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Interstage Charset ManagerStandard Edition V9 システム構築ガイド コンバータ編
FUJITSU Software

2.2 システム構築手順

Charset Converterの運用までの手順は以下のようになります。

(1)コード変換ポリシーの作成

コード変換ポリシーとは、変換元、変換先のコードを何にするか、エラー発生時の動作はどのようにするか、といったコード変換時の運用のルールを集約したデータのことです。また、ポリシーの生成時に、同一ポリシーを配付する配付先の定義(ポリシーセットの定義)も同時に行うことができます。コード変換ポリシーの作成方法については、“2.2.2 コード変換ポリシーの作成”を参照してください。

(2)コード変換ポリシーの確認

作成したコード変換ポリシーについて、実際にどのように変換されるか、コードの対応関係を確認し、変換が妥当かどうか検証します。コード変換ポリシーの確認方法については、“2.2.3 コード変換ポリシーの確認”を参照してください。

(3)コード変換ポリシーの配置

コード変換ポリシーを作成したら、それをConverterライブラリの入力とするために、アプリケーションのあるマシンに配置します。配置する方法は、手動でポリシーを配置する方法と、コード変換ポリシー配付コマンドで配付する方法があります。配置する方法については、“2.2.4 コード変換ポリシーの配置”を参照してください。

(4)Converterライブラリの呼び出し

アプリケーションからConverterライブラリを呼び出します。Converterライブラリには、C言語インタフェースとJavaインタフェースがあるので、アプリケーションのプログラム言語に応じて選択してください。詳しくは“2.2.5 アプリケーションへの組み込み”を参照してください。

図2.1 Charset Converterのシステム構築手順