定期レポートは、ディスク領域の保全の観点から、「5.3.2 sqcDeleteReport(定期レポート削除コマンド)」のスケジュール運用を行い、自動削除することを推奨しています。
しかし、過去のレポートも保存しておきたい場合には、レポートが格納されている運用管理クライアント上のディレクトリを、任意の場所にバックアップすることが可能です。
定期レポートは、日報、週報、月報ごとに、以下のディレクトリ配下に「レポート作成日時(YYYYMMDDhhmmss)_連番」という名前のディレクトリとして保存されています。
日報
<インストールディレクトリ>\www\html\ConsoleEnvironments\コンソール定義名\history_slc_daily |
週報
<インストールディレクトリ>\www\html\ConsoleEnvironments\コンソール定義名\history_slc_weekly |
月報
<インストールディレクトリ>\www\html\ConsoleEnvironments\コンソール定義名\history_slc_monthly |
注意
「5.5 レポートの保全(管理者の作業)」の方法で分析・レポートの保存場所を変更している場合は、そのディレクトリをバックアップしてください。
■例
<インストールディレクトリ>\www\html\ConsoleEnvironments\DefaultConsole \history_slc_daily\20040921125900_1 |
バックアップしたレポートを参照する場合には、ディレクトリ内の「report.html」をブラウザで開いてください。
注意
レポート作成日時で作成されるフォルダの「日時」はGMTです。
ディレクトリは、コピーだけを行い、移動は行わないでください。元の場所から削除したい場合は、「5.3.2 sqcDeleteReport(定期レポート削除コマンド)」を使用してください。
定期レポート削除コマンドにより、一度削除したレポートは、元の場所にリストアしても画面の一覧には表示されません。コピーしたディレクトリ配下で参照してください。
「Windows チューニングガイダンス」、「Linux チューニングガイダンス」、および「Solaris チューニングガイダンス」カテゴリーのレポートをコピーした場合、[チューニングガイダンス]のタイトルバーに表示される[?]ボタンは使用できません。