Charset Converterの運用までの手順は以下のようになります。
コード変換ポリシーとは、変換元、変換先のコードを何にするか、エラー発生時の動作はどのようにするか、といったコード変換時の運用のルールを集約したデータのことです。また、ポリシーの生成時に、同一ポリシーを配付する配付先の定義(ポリシーセットの定義)も同時に行うことができます。コード変換ポリシーの作成方法については、“2.2.2 コード変換ポリシーの作成”を参照してください。
作成したコード変換ポリシーについて、実際にどのように変換されるか、コードの対応関係を確認し、変換が妥当かどうか検証します。コード変換ポリシーの確認方法については、“2.2.3 コード変換ポリシーの確認”を参照してください。
コード変換ポリシーを作成したら、それをConverterライブラリの入力とするために、アプリケーションのあるマシンに配置します。配置する方法は、手動でポリシーを配置する方法と、コード変換ポリシー配付コマンドで配付する方法があります。配置する方法については、“2.2.4 コード変換ポリシーの配置”を参照してください。
アプリケーションからConverterライブラリを呼び出します。Converterライブラリには、C言語インタフェースとJavaインタフェースがあるので、アプリケーションのプログラム言語に応じて選択してください。詳しくは“2.2.5 アプリケーションへの組み込み”を参照してください。
図2.1 Charset Converterのシステム構築手順