ERROR: connection timeout
説明
sdxservd デーモンからの応答がないため、接続に失敗しました。
対処
sdxservd デーモンプロセスが正常に起動されているか確認してください。
ERROR: not privileged
説明
実行ユーザがスーパユーザではありません。
対処
スーパユーザ権限で実行してください。
ERROR: option: illegal option
説明
オプション option は不当です。
対処
後続の修正メッセージ、あるいは「付録D コマンドリファレンス」を参照してください。
ERROR: syntax error
説明
実行されたコマンドの構文に誤りがあります。
対処
後続の修正メッセージ、あるいは「付録D コマンドリファレンス」を参照してください。
ERROR: string: name too long
説明
string で指定されたオブジェクト名、ノード識別名、または、ファイル名は長すぎます。
対処
正しい名前を指定してください。
ERROR: object: name contains invalid character "letter"
説明
オブジェクト名 object は不当な文字 letter を含んでいます。
対処
オブジェクト名に使用できる文字は、英数字、- (ハイフン)、_ (アンダスコア)です。
ERROR: object: name starting with "_" or "-" is invalid
説明
"_" (アンダスコア) または "-" (ハイフン) で始まるオブジェクト名 object は不当です。
対処
英数字で始まるオブジェクト名を指定してください。
ERROR: device: illegal physical disk name
説明
物理ディスク名 device は不当です。
対処
「付録D コマンドリファレンス」を参照してください。
ERROR: object: object names must be unique within a class
説明
同じクラス内に存在するオブジェクト名は一意でなければなりません。
対処
オブジェクト名が重複しないように指定してください。
ERROR: cannot be executed in non-global zone
説明
ノングローバルゾーンでは実行できません。
対処
グローバルゾーンで実行してください。
ERROR: module: environment error, details
説明
環境に異常があるため、コマンドが実行できません。コマンドが実行できないこと以外は、システムへの影響はありません。ボリュームへのアクセスを継続しても問題ありません。
module は、事象を検出したモジュール名 (通常は内部関数名) です。
details は異常の詳細を示します。
対処
調査資料を採取して、当社の技術員に連絡してください。
ERROR: class is a shadow class
説明
クラス class はシャドウクラスです。シャドウクラスに対してサポートされていない操作を行おうとしました。
対処
「付録D コマンドリファレンス」を参照し、適切なコマンド名およびクラス名を指定してください。
ERROR: attribute: invalid attribute name
説明
属性名 attribute は不当です。
対処
「付録D コマンドリファレンス」を参照してください。
ERROR: attribute:attribute name duplicated
説明
複数の同じ属性 attribute が指定されました。
対処
同じ属性名はひとつだけ指定してください。
ERROR: attribute=value: invalid attribute value
説明
属性値 value は不当です。
対処
「付録D コマンドリファレンス」を参照してください。
"pslice=off: invalid attribute value" と出力された場合、GDS の FJSVsdxl パッケージが正常にインストールされていないことが原因の可能性があります。この場合は、FJSVsdxl を再インストールしてください。
ERROR: node: node name duplicated
説明
複数の同じノード識別名が指定されました。
対処
同じノード識別名はひとつだけ指定してください。
ERROR: too many nodes in scope
説明
スコープに指定したノード数が多過ぎます。
対処
スコープに指定できるノード数は最大 16 個までです。
ERROR: class: cannot operate shared objects, cluster control facility not ready
説明
クラスタ制御が動作していないため、共用オブジェクトの操作を行うことができません。
対処
GDS 運用管理ビューのログ情報フィールドに本メッセージが出力された場合は、まずログファイル /var/opt/FJSVsdx/msglog/sdxservd.log を参照し、本メッセージが以下のどのタイミングで出力されたのかを確認してください。
コマンド実行時に出力された場合 (GDS 運用管理ビューからの操作時も含む )
クラスタ制御を正しく動作させた後に、再度実行してください。
ノード起動時に出力された場合
本メッセージの後、クラス class に関する他のエラーメッセージが出力されずに以下のメッセージが出力されていれば、問題はないため、対処は不要です。
SDX:sdxservd: INFO: class: starting up class
その他の場合
調査資料を採取して当社技術員に連絡してください。
ERROR: node: remote node cannot be specified for local class
説明
ローカルクラスに対して、他ノードが指定されました。
対処
ローカルクラスには、自ノードのノード識別名を指定してください。
ERROR: node: remote node cannot be specified for root class
説明
ルートクラスに対して、他ノードが指定されました。
対処
ルートクラスには、自ノードのノード識別名を指定してください。
ERROR: current node must be specified as scope
説明
共用クラスのスコープに自ノードが指定されていません。
対処
スコープには必ず自ノードを含むノード群を指定してください。
ERROR: multi-nodes must be specified for shared class
説明
共用クラスのスコープに複数のノード識別名が指定されていません。
対処
スコープには複数のノード識別名を指定してください。
ERROR: node: unknown node
説明
ノード node は存在しません。
対処
クラスタシステム環境を確認した後に、ノード識別名を変更して再度実行してください。
ERROR: class: not shared by the current node
説明
クラス class のスコープには、自ノードが含まれていません。
クラスタシステムにおいて、他ノードで作成されたクラス class が指定されています。
対処
クラス class を共用しているノードにてコマンドを実行してください。あるいは、指定するクラス名を変更してください。
ERROR: node: current node not active in class
説明
自ノード node は、共用クラス class の待機側ノードです。
対処
別の運用側ノードでコマンドを実行してください。
ERROR: too many disks in class
説明
クラス class に登録されているディスク数が多過ぎます。
対処
新しいクラスを作成してください。
ERROR: device: not connected to node
説明
物理ディスク device はノード node には接続されていません。または、device がクラスタのリソースデータベースに登録されていません。
対処
システム構成やリソース構成を確認してください。
device が node に接続されていない場合は、適切な物理ディスク名を指定してコマンドを実行してください。
device がリソースデータベースに登録されていない場合は、自動リソース登録を実行して device をリソースデータベースに登録した後に、コマンドを再実行してください。
ERROR: device: not a shared device
説明
物理ディスク device は共用ディスク装置ではありません。あるいは、クラスタの共用ディスク定義が正しく完了していません。
対処
システム構成などを確認した後に、コマンドを実行してください。
ERROR: device: already exists in class
説明
物理ディスク device は、すでにクラス class に登録されています。
対処
同じ物理ディスクを複数のクラスに登録することはできません。適切な物理ディスク名を指定してください。
ERROR: device: already exists in another class
説明
物理ディスク device は、すでに別のクラスに登録されています。このクラスは、自ノードから共用されていません。
対処
同じ物理ディスクを複数のクラスに登録することはできません。適切な物理ディスク名を指定してください。
ERROR: object: physical disk device not found
説明
オブジェクト object を構成する物理ディスク device が見つかりません。
対処
物理ディスク device が正しく接続されていないか、または、ディスク障害の可能性があります。
device の接続またはディスク障害を復旧してください。または、object 以外のオブジェクトを指定してください。
ERROR: physical disk device not found
説明
物理ディスク device が見つかりません。
対処
物理ディスクdevice が正しく接続されていないか、または、ディスク障害の可能性があります。
device の接続またはディスク障害を復旧してください。
ERROR: device: no such device
説明
物理ディスク device が見つかりません。
対処
適切な物理ディスク名を指定してください。
ERROR: device: cannot open, errno=errno
説明
物理ディスク device をオープンできません。
対処
物理ディスク device が正常に動作しているかどうか確認してください。
ERROR: device: not a hard disk
説明
物理ディスク device はハードディスクではありません。
対処
GDS では、ハードディスク以外を管理することはできません。
ERROR: device: disk driver driver not supported
説明
ドライバ名が driver である物理ディスク装置はサポートしていません。
対処
対処方法はありません。
ERROR: device: illegal format
説明
物理ディスク device のフォーマットが正しくありません。
対処
フォーマット状態を確認してください。
ERROR: object: device busy
説明
オブジェクト object は使用中です。
対処
未使用の状態に変更した後に、再度コマンドを実行してください。
ERROR: object: linked to a cluster service
説明
オブジェクト object はクラスタアプリケーションで使用されています。
対処
クラスタ環境の設定を確認してください。
ERROR: device: configuration information exists in private slice
説明
物理ディスク device の占有スライスに構成情報が存在するため、device をクラスに登録できません。
以下の a) ~ d) の可能性があります。
a) device はすでに他のクラスに登録されている。
b) device は他のドメインでクラスに登録されている。
c) ディスク装置のコピー機能を使用して、SDX ディスク全体が device にコピーされた。または、コピーされている。
d) device をクラスに登録した後、正常に削除しなかったため、device に占有スライスおよび構成情報が不当に残っている。
対処
システム構成などを確認し、a) ~ d) のいずれに該当するかを特定してください。a) または b) に該当する場合、クラスに登録されていない物理ディスクを指定してください。c) または d) に該当する場合、必要に応じて、format(1M) コマンドを使用して物理ディスク device から占有スライスを削除してください。
ルートクラスの場合、タグが 33 のスライスが占有スライスです。スライスのタグの値は、prtvtoc(1M) コマンドで確認できます。ローカルクラスおよび共用クラスの場合、スライス 0 が占有スライスです。
ERROR: device: type cannot be specified except undef
説明
物理ディスク device が接続されていないノードがクラススコープに含まれているため、device をクラスに登録する際に undef 以外のタイプを指定することはできません。
対処
「付録D コマンドリファレンス」を参照してください。
ERROR: class: device: type cannot be specified except undef
説明
クラス class にはスイッチグループが存在するため、物理ディスク device を class に登録する際に undef 以外のタイプを指定することはできません。
対処
「付録D コマンドリファレンス」を参照してください。
ERROR: device: write error, errno=errno
説明
物理ディスク device でライトエラーが発生しました。
対処
ディスク障害の可能性があります。ディスクドライバのログメッセージなどをもとにして、故障原因を特定して復旧してください。
device が、スイッチグループに接続する書込み不可状態のディスクである場合は、書込み可能なディスクを先に登録してください。
ERROR: device: disk ID information differs from all disks in specified class
説明
指定されたクラスには、物理ディスク device の占有スライスに格納されているディスク識別情報 (クラス名とディスク名) と同じ識別情報を持つディスクは存在しません。このため、device を指定されたクラスに登録することはできません。
対処
システム構成などを確認し、適切な物理ディスクおよびクラス名を指定してください。
ERROR: object: name already assigned to another object
説明
オブジェクト名 object と同じ名前を持つオブジェクトがクラス内に存在します。同じクラス内に、同じ名前を持つ複数のオブジェクトを作成することはできません。
対処
別の名前を指定して、再度コマンドを実行してください。
ERROR: cannot connect to sdxcld
説明
GDS のクラスタ連携デーモンである sdxcld への接続に失敗しました。
対処
原因が特定できない場合は、調査資料を採取して当社の技術員まで連絡してください。
ERROR: physical device driver returned an error, errno=errno
説明
物理ディスクドライバがエラーを返しました。
対処
エラー番号、メッセージログなどをもとに原因を調査してください。
ERROR: special file operation failed, errno=errno
説明
特殊ファイルの操作が失敗しました。
対処
エラー番号、および GDS のログメッセージをもとに原因を調査してください。
ERROR: sfdsk driver returned an error, errno=errno
説明
GDS のドライバがエラーを返しました。
対処
エラー番号、GDS のログメッセージ、syslog のメッセージなどをもとにして原因を調査してください。
ERROR: sfdsk driver returned a temporary error, try again for a while
説明
GDS のドライバが一時的なエラーを返しました。
対処
しばらく待った後に、再度コマンドを実行してください。
ERROR: class: class closed down
説明
クラス class は閉塞状態です。閉塞状態にあるクラスのオブジェクトは、一切操作できません。
対処
多数のディスク障害が発生している可能性があります。オブジェクトの状態、GDS のログメッセージ、syslog のメッセージなどをもとにして、原因を調査してください。
復旧方法については、「F.1.4 クラス状態に関する異常」を参照してください。
ERROR: class: class closed down on another node
説明
クラス class は他ノードで閉塞状態になっています。閉塞状態のクラスのオブジェクトは、一切操作できません。
対処
クラス class の閉塞状態を復旧してください。多数のディスク障害が発生している可能性があります。オブジェクトの状態、GDS のログメッセージ、syslog のメッセージなどをもとにして、原因を調査してください。
復旧方法については、「F.1.4 クラス状態に関する異常」を参照してください。
ERROR: keep disk cannot be specified for local or shared class
説明
キープディスクは、ローカルクラスや共用クラスへ登録できません。
対処
キープディスクは、ルートクラスへ登録してください。
ERROR: too many keep disks specified
説明
未定義ディスクよりも多いキープディスクが指定されています。
対処
複数のキープディスクを登録する際には、同時に同数以上の未定義ディスクを指定してください。
ERROR: class: already root class exists
説明
ルートクラス class がすでに存在しているにもかかわらず、新しいクラスを作成しようとしました。ルートクラスは、ノード内にひとつしか作成できません。
対処
すでに存在しているルートクラス class を指定するか、あるいはローカルクラスを指定してください。
ERROR: pslice is not backup slice, correct slice tag and size by format(1M) command
説明
物理スライス pslice は、バックアップスライスではありません。
対処
format(1M) コマンドを使用して、物理スライス pslice のタグを "backup" に変更し、サイズをそのディスク全体で利用可能なシリンダの合計サイズに変更してください。
ERROR: device contains overlapping slices
説明
物理ディスク device は、シリンダが重複する物理スライスを含んでいます。
対処
format(1M) コマンドを使用して、物理スライス構成を訂正してください。
ERROR: device: one or more free slices are required, change a slice size to 0 by format(1M) command
説明
物理ディスク device に最大数 (7 個) のスライスが作成されています。device のスライス番号がすべて使用されているため、device はキープディスクとして登録できません。
対処
format(1M) コマンドを使用して、device のスライスを 1 つ以上削除してください。
ERROR: pslice: invalid partition tag, tag=tag_num
説明
物理スライス pslice のパーティションタグの値 tag_num が不当です。
対処
format(1M) コマンドを使用して、pslice の Tag を "unassigned" に変更するか、または、pslice のサイズを 0 に変更してください。
ERROR: device: no enough unassigned disk space, reserve enough space by format(1M) command
説明
物理ディスク device には、十分なサイズの空き領域が存在しません。
対処
format(1M) コマンドを使用して、十分なサイズの空き領域を作成してください。
サイズについては、「A.2.7 ディスクサイズ」を参照してください。
ERROR: device: no unassigned disk space nor swap space, reserve enough space by format(1M) command
説明
物理ディスク device には、空き領域またはスワップ域が存在しません。
対処
format(1M) コマンドを使用して、十分なサイズの空き領域またはスワップ域を作成してください。
サイズについては、「A.2.7 ディスクサイズ」を参照してください。
ERROR: device: no enough unassigned disk space nor swap space, reserve enough space by format(1M) command
説明
物理ディスク device には、十分なサイズの空き領域またはスワップ域が存在しません。
対処
format(1M) コマンドを使用して、十分なサイズの空き領域またはスワップ域を作成してください。
サイズについては、「A.2.7 ディスクサイズ」を参照してください。
ERROR: pslice: too large swap device
説明
スワップデバイス pslice のサイズが大きすぎます。32 ビットの Solaris では、2GB 以上のスワップデバイスが存在するディスクを、キープディスクとしてルートクラスに登録することはできません。
対処
スワップデバイスのサイズを 2GB 未満にしてください。または、システムを 64 ビットの Solaris に変更してください
ERROR: device: invalid physical device, managed by driver
説明
指定された物理ディスクは、ドライバ driver によって管理されているため、扱うことができません。
対処
I/O 構成やクラスタシステムの構成を確認したうえで、適切な物理ディスク名を指定してください。
ERROR: device: disk driver driver not supported for root class
説明
ドライバ名が driver である物理ディスク装置は、ルートクラスへ登録できません。
対処
必要に応じて、ローカルクラスあるいは共用クラスへ登録しなおしてください。
ERROR: device: IDE disk cannot be specified as spare disk
説明
device は IDE ディスクです。IDE ディスクをスペアディスクとして扱うことはできません。
対処
スペアディスクには、IDE 以外のディスクを使用してください。
ERROR: class: no such class
説明
クラス class がありません。
対処
GDS の構成を確認してください。
ERROR: group: not a group
説明
group はグループ名ではありません。
対処
クラスには group という名前の別のオブジェクトがあります。構成を確認してください。
ERROR: group is a lower level stripe group
説明
グループ group は、他のグループに接続されているストライプグループです。ディスクまたはグループを、group に接続したり、 group から切断したりすることはできません。
対処
必要に応じて、group を上位グループから切断してから実行してください。
ERROR: group: connected to a lower level stripe group
説明
グループ group は、下位ストライプグループに接続されています。ディスクまたはグループを、group に接続したり、group から切断したりすることはできません。
対処
必要に応じて、group の上位ストライプグループを、その上位グループから切断してから実行してください。
ERROR: too many groups in class
説明
クラス class には最大数のグループがすでに作成されています。クラスに作成できるグループの数は、ルートクラスの場合は最大 100 個まで、ローカルクラス、共用クラスの場合は最大 1024 個までです。
対処
新しいクラスを作成してください。
ERROR: too many disks and/or groups are connected to group
説明
グループ group には、最大数のディスクまたは下位グループがすでに接続されています。
対処
対処方法はありません。
ERROR: object: smaller than stripe width of group group
説明
object で指定されたディスクまたは下位グループの有効サイズは、グループ group のストライプ幅よりも小さいため、object は group に接続できません。
対処
十分なサイズのディスクまたは下位グループを指定して再度コマンドを実行するか、または、グループ group をいったん削除し、ストライプ幅を小さく設定し直してください。
ERROR: class: three or more nodes exist in class scope
説明
クラス class のスコープは 3 ノード以上です。スコープが 3 ノード以上のクラスにはスイッチグループを作成できません。
対処
スコープが 2 ノードの共用クラスを指定してください。
ERROR: disk: type disk exists in class
説明
クラス class には type タイプのディスク disk が存在します。type タイプのディスクが存在するクラスに対してサポートされていない操作を行おうとしました。
対処
必要に応じてdisk を class から削除してからコマンドを再実行してください。
ERROR: class includes a group that cannot exist together with a switch group
説明
クラス class には、以下のいずれかのグループが存在するため、スイッチグループは作成できません。
ミラーグループ
ストライプグループ
下位スイッチグループが接続されていないコンカチネーショングループ
対処
適切なクラス名を指定してください。
ERROR: active disk must be specified
説明
スイッチグループ作成時には、-a actdisk=disk オプションで運用ディスクを指定する必要があります。
対処
「付録D コマンドリファレンス」を参照し、適切なオプションを指定してください。
ERROR: disk: active disk not specified by -d option
説明
運用ディスク disk が -d オプションで指定されていません。
対処
スイッチグループ作成時には、sdxdisk -C コマンドの -d オプションで指定したディスクのうちのひとつを、運用ディスクとして指定する必要があります。
ERROR: too many disks specified
説明
指定されたディスク数が多すぎます。
対処
適切な数のディスクを指定してください。
グループに接続できるディスクの数については、「A.1.3 ディスク数」を参照してください。
ERROR: disk: physical scope is not included in class scope
説明
ディスク disk の物理スコープがクラススコープに含まれていないため、disk をスイッチグループに接続することはできません。
対処
適切なディスク名を指定してください。ディスクの物理スコープは、sdxinfo -D コマンドで表示される DEVCONNECT フィールドで確認できます。クラススコープは、sdxinfo -C コマンドで表示される SCOPE フィールドで確認できます。
ERROR: disk: physical scope must be same as class scope
説明
運用ディスクの物理スコープがクラススコープと一致しているため、待機ディスクの物理スコープはクラススコープと一致している必要があります。ディスク disk の物理スコープはクラススコープと一致していないため、disk を待機ディスクとしてスイッチグループに接続することはできません。
対処
適切なディスク名を指定してください。ディスクの物理スコープは、sdxinfo -D コマンドで表示される DEVCONNECT フィールドで確認できます。クラススコープは、sdxinfo -C コマンドで表示される SCOPE フィールドで確認できます。
ERROR: disk: physical scope must include only node
説明
待機ディスク disk の物理スコープはノード node のみでなければなりません。
対処
「付録D コマンドリファレンス」を参照し、適切なディスク名を指定してください。
ERROR: disk: class scope is not included in physical scope
説明
クラススコープがディスク disk の物理スコープに含まれていないため、disk をスイッチグループ以外のグループに接続することはできません。
対処
適切なディスク名を指定してください。ディスクの物理スコープは、sdxinfo -D コマンドで表示される DEVCONNECT フィールドで確認できます。クラススコープは、sdxinfo -C コマンドで表示される SCOPE フィールドで確認できます。
ERROR: disk: no such disk
説明
ディスク disk はありません。
対処
GDS の構成を確認してください。
ERROR: object: already connected to group
説明
object で指定されたディスクまたはグループは、すでにグループ group に接続されています。
対処
適切なディスク名またはグループ名を指定してください。
ERROR: disk is a spare disk
説明
ディスク disk はスペアディスクです。スペアディスクをグループに接続することはできません。
対処
ディスクの属性を未定義に変更した後に、再度コマンドを実行してください。
ERROR: object not in status status
説明
オブジェクトの状態は status ではありません。
対処
オブジェクトの状態が status であることを確認した後に、再度コマンドを実行してください。
ERROR: object too small
説明
オブジェクト object のサイズが小さすぎます。
対処
必要とされるオブジェクトのサイズを確認した後に、より大きなサイズのオブジェクトを指定してください。
ERROR: another disk must be connected to group
説明
グループ group にもうひとつのディスクを接続する必要があります。
対処
もうひとつのディスクを接続した後に、再度コマンドを実行してください。
ERROR: invalid physical slice number, pslice_num
説明
不当な物理スライス番号 pslice_num が指定されました。
対処
物理スライス番号 pslice_num には、0 から 7 までの 2 を除く整数を指定してください。
ERROR: pslice is backup slice
説明
物理スライス pslice はバックアップスライスです。
対処
物理スライス番号には、0 から 7 までの 2 を除く整数を指定してください。
ERROR: pslice is private slice
説明
物理スライス pslice は占有スライスです。
対処
物理スライス番号には、占有スライスを指定しないでください。
ERROR: pslice: corresponding volume attributes must be specified
説明
物理スライス pslice に対応するボリューム属性が指定されていません。
対処
「付録D コマンドリファレンス」を参照してください。
ERROR: object: invalid size
説明
オブジェクト object のサイズが不当です。
対処
「付録D コマンドリファレンス」を参照してください。
ERROR: two or more keep disks cannot be connected to a group
説明
グループに複数のキープディスクを接続することはできません。
対処
「付録D コマンドリファレンス」を参照してください。
ERROR: two or more single disks cannot be connected to a group
説明
グループに複数のシングルディスクを接続することはできません。
対処
「付録D コマンドリファレンス」を参照してください。
ERROR: both keep and single disks cannot be connected to a group
説明
グループにキープディスクとシングルディスクの両方を接続することはできません。
対処
「付録D コマンドリファレンス」を参照してください。
ERROR: disk: keep disk cannot be connected to existing group
説明
すでに存在しているグループにはキープディスク disk を接続できません。
対処
「付録D コマンドリファレンス」を参照してください。
ERROR: disk: single disk cannot be connected to existing group
説明
すでに存在しているグループにはシングルディスク disk を接続できません。
対処
「付録D コマンドリファレンス」を参照してください。
ERROR: two or more IDE disks cannot be connected to a group
説明
グループには複数の IDE ディスクを接続できません。
対処
IDE ディスクをミラーリングする場合は、IDE 以外のディスクと組み合わせてください。
ERROR: two or more disks cannot be connected to a group
説明
GDS の FJSVsdxl パッケージがインストールされていない場合、複数のディスクをグループに接続することはできません。
対処
FJSVsdxl が正常にインストールされていない場合は、再インストールしてください。
ERROR: group: a lower level switch group is connected
説明
グループ group にはスイッチグループが接続されているため、group へのディスクの接続、および、他のグループへの group の接続は、できません。
対処
適切な上位グループ名を指定してください。
ERROR: disk: not a bootable device
説明
ディスク disk は、ブート可能な装置ではありません。
対処
ディスク構成を確認したうえで、原因が特定できない場合は、調査資料を採取して当社の技術員へ連絡してください。
ERROR: too few valid configuration database replicas
説明
クラスに関する正当な構成データベースの数が不足しています。クラスに登録されている多数のディスクが使用できない場合、このメッセージが出力されます。
このままの状態を放置すると危険です。
対処
「F.1.4 クラス状態に関する異常」を参照してください。
ERROR: group: no ENABLE disk in group
説明
グループ group には、ENABLE 状態のディスクが接続されていません。
対処
「F.1.2 ディスク状態に関する異常」を参照のうえ、グループに接続されているディスクを復旧してください。
ERROR: msec: invalid delay value
説明
遅延時間 msec は不当です。
対処
「付録D コマンドリファレンス」を参照してください。
ERROR: lgroup: mirror group cannot be connected to another group
説明
グループ lgroup はミラーグループであるため、他のグループには接続できません。
対処
適切な下位グループ名を指定してください。
ERROR: lgroup: same type as higher level group hgroup
説明
グループ lgroup と上位グループ hgroup のタイプ属性値が同じであるため、lgroup を hgroup に接続できません。
対処
適切なグループ名を指定してください。
ERROR: hgroup: same name as a lower level group
説明
上位グループのグループ名として、下位グループと同じ名前 hgroup が指定されました。
対処
上位グループと下位グループには、異なるグループ名を指定してください。
ERROR: hgroup: any group cannot be connected to a switch group
説明
グループ hgroup はスイッチグループであるため、他のグループを接続できません。
対処
適切なグループ名を指定してください。
ERROR: group: is a lower level concatenation group
説明
グループ group は、他のグループに接続されているコンカチネーショングループです。group にグループを接続することはできません。
対処
必要に応じて、 group を上位グループから切断してから実行してください。
ERROR: lgroup: stripe group cannot be connected to concatenation group
説明
グループ lgroup はストライプグループであるため、コンカチネーショングループには接続できません。
対処
適切なグループ名を指定してください。
ERROR: lgroup: switch group cannot be connected to mirror group
説明
グループ lgroup はスイッチグループであるため、ミラーグループには接続できません。
対処
適切なグループ名を指定してください。
ERROR: lgroup: switch group cannot be connected to stripe group
説明
グループ lgroup はスイッチグループであるため、ストライプグループには接続できません。
対処
適切なグループ名を指定してください。
ERROR: hgroup: disk is connected
説明
コンカチネーショングループ hgroup には、すでにディスクが接続されているため、スイッチグループは接続できません。
対処
適切なグループ名を指定してください。
ERROR: size: must be more than zero
説明
サイズ size は正の整数値でなければなりません。
対処
正しいサイズを指定してください。
ERROR: size: invalid size
説明
指定されたサイズ size は不当です。
対処
「付録D コマンドリファレンス」を参照してください。
ERROR: group: no such group
説明
グループ group はありません。
対処
適切なグループ名を指定してください。
ERROR: group: not the highest level group
説明
グループ group は最上位グループではありません。
対処
必要に応じて、group を上位グループから切断してから実行してください。
ERROR: too many volumes exist in object
説明
object で指定されたクラス、またはグループ、またはシングルディスクに、すでに最大数のボリュームが存在します。
対処
必要に応じて、他のグループまたはシングルディスクにボリュームを作成してください。
ERROR: too many volumes with physical slices in object
説明
object で指定されたグループあるいはシングルディスクに存在する物理スライスを持つボリュームの数が、最大数に達しています。
対処
必要に応じて、sdxattr -V コマンドを使用して object に存在するボリュームの物理スライス属性をオンからオフに変更してから再実行してください。
ERROR: group: volume with physical slice(s) cannot be created
説明
物理スライスが作成できないグループ group 内に、物理スライスを持つボリュームを作成しようとしました。
対処
以下のいずれかの方法で、物理スライスを持たないボリュームを group に作成することができます。
GDS 運用管理ビューのボリューム構成設定画面で group にボリュームを作成する際に、「物理スライス属性 - なし」を選択する。
sdxvolume -M コマンドで group にボリュームを作成する際に、-a pslice=off オプションを指定する。
また、group がミラーグループの場合は、group に 1 つ以上のディスクを接続することによって、物理スライスを持つボリュームが作成できるようになります。
ERROR: object: no enough space
説明
object で指定されたグループまたはシングルディスクには、十分な空き領域がありません。
対処
必要に応じて、指定するサイズの変更などを行ってください。
object で指定されたグループまたはシングルディスクの物理ディスクの容量を拡張した後に、グループ内またはシングルディスク内のボリュームのサイズを sdxvolume -S コマンドにより拡張しようとすると、本メッセージが出力されます。この場合、以下のいずれかの対処を行ってください。
容量を拡張した物理ディスクに対し、以下の操作を行う。
a1) sdxswap -O コマンドまたは 「物理ディスク交換」 により、交換可能な状態にする。
a2) sdxswap -I コマンドまたは 「物理ディスク復旧」 により、状態を復旧する。
b1) object で指定されたグループまたはシングルディスクに対し、以下の操作を行う。
b1-1) object 内のすべてのボリュームのデータをバックアップする。
b1-2) object 内のすべてのボリュームを削除する。
b2) 容量を拡張したディスクに対し、以下の操作を行う。
b2-1) ディスクがグループに接続されている場合、ディスクをグループから切断する。
b2-2) sdxswap -O コマンドまたは「物理ディスク交換」 により、交換可能な状態にする。
b2-3) sdxswap -I コマンドまたは「物理ディスク復旧」 により、状態を復旧する。
b2-4) 手順b2-1 )でディスクをグループから切断した場合、ディスクをグループに再度接続する。
b3) object で指定されたグループまたはシングルディスクに対し、以下の操作を行う。
b3-1) 手順b1-2) で削除したボリュームを再作成する。
b3-2) 手順b1-1) でバックアップしたボリュームのデータをリストアする。
c1) object で指定されたグループまたはシングルディスクに対し、以下の操作を行う。
c1-1) object 内のすべてのボリュームのデータをバックアップする。
c1-2) object 内のすべてのボリュームを削除する。
c2) 容量を拡張したディスクに対し、以下の操作を行う。
c2-1) ディスクがグループに接続されている場合、ディスクをグループから切断する。
c2-2) ディスクをクラスから削除する。
c2-3) ディスクを再度クラスに登録する。
c2-4) 手順c2-1) でディスクをグループから切断した場合、ディスクをグループに再度接続する。
c3) object で指定されたグループまたはシングルディスクに対し、以下の操作を行う。
c3-1) 手順c1-2) で削除したボリュームを再作成する。
c3-2) 手順c1-1) でバックアップしたボリュームのデータをリストアする。
ERROR: disk: not a single disk
説明
ディスク disk はシングルディスクではありません。
対処
適切なディスク名を指定してください。
ERROR: disk: status disk connected to group
説明
status 状態のディスク disk がグループ group に接続されています。
対処
ディスク disk の状態が復旧した後で、再度コマンドを実行してください。
ERROR: status disk exists in group
説明
status 状態のディスクがグループ group に接続されているか、または group の下位グループに接続されています。
対処
ディスクの状態を確認し、必要ならば status 状態を解除した後で、再度コマンドを実行してください。
ERROR: disk: no such disk in group
説明
ディスク disk はグループ group には接続されていません。
対処
適切なディスク名、あるいはグループ名を指定してください。
ERROR: disk: device: device busy
説明
ディスク disk (物理ディスク名は device) は使用中です。
対処
未使用の状態に変更した後に、再度コマンドを実行してください。
ERROR: too many nodes specified
説明
指定されたノード数が多すぎます。
対処
クラスのスコープに含まれているノードを指定してください。
ERROR: option: cannot be specified for root nor local class
説明
コマンドのオプション option は、ルートクラスおよびローカルクラスでは指定できません。
対処
「付録D コマンドリファレンス」を参照してください。
ERROR: node: not in scope class=class
説明
ノード node はクラス class のスコープに含まれていません。
対処
GDS の構成を確認し、クラスのスコープに含まれているノードを指定して再度実行してください。
ERROR: volume: cannot start, class closed down, node=node
説明
ボリューム volume が属しているクラスがノード node 上で閉塞状態であるため、ボリューム volume の起動が失敗しました。
対処
ボリューム volume が属しているクラスの閉塞状態を復旧してください。多数のディスク障害が発生している可能性があります。オブジェクトの状態、GDS のログメッセージ、syslog のメッセージなどをもとにして、原因を調査してください。
復旧方法については、「F.1.4 クラス状態に関する異常」を参照してください。
ERROR: volume: no such volume
説明
ボリューム volume はありません。
対処
適切なボリューム名を指定してください。
ERROR: object in status status
説明
オブジェクト object は status 状態です。
対処
オブジェクトの状態を確認して、必要ならば status 状態を解除するための操作を行ってください。
ERROR: some ACTIVE volumes exist in class, node=node
説明
クラス class のボリュームがノード node ですでに起動されているため、このノードでは class のボリュームの起動および作成はできません。
対処
クラス class のボリュームを作成する場合は、ノード node で作成してください。または、必要に応じて、node で class 内のすべてのボリュームを停止してから、このノードでボリュームを起動または作成してください。
class のリソースが登録されているクラスタアプリケーションが node で起動または待機状態である場合、node でボリュームを停止するには、そのクラスタアプリケーションを停止する必要があります。
ERROR: volume: some ACTIVE volumes exist in class, node=node
説明
クラス class のボリュームがノード node ですでに起動されているため、このノードではボリューム volume を起動できません。
対処
必要に応じて、ノード node でクラス class 内のすべてのボリュームを停止してから、このノードでボリューム volume を起動してください。
class のリソースが登録されているクラスタアプリケーションが node で起動または待機状態である場合、node でボリュームを停止するには、そのクラスタアプリケーションを停止する必要があります。
ERROR: volume: active disk not connected to node
説明
ノード node には、スイッチボリューム volume が属しているスイッチグループの運用ディスクが接続されていないため、node では volume を起動できません。
対処
volume が属しているスイッチグループに待機ディスクが接続されている場合は、sdxattr -G コマンドを使ってその待機ディスクを運用ディスクに変更することにより、volume を node で起動できるようになります。
ERROR: volume: active disk of lower level group group is not connected to node
説明
ノード node には下位スイッチグループ group の運用ディスクが接続されていないため、 node ではボリューム volume を起動できません。group は、volume が属している最上位グループに接続されている、下位スイッチグループです。
対処
group に待機ディスクが接続されている場合は、sdxattr -G コマンドを使ってその待機ディスクを運用ディスクに変更することにより、volume を node で起動できるようになります。
ERROR: lock is set on volume volume, node=node
説明
ノード node においては、ボリューム volume には起動ロックが設定されています。
対処
必要に応じて、起動ロックを解除するか、あるいは -e unlock オプションを指定してください。
ERROR: volume: cannot stop, class closed down, node=node
説明
ボリューム volume が属しているクラスがノード node 上で閉塞状態であるため、ボリューム volume の停止が失敗しました。
対処
ボリューム volume が属しているクラスの閉塞状態を復旧してください。多数のディスク障害が発生している可能性があります。オブジェクトの状態、GDS のログメッセージ、syslog のメッセージなどをもとにして、原因を調査してください。
復旧方法については、「F.1.4 クラス状態に関する異常」を参照してください。
ERROR: object.volume: status slice exists in object
説明
status 状態のスライス object.volume がオブジェクト object 内に存在しています。
対処
オブジェクトの状態を確認して、必要ならば status 状態を解除するための操作を行ってください。
ERROR: object in status status, node=node
説明
ノード node におけるオブジェクト object 状態は status です。
対処
オブジェクトの状態を確認して、必要ならば status 状態を解除するための操作を行ってください。
ERROR: volume: stripe type volume cannot be resized
説明
ボリューム volume はストライプグループに作成されたボリュームであるため、サイズの変更はできません。
対処
「A.2.30 オンラインボリューム拡張」の「ストライプボリュームおよびコンカチネーションタイプのボリュームの拡張」を参照してください。
ERROR: volume: concat type volume cannot be resized
説明
ボリューム volume はコンカチネーショングループに作成されたボリュームであるため、サイズの変更はできません。
対処
「A.2.30 オンラインボリューム拡張」の「ストライプボリュームおよびコンカチネーションタイプのボリュームの拡張」を参照してください。
ERROR: volume: consists of multiple mirror slices
説明
ボリューム volume は複数のミラースライスから構成されるミラーボリュームであるため、サイズの変更はできません。
対処
volume を構成するミラースライスがひとつだけになるように、volume が属しているミラーグループからディスクおよび下位グループを切断した後、再度コマンドを実行してください。
ERROR: spare disk connected for disk
説明
ディスク disk の替わりにスペアディスクが接続されています。
対処
まず、ディスク disk の状態を復旧させてください。
ERROR: object.volume is only valid slice
説明
スライス object.volume は、ボリューム volume 内で唯一有効なスライスです。操作を続行するとボリューム volume のデータが失われてしまう可能性があるため、操作はできません。
対処
volume がミラーボリュームの場合は、まずミラーリング状態を回復する (例えば、グループに対して新しいディスクを接続する) ことによって、操作を続行できます。
volume がミラーボリュームではない場合は、必要に応じて、まず、volume を削除してください。
ERROR: object: the last disk or group in lower level group group
説明
オブジェクト object は、下位グループ group に接続されている唯一のディスクまたはグループです。object を group から切断することはできません。
対処
必要に応じて、group を上位グループから切断してから実行してください。
ERROR: object: not connected to the end of concatenation group group
説明
オブジェクト object は、コンカチネーショングループ group に最後にコンカチネートされたディスクまたはスイッチグループではありません。object を group から切断することはできません。
対処
group に接続されているディスクまたはグループの切断は、接続した順序と逆の順序で行ってください。ディスクまたはグループを group に接続した順序は、sdxinfo -G コマンドの出力の DISKS フィールドで確認できます。
ERROR: object: disk space is assigned to volume volume
説明
ディスクまたは下位スイッチグループ object のディスク領域がボリューム volume に割り当てられているため、object をコンカチネーショングループから切断することはできません。
対処
必要ならば、volume をまず削除してください。
ERROR: group: inactive disk is connected
説明
グループ group には待機ディスクが接続されているため、group の運用ディスクの物理ディスク交換および切断は、できません。
対処
必要に応じて、sdxattr -G コマンドを使用して運用ディスクを切り替えてから、旧運用ディスクの物理ディスク交換または切断を行ってください。
ERROR: disk: not inactive disk
説明
ディスク disk は、下位スイッチグループの運用ディスクであるため、物理ディスク交換はできません。
対処
必要に応じて、sdxattr -G コマンドを使用して運用ディスクを切り替えてから、旧運用ディスクの物理ディスク交換を行ってください。
ERROR: lgroup: no such group in hgroup
説明
グループ lgroup はグループ hgroup には接続されていません。
対処
適切なグループ名を指定してください。
ERROR: one or more volumes exist in group
説明
グループ group にボリュームが存在しています。
対処
必要ならば、ボリュームをまず削除してください。
ERROR: disk connected to group
説明
ディスク disk はグループ group に接続されています。
対処
必要ならば、まずディスクをグループから切断してください。
ERROR: disk: The last ENABLE disk in class cannot be removed
説明
クラスに SWAP 状態または DISABLE 状態のディスクが存在する場合、クラスに存在する最後の ENABLE 状態のディスクを削除することはできません。
対処
SWAP 状態あるいは DISABLE 状態のディスクの復旧をまず行ってください。または、新しいディスクをクラスに登録してください。
ERROR: disk: cannot be removed to avoid class closing down
説明
ディスク disk には構成データベースが格納されており、disk を削除するとクラスが閉塞するため、削除できません。
対処
disk が登録されているクラスのディスクのうち、故障しているディスクを復旧または削除してから、disk を削除してください。
ERROR: one or more volumes exist in disk
説明
ディスク disk にはボリュームが存在しています。
対処
必要に応じて、まずボリュームを削除してください。
ERROR: one or more groups exist in class
説明
クラス class にはグループが存在しています。
対処
必要に応じて、まずグループを削除してください。
ERROR: disk: status disk exists in class
説明
クラス class には status 状態のディスク disk が存在しています。
対処
ディスク disk を status 状態からまず回復させてください。
ERROR: volume: status volume exists in class, node=node
説明
クラス class には、ノード node において status 状態のボリューム volume が存在しています。
対処
必要に応じて、まずボリュームの状態を変更してください。
ERROR: disk: no such disk
説明
ディスク disk はありません。
対処
適切なディスク名を指定してください。
ERROR: volume: not associated with object
説明
object で指定されたディスクまたはグループと、volume で指定されたボリュームとの組合せでは、スライスを特定できません。
対処
「付録D コマンドリファレンス」を参照して、適切なディスク名、グループ名あるいはボリューム名を指定してください。
ERROR: volume is single volume
説明
volume はシングルボリュームです。シングルボリュームのスライス切離しはできません。
対処
適切なボリューム名を指定してください。
ERROR: volume: not a mirror volume
説明
ボリューム volume は、ミラーボリュームではありません。
対処
適切なボリューム名を指定してください。
ERROR: object: not connected to the highest level group
説明
object で指定されたディスクまたはグループは、最上位グループには接続されていません。
対処
「付録D コマンドリファレンス」を参照して、適切なディスク名、またはグループ名を指定し直してください。
ERROR: disk: The last ENABLE disk in class cannot be swapped
説明
クラスに存在する最後の ENABLE 状態のディスクを交換することはできません。
対処
構成に応じて、別の手段で回避してください。例えば、新しいディスクをクラスに登録する方法もありえます。
ERROR: disk: keep disk cannot be swapped out
説明
キープディスク disk を交換することはできません。
対処
ディスク disk のタイプ属性を変更して、再度コマンドを実行してください。
ERROR: disk: volume in status status
説明
ディスクが関連しているボリュームのなかに status 状態のものがあります。
対処
まず、ボリュームの status 状態を復旧させてください。
ERROR: disk: the highest level group is not a mirror group
説明
ディスク disk の最上位グループが、ミラーグループではありません。
disk は交換できません。
対処
disk をグループから切断し、グループに接続されていない状態にしてから、再実行してください。
ERROR: disk : cannot be swapped to avoid class closing down
説明
ディスク disk には構成データベースが格納されており、 disk を交換するとクラスが閉塞するため、交換できません。
対処
disk が登録されているクラスのディスクのうち、故障している他のディスクを交換してから、 disk を交換してください。
ERROR: disk : device : device busy on node node
説明
ディスク disk (物理ディスク名は device) は、ノード node で使用中です。
対処
未使用の状態に変更した後に、再度コマンドを実行してください。
ERROR: disk: device: cannot open, errno=errno
説明
物理ディスク device をオープンできません。
対処
物理ディスク device が正常に動作しているかどうか確認してください。
ERROR: disk: device: not a hard disk
説明
物理ディスク device はハードディスクではありません。
対処
ハードディスクを指定してください。
ERROR: disk: device: illegal format
説明
物理ディスク device のフォーマットが正しくありません。
対処
フォーマット状態を確認してください。
ERROR: disk busy - /dev/rdsk/pslice
説明
物理ディスク pslice は使用中です。
対処
未使用の状態に変更した後に、再度コマンドを実行してください。
ERROR: disk: device: linked to a cluster service
説明
物理ディスク device はクラスタアプリケーションで使用されています。
対処
クラスタ環境の設定を確認してください。
ERROR: disk: device: not enough size
説明
物理ディスクのサイズが小さすぎます。
対処
十分なサイズの物理ディスクを指定してください。
ERROR: disk: device: not connected to node
説明
物理ディスク device はノード node には接続されていません。あるいは、クラスタの共用ディスク定義が正しく完了していません。
対処
システム構成などを確認した後に、コマンドを実行してください。
ERROR: disk: device: invalid disk, managed by driver
説明
指定されたディスク (対応する物理ディスク名は device) は、ドライバ driver によって管理されているため、扱うことができません。
対処
I/O 構成やクラスタシステムの構成を確認したうえで、適切な物理ディスク名を指定してください。
ERROR: object.volume: status slice exists in group
説明
status 状態のスライス object.volume がグループ group 内に存在します。
対処
オブジェクトの状態を確認して、必要ならば status 状態を解除するための操作を行ってください。
ERROR: disk: device: invalid disk on node node, managed by driver
説明
ノード node において、ディスク disk の物理ディスク device は、ドライバ driver によって管理されているため、扱うことができません。
対処
I/O 構成やクラスタシステムの構成を確認したうえで、適切な物理ディスク名を指定してください。
ERROR: disk: device: cannot open on node node, errno= errno
説明
物理ディスク device は、ノード node においてオープンできません。
対処
物理ディスク device が正常に動作しているかどうか確認してください。
ERROR: disk: device: node: not a hard disk
説明
ノード node 上の物理ディスク device はハードディスクではありません。
対処
ハードディスクを指定してください。
ERROR: disk: device : node : illegal format
説明
ノード node 上の物理ディスク device のフォーマットが正しくありません。
対処
フォーマット状態を確認してください。
ERROR: disk busy on node node - /dev/rdsk/pslice
説明
ノード node 上の物理ディスク pslice は使用中です。
対処
未使用の状態に変更した後に、再度コマンドを実行してください。
ERROR: disk : device : node : linked to a cluster service
説明
ノード node 上の物理ディスク device はクラスタアプリケーションで使用されています。
対処
クラスタ環境の設定を確認してください。
ERROR: disk : device : node : not enough size
説明
ノード node 上の物理ディスク device のサイズが小さすぎます。
対処
十分なサイズの物理ディスクに交換してください。
ERROR: disk : device : read error, errno=errno
説明
物理ディスク device でリードエラーが発生しました。
対処
ディスク障害の可能性があります。ディスクドライバのログメッセージなどをもとにして、故障原因を特定して復旧してください。
ERROR: disk : device : node : read error, errno=errno
説明
ノード node 上の物理ディスク device でリードエラーが発生しました。
対処
ディスク障害の可能性があります。ディスクドライバのログメッセージなどをもとにして、故障原因を特定して復旧してください。
ERROR: object: read error, errno=errno
説明
object で指定されたディスク、または object で指定されたグループかその下位グループに接続されているディスクで、リードエラーが発生しました。
対処
ディスク障害の可能性があります。ディスクドライバのログメッセージなどをもとにして、故障原因を特定して復旧させてください。あるいは、正常な別のディスクまたはグループを指定してください。
ERROR: object.volume: no such slice
説明
object で指定されたディスクまたはグループと、volume で指定されたボリュームとの組合せでは、スライスを特定できません。
対処
「付録D コマンドリファレンス」を参照して、適切なディスク名、グループ名あるいはボリューム名を指定してください。
ERROR: disk: not active disk
説明
ディスク disk は運用ディスクではありません。
対処
運用ディスクを指定してください。
ERROR: disk: I/O error not occur
説明
ディスク disk では I/O エラーは発生していません。sdxfix -D コマンドを使用して disk を修復する必要はありません。
対処
特に対処は必要ありません。
ERROR: class: not close down
説明
クラス class は閉塞していません。sdxfix -C コマンドを使用して class を復旧する必要はありません。
対処
特に対処は必要ありません。
ERROR: no valid configuration database
説明
クラスの正当な構成データベースが見つかりません。クラスに登録されているすべての (または大半の) ディスクが使用できない場合、このメッセージが出力されます。
対処
「F.1.4 クラス状態に関する異常」を参照してください。
ERROR: class: closed down on all nodes in class scope
説明
クラス class の閉塞状態の復旧処理中に、class がクラススコープ内の全ノードで閉塞しました。
対処
sdxfix -C コマンドを再実行してください。
ERROR: disk: connected to switch group
説明
ディスク disk はスイッチグループに接続されているため、disk の I/O エラー状態は解除できません。
対処
sdxswap -O コマンドまたは GDS 運用管理ビューの [操作]:[物理ディスク交換] を使用して disk を交換可能な状態にすると、disk の I/O エラー状態が解除されます。その後、必要に応じて disk の物理ディスクを交換した後、sdxswap -I コマンドまたは GDS 運用管理ビューの [操作]:[物理ディスク復旧] を使用して disk を使用可能な状態に戻してください。
ERROR: volume: cannot restart to copy, cancel current interrupted copy operation by sdxcopy command with -C option
説明
ボリューム内におけるコピー処理を再開できませんでした。
対処
必要に応じて、中断中のコピー処理を中止したうえで、コピーを開始してください。
ERROR: attribute=value: cannot modify type attribute of root class
説明
ルートクラスのタイプ属性を変更することはできません。
対処
適切なクラス名を指定してください。
ERROR: class: class names must be unique within a domain
説明
クラス class と同じ名前を持つクラスは、すでにクラスタドメイン内に存在しています。
対処
クラス名の変更時に本メッセージが出力された場合は、別のクラス名を指定してください。
クラススコープの拡張時に本メッセージが出力された場合は、「A.2.34 シングルノードからクラスタシステムへの移行」の「注意事項 2」を参照してください。
ERROR: class: volume minor numbers must be unique within a domain
説明
クラス class 内のボリュームと同じマイナ番号を持つボリュームが、すでにクラスタドメイン内に存在しています。
対処
「A.2.34 シングルノードからクラスタシステムへの移行」の「注意事項 2」を参照してください。
ERROR: one or more disks not connected to node
説明
ノード node に接続されていないディスク、または、リソースデータベースに登録されていないディスクが、クラスに存在しています。
対処
ハード構成、およびクラス内のディスク構成を確認してください。リソースデータベースに登録されていないディスクがクラスに存在している場合は、自動リソース登録を実行して、クラス内のすべてのディスクをリソースデータベースに登録してください。
自動リソース登録については、「PRIMECLUSTER Cluster Foundation 導入運用手引書」を参照してください。
ERROR: disk: IDE disk cannot be specified as spare disk
説明
disk は IDE ディスクです。IDE ディスクをスペアディスクとして扱うことはできません。
対処
スペアディスクには、IDE 以外のディスクを使用してください。
ERROR: object: no such object
説明
オブジェクト object はありません。
対処
適切なオブジェクト名を指定してください。
ERROR: class: shared objects information not yet available, try again for a while
説明
まだ共用オブジェクト情報を利用できません。
対処
クラスタ制御が起動されるまで、しばらく待った後で、再度コマンドを実行してください。
ERROR: node: node in stopped status
説明
ノード node は停止中の状態であるため、操作を行うことができません。
対処
ノード node を起動した後に、再度操作を行ってください。
ERROR: node: node in abnormal status
説明
ノード node は故障中の状態であるため、操作を行うことができません。
対処
ノード node が正常に起動された後に、再度操作を行ってください。
ERROR: cluster communication failure
説明
クラスタとの通信に失敗したため、操作を行うことができません。
対処
クラスタシステムあるいは GDS が正常に動作しているかどうか確認して、復旧後に再度操作を行ってください。
ERROR: cluster communication failure, sdxerrno=sdxerrno
説明
クラスタとの通信に失敗したため、操作を行うことができません。
対処
クラスタシステムあるいは GDS が正常に動作しているかどうか確認して、復旧後に再度操作を行ってください。
ERROR: cluster communication failure, remote-node=node, sdxerrno=sdxerrno
説明
他ノード node とのクラスタ通信に失敗したため、操作を行うことができません。
対処
クラスタシステムあるいは GDS が正常に動作しているかどうか確認して、復旧後に再度操作を行ってください。
ERROR: class: not a root class
説明
クラス class は、ルートクラスではありません。以下のいずれかの可能性があります。
a) クラス名の指定が間違っている。
b) ルートクラスに対してのみ使用可能な機能を、ローカルクラスまたは共用クラスに対して使用しようとした。
c) GDS の FJSVsdxl パッケージが正常にインストールされていないシステムで、ローカルクラスまたは共用クラスのグループを作成しようとした。
d) GDS Snapshot の FJSVsdxsl パッケージが正常にインストールされていないシステムで、ローカルクラスまたは共用クラスに対しプロキシ操作を行おうとした。
対処
a) または b) の場合、「付録D コマンドリファレンス」を参照して、適切なクラス名を指定してください。
c) または d) の場合、FJSVsdxl または FJSVsdxsl を正しくインストールしてください。
ERROR: disk: not a keep disk
説明
ディスク disk は、キープディスクではありません。
対処
「付録D コマンドリファレンス」を参照して、適切なディスク名を指定し直してください。
ERROR: disk: not connected to any group
説明
ディスク disk は、グループに接続されていません。
対処
「付録D コマンドリファレンス」を参照して、適切なディスク名を指定し直してください。
ERROR: volume: status volume exists in group
説明
status 状態のボリューム volume がグループ group に存在します。
対処
ボリュームの状態を復旧させた後に、再度コマンドを実行してください。
ERROR: disk: not a system disk
説明
ディスク disk はシステムディスクではありません。
対処
適切なディスク名を指定して、再度コマンドを実行してください。
ERROR: device: mandatory system disk must be registered to class
説明
システムディスク device がクラス class に登録されていません。device には、/ (ルート)、/usr、または /var として現在動作しているスライスが存在するため、システムディスク設定を行うためには、device を class に登録する必要があります。
対処
「5.1.1 システムディスク設定」または「付録D コマンドリファレンス」を参照して、正しく準備を完了させた後に、再度コマンドを実行してください。
ERROR: disk: mandatory system disk must be specified
説明
システムディスク disk が指定されていません。disk には、/ (ルート)、/usr、または /var として現在動作しているスライスが存在するため、システムディスク解除を行うためには、disk を指定する必要があります。
対処
/ (ルート)、/usr、または /var として現在動作しているスライスが存在するシステムディスクをすべて指定して、再度コマンドを実行してください。
ERROR: disk: two or more disks connected to group
説明
ディスク disk が接続されているグループ group には、2 本あるいはそれ以上のディスクが接続されています。
対処
「付録D コマンドリファレンス」を参照して、正しく準備を完了した後に、再度コマンドを実行してください。
ERROR: root file system not mounted on volume
説明
ルートファイルシステムは、ボリュームにマウントされていません。
対処
構成を確認したうえで、「付録D コマンドリファレンス」を参照してください。
ERROR: illegal slice name
説明
スライス名には "." (ドット) 文字が含まれます。
対処
正しいスライス名を指定してください。
ERROR: disk.volume cannot be operated on the current node, take over by sdxslice command with -T option
説明
スライス disk.volume は、現在のノードから操作できません。
対処
sdxslice -T コマンドを使って、スライスを引き継いでください。
ERROR: volume: physical slice attribute value is off
説明
ボリューム volume の物理スライス属性の値が off です。物理スライスを持たないボリュームのスライスを切離すことはできません。
対処
ボリューム volume の物理スライス属性を on に変更してから、再度コマンドを実行してください。
ERROR: object: device busy on node node
説明
オブジェクト object は、ノード node 上で使用中です。
対処
未使用の状態に変更した後に、再度コマンドを実行してください。
ERROR: class: not a shared class
説明
クラス class は、共用クラスではありません。
対処
共用クラスを指定してください。
ERROR: param: invalid parameter name
説明
パラメタ名 param は不当です。
対処
「付録D コマンドリファレンス」を参照してください。
ERROR: param =val: invalid parameter value
説明
パラメタ値 val は不当です。
対処
「付録D コマンドリファレンス」を参照してください。
ERROR: param: parameter name duplicated
説明
複数の同じパラメタ名 param が指定されました。
対処
同じパラメタ名はひとつだけ指定してください。
ERROR: copy_concurrency=val: value more than or equal to the number of actually running copy operations must be specified
説明
copy_concurrency パラメタに対して、現在実行中のコピー処理数よりも小さい値が指定されました。
対処
copy_concurrency パラメタには、現在実行中のコピー処理数以上の値を指定してください。
ERROR: mode=string: access mode duplicated
説明
複数のアクセスモードが指定されました。
対処
アクセスモードはひとつだけ指定してください。
ERROR: mode=string: invalid access mode
説明
アクセスモード値 string は不当です。
対処
「付録D コマンドリファレンス」を参照してください。
ERROR: volume: already started with different access mode, node=node
説明
ノード node で、アクセスモードを指定してボリューム volume を起動しようとしましたが、ボリューム volume はすでに異なるアクセスモードで起動されています。
対処
必要に応じて、ボリューム volume をいったん停止してから、再度起動してください。
ERROR: volume: related to proxy volume proxy
説明
ボリューム volume は、プロキシボリューム proxy に関連づけられているマスタボリュームです。
対処
必要に応じて、マスタボリューム volume とプロキシボリューム proxy の関係を解除してから、再度実行してください。
ERROR: volume: related to master volume master
説明
ボリューム volume は、マスタボリューム master に関連づけられているプロキシボリュームです。
対処
必要に応じて、マスタボリューム master とプロキシボリューム volume の関係を解除してから、再度実行してください。
ERROR: volume: related to proxy volume proxy with EC
説明
ボリューム volume とプロキシボリューム proxy との間に EC セッションが存在します。
対処
必要に応じて、マスタボリューム volume とプロキシボリューム proxy の関係を解除してから、再度実行してください。
ERROR: volume: related to master volume master with EC
説明
ボリューム volume とマスタボリューム master との間に EC セッションが存在します。
対処
必要に応じて、sdxproxy Cancel コマンドを使って、マスタボリューム master とプロキシボリューム volume の間に存在する EC セッションを中止してください。または、マスタボリューム master とプロキシボリューム volume の関係を解除してから、再度実行してください。
ERROR: volume: related to proxy volume proxy with TimeFinder
説明
ボリューム volume とプロキシボリューム proxy との間に BCV ペアが存在します。
対処
必要に応じて、マスタボリューム volume とプロキシボリューム proxy の関係を解除してから、再度実行してください。
ERROR: volume: related to master volume master with TimeFinder
説明
ボリューム volume とマスタボリューム master との間に BCV ペアが存在します。
対処
必要に応じて、マスタボリューム master とプロキシボリューム volume の関係を解除してから、再度実行してください。
ERROR: volume: related to proxy volume proxy with SRDF
説明
ボリューム volume とプロキシボリューム proxy との間に SRDF ペアが存在します。
対処
必要に応じて、マスタボリューム volume とプロキシボリューム proxy の関係を解除してから、再度実行してください。
ERROR: volume: related to master volume master with SRDF
説明
ボリューム volume とマスタボリューム master との間に SRDF ペアが存在します。
対処
必要に応じて、マスタボリューム master とプロキシボリューム volume の関係を解除してから、再度実行してください。
ERROR: proxy: no parted proxy volume in proxy group
説明
プロキシグループ proxy 内には分離状態のプロキシボリュームがありません。
対処
必要に応じて、プロキシを分離してから、再度実行してください。
ERROR: volume: parted proxy volume
説明
ボリューム volume は、マスタボリュームから分離されたプロキシボリュームです。
対処
必要に応じて、マスタボリュームに再結合するか、または マスタボリュームとの関係を解除してから、再度実行してください。
ERROR: group: related to proxy group proxy
説明
グループ group は、プロキシグループ proxy に関連づけられているマスタグループです。
対処
必要に応じて、マスタグループ group とプロキシグループ proxy の関係を解除した後に、再度実行してください。
ERROR: group: related to master group master
説明
グループ group は、マスタグループ master に関連づけられているプロキシグループです。
対処
必要に応じて、マスタグループ master とプロキシグループ group の関係を解除した後に、再度実行してください。
ERROR: volume: related to master or proxy volume
説明
ボリューム volume は、マスタボリュームあるいはプロキシボリュームと関連づけられています。
対処
必要に応じて、マスタとプロキシの関係を解除した後に、再度実行してください。
ERROR: volume: joined to master volume master
説明
ボリューム volume は、マスタボリューム master に結合されているプロキシボリュームです。
対処
必要に応じて、ボリューム volume をマスタボリューム master から分離するか、または マスタボリュームとの関係を解除してから、再度実行してください。
ERROR: volume: copying from master volume master
説明
ボリューム volume には、マスタボリューム master からコピー処理が行われています。
対処
コピーが完了してから、再度コマンドを実行してください。
ERROR: volume: copying from proxy volume proxy
説明
ボリューム volume には、プロキシボリューム proxy からコピー処理が行われています。
対処
コピーが完了してから、再度コマンドを実行してください。
ERROR: class is root class
説明
クラス class はルートクラスです。ルートクラスに対してサポートされていない操作を行おうとしました。
対処
適切なクラス名を指定してください。
ERROR: object: not volume nor group
説明
オブジェクト object はボリュームでもグループでもありません。
対処
GDS の構成を確認した後に、ボリューム名またはグループ名を正しく指定してコマンドを実行してください。
ERROR: different types of objects, master=master, proxy=proxy
説明
異なる種類のオブジェクト master, proxy を、マスタ、プロキシとして関連づけようとしました。
対処
マスタ、プロキシとしては、以下のいずれかを指定してください。
同じタイプの 2 つのボリューム
ミラーボリュームとシングルボリューム
2 つのミラーグループ
詳細は、「D.14 sdxproxy - プロキシオブジェクトの操作」を参照してください。
ERROR: object: same name as master
説明
プロキシのオブジェクト名として、マスタと同じ名前 object が指定されました。
対処
マスタ、プロキシとしては、異なるオブジェクト名を指定してください。
ERROR: group: not a mirror group
説明
グループ group は、ミラーグループではありません。
対処
適切なグループ名を指定してください。
ERROR: no volume exists in group
説明
グループ group にはボリュームが存在しません。
対処
必要に応じて、sdxvolume -M コマンドを使って、グループ group にボリュームを作成した後、再度実行してください。
ERROR: too many proxy volumes are related to master
説明
マスタオブジェクト master に関連づけられているプロキシボリュームが多すぎます。
対処
必要に応じて、GDS の構成を見直してください。
プロキシボリューム数の条件については、「A.1.9 プロキシボリューム数」を参照してください。
ERROR: master: corresponding proxy volume name must be specified
説明
マスタボリューム master に対応するプロキシボリュームのボリューム名が指定されていません。
対処
「D.14 sdxproxy - プロキシオブジェクトの操作」を参照してください。
ERROR: proxy: proxy volume name duplicated
説明
複数のマスタボリュームに対して、同じプロキシボリューム名 proxy が重複して指定されました。
対処
別の名前を指定して、再度コマンドを実行してください。
ERROR: volume: no such volume in group
説明
ボリューム volume は、グループ group には存在しません。
対処
適切なボリューム名、あるいはグループ名を指定してください。
ERROR: object: object name duplicated
説明
同じオブジェクト名 object が重複して指定されました。または、ボリューム object が属するグループと、ボリューム object 自体が、同時に指定されました。
対処
ひとつのオブジェクトは1回だけ指定してください。
ERROR: proxy: already parted
説明
プロキシボリューム proxy はすでに分離されています。
対処
特に対処は必要ありません。
ERROR: one point copy not available
説明
OPC (One Point Copy) 機能が利用できないため、プロキシの操作が実行できません。
対処
ERROR: proxy: already joined
説明
プロキシオブジェクト proxy はすでに結合されています。
対処
特に対処は必要ありません。
ERROR: proxy: not joined to master
説明
プロキシボリューム proxy は、マスタボリュームに結合されていません。
対処
必要に応じて、プロキシボリューム proxy をマスタボリュームに再び結合した後、再度コマンドを実行してください。
ERROR: proxy: no such proxy object
説明
プロキシオブジェクト proxy が見つかりません。
対処
適切なプロキシオブジェクト名を指定してください。
ERROR: master: no such master object
説明
マスタオブジェクト master が見つかりません。
対処
適切なマスタオブジェクト名を指定してください。
ERROR: volume: exists in proxy group
説明
ボリューム volume は、プロキシグループ内のプロキシボリュームです。
対処
プロキシグループを指定して、再度コマンドを実行してください。
ERROR: group: not a proxy group
説明
group はプロキシグループのグループ名ではありません。
対処
GDS の構成を確認の上、プロキシグループのグループ名を指定してください。
ERROR: volume: copying with EC
説明
ボリューム volume は、EC コピー中です。
対処
コピーが完了してから、再度コマンドを実行してください。
ERROR: volume: copying with OPC
説明
ボリューム volume は、OPC コピー中です。
対処
コピーが完了してから、再度コマンドを実行してください。
ERROR: volume: copying with TimeFinder
説明
ボリューム volume は、TimeFinder によってコピー中です。
対処
コピーが完了してから、再度コマンドを実行してください。
ERROR: volume: copying with SRDF
説明
ボリューム volume は、SRDF によってコピー中です。
対処
コピーが完了してから、再度コマンドを実行してください。
ERROR: volume: related to same master volume as proxy proxy, master=master
説明
ボリューム volume は、プロキシボリューム proxy と同じマスタボリューム master に関連づけられています。
対処
適切なボリューム名を指定してください。詳しくは、「付録D コマンドリファレンス」を参照してください。
ERROR: master and proxy exist in same group group
説明
指定されたマスタボリュームとプロキシボリュームは、同じグループ group に属しています。
対処
異なるグループに属しているボリュームを指定してください。
ERROR: proxy: joined to master with EC, rejoin them by soft copy and try again
説明
プロキシ proxy とマスタとの間に EC セッションが存在するため、スライスの入換えができません。
対処
必要に応じて、以下のいずれかの操作によって EC セッションを解除してから、再度実行してください。
マスタとプロキシをいったん分離し、sdxproxy Rejoin -e softcopy コマンドを使って再結合する。
マスタとプロキシの関係をいったん解除し、sdxproxy Join -e softcopy コマンドを使って再び結合する。
ERROR: proxy: joined to master with TimeFinder, rejoin them by soft copy and try again
説明
プロキシ proxy とマスタとの間に BCV ペアが存在するため、スライスの入換えができません。
対処
必要に応じて、以下のいずれかの操作によって BCV ペアを解除してから、再度実行してください。
マスタとプロキシをいったん分離し、sdxproxy Rejoin -e softcopy コマンドを使って再結合する。
マスタとプロキシの関係をいったん解除し、sdxproxy Join -e softcopy コマンドを使って再び結合する。
ERROR: proxy: joined to master with SRDF, rejoin them by soft copy and try again
説明
プロキシ proxy とマスタとの間に SRDF ペアが存在するため、スライスの入換えができません。
対処
必要に応じて、以下のいずれかの操作によって SRDF ペアを解除してから、再度実行してください。
マスタとプロキシをいったん分離し、sdxproxy Rejoin -e softcopy コマンドを使って再結合する。
マスタとプロキシの関係をいったん解除し、sdxproxy Join -e softcopy コマンドを使って再び結合する。
ERROR: volume: proxy volume cannot be specified when using TimeFinder
説明
プロキシボリューム volume とマスタとの間に BCV ペアが存在するため、volume を指定して分離、再結合、復元を行うことはできません。
対処
分離、再結合、復元を行うには、volume が属しているプロキシグループを指定して再度コマンドを実行してください。
ERROR: volume: proxy volume cannot be specified when using SRDF
説明
プロキシボリューム volume とマスタとの間に SRDF ペアが存在するため、volume を指定して分離、再結合、復元を行うことはできません。
対処
分離、再結合、復元を行うには、volume が属しているプロキシグループを指定して再度コマンドを実行してください。
ERROR: proxy: failed to start soft copy
説明
プロキシボリューム proxy とマスタボリュームとの間で、ソフトコピーによる等価性コピーの開始時にエラーが発生しました。
対処
調査資料を採取して当社の技術員に連絡してください。
ERROR: OPC not available
説明
OPC 機能が使用できません。
対処
ERROR: EC not available
説明
EC 機能が使用できません。
対処
ERROR: proxy: too many EC/OPC sessions
説明
物理ディスク (LU) 内またはディスクアレイ筐体内の、EC または OPC のセッション数が、同時に動作可能なセッション数の上限に達しています。このため、EC および OPC のセッションを開始できません。
対処
EC または OPC によるコピーを行いたい場合は、動作中のセッションが終了してから再度コマンドを実行してください。または、必要に応じて、sdxproxy Cancel コマンド、sdxproxy Break コマンド、または、GDS 運用管理ビューの [操作]:[プロキシ操作]:[解除] を使用して動作中のセッションをキャンセルしてから、再度実行してください。
ERROR: proxy: offset is different from master volume master
説明
マスタボリューム master とプロキシボリューム proxy は、先頭ブロック (セクタ) 番号が異なっています。先頭ブロック番号とは、物理ディスク上のオフセットを表す物理的なブロック番号ではなく、ボリュームが属しているグループ (またはシングルディスク) 内のオフセットを表す論理的なブロック番号です。
対処
ミラーグループの対を関連付ける場合、ボリュームの配置がマスタグループと一致するグループを、プロキシグループとして指定してください。
タイプがストライプまたはコンカチネーションのボリュームの対を関連付ける場合、グループ内オフセットとサイズがマスタボリュームと一致するボリュームを、プロキシボリュームとして指定してください。
ボリュームの先頭ブロック (セクタ) 番号とサイズは、それぞれ、sdxinfo コマンドで表示されるボリューム情報の 1STBLK フィールドと BLOCKS フィールドで確認することができます。
ERROR: proxy: number of volumes is different from master group master
説明
マスタグループ master とプロキシグループ proxy は、グループ内のボリューム数が異なっています。マスタグループとプロキシグループの、グループ内のボリュームの配置 (オフセットとサイズ) は、一致している必要があります。
対処
プロキシグループとしては、ボリュームの配置がマスタグループと一致するグループを指定してください。
ERROR: proxy: failed to start OPC, source=disk.volume, target=disk.volume, class=class
説明
プロキシボリューム proxy とマスタボリュームとの間で、OPC の開始時にエラーが発生しました。
source はコピー元のスライス名、target はコピー先のスライス名、class はコピー元とコピー先のスライスが属しているクラスのクラス名です。
対処
直前に出力されている GDS のログメッセージ、ディスクドライバのログメッセージ、ETERNUS ディスクアレイのログメッセージなどをもとにして、故障原因を特定して復旧させてください。
ERROR: proxy: failed to start EC session, source=disk.volume, target=disk.volume, class=class
説明
プロキシボリューム proxy とマスタボリュームとの間で、EC セッションの開始時にエラーが発生しました。
source はコピー元のスライス名、target はコピー先のスライス名、class はコピー元とコピー先のスライスが属しているクラスのクラス名です。
対処
直前に出力されている GDS のログメッセージ、ディスクドライバのログメッセージ、ETERNUS ディスクアレイのログメッセージなどをもとにして、故障原因を特定して復旧させてください。
ERROR: copy region exceeds volume region, volume=volume, offset=blkno, size=size
説明
開始ブロック番号 blkno 、サイズ size で指定されたコピー範囲は、ボリューム volume の範囲を超えています。
対処
sdxinfo コマンドを使ってボリューム volume のサイズを確認し、コピー範囲ファイルを修正してください。
ERROR: cannot open copy region file region_file, errno=errno
説明
コピー範囲ファイル region_file のオープンに失敗しました。
対処
調査資料を採取して、当社の技術員に連絡してください。
ERROR: cannot read copy region file region_file, errno=errno
説明
コピー範囲ファイル region_file のリードに失敗しました。
対処
調査資料を採取して、当社の技術員に連絡してください。
ERROR: syntax error in copy region file region_file, line=line
説明
コピー範囲ファイル region_file の line 行目の記述に誤りがあります。
対処
region_file の内容を確認してください。
ERROR: too many copy regions in copy region file region_file
説明
コピー範囲ファイル region_file で指定されているコピー範囲が多すぎます。
対処
region_file を修正してください。
ERROR: copy region file region_file contains overlapping regions, line=line1, line=line2
説明
コピー範囲ファイル region_file の line1 行目と line2 行目で指定されているコピー範囲が重複しています。
対処
region_file の内容を確認してください。
ERROR: OPC not available with multiple extents
説明
ディスク装置が OPC の複数エクステント指定コピー機能を備えていないか、または備わっている機能が何らかの理由によって利用できません。
対処
ディスク装置のハードウェア構成などを確認してください。必要に応じて、コピー範囲をひとつずつ指定して、コピー範囲ごとにコマンドを実行してください。
ERROR: cannot get configuration information, sdxinfo(1) command failed
説明
sdxinfo(1) コマンドが異常終了し、GDS の構成情報が取得できませんでした。
対処
直前に出力されている sdxinfo(1) コマンドのメッセージから原因を特定して対処を行った後、再度 sdxproxy Root コマンドを実行してください。
ERROR: volume: alternative volume altvol already specified for volume curvol
説明
代替ボリューム altvol がすでに指定されているボリューム curvol に対して、別の代替ボリューム volume が指定されました。
対処
ひとつのボリュームの代替ボリュームは、ひとつだけ指定してください。
ERROR: volume: corresponding volume not specified in /etc/vfstab
説明
ボリューム volume は、ファイルシステムまたはスワップ域として /etc/vfstab ファイルに記述されているボリュームの代替ボリュームではありません。
対処
以下のいずれかの条件に該当するボリュームを指定してください。
/etc/vfstab ファイルに記述されているマスタボリュームのプロキシボリューム
/etc/vfstab ファイルに記述されているプロキシボリュームのマスタボリューム
/etc/vfstab ファイルに記述されているプロキシボリュームのマスタボリュームに関連付けられている他のプロキシボリューム
ERROR: volume: read only volume
説明
ボリューム volume のアクセスモードは ro (読取り専用) です。読取り専用ボリュームはマウントできないため、代替ブート環境に設定できません。
対処
sdxattr -V コマンドを使ってボリューム volume のアクセスモード属性を rw (読書き用) に変更してから、再度コマンドを実行してください。
ERROR: alternative root volume must be specified
説明
代替ルートボリュームが指定されていません。
対処
代替ルートボリュームを指定してください。
ERROR: volume: file system cannot be checked or repaired, fsck(1M) command failed, exit-status=exitstat
説明
ボリューム volume に対する fsck(1M) コマンドが異常終了し、volume 上のファイルシステムの検査と修復ができませんでした。
fsck(1M) コマンドの終了ステータスは exitstat です。volume 上のファイルシステムが不整合な状態になっている可能性があります。
対処
直前に出力されている fsck(1M) コマンドのメッセージと、fsck(1M) コマンドのマニュアルを参照し、原因を特定して対処を行ってください。必要に応じて、バックアップデータからのリストアなどによって volume のデータを復旧した後、再度 sdxproxy Root コマンドを実行してください。
ERROR: volume: file system cannot be mounted, mount(1M) command failed, exit-status=exitstat
details
説明
ボリューム volume に対する mount(1M) コマンドが異常終了し、volume 上のファイルシステムをマウントできませんでした。
mount(1M) コマンドの終了ステータスは exitstat です。details はmount(1M) コマンドのエラーメッセージです。
対処
details から原因を特定して対処を行った後、再度 sdxproxy Root コマンドを実行してください。
ERROR: volume: cannot change boot-device parameter, eeprom(1M) command failed, exit-status=exitstat
details
説明
eeprom(1M) コマンドが異常終了し、boot-device パラメタをボリューム volume のデバイスに変更できませんでした。
eeprom(1M) コマンドの終了ステータスは exitstat です。 details は eeprom(1M) コマンドのエラーメッセージです。
対処
details から原因を特定して対処を行った後、再度 sdxproxy Root コマンドを実行してください。
ERROR: volume: file system cannot be unmounted, umount(1M) command failed, exit-status=exitstat
details
説明
ボリューム volume に対する umount(1M) コマンドが異常終了し、一時的にマウントした volume 上のファイルシステムをアンマウントできませんでした。
umount(1M) コマンドの終了ステータスは exitstat です。details は umount(1M) コマンドのエラーメッセージです。
対処
details から原因を特定して対処を行った後、volume をアンマウントし、再度 sdxproxy Root コマンドを実行してください。
ERROR: class: not a shadow class
説明
クラス class はシャドウクラスではありません。
対処
「付録D コマンドリファレンス」を参照し、適切なコマンド名およびクラス名を指定してください。
ERROR: device: no configuration information
説明
物理ディスク device の占有スライスに構成情報が存在しないか、または、device に占有スライスが存在しないため、device をクラスに登録できません。
以下の a)、b)、c) のいずれかの可能性があります。
a) device は他のドメインでクラスに登録されていない。かつ、device には、SDX ディスクからディスク装置のコピー機能によって占有スライスがコピーされていない。かつ、以前に sdxconfig Remove -e keepid コマンドによってクラスから削除されたディスクではない。
b) device は他のドメインでクラスに登録されているが、ENABLE 状態ではない。
c) device には、SDX ディスクからディスク装置のコピー機能によって占有スライスがコピーされているが、コピー元の SDX ディスクが ENABLE 状態ではない。
対処
システム構成などを確認し、a)、b)、c) のいずれに該当するかを特定してください。a) に該当する場合、「付録D コマンドリファレンス」を参照し、適切なコマンド名および物理ディスク名を指定してください。b) に該当する場合、他のドメインで device の状態を復旧してください。c) に該当する場合、コピー元の SDX ディスクの状態を復旧してください。
ERROR: device: registered with illegal class in another domain
説明
他のドメインで違うクラスに登録されている物理ディスク device を、同じシャドウクラスに登録しようとしました。
対処
ひとつのシャドウクラスには、他のドメインで同じクラスに登録されているディスクを登録してください。
ERROR: device: disk: not same as disk name diskname in another domain
説明
物理ディスク device は diskname というディスク名で他のドメインのクラスに登録されています。異なるディスク名 disk でシャドウクラスに登録することはできません。
対処
他のドメインと同じディスク名 diskname を指定してください。
ERROR: device: private slice size not same as another disk in class
説明
物理ディスク device は、シャドウクラス class に登録されている他のディスクと占有スライスのサイズが異なるため、class に登録できません。
対処
システム構成などを確認し、適切な物理ディスク名およびシャドウクラス名を指定してください。
ERROR: no license
説明
コマンドが実行できません。以下のいずれかの可能性があります。
a) GDS の FJSVsdxl パッケージが正常にインストールされていないシステムで、sdxconfig コマンドを実行した。
b) GDS Snapshot の FJSVsdxsl パッケージが正常にインストールされていないシステムで、sdxshadowdisk コマンドを実行した。
対処
sdxconfig コマンドを使用する場合は、FJSVsdxl を正しくインストールしてください。sdxshadowdisk コマンドを使用する場合は、FJSVsdxsl を正しくインストールしてください。
ERROR: output file already exists
説明
指定された出力ファイルはすでに存在しています。
対処
存在しないファイル名を指定してください。出力ファイルを上書きする場合は、-e update オプションを指定してください。
ERROR: failed to create configuration file
説明
構成ファイルの作成が失敗しました。
対処
指定した構成ファイルのパス名が正しいか確認してください。
ERROR: class: failed to get configuration information
説明
クラス class の構成情報が取得できませんでした。
対処
調査資料を採取して、当社の技術員に連絡してください。
ERROR: proxy: proxy volume exists in class
説明
クラス class にはプロキシボリューム proxy が存在します。
対処
必要に応じて、プロキシボリューム proxy を解除してください。
ERROR: group: switch group exists in class
説明
クラス class にはスイッチグループ group が存在します。スイッチグループが存在するクラスに対してサポートされていない操作を行おうとしました。
対処
必要に応じて、group を削除してから再実行してください。
ERROR: failed to output configuration table
説明
構成テーブルを標準出力または構成ファイルに出力できませんでした。
対処
調査資料を採取して、当社の技術員に連絡してください。
ERROR: input file not found
説明
指定された入力ファイルは存在しません。
対処
適切なファイル名を指定してください。
ERROR: class: not same as class name name in configuration table
説明
指定されたクラス名 class と構成テーブルのクラス名 name が異なっています。
対処
適切なクラス名を指定してください。または、sdxconfig Convert コマンドを使って、構成テーブルのクラス名を class に修正してください。
ERROR: disk: no such disk in configuration table
説明
ディスク disk は構成テーブルに記述されていません。
対処
適切なディスク名を指定してください。
ERROR: device: no such device in configuration table
説明
物理ディスク device は構成テーブルに記述されていません。
対処
適切な物理ディスク名を指定してください。
ERROR: group: no such group in configuration table
説明
グループ group は構成テーブルに記述されていません。
対処
適切なグループ名を指定してください。
ERROR: object: exists in type group in configuration table
説明
構成テーブルにおいて、ディスクまたは下位グループである object は、type タイプのグループに接続されています。concat または stripe タイプのグループに接続されているディスク、および、stripe タイプのグループに接続されている下位グループは、構成テーブルから削除できません。
対処
適切なディスク名またはグループ名を指定してください。
ERROR: at least one object must remain in configuration table
説明
指定されたオブジェクトをすべて構成テーブルから削除すると、構成テーブルにオブジェクトが存在しなくなります。構成テーブルには、少なくともひとつのオブジェクトを残す必要があります。
対処
適切なオブジェクト名を指定してください。
ERROR: object.volume is only valid slice in configuration table
説明
構成テーブルにおいて、スライス object.volume はミラーボリューム volume を構成する唯一有効なスライスです。このため、ディスクまたは下位グループ object を構成テーブルから削除することはできません。
対処
適切なディスク名またはグループ名を指定してください。
ERROR: class: not a local class
説明
クラス class はローカルクラスではありません。
対処
ローカルクラスを指定してください。
ERROR: file name too long
説明
指定されたファイル名は長すぎます。
対処
適切なファイル名を指定してください。
ERROR: failed to open input file, errno=errno
説明
入力ファイルのオープンに失敗しました。
対処
エラー番号 errno をもとに原因を特定してください。
ERROR: configuration table corrupted, sdxfunc=sdxfunc, sdxerrno=sdxerrno
説明
構成テーブルの内容に誤りがあります。
対処
調査資料を採取して、当社の技術員に連絡してください。
ERROR: class: already exists
説明
クラス class はすでに作成されています。
対処
sdxconfig Convert コマンドを使って構成ファイルのクラス名を変更してから、再度実行してください。
ERROR: class: already exists in anohter node
説明
他ノードですでにクラス class が作成されています。
対処
sdxconfig Convert コマンドを使って構成ファイルのクラス名を変更してから、再度実行してください。
ERROR: device: assigned to disk1 and disk2 in configuration table
説明
構成テーブルにおいて、複数のディスク disk1 および disk2 に同一の物理ディスク device が割り当てられています。
対処
sdxconfig Convert コマンドを使って、構成テーブルにおいてディスク disk1 に割り当てられている物理ディスク、または、ディスク disk2 に割り当てられている物理ディスクを変更してから、再度実行してください。
ERROR: device: failed to get physical disk information
説明
物理ディスク device のジオメトリ情報、VTOC、または、デバイス番号が取得できませんでした。
対処
物理ディスク device が正常に動作しているかどうか確認してください。
ERROR: device: size must be size blocks
説明
物理ディスク device のサイズは size ブロックである必要があります。
対処
物理ディスク device をサイズが size ブロックの物理ディスクに交換してください。または、sdxconfig Convert コマンドを使って、構成テーブル内の物理ディスク device を、size ブロックの他の物理ディスクに変更してください。
ERROR: device: private slice size must be size blocks
説明
物理ディスク device の占有スライスのサイズが、構成テーブルに記述されている占有スライスのサイズと異なるため、クラスのオブジェクト構成が復元できません。device の占有スライス (スライス 0) のサイズは、size ブロックである必要があります。
対処
物理ディスク device を、占有スライス (スライス 0) のサイズが size ブロックの物理ディスクに交換してください。または、sdxconfig Convert コマンドを使って、構成テーブル内の物理ディスク device を、占有スライス (スライス 0) が size ブロックであるような他の物理ディスクに変更してください。
ERROR: mismatch of class names in private slices on device1 and device2
説明
物理ディスク device1 と device2 の占有スライスに格納されているクラス名が一致していないため、device1 と device2 を同じクラスに登録することはできません。
対処
システム構成を確認し、構成テーブルに記述されている物理ディスクを、sdxconfig Convert コマンドを使って修正してください。
ERROR: device: mismatch of disk names, disk1 in parivate slice, disk2 in configuration table
説明
占有スライスに格納されているディスク名 disk1 と、構成テーブルに記述されているディスク名 disk2 が一致していないため、物理ディスク device をディスク disk2 としてクラスに登録することはできません。
対処
システム構成を確認し、構成ファイルに記述されている物理ディスクを、sdxconfig Convert コマンドを使って修正してください。
ERROR: class: restoration based on configuration file failed
説明
構成ファイル file に基づいてクラス class の構成を復元できませんでした。
対処
調査資料を採取して、当社の技術員に連絡してください。
ERROR: class: some node trying to get class master privilege
説明
自ノードまたは他ノードが、共用クラス class のマスタ権を獲得しようとしています。
対処
必要に応じて、少し時間を置いてから再実行してください。
ERROR: class: class master not found
説明
共用クラス class のクラスマスタが見つからないため、class に対する操作が実行できません。
対処
必要に応じて、少し時間を置いてから再実行してください。
ERROR: failed to update NVRAM configuration parameter,
parameter='param'
説明
本体装置の NVRAM (不揮発性メモリ) に格納されているパラメタ param の設定値の更新に失敗しました。
対処
調査資料を採取して、当社の技術員に連絡してください。
ERROR: proxy: number of disks is different from master group master
説明
マスタボリュームが属しているグループ master と、プロキシボリュームが属しているグループ proxy の、ディスク数が異なっています。
対処
master のタイプとディスク数を確認し、master とタイプおよびディスク数が同じグループに属しているボリュームを、プロキシボリュームとして指定してください。グループのタイプとディスク数は、sdxinfo -G -e long コマンドの TYPES フィールドと DISKS フィールドでそれぞれ確認できます。
ERROR: proxy: stripe width is different from master group master
説明
マスタボリュームが属しているストライプグループ master と、プロキシボリュームが属しているストライプグループ proxy の、ストライプ幅が異なっています。
対処
master のストライプ幅を確認し、同じストライプ幅のグループに属しているボリュームを、プロキシボリュームとして指定してください。グループのストライプ幅は、sdxinfo -G -e long コマンドの WIDTH フィールドで確認できます。
ERROR: proxy: disk size is different from master group master
説明
マスタボリュームが属しているコンカチネーショングループ master と、プロキシボリュームが属しているコンカチネーショングループ proxy の、ディスクの構成(サイズと接続順序)が異なっています。
対処
master に接続されているディスクの構成 (サイズと接続順序) を確認し、同じ構成のコンカチネーショングループに属しているボリュームを、プロキシボリュームとして指定してください。コンカチネーショングループに接続されているディスクの名前と接続順序は、sdxinfo -G コマンドの DISKS フィールドで確認できます。また、各ディスクのサイズは、sdxinfo -D コマンドの DEVBLKS フィールドで確認できます。
ERROR: group: lower group is connected
説明
マスタボリュームまたはプロキシボリュームが属しているグループ group に、下位グループが接続されています。
対処
下位グループが接続されていないグループに属しているボリュームを指定してください。または、group を下位グループが接続されていない構成に変更してください。
ERROR: option: cannot be specified for stripe nor concat object
説明
コマンドのオプション option は、ストライプタイプおよびコンカチネーションタイプのオブジェクトに対しては指定できません。
対処
「付録D コマンドリファレンス」を参照してください。
ERROR: device: device is MPxIO disabled
説明
物理ディスク device は MPxIO が無効です。
以下のディスクに対して MPxIO が無効な場合、sdxdisk -M コマンドおよび sdxshadowdisk -M コマンドは本メッセージを出力して異常終了します。
SPARC M12/M10 の内蔵ディスク
SPARC T4-4/T4-2/T4-1/T3-4/T3-2/T3-1 の内蔵ディスク
6Gbps SAS カードに接続されている増設ファイルユニットのディスク
対処
device は MPxIO を有効にする必要があります。MPxIO を有効にしてからディスクをクラスに登録してください。
ERROR: disk: cannot be operated by sdxswap command
説明
disk は sdxswap コマンドで操作できません。
対処
disk をクラスから削除した後、ディスク装置を交換し、交換したディスクをクラスに再度登録してください。
ERROR: device: failed to get information of physical device
説明
指定された物理ディスクの情報採取に失敗しました。
対処
物理ディスクのマルチパスの設定を確認したうえで、原因が特定できない場合は、調査資料を採取して当社の技術員へ連絡してください。
ERROR: device: disk label is not matched with class class
disk label of class = class-label
disk label of device = device-label
説明
物理ディスク device のディスクラベル形式 (device-label) が、既存のクラスまたは構成テーブルに記述されているクラス class のディスクラベル形式 (class-label) と異なっているため、device の登録、復旧、または class の復元はできません。
対処
format(1M)コマンドなどを使用して、device のディスクラベルを class-label 形式に変更してから、再度実行してください。class または device の指定を間違えた場合は、正しいオブジェクト名を指定してください。
ERROR: device: EFI labeled disk cannot be specified for root class
説明
物理ディスク device は、ディスクラベルが EFI 形式であるため、ルートクラスへの登録または復旧はできません。
対処
format(1M)コマンドなどを使用して、device のディスクラベルを VTOC 形式に変更してから、再度実行してください。クラス名または device の指定を間違えた場合は、正しいオブジェクト名を指定してください。
ERROR: device: VTOC labeled disk equal to or larger than 1TB not supported
説明
物理ディスク device は、容量が 1TB以上の VTOC ラベル付きディスクであるため、device の登録、復旧、または クラスの復旧はできません。
対処
format(1M)コマンドなどを使用して、device のディスクラベルを EFI 形式に変更してから、再度実行してください。クラス名または device の指定を間違えた場合は、正しいオブジェクト名を指定してください。
ERROR: pslice: I/O hangup detected on node node
説明
ノード node で物理スライス pslice への I/O が応答しないことを検出したため、ノード node をパニックさせました。
本メッセージは、システムログに出力されます。
対処
ディスク障害、または、I/O ルートドメインの無応答が発生していた可能性があります。
ノード node で物理ディスクが正常に動作しているか確認してください。
ERROR: class: same class id assigned to another class in scope
説明
クラス class のクラス ID と同じクラス ID が、スコープに追加するノード上の別のクラスで使用されています。
対処
以下の手順でクラス class を削除し、復元後にスコープの変更を行ってください。
スコープにノードを追加するクラスのオブジェクト構成情報をバックアップします。(sdxconfig Backup コマンド)
スコープにノードを追加するクラスのボリュームを停止します。(sdxvolume -Fコマンド)
共用クラスの場合、スコープにノードを追加するクラスをローカルクラスに変更します。(sdxattr -C コマンド)
スコープにノードを追加するクラスのオブジェクト構成情報を削除します。(sdxconfig Remove コマンド)
スコープにノードを追加するクラスのオブジェクト構成情報をリストアします。(sdxconfig Restore コマンド)
リストアしたローカルクラスのスコープにノードを追加します。(sdxattr -Cコマンド)
ERROR: I/O monitor option is not installed
説明
GDS I/O Monitor Option が正常にインストールされていません。
対処
sdxdisk -M コマンドまたは sdxattr -C コマンドを使用して I/O 応答時間保証の設定を行う場合、または、sdxinfo -I コマンドを使用して I/O 応答時間保証の情報を確認する場合、GDS I/O Monitor Option を正しくインストールしてください。
ERROR: class: cannot change iotimeout attribute value to on, concat or stripe group exist
説明
クラス class に concat または stripe タイプのグループが存在するため、クラスの iotimeout 属性を on に変更できません。
対処
指定したクラス名、およびクラス内のオブジェクト構成に誤りがないか確認してください。
指定したクラス名が間違っていた場合は、正しいクラス名を指定して再度実行してください。
クラス内のオブジェクト構成に誤りがある場合は、正しい構成に変更してください。
ERROR: class: cannot create concat or stripe group, iotimeout attribute value is on
説明
クラス class は iotimeout 属性が on のため、concat または stripe タイプのグループは作成できません。
対処
指定したクラス名、およびクラスの iotimeout 属性値に誤りがないか確認してください。
指定したクラス名が間違っていた場合は、正しいクラス名を指定して再度実行してください。
クラスの iotimeout 属性値に誤りがある場合は、sdxattr コマンドで iotimeout 属性を off に変更してください。