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Interstage Application Server V12.0.0 Java EE 7 設計・構築・運用ガイド
FUJITSU Software

8.6.5 JavaMailセッションの定義項目

定義項目

カテゴリ

プロパティ

プロパティ名

get

set

list

■JavaMailセッション

×

×

JNDI名

jndi-name

×

×

ストアプロトコル

store-protocol

×

ストアプロトコルクラス

store-protocol-class

×

転送プロトコル

transport-protocol

×

転送プロトコルクラス

transport-protocol-class

×

メールホスト

host

×

デフォルトユーザ

user

×

デフォルトの返信用アドレス

from

×

デバッグ

debug

×

説明

description

×

追加プロパティ

property.${PropertyName}

×


JavaMailセッション

定義項目名

resources.mail-resource.${jndi-name}
${clusterName_instanceName}.resources.mail-resource.${jndi-name}


JNDI名

定義項目名

resources.mail-resource.${jndi-name}.jndi-name
${clusterName_instanceName}.resources.mail-resource.${jndi-name}.jndi-name

説明

JNDI名を指定します。

初期

なし


ストアプロトコル

定義項目名

resources.mail-resource.${jndi-name}.store-protocol
${clusterName_instanceName}.resources.mail-resource.${jndi-name}.store-protocol

説明

使用するストアオブジェクト通信の方法を、以下より選択します。

  • imap: IMAPを使用する場合

  • pop3: POP3を使用する場合

範囲
  • imap

  • pop3

初期

imap


ストアプロトコルクラス

定義項目名

resources.mail-resource.${jndi-name}.store-protocol-class
${clusterName_instanceName}.resources.mail-resource.${jndi-name}.store-protocol-class

説明

目的のストアプロトコルを実装するストア通信メソッドクラスを、以下より選択します。

  • com.sun.mail.imap.IMAPStore: IMAPを使用する場合

  • com.sun.mail.pop3.POP3Store: POP3を使用する場合

範囲
  • com.sun.mail.imap.IMAPStore

  • com.sun.mail.pop3.POP3Store

初期

com.sun.mail.imap.IMAPStore


転送プロトコル

定義項目名

resources.mail-resource.${jndi-name}.transport-protocol
${clusterName_instanceName}.resources.mail-resource.${jndi-name}.transport-protocol

説明

トランスポート通信の方法を指定します。以下の値を指定してください。

  • smtp: SMTPを使用する場合

範囲
  • smtp

初期

smtp


転送プロトコルクラス

定義項目名

resources.mail-resource.${jndi-name}.transport-protocol-class
${clusterName_instanceName}.resources.mail-resource.${jndi-name}.transport-protocol-class

説明

トランスポートプロトコルの実装クラスを指定します。以下の値を指定してください。

  • com.sun.mail.smtp.SMTPTransport: SMTPを使用する場合

範囲
  • com.sun.mail.smtp.SMTPTransport

初期

com.sun.mail.smtp.SMTPTransport


メールホスト

定義項目名

resources.mail-resource.${jndi-name}.host
${clusterName_instanceName}.resources.mail-resource.${jndi-name}.host

説明

デフォルトメールサーバーのホスト名を指定します。プロトコル固有のホストプロパティが提供されていない場合、StoreオブジェクトとTransportオブジェクトの接続メソッドはこの値を使用します。この名前は実際のホスト名として解決可能である必要があります。

範囲

任意の文字列

初期

なし


デフォルトユーザ

定義項目名

resources.mail-resource.${jndi-name}.user
${clusterName_instanceName}.resources.mail-resource.${jndi-name}.user

説明

メールサーバへの接続時に渡されるユーザ名を指定します。プロトコル固有のusernameプロパティが提供されていない場合、StoreオブジェクトとTransportオブジェクトの接続メソッドはこの値を使用します。

範囲

任意の文字列

初期

なし


デフォルトの返信用アドレス

定義項目名

resources.mail-resource.${jndi-name}.from
${clusterName_instanceName}.resources.mail-resource.${jndi-name}.from

説明

デフォルトユーザの電子メールアドレスを指定します。「username@host.domain」の形式で入力します。

範囲

任意の文字列

初期

なし


デバッグ

定義項目名

resources.mail-resource.${jndi-name}.debug
${clusterName_instanceName}.resources.mail-resource.${jndi-name}.debug

説明

デバッグ情報を出力する(true)/しない(false)を指定します。指定した値はSession Propertyのmail.debugに設定されます。

範囲
  • true

  • false

初期

false


説明

定義項目名

resources.mail-resource.${jndi-name}.description
${clusterName_instanceName}.resources.mail-resource.${jndi-name}.description

説明

コンポーネントの説明を入力します。

範囲

任意の文字列

asadmin setサブコマンドで値を省略(定義項目名と「=」だけを指定)して実行すると、値をなしに設定できます。

初期

なし


追加プロパティ

定義項目名

resources.mail-resource.${jndi-name}.property.${PropertyName}
${clusterName_instanceName}.resources.mail-resource.${jndi-name}.property.${PropertyName}

説明

追加するSession Propertyのキーと値のペアを指定します。定義項目と重複するプロパティを指定した場合はこの定義で上書きされます。

指定可能なSession Propertyは、JavaMail APIのドキュメントを参照してください。

) キーに使用する値でピリオド‘.’の部分はハイフン‘-’に置き換えて指定してください。
例)「mail.debug」は「mail-debug」と指定します。

範囲
  • プロパティ名

    • 半角英数字、または特殊文字(‘-’、‘_’、‘.’、‘/’、‘;’、‘#’)

    • 先頭には、半角英数字が指定可能

  • プロパティ値

    任意の文字列

asadmin setサブコマンドで値を省略(定義項目名と「=」だけを指定)して実行すると、値をなしに設定できます。

初期

なし


関連情報

詳細な説明や関連記事については、以下を参照してください。

内容

参照先

機能説明

  

チューニング方法

  

コマンド

asadminコマンドの以下のサブコマンド
  getサブコマンド
  setサブコマンド
  listサブコマンド
  create-javamail-resourceサブコマンド
  delete-javamail-resourceサブコマンド
  list-javamail-resourcesサブコマンド