービスが停止しています。novaサービスを起動してください。
上記の対処で復旧しない場合は、出力されたメッセージと調査資料を採取して、当社技術員に連絡してください。
意味
データベースリストア実施後、本番サイトに存在したインスタンス、ボリュームレコードの削除に失敗しました。
対処
以下の原因が考えられます。
OpenStackのnova, cinder, neutron, keystoneサービスのどれかが停止しています。停止しているサービスを起動してください。
本番サイトに存在したスナップショットレコードがあります。以下の手順を参照し対処してから、再度コマンドを実行してください。
上記の対処で復旧しない場合は、出力されたメッセージと調査資料を採取して、当社技術員に連絡してください。
意味
Cinderボリュームのリストアに失敗しました。
対処
以下の原因が考えられます。
OpenStackのcinderサービスが停止しています。cinderサービスを起動してください。
上記の対処で復旧しない場合は、出力されたメッセージと調査資料を採取して、当社技術員に連絡してください。
意味
Cinderボリュームのロールバック処理に失敗しました。
対処
出力されたメッセージと調査資料を採取して、当社技術員に連絡してください。
意味
出力されたID(%s)を持つCinderボリュームのバックアップが存在しないため、バックアップからのCinderボリュームのリストアに失敗しました。
対処
以下の原因が考えられます。
出力されたIDを持つCinderボリュームのバックアップが存在するかを確認してください。存在しない場合は、ボリュームバックアップからのリストアは実施できません。
ボリュームのバックアップが存在する場合は、出力されたメッセージと調査資料を採取して、当社技術員に連絡してください。
意味
インスタンスにアタッチされたボリュームが存在していないため、インスタンスのリストアに失敗しました。
対処
以下の原因が考えられます。
復旧対象となるインスタンスにアタッチされたボリュームが存在するかを確認してください。存在しない場合は、以下の手順を参照し、コピーペアの登録漏れが発生したかを確認してください。「G.1.7 コピーペア登録漏れの確認と対処方法」コピーペアの登録漏れが発生した場合、上記手順を実施してから、以下の手順を参照し、インスタンスのリストアを実行してください。「7.3.9 Cinderバックアップからのリストア」
再度実行しても同じエラーが発生する場合、ボリュームがすでに存在する場合、またはコピーペアの登録漏れが発生していない場合、出力されたメッセージと調査資料を採取して、当社技術員に連絡してください。
意味
ロックファイルの作成に失敗しました。
対処
出力されたメッセージと調査資料を採取して、当社技術員に連絡してください。
意味
バックアップディレクトリの状態が正しくありません。
対処
出力されたメッセージと調査資料を採取して、当社技術員に連絡してください。
意味
ロールバック処理に失敗しました。
対処
以下のファイルを削除してください。/var/opt/FJSVrcxsr/mnt/lock/rcx_srosp_restore.tran_lock
意味
バックアップ名が長すぎます。
対処
バックアップ名は128文字以下を指定してください。
意味
バックアップ名に不正な文字が含まれています。
対処
バックアップ名に半角の英大文字、英小文字、数字、"_"、"-"以外の文字を使用しないでください。
意味
トランザクションはすでに開始しています。
対処
トランザクションを再実行する場合は、一度、rcx_srosp_restore endを実行してください。トランザクションを継続する場合は引き続き操作を実行してください。
意味
バックアップ名に誤りがあります。
対処
正しいバックアップ名を指定してください。
意味
ロックファイルが参照できません。
対処
出力されたメッセージと調査資料を採取して、当社技術員に連絡してください。
意味
トランザクションが開始されていません。
対処
以下のコマンドを実行し、本製品の作業ディレクトリがマウントされていることを確認します。
# mount | grep /var/opt/FJSVrcxsr/mnt
例
# mount | grep /var/opt/FJSVrcxsr/mnt 192.168.200.21:/var/nfs/siterecovery on /var/opt/FJSVrcxsr/mnt type nfs4 (rw,relatime,vers=4.1,rsize=1048576,wsize=1048576,namlen=255,hard,proto=tcp,port=0,timeo=600,retrans=2,sec=sys,clientaddr=192.168.200.144,local_lock=none,addr=192.168.200.21)
本製品の作業ディレクトリがマウントされている場合は、rcx_srosp_restore beginコマンドでトランザクションを開始してください。
本製品の作業ディレクトリがマウントされていない場合は、「(3) 本製品の作業ディレクトリの切替え」を実施してから、rcx_srosp_restore beginコマンドでトランザクションを開始してください。
意味
コマンドに指定されたインスタンスIDを持つインスタンスがバックアップされたインスタンス一覧に存在しません。
対処
バックアップディレクトリ配下のinstance_list.jsonファイルの内容を確認し、コマンドに指定されたインスタンスIDが存在するかどうかを確認してください。存在しない場合、対象のインスタンスがバックアップされてないため、リストアできません。存在する場合は、出力されたメッセージと調査資料を採取して、当社技術員に連絡してください。
意味
出力された id を持つボリュームの状態は「available」になっていません。
対処
rcx_srosp_restore volumeコマンド実行時にこのメッセージが出力される場合は、OpenStackのコマンドで該当ボリュームが存在するかどうかを確認してください。ボリュームが存在する場合は、以下の手順を参考し、そのボリュームをOpenStackの管理対象から除外してください。
その後、再度コマンドを実行してください。再度実行しても同じ現象が発生する場合は、出力されたメッセージと調査資料を採取して、当社技術員に連絡してください。
rcx_srosp_restore instanceコマンド実行時に本メッセージが出力される場合は、出力されたメッセージと調査資料を採取して、当社技術員に連絡してください。
意味
出力された id を持つボリュームは予期せぬ状態になっています。
対処
rcx_srosp_restore volumeコマンド実行時に本メッセージが出力される場合は、OpenStackのコマンドで該当ボリュームが存在するかどうかを確認してください。ボリュームが存在する場合は、以下の手順を参考し、そのボリュームをOpenStackの管理対象から除外してください。
その後、再度コマンドを実行してください。再度実行しても同じ現象が発生する場合は、出力されたメッセージと調査資料を採取して、当社技術員に連絡してください。
rcx_srosp_restore instanceコマンド実行時に本メッセージが出力される場合は、出力されたメッセージと調査資料を採取して、当社技術員に連絡してください。
意味
OpenStackのサービスエンドポイントの仮想IPアドレスの取得に失敗しました。
対処
以下の原因が考えられます。
Undercloudのadminユーザーの認証情報が正しく設定されていません。「設定ファイル」を参照し、設定ファイルを正しく記載してください。
コントロールノードとUndercloudの通信に失敗しています。コントロールノード、Undercloudのネットワーク設定を確認してください。
上記の対処で復旧しない場合は、出力されたメッセージと調査資料を採取して、当社技術員に連絡してください。