ここでは、L-Serverの基本情報の変更について説明します。下記の手順で、L-Serverの基本情報の変更を行います。
【Solarisゾーン】
サーバ管理製品で管理されていないVMホスト上の仮想マシンと関連付いているL-Serverについては、RORコンソールから基本情報の変更はできません。大域ゾーンから変更してください。
注意
スナップショットをリストアした直後は、L-ServerとVM管理製品が管理するVMゲストの構成に差分が生じる場合があります。
VMゲストの構成の差分は、VM管理製品に対して定期的に問い合わせ、L-Serverの構成に反映されます。
定期的な問い合わせによるL-Serverの構成の反映については、「17.2 変更」を参照してください。
L-Server名の変更では、サーバ仮想化ソフトウェア上のVMゲスト名も変更されます。
L-Server名とVMゲスト名の関連付けについては、「16.1 L-Serverテンプレートを利用したL-Serverの作成」の「L-Server名とVMゲスト名の関連付け」を参照してください。
【Solarisゾーン(Solaris11)】【OVM for SPARC】
VMゲスト名は変更されません。
L-Server名の変更は、L-Serverを停止した状態で行ってください。
L-Serverの電源がONの状態では、L-Server名を変更できません。
物理L-Server名の変更は、L-Serverの電源がOFFの状態で行ってください。
物理L-Serverの電源がONの状態では、L-Server名を変更できません。仮想L-Serverは、VM製品がVMwareの場合だけ、電源がONの状態で、L-Server名を変更できます。詳細は、VM製品のマニュアルを参照してください。
【KVM】
スナップショットがある場合、L-Server名は変更できません。
オーケストレーションツリーで対象のL-Serverを右クリックし、表示されたメニューで[設定変更]-[基本情報]を選択します。
[リソースの設定変更]ダイアログが表示されます。
変更したい項目を修正します。
[OK]ボタンをクリックします。
L-Serverの基本情報が変更されます。
コマンドでは、rcxadm lserver modifyを実行します。
rcxadm lserver modifyコマンドについては、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「3.6 rcxadm lserver」を参照してください。