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Interstage Application Server V12.0.0 Java EE 7 設計・構築・運用ガイド
FUJITSU Software

8.6.6 コネクタ接続プールの定義項目

定義項目

カテゴリ

プロパティ

プロパティ名

get

set

list

■コネクタ接続プール

×

×

接続プール名

name

×

×

リソースアダプタ名

resource-adapter-name

×

接続定義名

connection-definition-name

×

説明

description

×

追加プロパティ

property.${PropertyName}

×

プール内の接続数

初期および最小プールサイズ

steady-pool-size

×

最大プールサイズ

max-pool-size

×

プールサイズ変更量

pool-resize-quantity

×

アイドルタイムアウト

idle-timeout-in-seconds

×

最大待ち時間

max-wait-time-in-millis

×

接続検証

接続検証

is-connection-validation-required

×

すべての障害で

fail-all-connections

×

トランザクション管理

トランザクションサポート

transaction-support

×

■セキュリティーマップ

×

×

セキュリティーマップ名

name

×

×

Principal(主体)

principal

×

ユーザーグループ

user-group

×

■Backend principal(バックエンド主体)

×

×

ユーザー名

user-name

×

パスワード

password

×


コネクタ接続プール

定義項目名

resources.connector-connection-pool.${jndi-name}


接続プール名

定義項目名

resources.connector-connection-pool.${jndi-name}.name

説明

コネクタ接続プールの名前です。

初期

なし


リソースアダプタ名

定義項目名

resources.connector-connection-pool.${jndi-name}.resource-adapter-name

説明

関連付けされたリソースアダプタの名前です。

範囲

任意の文字列

初期

なし


接続定義名

定義項目名

resources.connector-connection-pool.${jndi-name}.connection-definition-name

説明

接続ファクトリのインタフェース名です。

範囲

任意の文字列

初期

なし


説明

定義項目名

resources.connector-connection-pool.${jndi-name}.description

説明

コネクタ接続プールの説明文です。

範囲

任意の文字列

asadmin setサブコマンドで値を省略(定義項目名と「=」だけを指定)して実行すると、値をなしに設定できます。

初期

なし


追加プロパティ

定義項目名

resources.connector-connection-pool.${jndi-name}.property.${PropertyName}

範囲
  • プロパティ名

    • 半角英数字、または特殊文字(‘-’、‘_’、‘.’、‘/’、‘;’、‘#’)

    • 先頭には、半角英数字が指定可能

  • プロパティ値

    任意の文字列

asadmin setサブコマンドで値を省略(定義項目名と「=」だけを指定)して実行すると、値をなしに設定できます。

初期

なし


初期および最小プールサイズ

定義項目名

resources.connector-connection-pool.${jndi-name}.steady-pool-size

説明

プール内の接続の最小数を指定します。この値は、プールを最初に作成する時のプールに含まれる接続数としても使用されます。
最大プールサイズ以下の値を設定してください。

範囲

0~2147483647

初期

8


最大プールサイズ

定義項目名

resources.connector-connection-pool.${jndi-name}.max-pool-size

説明

プールに含まれる接続の最大数を指定します。プール数が最大プールサイズに達し、すべての接続が使用中の場合、接続要求はキューに格納されます。使用中の接続が解放されると、キューにたまった要求が取り出されて処理が実行されます。
初期および最小プールサイズ以上、かつプールサイズ変更量以上の値を設定してください。

範囲

1~2147483647

初期

32


プールサイズ変更量

定義項目名

resources.connector-connection-pool.${jndi-name}.pool-resize-quantity

説明

プールのサイズを最大プールサイズおよび最小プールサイズに対して拡大および縮小すると、一括処理でプールサイズが変更されます。ただし、プールサイズ変更時には最大プールサイズまで拡大し、最小プールサイズまで縮小するように変更します。この値は一括処理での接続の数を指定します。

最大プールサイズ以下の値を設定してください。

ポイント

本値を過大に設定すると、接続の作成と再利用が遅れ、過小に設定すると、効率が落ちます。

範囲

1~2147483647

初期

2


アイドルタイムアウト

定義項目名

resources.connector-connection-pool.${jndi-name}.idle-timeout-in-seconds

説明

プールで接続がアイドル状態のままでいられる最長時間(秒)を指定します。この時間を過ぎると、接続はプールから削除されます。

範囲

1~2147483647

初期

300


最大待ち時間

定義項目名

resources.connector-connection-pool.${pool-name}.max-wait-time-in-millis

説明

接続を要求するアプリケーションが接続タイムアウトになるまでに待つ時間(ミリ秒)を指定します。「0」が指定された場合、接続タイムアウトは発生しません。

範囲

0~2147483647

初期

60000


接続検証

定義項目名

resources.connector-connection-pool.${jndi-name}.is-connection-validation-required

説明

接続検証を有効にする(true)/しない(false)を指定します。

範囲
  • true

  • false

初期

false


すべての障害で

定義項目名

resources.connector-connection-pool.${jndi-name}.fail-all-connections

説明

有効にする(true)/しない(false)を指定します。

  • true
    1つの接続障害を検出すると、アプリケーションサーバはプールに含まれるすべての接続を閉じ、初期および最小プールサイズで指定した数だけ接続を再確立します。この際、クローズされた接続は接続検証に失敗した接続としてみなされます。

  • false
    クライアントからの接続要求の契機でプールから取り出した接続に対して接続検証を行い、検証に失敗した接続のみを破棄します。

範囲
  • true

  • false

初期

false


トランザクションサポート

定義項目名

resources.connector-connection-pool.${jndi-name}.transaction-support

説明

ra.xmlに記載されたトランザクションサポートレベルを、指定したレベルより低いレベルへ上書きします。

  • XATransaction:XAトランザクションサポート

  • LocalTransaction:ローカルトランザクションサポート

  • NoTransaction:トランザクション非サポート

注意

運用中に定義を変更すると、プールに含まれるすべての接続が削除されます。

範囲
  • XATransaction

  • LocalTransaction

  • NoTransaction

asadmin setサブコマンドで値を省略(定義項目名と「=」だけを指定)して実行すると、値をなしに設定できます。

初期

なし


セキュリティマップ

定義項目名

resources.connector-connection-pool.${jndi-name}.security-map.${MapName}

セキュリティーマップ名

定義項目名

resources.connector-connection-pool.${jndi-name}.security-map.${MapName}.name

説明

特定のセキュリティーマップの参照に使用する名前です。

初期

なし


Principal(主体)

定義項目名

resources.connector-connection-pool.${jndi-name}.security-map.${MapName}.principal

説明

適切なバックエンド主体にマッピングされるアプリケーションの呼び出し側ユーザー名です。

範囲

任意の文字列

初期

なし


ユーザーグループ

定義項目名

resources.connector-connection-pool.${jndi-name}.security-map.${MapName}.user-group

説明

適切なバックエンド主体にマッピングされるアプリケーションの呼び出し側グループ名です。

範囲

任意の文字列

初期

なし


Backend principal(バックエンド主体)

定義項目名

resources.connector-connection-pool.${jndi-name}.security-map.${MapName}.backend-principal


ユーザー名

定義項目名

resources.connector-connection-pool.${jndi-name}.security-map.${MapName}.backend-principal.user-name

説明

バックエンド主体のユーザー名です。EISのユーザー名に該当します。

範囲

任意の文字列

初期

なし


パスワード

定義項目名

resources.connector-connection-pool.${jndi-name}.security-map.${MapName}.backend-principal.password

説明

バックエンド主体のパスワードです。EISユーザーのパスワードに該当します。

範囲

任意の文字列

初期

なし


関連情報

詳細な説明や関連記事については、以下を参照してください。

内容

参照先

機能説明

2.20 コネクタの提供機能

チューニング方法

6.9 コネクタのチューニング

コマンド

asadminコマンドの以下のサブコマンド
  getサブコマンド
  setサブコマンド
  listサブコマンド
  create-connector-connection-poolサブコマンド
  delete-connector-connection-poolサブコマンド
  list-connector-connection-poolsサブコマンド
  create-connector-security-mapサブコマンド
  delete-connector-security-mapサブコマンド
  update-connector-security-mapサブコマンド
  list-connector-security-mapsサブコマンド