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Interstage Charset Manager Standard Edition V9 使用手引書 日本語資源管理編
FUJITSU Software

E.2.6 削除単語情報のデータ抹消コマンド

本機能は、削除した単語情報のデータを単語辞書から完全に抹消します。

単語削除をした場合、クライアントに適用するデータとして削除単語情報のログを残します。単語削除を繰り返すと削除ログが蓄積されていきます。このため、大量に単語を削除した場合などに削除単語情報のログを単語辞書から削除する必要があります。

本コマンドを実行すると、実行するかどうかの確認メッセージを表示します。このため、バッチ処理での使用には適しません。

注意

  • 本機能では削除単語情報のログを抹消するため、配付コマンドで部分配付範囲指定を行って配付している場合に、影響があります。
    削除した情報が配付されないため、クライアント側のCharset-入力アシストの単語辞書から単語が削除されない場合があります。このため、本コマンドは配付コマンドで部分配付範囲指定を行う前に実行しないようにしてください。
    配付コマンドの部分配付範囲指定については、“E.3.1 配付コマンド”を参照してください。

  • コマンドプロンプトから呼び出す場合は、必ずコマンド“start /wait”を指定して下さい。

  • コマンドの実行結果は、復帰コードで判断してください。

コマンド

Charset Managerインストールディレクトリ\JPMAN\F5ATWWIO.EXE

呼出し形式

F5ATWWIO.exe /Q /GY "業務名"

パラメタの説明

/Q

削除した単語情報のデータを抹消する機能を実行する場合に指定します。

/GY "業務名"

対象となる業務名を指定します。

業務名は、ダブルクォーテーション(")で囲んで指定してください。

コマンド実行例

以下の条件で単語辞書のデータを抹消する場合

  • 業務名が「総務」

    "C:\Program Files\CharMGR\JPMAN\F5ATWWIO.exe" /Q /GY "総務"

復帰コード

正常終了すると、0が返却されます。それ以外の値はエラーです。

エラーの内容と対処法については、“E.5.2 復帰コード”の“表E.5 辞書関連のコマンドで返却される復帰コード”を参照してください。