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ServerView Resource Orchestrator V3.2.0 メッセージ集
FUJITSU Software

4.6.3 673XX系

ここでは、673XX系のメッセージについて説明します。

67302

FJSVrcx:ERROR:67302:path:system file not found

意味

pathで指定されたファイルまたはディレクトリが存在しません。

対処

マネージャーパッケージが正しくインストールされているか確認してください。

マネージャーをクラスタ運用している場合、マネージャーのクラスタサービスのセットアップが正しく行われていない可能性があります。pathに表示されたディレクトリと以下を参照し、マネージャーのクラスタサービスのセットアップが正しく行われているか確認してください。

詳細は、「導入ガイド VE」の「C.3 設定」を参照してください。


67305

FJSVrcx:ERROR:67305:file:invalid configuration

意味

fileで示す設定ファイルの内容が不正です。

対処

システムログを確認し、エラーの原因を取り除いたあと、再操作してください。

  • ディスクまたはファイルシステムのエラーメッセージが表示されていないか

  • quota制限、ファイルシステム枯渇のメッセージが表示されていないか


67313

FJSVrcx:ERROR:67313:failed to check configuration

意味

設定の確認に失敗しました。

対処

システムログを確認し、エラーの原因を取り除いたあと、再実行してください。

  • ディスクまたはファイルシステムのエラーメッセージが表示されていないか


67320

FJSVrcx:ERROR:67320:power control error. target=target detail=detail

意味

対処

"duplicate resource name"の場合

VMホスト上で複数のVM名が重複しているため、VMゲストの電源を制御できません。VMホストの設定に異常があるため、異なる名前になるように変更してください。

"(メッセージ,vmerrno=エラー番号,ip=IPアドレス)"の形式の場合
エラー番号が"15"の場合

管理サーバの要求に対して、VMホスト/VM管理製品からの応答がありません。VMホスト/VM管理製品の動作状況やネットワーク設定を確認してください。

エラー番号が"16"の場合

VMホストが見つかりません。以下のどちらかの可能性があります。

  • RORコンソールのメニューで[操作]-[更新]を選択し、画面を更新したあと、VMホストが削除されていないか確認してください。

【Hyper-V】

  • Hyper-Vがインストールされていない、または役割が有効になっていない可能性があります。
    Hyper-Vがインストールされているか、役割が有効になっているか確認してください。

エラー番号が"17"の場合

VMゲストが見つかりません。RORコンソールのメニューで[操作]-[更新]を選択し、画面を更新したあと、VMゲストが削除されていないか確認してください。
また、VMゲストの電源状態が変化したときにVMゲストを移動する設定になっていないか、VM管理画面から確認してください。

エラー番号が"101"、"110"、"111"、"112"、"114"、"116"の場合

管理サーバとVMホスト/VM管理製品の通信が失敗しています。管理サーバ/VMホスト/VM管理製品の動作状況やネットワーク設定を確認してください。

エラー番号が"113"の場合

登録時に入力したVMホスト/VM管理製品のログインアカウント情報を利用して、VMホスト/VM管理製品と通信できません。登録後にVMホスト/VM管理製品のログインアカウント情報が変更された可能性があります。
ログインアカウント情報の入力値(ユーザー名とパスワード)を正しい値に変更してください。
ログインアカウント情報の入力値については、以下を参照してください。

  • Virtual Editionの場合、「操作ガイド VE」の「9.1.7 VMホストのログインアカウント情報の変更」または「9.6 VM管理製品の変更」を参照してください。

  • Cloud Editionの場合、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「7.1.7 VMホストのログインアカウント情報の変更」または「7.7 VM管理製品の変更」を参照してください。

エラー番号が"100"、"115"の場合

登録時に入力したVMホスト/VM管理製品のログインアカウント情報に、必要な権限がない可能性があります。
VM管理ソフトウェアから権限の状況を確認してください。権限がない場合、ログインアカウント情報の入力値(ユーザー名とパスワード)をVMホスト/VM管理製品の管理者権限を持つユーザーの値に変更してください。
詳細は「操作ガイド VE」の「9.1.7 VMホストのログインアカウント情報の変更」または「9.6 VM管理製品の変更」を参照してください。

エラー番号が"104"、"105"、"135"、"136"の場合

VMホスト/VM管理製品のタスク処理が失敗しています。VMホスト/VM管理製品の動作状況やネットワーク設定を確認してください。VM管理ソフトウェアから操作を行っても動作しない場合、VMホスト/VM管理製品に問題があります。VMホスト/VM管理製品の問題を解決してから、操作を行ってください。

エラー番号が"122"の場合

以下のどちらかの対処を行ってください。

  • VMホストのVMメンテナンスモードが設定されています。VMホストのVMメンテナンスモードを解除してから、操作を行ってください。

  • 操作できない電源状態です。VMゲストの電源状態を確認してください。

エラー番号が"123"の場合

VMゲストの電源操作に必要な事前設定が行われていない可能性があります。VMゲストの電源操作に必要な事前設定については、「設計ガイド VE」の「9.2.1 利用する製品別の設定」を参照してください。

エラー番号が"124"の場合

以下のどれかの可能性があります。

  • VMゲストの電源操作に必要な事前設定が行われていない可能性があります。

    VMゲストの電源操作に必要な事前設定が行われているか確認してください。行われていない場合、必要な事前設定を行ったあと、再操作してください。
    VMゲストの電源操作に必要な事前設定については、「設計ガイド VE」の「9.2.1 利用する製品別の設定」を参照してください。

  • 操作に必要なVMホスト/VM管理製品のライセンスがない可能性があります。

    VM管理ソフトウェアからライセンスの状況を確認してください。

  • 登録時に入力したVMホスト/VM管理製品のログインアカウント情報に、必要な権限がない可能性があります。

    VM管理ソフトウェアから権限の状況を確認してください。権限がない場合、ログインアカウント情報の入力値(ユーザー名とパスワード)をVMホスト/VM管理製品の管理者権限を持つユーザーの値に変更してください。
    ログインアカウント情報の入力値については、以下を参照してください。
    - Virtual Editionの場合、「操作ガイド VE」の「9.1.7 VMホストのログインアカウント情報の変更」または「9.6 VM管理製品の変更」を参照してください。
    - Cloud Editionの場合、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「7.1.7 VMホストのログインアカウント情報の変更」または「7.7 VM管理製品の変更」を参照してください。

エラー番号が"125"の場合

VMホストでほかのタスク処理が実行中です。ほかのクライアントから同時に操作していないかを確認してから、操作を行ってください。

エラー番号が"127"の場合

VMゲストの電源操作処理が失敗しています。以下のどちらかの可能性があります。

  • VMホスト/VM管理製品の動作状況やネットワーク設定を確認してください。VM管理ソフトウェアから操作を行っても動作しない場合、VMホスト/VM管理製品に問題があります。VMホスト/VM管理製品の問題を解決してから、操作を行ってください。

【Hyper-V】

  • 仮想マシンのOSがインストールされていないか、仮想マシンのOSが起動しているか確認してください。

    仮想マシンのOSがインストールされていない場合、OSをインストールし、OSを起動してから操作してください。
    仮想マシンのOSが起動していない場合、OSを起動してから操作してください。

エラー番号が"400"の場合

VMホストのリモートコマンド処理が失敗しています。
以下の可能性があります。

  • VMホストの動作状況やネットワーク設定に問題がある

    VMホストの動作状況やネットワーク設定を確認してください。
    VMホスト上で実行しても動作しない場合、VMホストに問題があります。VMホストの問題を解決してから、操作を行ってください。

  • 指定されたVMゲストの状態が適切ではない

    targetがVMゲストの場合、指定されたVMゲストの状態が適切ではない可能性があります。
    VMゲストの状態を確認してください。

  • サーバ仮想化ソフトウェアにおける電源操作の実行条件を満たしていない

    サーバ仮想化ソフトウェアにおける電源操作の実行条件を満たしていない可能性があります。
    操作の実行条件は連携するサーバ仮想化ソフトウェアのマニュアル、または「操作ガイド VE」の「14.1 サーバの電源操作」を参照してください。

【Solarisゾーン】
非大域ゾーンの格納先ディスクが、大域ゾーンにマウントされ、ファイルシステム上からアクセスできる状態となっているか確認してください。

【OVM for SPARC】
OVM for SPARCが機能をサポートしていない場合、VMゲストを停止、リブートすることができません。
仮想マシンの状態に応じて、仮想マシンを直接操作するか、強制停止、強制リブートを使用してください。

上記の対処を行っても問題が解決しない場合、またはdetailに上記以外が表示された場合は、該当するメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。

【Cloud Edition】

意味

対処

"(メッセージ,vmerrno=エラー番号,ip=IPアドレス)"の形式の場合
エラー番号が"6"、"7"、"8"、"9"の場合

マネージャーが起動しているか確認してください。マネージャーが停止している場合はマネージャーを起動し、再操作してください。
マネージャーの起動状態の確認と起動方法については、「運用ガイド CE」の「2.1 マネージャーの起動と停止」を参照してください。

エラー番号が"17"、"104"の場合

VMゲストが見つかりません。以下を確認してください。

  • RORコンソールのメニューで[操作]-[更新]を選択し、画面を更新したあと、VMゲストが削除されていないか確認します。

  • VMゲストの電源の状態が変化したときにVMゲストを移動する設定になっていないか、VM管理画面から確認します。

以下の原因が考えられます。

  1. VMware上でマイグレーションを行った。

  2. VMware DRS機能が有効である。

  3. VMware DPMが有効であり、L-Serverの作成先のVMホストと同一のVMwareクラスタに、スタンバイ状態のVMホストが存在する。

  • a.~b.の場合

    RORコンソールのオーケストレーションツリーで対象のL-Serverを右クリックし、表示されたメニューで[更新]を選択します。更新されたL-Serverのリソース状態を確認し、正常な状態になっているか確認してください。

  • c.の場合

    VM管理製品からL-Serverを起動してください。

エラー番号が"99"の場合

多重操作などで、一時的にVMホスト/VM管理製品の持つ情報に不整合が発生し、VMホスト/VM管理製品の操作に失敗しました。VMホスト/VM管理製品の動作状況を確認し、再操作してください。

エラー番号が"100"、"115"の場合

登録時に入力したVMホスト/VM管理製品のログインアカウント情報に、必要な権限がない可能性があります。
VM管理ソフトウェアから権限の状況を確認してください。権限がない場合、ログインアカウント情報の入力値(ユーザー名とパスワード)をVMホスト/VM管理製品の管理者権限をもつユーザーの値に変更してください。
ログインアカウント情報の入力値については、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「7.1.7 VMホストのログインアカウント情報の変更」または「7.7 VM管理製品の変更」を参照してください。

エラー番号が"104"、"105"、"135"、"136"の場合

VMホスト/VM管理製品のタスク処理が失敗しています。VMホスト/VM管理製品の動作状況やネットワーク設定を確認してください。VM管理ソフトウェアから操作を行っても動作しない場合、VMホスト/VM管理製品に問題があります。VMホスト/VM管理製品の問題を解決してから、操作を行ってください。
VMゲストに割り当てるCPUやメモリが不足していた場合、環境に応じてVMゲストをほかのVMホストに移動、またはVMゲストを停止してください。

【VMware】
VMゲストが存在するVMwareのクラスタで、VMware DPMが有効、かつスタンバイモードのVMホストが存在する場合、VM管理製品からVMゲストを起動してください。

また、対象サーバがサーバ管理ソフトウェアを使用しないサーバの場合、定義ファイルに記述した値と、実際のサーバの構成情報が異なっている可能性があります。正しい値を記述しているか確認してください。
定義ファイルの詳細は、「導入ガイド CE」の「8.1.4 ServerView Agentsを利用できないサーバを利用して仮想L-Serverを作成する場合の定義ファイル」を参照してください。

エラー番号が"123"の場合

以下のどちらかの可能性があります。

  • VMゲストの電源操作に必要な事前設定が行われていない可能性があります。VMゲストの電源操作に必要な事前設定については、「設計ガイド VE」の「9.2.1 利用する製品別の設定」を参照してください。

  • VMゲスト上で電源操作に必要なソフトウェアが起動されていない可能性があります。サーバ仮想化ソフトウェアのマニュアルを参照して電源操作に必要なソフトウェアが起動されているか確認し、再実行してください。

エラー番号が"400"の場合

VMホストのリモートコマンド処理が失敗しています。
以下の可能性があります。

  • VMホストの動作状況やネットワーク設定に問題がある

    VMホストの動作状況やネットワーク設定を確認してください。VMホスト上で実行しても動作しない場合、VMホストに問題があります。VMホストの問題を解決してから、操作を行ってください。

  • 指定されたVMゲストの状態が適切ではない

    targetがVMゲストの場合、指定されたVMゲストの状態が適切ではない可能性があります。
    VMゲストの状態を確認してください。

  • サーバ仮想化ソフトウェアにおける電源操作の実行条件を満たしていない。

    サーバ仮想化ソフトウェアにおける電源操作の実行条件を満たしていない可能性があります。
    操作の実行条件は連携するサーバ仮想化ソフトウェアのマニュアル、または「導入ガイド CE」の「第8章 仮想L-Server作成のための設定」を参照してください。

【Solarisゾーン】
非大域ゾーンの格納先ディスクが、大域ゾーンにマウントされ、ファイルシステム上からアクセスできる状態となっているか確認してください。
操作対象のL-Serverに該当するVMゲストの格納先ディスクが、VMホストにマウントされファイルシステム上からアクセス可能な状態となっているか確認してください。

【OVM for SPARC】
OVM for SPARCが機能をサポートしていない場合、VMゲストを停止、リブートすることができません。
仮想マシンの状態に応じて、仮想マシンを直接操作するか、強制停止、強制リブートを使用してください。

同一ホスト上で、特定のディスクを共有するL-Server(ゲストドメイン)が複数存在する場合、それらのL-Serverを同時に起動することはできません。

以下のどれかの対処を行なってから操作してください。

  • L-Serverを他のVMホストへマイグレーションしたあと、L-Serverを起動する。

  • ディスクを共有しているL-Serverを他のVMホストへマイグレーションしたあと、L-Serverを起動する。

  • ディスクを共有しているL-Serverを停止したあと、L-Serverを起動する。

ラー番号が"547"の場合

VMホスト/VM管理製品が、対象のVMゲストの起動に必要な条件を満たしていない可能性があります。SCVMMでVMホスト/VM管理製品が必要な条件を満たしているか確認してください。

ラー番号が"548"の場合

VM管理製品のPowerShellモジュールの呼出しに失敗しています。SCVMMのインストールに問題がある可能性があります。SCVMMが正常に構成されていることを確認してください。

"VM guest detected on multiple VM hosts (server_name1,server_name2,...)"の場合

【KVM】
該当するVMゲストが複数のVMホスト上に存在する可能性があります。この場合にVMゲストの電源ONを実行すると、データが破損する危険性があります。
イベントログに以下のメッセージが連続して出力されていないか確認してください。

FJSVrcx:INFO:21163:obj:VM guest is migrated.

  • メッセージが連続して出力されている場合

    本製品のインフラ管理者に対処を依頼してください。
    対処方法については、「導入ガイド CE」の「8.6.9 RHEL-KVM利用時の注意点」の「L-Serverのライブマイグーションのための設定」を参照してください。

  • メッセージが連続して出力されていない場合

    RORコンソールを最新の情報に更新したあと、再操作してください。
    最新の情報への更新は、RORコンソールのサーバリソースツリーからサーバを右クリックし、表示されたメニューで[更新]を選択してください。情報の更新には数十秒かかります。
    server_nameに表示されたすべてのサーバに対して更新を行ってください。

detailが"(xm create::Error: VM name 'VMゲスト名' already in use by domain 番号,vmerrno=400,ip=IPアドレス)"または"(xm shutdown::Error: Domain 'VMゲスト名' does not exist.,vmerrno=400,ip=IPアドレス)"の場合

L-Server電源操作(L-Serverの電源ON、OFF、リブート)を行ったあと、マネージャーがシステムダウンすると、マネージャーを復旧した際に、自動的に電源操作が行われ、その処理が失敗することがあります。
L-Serverに対して電源操作が行われているので、エラーを無視してください。

上記の対処を行っても問題が解決しない場合、またはdetailに上記以外が表示された場合は、該当するメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。


67321

FJSVrcx:ERROR:67321:image not found.

意味

クローニングイメージimageが存在しません。

対処

指定したクローニングイメージ、または指定したバージョンのクローニングイメージが存在するか確認してください。
バージョンは、rcxadm image listコマンドで確認してください。

rcxadm image listコマンドについては、以下を参照してください。

  • Virtual Editionの場合、「リファレンスガイド (コマンド編) VE」の「4.1 rcxadm image」を参照してください。

  • Cloud Editionの場合、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「4.1 rcxadm image」を参照してください。

確認後、存在するクローニングイメージを指定して、再操作してください。

また、イメージファイルが同期されていない場合があります。
以下を参照してください。

  • 「運用ガイド VE」の「2.1 マネージャーの起動と停止」を参照してマネージャーのサービスを再起動してください。

  • 「運用ガイド CE」の「2.1 マネージャーの起動と停止」を参照してマネージャーのサービスを再起動してください。


67322

FJSVrcx:ERROR:67322:agent is not registered. target=target

意味

物理サーバtargetはエージェントが登録されていないため、要求を実行できませんでした。

対処

指定した物理サーバは、エージェントが登録されていません。
エージェントを登録したあと、再操作してください。


67324

FJSVrcx:ERROR:67324:product-key is not set. target=target

意味

物理サーバtargetのエージェントインストール時にWindowsのプロダクトキーが指定されていません。

対処

指定した物理サーバのエージェントインストール時にWindowsのプロダクトキーが指定されていません。ライセンス情報定義ファイルを修正してください。
詳細は、以下を参照してください。

  • Virtual Editionの場合、「操作ガイド VE」の「17.2 採取」を参照してください。

  • Cloud Editionの場合、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「17.5.1 採取・登録」を参照してください。


67325

FJSVrcx:ERROR:67325:illegal IP address. target=target, IP=ip

意味

物理サーバtargetのエージェントのインストール時に設定したIPアドレスipが不正です。

対処

ipが管理サーバの管理LANのIPアドレスであるか確認してください。
管理サーバのIPアドレスではない場合、イメージファイル操作用モジュールに管理サーバの管理LANのIPアドレスを設定してください。
イメージファイル操作用モジュールにIPアドレスを設定する方法については、「トラブルシューティング集」の「4.1 システムイメージのバックアップ・リストア、クローニングイメージの採取・配付がエラーになる。【物理サーバ】【Hyper-V】」を参照してください。
なお、ipにハイフン("-")が表示された場合、値が設定されていません。


67326

FJSVrcx:ERROR:67326:illegal hostname. target=target, hostname=hostname

意味

物理サーバtargetのエージェントのインストール時に設定したサーバ名hostnameが不正です。

対処

以下について確認してください。

  • hostnameが管理サーバのサーバ名である

  • サーバ名から管理サーバの管理対象サーバ側のIPアドレスが解決できる
    管理サーバのサーバ名ではない場合、イメージファイル操作用モジュールに管理LANで解決できる管理サーバのホスト名、またはIPアドレスを設定してください。
    イメージファイル操作用モジュールにIPアドレスを設定する方法については、「トラブルシューティング集」の「4.1 システムイメージのバックアップ・リストア、クローニングイメージの採取・配付がエラーになる。【物理サーバ】【Hyper-V】」を参照してください。
    ホスト名が解決できない場合、DNSなどホスト名の解決に関する設定を見直してください。


67328

FJSVrcx:ERROR:67328:failed to set hostname. target=target

意味

クローニングイメージ配付時にホスト名の設定に失敗しました。
または、ホスト名の設定後、ServerView Agentsからホスト名を取得できませんでした。
クローニングイメージの配付は完了していますが、ホスト名、業務LANの設定と事後処理が失敗しています。

対処

ネットワークやサーバの負荷、または、ServerView Agentsの状態が原因で失敗している可能性があります。
下記の手順について確認し、配付した管理対象サーバを復旧してください。
複数台の管理対象サーバに同じクローニングイメージを配付した場合、すべての管理対象サーバに対して対処を行ってください。

  1. 管理対象サーバにログインし、指定したホスト名に設定されているか確認してください。

    • 設定されていない場合

      OSの手順に従ってホスト名を変更してください。
      ServerView Agentsが停止している場合、OSを再起動してください。

    • 設定されている場合

      ServerView Agentsからの情報取得に失敗しています。
      ServerView Agentsを再起動してください。

  2. 配付前のエージェントの登録状況に応じて、以下の対処を行ってください。

    • エージェントがすでに登録されている場合

      GUIからサーバの更新を行い、変更後のホスト名がGUIに表示されることを確認してください。

    • エージェントが登録されていない場合

      エージェントを登録してください。

  3. Virtual Editionにおいて、ネットワークパラメーター自動設定機能を利用している場合、「操作ガイド VE」の「17.6.1 動作確認と準備」を参照し、ネットワークパラメーター設定コマンドの手動実行を行ってください。

  4. 配付後に保守モードを解除するように指定していた場合、手動で保守モードを解除してください。

上記の対処を行っても問題が解決しない場合、該当するメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。


67329

FJSVrcx:ERROR:67329:image is already in use.

意味

クローニングイメージimageは使用中です。

対処

指定したクローニングイメージを使用している操作が完了したあと、再操作してください。


67330

FJSVrcx:ERROR:67330:illegal operation specified for spare server. target=target

意味

予備サーバtargetに対する不正な操作です。

対処

予備サーバに対して本操作は行えません。
予備サーバの設定を解除したあと、再操作してください。


67331

FJSVrcx:ERROR:67331:too many versions of cloning image exist. image=name

意味

同時に保持可能な世代数よりも多いnameが存在しています。

対処

  • 採取済みのクローニングイメージが同時に保持可能な世代数を超えている場合

    以下を参照し、同時に保持可能な世代数以下になるまでクローニングイメージを削除してください。

    • Virtual Editionの場合、「操作ガイド VE」の「16.5 削除」を参照してください。

    • Cloud Editionの場合、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「17.5.4 削除」を参照してください。

  • 同じ名前のクローニングイメージ採取処理を複数実行していた場合

    同時に実行していた採取処理が完了してから、再実行してください。

67333

FJSVrcx:ERROR:67333:failed to get information from vmhost. detail=detail

【Cloud Edition】

意味

VMホストから情報が取得できませんでした。

vmhostには、VMホスト名が表示されます。
detailには、"OS list"が表示されます。
VMゲスト作成時に指定できるOSの一覧情報が取得できませんでした。

対処

サーバ仮想化ソフトウェアの管理画面を参照し、vmhostに表示されたVMホストがVMメンテナンスモードに設定されていないか確認してください。VMメンテナンスモードに設定されている場合は解除してください。


67334

FJSVrcx:ERROR:67334:failed to restore image. detail=detail

【Cloud Edition】

意味

VMゲストの復元に失敗しました。

対処

detailに表示された内容に従って、対処を行ってください。

  • "(メッセージ,vmerrno=エラー番号,ip=IPアドレス)"の形式、または"(メッセージ,vmerrno=エラー番号,ip=IPアドレス,host=VMホストのIPアドレス)"の形式の場合

    IPアドレスのVMホスト/VM管理製品に対する制御で異常が発生しています。エラー番号に応じて対処を行ってください。

    • エラー番号が"6"、"7"、"8"、"9"の場合

      マネージャーが起動しているか確認してください。マネージャーが停止している場合はマネージャーを起動し、再操作してください。

      マネージャーの起動状態の確認と起動方法については、「運用ガイド CE」の「2.1 マネージャーの起動と停止」を参照してください。

    • エラー番号が"15"の場合

      管理サーバの要求に対して、VMホスト/VM管理製品からの応答がありません。VMホスト/VM管理製品の動作状況やネットワーク設定を確認してください。

    • エラー番号が"17"の場合

      VMゲスト/イメージが見つかりません。RORコンソールのメニューで[操作]-[更新]を選択し、画面を更新したあと、VMゲスト/イメージが削除されていないか確認してください。

    • エラー番号が"19"の場合

      イメージが見つかりません。3分程度待ったあと、再操作してください。

    • エラー番号が"99"の場合

      多重操作などで、一時的にVMホスト/VM管理製品の持つ情報に不整合が発生し、VMホスト/VM管理製品の操作に失敗しました。VMホスト/VM管理製品の動作状況を確認し、再操作してください。

    • エラー番号が"100"、"115"の場合

      登録時に入力したVMホスト/VM管理製品のログインアカウント情報に、必要な権限がない可能性があります。
      VM管理画面から権限の状況を確認してください。権限がない場合、ログインアカウント情報の入力値(ユーザー名とパスワード)をVMホスト/VM管理製品の管理者権限があるユーザーの値に変更してください。

      詳細は、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「7.1.7 VMホストのログインアカウント情報の変更」または「7.7 VM管理製品の変更」を参照してください。

    • エラー番号が"101"、"110"、"111"、"112"、"114"、"116"、"148"の場合

      管理サーバとVMホスト/VM管理製品の通信が失敗しています。管理サーバ/VMホスト/VM管理製品の動作状況やネットワーク設定を確認してください。

    • エラー番号が"104"、"105"、"135"、"136"、"508"の場合

      VMホスト/VM管理製品のタスク処理が失敗しています。VMホスト/VM管理製品の動作状況やネットワーク設定を確認してください。VM管理製品から操作を行っても動作しない場合、VMホスト/VM管理製品に問題があります。VMホスト/VM管理製品の問題を解決してから、操作を行ってください。

      VM管理製品によっては、再操作の前に復旧操作が必要な場合があります。復旧方法については、VM管理製品のマニュアルを参照してください。

    • エラー番号が"113"の場合

      登録時に入力したVMホスト/VM管理製品のログインアカウント情報を利用して、VMホスト/VM管理製品と通信できません。登録後にVMホスト/VM管理製品のログインアカウント情報が変更された可能性があります。
      ログインアカウント情報の入力値(ユーザー名とパスワード)を正しい値に変更してください。

      詳細は、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「7.1.7 VMホストのログインアカウント情報の変更」または「7.7 VM管理製品の変更」を参照してください。

    • エラー番号が"141"、"143"、"144"、"145"、"146"、"147"の場合

      イメージを利用してVMゲストを復元できませんでした。VMホスト/VM管理製品上でエラー原因を確認し、原因を取り除いてください。

    • エラー番号が"142"の場合

      復元対象のVMゲストに対し、別の操作が行われたため、イメージ復元に失敗しました。しばらく待ってから再実行してください。

    • エラー番号が"400"の場合【Citrix Xen】【OVM for x86 3.x】

      VMホストのリモートコマンド処理が失敗しています。VMホストの動作状況やネットワーク設定を確認してください。
      VMホスト上で実行しても動作しない場合、VMホストに問題があります。VMホストの問題を解決してから、操作を行ってください。

上記の対処を行っても問題が解決しない場合、またはdetailに上記以外が表示された場合は、該当するメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。


67335

FJSVrcx:ERROR:67335 : registering VM guest failed. detail=detail

意味

VMゲストの登録に失敗しました。

対処

detailに表示された内容に従って、対処を行ってください。

  • "(メッセージ,vmerrno=エラー番号,ip=IPアドレス)"の形式、または"(メッセージ,vmerrno=エラー番号,ip=IPアドレス,host=VMホストのIPアドレス)"の形式の場合

    IPアドレスのVMホスト/VM管理製品に対する制御で異常が発生しています。エラー番号に応じて対処を行ってください。

  • エラー番号が"6"、"7"、"8"、"9"の場合

    マネージャーが起動しているか確認してください。マネージャーが停止している場合はマネージャーを起動し、再操作してください。

    マネージャーの起動状態の確認と起動方法については、「運用ガイド CE」の「2.1 マネージャーの起動と停止」を参照してください。

  • エラー番号が"15"の場合

    管理サーバの要求に対して、VMホスト/VM管理製品からの応答がありません。VMホスト/VM管理製品の動作状況やネットワーク設定を確認してください。

  • エラー番号が"16"の場合

    VMホストが見つかりません。RORコンソールのメニューで[操作]-[更新]を選択し、画面を更新したあと、VMホストが削除されていないか確認してください。

  • エラー番号が"100"、"115"の場合

    登録時に入力したVMホスト/VM管理製品のログインアカウント情報に、必要な権限がない可能性があります。

    VM管理画面から権限の状況を確認してください。権限がない場合、ログインアカウント情報の入力値(ユーザー名とパスワード)をVMホスト/VM管理製品の管理者権限があるユーザーの値に変更してください。

    詳細は、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「7.1.7 VMホストのログインアカウント情報の変更」または「7.7 VM管理製品の変更」を参照してください。

  • エラー番号が"101"、"110"、"111"、"112"、"114"、"116"の場合

    管理サーバとVMホスト/VM管理製品の通信が失敗しています。管理サーバ/VMホスト/VM管理製品の動作状況やネットワーク設定を確認してください。

  • エラー番号が"104"、"105"、"135"、"136"の場合

    VMホスト/VM管理製品のタスク処理が失敗しています。VMホスト/VM管理製品の動作状況やネットワーク設定を確認してください。

    VM管理ソフトウェアから操作を行っても動作しない場合、VMホスト/VM管理製品に問題があります。

    VMホスト/VM管理製品の問題を解決してから、操作を行ってください。

    VM管理製品によっては、再操作の前に復旧操作が必要な場合があります。復旧方法については、VM管理製品のマニュアルを参照してください。

  • エラー番号が"113"の場合

    登録時に入力したVMホスト/VM管理製品のログインアカウント情報を利用して、VMホスト/VM管理製品と通信できません。

    登録後にVMホスト/VM管理製品のログインアカウント情報が変更された可能性があります。

    ログインアカウント情報の入力値(ユーザー名とパスワード)を正しい値に変更してください。

    詳細は、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「7.1.7 VMホストのログインアカウント情報の変更」または「7.7 VM管理製品の変更」を参照してください。

上記の対処を行っても問題が解決しない場合、またはdetailに上記以外が表示された場合は、該当するメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。


67336

FJSVrcx:ERROR:67336 : unregistering VM guest failed. detail=detail

意味

VMゲストの登録解除に失敗しました。

対処

detailに表示された内容に従って、対処を行ってください。

  • "(メッセージ,vmerrno=エラー番号,ip=IPアドレス)"の形式、または"(メッセージ,vmerrno=エラー番号,ip=IPアドレス,host=VMホストのIPアドレス)"の形式の場合

    IPアドレスのVMホスト/VM管理製品に対する制御で異常が発生しています。エラー番号に応じて対処を行ってください。

  • エラー番号が"6"、"7"、"8"、"9"の場合

    マネージャーが起動しているか確認してください。マネージャーが停止している場合はマネージャーを起動し、再操作してください。

    マネージャーの起動状態の確認と起動方法については、「運用ガイド CE」の「2.1 マネージャーの起動と停止」を参照してください。

  • エラー番号が"15"の場合

    管理サーバの要求に対して、VMホスト/VM管理製品からの応答がありません。VMホスト/VM管理製品の動作状況やネットワーク設定を確認してください。

  • エラー番号が"100"、"115"の場合

    登録時に入力したVMホスト/VM管理製品のログインアカウント情報に、必要な権限がない可能性があります。

    VM管理画面から権限の状況を確認してください。権限がない場合、ログインアカウント情報の入力値(ユーザー名とパスワード)をVMホスト/VM管理製品の管理者権限があるユーザーの値に変更してください。

    詳細は、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「7.1.7 VMホストのログインアカウント情報の変更」または「7.7 VM管理製品の変更」を参照してください。

  • エラー番号が"101"、"110"、"111"、"112"、"114"、"116"の場合

    管理サーバとVMホスト/VM管理製品の通信が失敗しています。管理サーバ/VMホスト/VM管理製品の動作状況やネットワーク設定を確認してください。

  • エラー番号が"104"

    VMホスト/VM管理製品のタスク処理が失敗しています。VMホスト/VM管理製品の動作状況やネットワーク設定を確認してください。

    VM管理ソフトウェアから操作を行っても動作しない場合、VMホスト/VM管理製品に問題があります。

    VMホスト/VM管理製品の問題を解決してから、操作を行ってください。

    VM管理製品によっては、再操作の前に復旧操作が必要な場合があります。復旧方法については、VM管理製品のマニュアルを参照してください。

  • エラー番号が"113"の場合

    登録時に入力したVMホスト/VM管理製品のログインアカウント情報を利用して、VMホスト/VM管理製品と通信できません。

    登録後にVMホスト/VM管理製品のログインアカウント情報が変更された可能性があります。

    ログインアカウント情報の入力値(ユーザー名とパスワード)を正しい値に変更してください。

    詳細は、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「7.1.7 VMホストのログインアカウント情報の変更」または「7.7 VM管理製品の変更」を参照してください。

上記の対処を行っても問題が解決しない場合、またはdetailに上記以外が表示された場合は、該当するメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。


67337

FJSVrcx:ERROR: 67337: registering cloning image with VM management software failed. detail= detail

意味

VM製品へのクローニングイメージの登録に失敗しました。

対処

detailに表示された内容に従って、対処を行ってください。

  • "(メッセージ,vmerrno=エラー番号,ip=IPアドレス)"の形式、または"(メッセージ,vmerrno=エラー番号,ip=IPアドレス,host=VMホストのIPアドレス)"の形式の場合

    IPアドレスのVMホスト/VM管理製品に対する制御で異常が発生しています。エラー番号に応じて対処を行ってください。

    • エラー番号が"6"、"7"、"8"、"9"の場合

      マネージャーが起動しているか確認してください。マネージャーが停止している場合はマネージャーを起動し、再操作してください。

      マネージャーの起動状態の確認と起動方法については、「運用ガイド CE」の「2.1 マネージャーの起動と停止」を参照してください。

    • エラー番号が"15"の場合

      管理サーバの要求に対して、VMホスト/VM管理製品からの応答がありません。VMホスト/VM管理製品の動作状況やネットワーク設定を確認してください。

    • エラー番号が"16"の場合

      VMホストが見つかりません。RORコンソールのメニューで[操作]-[更新]を選択し、画面を更新したあと、VMホストが削除されていないか確認してください。

    • エラー番号が"100"、"115"の場合

      登録時に入力したVMホスト/VM管理製品のログインアカウント情報に、必要な権限がない可能性があります。

      VM管理画面から権限の状況を確認してください。権限がない場合、ログインアカウント情報の入力値(ユーザー名とパスワード)をVMホスト/VM管理製品の管理者権限があるユーザーの値に変更してください。

      詳細は、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「7.1.7 VMホストのログインアカウント情報の変更」または「7.7 VM管理製品の変更」を参照してください。

    • エラー番号が"101"、"110"、"111"、"112"、"114"、"116"の場合

      管理サーバとVMホスト/VM管理製品の通信が失敗しています。管理サーバ/VMホスト/VM管理製品の動作状況やネットワーク設定を確認してください。

    • エラー番号が"104"、"105"、"135"、"136"の場合

      VMホスト/VM管理製品のタスク処理が失敗しています。VMホスト/VM管理製品の動作状況やネットワーク設定を確認してください。

      VM管理ソフトウェアから操作を行っても動作しない場合、VMホスト/VM管理製品に問題があります。

      VMホスト/VM管理製品の問題を解決してから、操作を行ってください。

      VM管理製品によっては、再操作の前に復旧操作が必要な場合があります。復旧方法については、VM管理製品のマニュアルを参照してください。

    • エラー番号が"113"の場合

      登録時に入力したVMホスト/VM管理製品のログインアカウント情報を利用して、VMホスト/VM管理製品と通信できません。

      登録後にVMホスト/VM管理製品のログインアカウント情報が変更された可能性があります。

      ログインアカウント情報の入力値(ユーザー名とパスワード)を正しい値に変更してください。

      詳細は、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「7.1.7 VMホストのログインアカウント情報の変更」または「7.7 VM管理製品の変更」を参照してください。

    上記の対処を行っても問題が解決しない場合、またはdetailに上記以外が表示された場合は、該当するメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。


67338

FJSVrcx:ERROR: 67338: unregistering cloning image from VM management software failed. detail=detail

意味

VM製品からのクローニングイメージの登録解除に失敗しました。

対処

detailに表示された内容に従って、対処を行ってください。

  • "(メッセージ,vmerrno=エラー番号,ip=IPアドレス)"の形式、または"(メッセージ,vmerrno=エラー番号,ip=IPアドレス,host=VMホストのIPアドレス)"の形式の場合

    IPアドレスのVMホスト/VM管理製品に対する制御で異常が発生しています。エラー番号に応じて対処を行ってください。

    • エラー番号が"6"、"7"、"8"、"9"の場合

      マネージャーが起動しているか確認してください。マネージャーが停止している場合はマネージャーを起動し、再操作してください。

      マネージャーの起動状態の確認と起動方法については、「運用ガイド CE」の「2.1 マネージャーの起動と停止」を参照してください。

    • エラー番号が"15"の場合

      管理サーバの要求に対して、VMホスト/VM管理製品からの応答がありません。VMホスト/VM管理製品の動作状況やネットワーク設定を確認してください。

    • エラー番号が"16"の場合

      VMホストが見つかりません。RORコンソールのメニューで[操作]-[更新]を選択し、画面を更新したあと、VMホストが削除されていないか確認してください。

    • エラー番号が"100"、"115"の場合

      登録時に入力したVMホスト/VM管理製品のログインアカウント情報に、必要な権限がない可能性があります。

      VM管理画面から権限の状況を確認してください。権限がない場合、ログインアカウント情報の入力値(ユーザー名とパスワード)をVMホスト/VM管理製品の管理者権限があるユーザーの値に変更してください。

      詳細は、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「7.1.7 VMホストのログインアカウント情報の変更」または「7.7 VM管理製品の変更」を参照してください。

    • エラー番号が"101"、"110"、"111"、"112"、"114"、"116"の場合

      管理サーバとVMホスト/VM管理製品の通信が失敗しています。管理サーバ/VMホスト/VM管理製品の動作状況やネットワーク設定を確認してください。

    • エラー番号が"104"、"105"、"135"、"136"の場合

      VMホスト/VM管理製品のタスク処理が失敗しています。VMホスト/VM管理製品の動作状況やネットワーク設定を確認してください。

      VM管理ソフトウェアから操作を行っても動作しない場合、VMホスト/VM管理製品に問題があります。

      VMホスト/VM管理製品の問題を解決してから、操作を行ってください。

      VM管理製品によっては、再操作の前に復旧操作が必要な場合があります。復旧方法については、VM管理製品のマニュアルを参照してください。

    • エラー番号が"113"の場合

      登録時に入力したVMホスト/VM管理製品のログインアカウント情報を利用して、VMホスト/VM管理製品と通信できません。

      登録後にVMホスト/VM管理製品のログインアカウント情報が変更された可能性があります。

      ログインアカウント情報の入力値(ユーザー名とパスワード)を正しい値に変更してください。

      詳細は、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「7.1.7 VMホストのログインアカウント情報の変更」または「7.7 VM管理製品の変更」を参照してください。

    上記の対処を行っても問題が解決しない場合、またはdetailに上記以外が表示された場合は、該当するメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。


67340

FJSVrcx:ERROR:67340:manager program still starting

意味

マネージャーの起動が完了していません。

対処

管理サーバ上で「関連サービス」のサービスが起動しているか確認してください。

  • 起動していない場合

    「マネージャー本体」のサービスを停止させてから「関連サービス」のサービスを起動させてください。そのあと、「マネージャー本体」のサービスを再起動させてください。
    マネージャーの停止と起動方法については、以下を参照してください。

    • 「運用ガイド VE」の「2.1 マネージャーの起動と停止」を参照してください。

    • 「運用ガイド CE」の「2.1 マネージャーの起動と停止」を参照してください。

  • 起動している場合

    しばらく(2~3分程度)待ってから、再操作してください。

上記の対処を行っても問題が解決しない場合、該当するメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。


67350

FJSVrcx:ERROR:67350:configuration error. target=target

意味

target先と通信するための設定ファイルに異常がある可能性があります。

対処

該当するメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。

【Cloud Edition】

意味

target先と通信するための設定ファイルに異常がある可能性があります。

対処

targetに表示された内容に従って、対処を行ってください。

  • "storage unit"の場合

    「導入ガイド CE」の「7.1.1 SANストレージのポート組合せ定義ファイルの作成」を参照し、SANストレージのポート組合せ定義ファイルを正しく記述してください。

  • 上記以外の場合

    該当するメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。


67351

FJSVrcx:ERROR:67351:SSL certification error. target=target

意味

target先のSSL証明書とマネージャーのSSL証明書が異なっている可能性があります。

対処

「トラブルシューティング集」の「4.2 マネージャーを再インストールしたあと、クローニングがエラーになる。」を参照してください。
クローニングイメージの配付時に本メッセージが表示された場合、クローニングイメージの配付は完了していますが、ホスト名、業務LANの設定と事後処理に失敗しています。「メッセージ番号 67328」の対処を行ってください。


67352

FJSVrcx:ERROR:67352:connection timeout. target=target

【Virtual Edition】

意味

ネットワーク環境に異常があるか、target先のサーバが高負荷のため一時的に通信が失敗した可能性があります。
targetが管理対象サーバのIPアドレスの場合、エージェントと通信できなかった可能性があります。

対処

「メッセージ番号 67356」の対処方法を確認し、エラーの原因を取り除いたあと、再操作してください。
クローニングイメージの配付時に本メッセージが表示された場合、クローニングイメージの配付は完了していますが、ホスト名、業務LANの設定と事後処理に失敗しています。「メッセージ番号 67328」の対処を行ってください。

targetが管理対象サーバのIPアドレスの場合、「メッセージ番号 67355」の対処方法も確認してください。

上記の対処を行っても問題が解決しない場合、タイムアウト値を変更することで解決される可能性があります。

該当するメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。

【Cloud Edition】

意味

ネットワーク環境に異常があるか、target先のサーバが高負荷のため一時的に通信が失敗した可能性があります。
targetが管理対象サーバのIPアドレスの場合、エージェントと通信できなかった可能性があります。

対処

「メッセージ番号 67356」の対処方法を確認し、エラーの原因を取り除いたあと、再操作してください。
クローニングイメージの配付時に本メッセージが表示された場合、クローニングイメージの配付は完了していますが、ホスト名、業務LANの設定と事後処理に失敗しています。「メッセージ番号 67328」の対処を行ってください。

管理対象サーバがVMwareESXiかつ他社サーバの場合、定義ファイルが存在しない、または定義ファイルに対象の管理対象サーバの定義が記載されていない可能性があります。

「導入ガイド CE」の「8.1.5 他社サーバ上のVMware ESXiを利用して仮想L-Serverを作成する場合、または、当社ラックマウント型サーバ上のVMware ESXiでServerView ESXi CIM Providerを利用しないで仮想L-Serverを作成する場合の定義ファイル」を参照し、定義ファイルのファイル名や定義内容に誤りがないか確認してください。

targetが管理対象サーバのIPアドレスの場合、「メッセージ番号 67355」の対処方法も確認してください。

上記の対処を行っても問題が解決しない場合、タイムアウト値を変更することで解決される可能性があります。
該当するメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。


67353

FJSVrcx:ERROR:67353:read timeout. target=target

意味

target先のサーバが高負荷のため一時的に通信が失敗した可能性があります。

対処

以下の各項目について確認してください。

  • Virtual Editionの場合、クローニングイメージに定義できるネットワークパラメーター自動設定機能を利用し、以下のように誤って自動設定を行ったことが原因で、クローニングイメージの採取または配付が失敗した場合に表示されます。
    クローニングイメージに定義できるネットワークパラメーター自動設定機能については、「操作ガイド VE」の「17.6 クローニングイメージに定義できるネットワークパラメーター自動設定機能」を参照してください。

    • 管理LANに対して自動設定を行った

    • 管理LANのIPアドレスと同一サブネットのIPアドレスで、業務LANに対して自動設定を行った

    クローニングイメージの採取または配付が失敗した管理対象サーバにログインし、上記の誤った自動設定を行っていないか、ネットワークパラメーター自動設定機能の定義ファイルを確認してください。
    自動設定を行っていた場合、以下の方法で再操作してください。

    • 失敗した管理対象サーバの状態の復旧

      rcxadm lanctl unsetコマンドを実行し、自動設定を解除してください。
      rcxadm lanctl unsetコマンドについては、「リファレンスガイド (コマンド編) VE」の「5.9 rcxadm lanctl」を参照してください。

      管理対象サーバ上の管理LANのIPアドレスが設定されていない場合、手動で設定してください。管理対象サーバの状態が"normal"にならない場合、「メッセージ番号 67192」の対処方法を参照してください。

    • クローニングイメージの再採取

      クローニングイメージを採取する管理対象サーバで、ネットワークパラメーター自動設定機能の定義ファイルの誤りを修正して、再度採取してください。
      クローニングイメージの配付で失敗した場合、採取後、失敗した管理対象サーバにクローニングイメージを再度配付してください。
      採取または配付に失敗したクローニングイメージがある場合は削除してください。

  • タイムアウト値を変更することで解決できる可能性があります。
    該当するメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。

  • rcxadm vmmgr refreshコマンドの実行時に本エラーが発生した場合、VM管理製品を登録していないことが原因である可能性があります。

    VM管理製品を登録したあと、再操作してください。

    VM管理製品を登録しない場合、以下の2つのファイルを削除したあと、再操作してください。

    【Windowsマネージャー】
    インストールフォルダー\SVROR\Manager\var\update_time

    • vm_mgmt_soft_begin

    • vm_mgmt_soft_end


67354

FJSVrcx:ERROR:67354:write timeout. target=target

意味

target先のサーバと通信できないか、高負荷のため一時的に通信が失敗した可能性があります。

対処

ネットワーク経路の確認」を確認し、エラーの原因を取り除いたあと、再操作してください。

ネットワーク経路の確認

確認方法
マネージャーがインストールされているサーバ上でpingコマンドを実行してネットワークの状態を確認します。target先と通信できるか確認してください。

【Windows】

>ping 管理対象サーバのIPアドレス <RETURN>

<正常通信時の例>

Pinging ipaddr with 32 bytes of data:

Reply from ipaddr: bytes=32 time<1ms TTL=128
Reply from ipaddr: bytes=32 time<1ms TTL=128
Reply from ipaddr: bytes=32 time<1ms TTL=128
Reply from ipaddr: bytes=32 time<1ms TTL=128

Ping statistics for ipaddr: Packets: Sent = 4, Received = 4, Lost = 0(0% loss),
Approximate round trip times in milli-seconds: Minimum = 0ms, Maximum =0ms, Average = 0ms

<異常時の例>

Pinging ipaddr with 32 bytes of data:

Request timed out.
Request timed out.
Request timed out.
Request timed out.

Ping statistics for ipaddr: Packets: Sent = 4, Received = 0, Lost = 4(100% loss),

【Linux】

# ping 管理対象サーバのIPアドレス <RETURN>

<正常通信時の例>

PING host name (ipaddr) 56(84) bytes of data.
64 bytes from ipaddr: icmp_seq=1 ttl=64 time=2.18 ms
64 bytes from ipaddr: icmp_seq=2 ttl=64 time=0.171 ms
64 bytes from ipaddr: icmp_seq=3 ttl=64 time=0.191 ms

<異常時の例>

PING host name (ipaddr) 56(84) bytes of data.
From ipaddr icmp_seq=1 Destination Host Unreachable
From ipaddr icmp_seq=2 Destination Host Unreachable
From ipaddr icmp_seq=3 Destination Host Unreachable

対処方法
以下の項目を確認してください。

<正常通信時の例>になった場合

<異常時の例>になった場合

target先の動作確認

target先が動作しているか確認してください。また、通信中にtarget先のネットワーク接続機能が停止した可能性もあります。エラーが発生した前後でネットワーク接続機能が停止していないか確認し、再操作してください。

ファイアーウォールの確認

管理サーバと管理対象サーバの間や管理対象サーバ内に設定されているファイアーウォールソフトウェアの設定を確認してください。

以下を参照し、ポートに対して接続許可を設定してください。

  • 「設計ガイド VE」の「付録A ポート一覧」を参照してください。

  • 「設計ガイド CE」の「付録A ポート一覧」を参照してください。

IPアドレスの確認

エラーメッセージ内に表示されたIPアドレスに誤りがないか確認し、正しいIPアドレスを指定して処理を再実行してください。

LANネットワークの確認

ネットワークケーブルがtarget先のサーバと正しく接続されているか確認してください。

マネージャーとエージェント間の証明書の確認

マネージャーとエージェント間のSSL証明書が一致しない場合、証明書の初期化を実行してください。

クローニングイメージの配付時に本メッセージが表示された場合、クローニングイメージの配付は完了していますが、ホスト名、業務LANの設定と事後処理に失敗しています。「メッセージ番号 67328」の対処を行ってください。

上記の対処を行っても問題が解決しない場合、タイムアウト値を変更することで解決できる可能性があります。
該当するメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。


67355

FJSVrcx:ERROR:67355:connection error. target=target

意味

target先のプログラムが起動していない可能性があります。

対処

以下のマニュアルを参照して通信先が起動しているか確認し、エラーの原因を取り除いたあと、再操作してください。

  • 通信先の確認

    Virtual Editionの場合、「運用ガイド VE」の「第2章 マネージャー、エージェントの起動と終了」を参照し、通信先を起動してください。

    Cloud Editionの場合、「運用ガイド CE」の「第2章 マネージャー、エージェントの起動と終了」を参照し、通信先を起動してください。

    • targetが連携ソフトウェア名の場合

      連携ソフトウェアのマニュアルを参照し、連携ソフトウェアのサービスを起動してください。

    • targetが"Task Manager"の場合

      該当するメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。

      【OVM for SPARC】

      • auto-boot?の変更機能を有効化した状態で仮想L-ServerまたはVMゲストのマイグレーションを行った場合、マイグレーション時に実行する構成情報の保存処理が失敗しています。
        「メッセージ番号 67375」の「auto-boot?の設定値を復旧する手順」を参照し、auto-boot?の設定値を確認したあと、構成情報を保存してください。

      • 以下のすべての条件を満たす場合、1つずつ直列処理で実行したL-Serverの作成が失敗します。

        - Solaris 11のイメージを指定したL-Serverの作成を、複数同時に実行した場合

        - 「導入ガイド CE」の「8.8.1 定義ファイルの作成」の「Solaris 11のイメージを指定したL-Serverの作成を、複数同時に実行した時の動作モードの定義ファイル」に"true"を指定している場合

        作成したゲストドメインが削除されていない場合、「メッセージ番号 67373」の「ゲストドメインの削除手順」を参照し、ゲストドメインを削除してください。

    • targetが"Resource Coordinator Manager"の場合

      マネージャー本体のサービスの状態を確認してください。起動していない場合は起動してください。

      • Virtual Editionの場合

        「運用ガイド VE」の「第2章 マネージャー、エージェントの起動と終了」を参照してください。

      • Cloud Editionの場合

        「運用ガイド CE」の「第2章 マネージャー、エージェントの起動と終了」を参照してください。

  • ポート番号の確認

    管理サーバと管理対象サーバのポート番号を確認してください。誤りがある場合、正しいポート番号に変更してください。

    • Virtual Editionの場合

      • ポート番号の確認については、「設計ガイド VE」の「付録A ポート一覧」を参照してください。

      • ポート番号の変更方法については、「操作ガイド VE」の「8.2 ポート番号の変更」または「9.1.6 ポート番号の変更」を参照してください。

    • Cloud Editionの場合

      • ポート番号の確認については、「設計ガイド CE」の「付録A ポート一覧」を参照してください。

      • ポート番号の変更方法については、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「6.2 ポート番号の変更」または「7.1.6 ポート番号の変更」を参照してください。

また、以下の対処も行ってください。

  • クローニングイメージの配付時に本メッセージが表示された場合

    クローニングイメージの配付は完了していますが、ホスト名・業務LANの設定と事後処理に失敗しています。「メッセージ番号 67328」の対処を行ってください。

  • マネージャーをクラスタ運用している場合

    マネージャー用共有ディスクがマウントされていない可能性があります。
    操作を実行したノードでマネージャー用共有ディスクをマウントし、再操作してください。

  • OSがVMware ESXiであるラックマウント型サーバ・タワー型サーバを登録した場合

    [エージェントを自動登録する]チェックボックスのチェックを外し、サーバの登録が完了したあと、エージェントを登録してください。

  • OSがVMware ESXiであるラックマウント型サーバ・タワー型サーバのハードウェア情報を再設定した場合

    サーバの電源を停止したあと、再度ハードウェア情報を再設定してください。

上記の対処を行っても問題が解決しない場合、該当するメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。


67356

FJSVrcx:ERROR:67356:no route to host. target=target

意味

ネットワーク環境に異常がある可能性があります。

対処

ネットワーク経路の確認」を確認し、エラーの原因を取り除いたあと、再操作してください。

ネットワーク経路の確認

確認方法
マネージャーがインストールされているサーバ上でpingコマンドを実行してネットワークの状態を確認します。エージェントに通信できるか確認してください。

【Windowsマネージャー】

>ping 管理対象サーバのIPアドレス <RETURN>

<正常通信時の例>

Pinging ipaddr with 32 bytes of data:

Reply from ipaddr: bytes=32 time<1ms TTL=128
Reply from ipaddr: bytes=32 time<1ms TTL=128
Reply from ipaddr: bytes=32 time<1ms TTL=128
Reply from ipaddr: bytes=32 time<1ms TTL=128

Ping statistics for ipaddr: Packets: Sent = 4, Received = 4, Lost = 0(0% loss),
Approximate round trip times in milli-seconds: Minimum = 0ms, Maximum =0ms, Average = 0ms

<異常時の例>

Pinging ipaddr with 32 bytes of data:

Request timed out.
Request timed out.
Request timed out.
Request timed out.

Ping statistics for ipaddr: Packets: Sent = 4, Received = 0, Lost = 4(100% loss),

【Linuxマネージャー】

# ping 管理対象サーバのIPアドレス <RETURN>

<正常通信時の例>

PING host name (ipaddr) 56(84) bytes of data.
64 bytes from ipaddr: icmp_seq=1 ttl=64 time=2.18 ms
64 bytes from ipaddr: icmp_seq=2 ttl=64 time=0.171 ms
64 bytes from ipaddr: icmp_seq=3 ttl=64 time=0.191 ms

<異常時の例>

PING host name (ipaddr) 56(84) bytes of data.
From ipaddr icmp_seq=1 Destination Host Unreachable
From ipaddr icmp_seq=2 Destination Host Unreachable
From ipaddr icmp_seq=3 Destination Host Unreachable

対処方法
以下の項目を確認してください。

<正常通信時の例>になった場合

<異常時の例>になった場合

target先の動作確認

target先が動作しているか確認してください。また、通信中にtarget先のネットワーク接続機能が停止した可能性もあります。エラーが発生した前後でネットワーク接続機能が停止していないか確認し、再操作してください。

ファイアーウォールの確認

管理サーバと管理対象サーバの間や管理対象サーバ内に設定されているファイアーウォールソフトウェアの設定を確認してください。

  • Virtual Editionの場合、「設計ガイド VE」の「付録A ポート一覧」に記載してあるポートに対して接続許可を設定してください。

  • Cloud Editionの場合、「設計ガイド CE」の「付録A ポート一覧」に記載してあるポートに対して接続許可を設定してください。

IPアドレスの確認

エラーメッセージ内に表示されたIPアドレスに誤りがないか確認し、正しいIPアドレスを指定して処理を再実行してください。

LANネットワークの確認

ネットワークケーブルがtarget先のサーバと正しく接続されているか確認してください。

また、以下の対処も行ってください。

クローニングイメージの配付時に本メッセージが表示された場合

クローニングイメージの配付は完了していますが、ホスト名、業務LANの設定と事後処理に失敗しています。「メッセージ番号 67328」の対処を行ってください。

上記の対処を行っても問題が解決しない場合、該当するメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。


67357

FJSVrcx:ERROR:67357:IO error. target=target detail=detail

意味

通信中にIOエラーが発生しました。

対処

以下のマニュアルを参照して通信先が起動しているか確認し、エラーの原因を取り除いたあと、再操作してください。

  • 通信先の確認

    以下を参照してください。

    • 「運用ガイド VE」の「第2章 マネージャー、エージェントの起動と終了」を参照し、通信先を起動してください。

    • 「運用ガイド CE」の「第2章 マネージャー、エージェントの起動と終了」を参照し、通信先を起動してください。

    ただし、targetが連携ソフトウェア名の場合、連携ソフトウェアのマニュアルを参照し、連携ソフトウェアのサービスを起動してください。

また、以下の対処も行ってください。

  • クローニングイメージの配付時に本メッセージが表示された場合

    クローニングイメージの配付は完了していますが、ホスト名、業務LANの設定と事後処理に失敗しています。「メッセージ番号 67328」の対処を行ってください。

  • マネージャーをクラスタ運用している場合

    マネージャー用共有ディスクがマウントされていない可能性があります。
    操作を実行したノードでマネージャー用共有ディスクをマウントし、再操作してください。

上記の対処を行っても問題が解決しない場合、該当するメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。


67358

FJSVrcx:ERROR:67358:internal error. target=target detail=detail

意味

内部エラーが発生しました。

対処

該当するメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。


67359

FJSVrcx:ERROR:67359:obj: VM host registration failed detail=detail

意味

VMホストに対する制御で異常が発生したため、VMホストobjの登録が失敗しました。
detailで表示された内容に従って、対処を行ってください。

対処

"(メッセージ,vmerrno=エラー番号,ip=IPアドレス)"の形式の場合
エラー番号が"4"、"15"の場合
  • 管理サーバの要求に対して、VMホストからの応答がありません。

    VMホストの動作状況やネットワーク設定を確認してください。

  • VMホストの認証情報に誤りがある可能性があります。

    VMホストの認証情報を確認してください。

  • VMホストのソフトウェア条件に誤りがある可能性があります。

    「解説書」の「6.1.1 ソフトウェア条件(Express/Virtual Edition)」を確認してください。

  • VMホストの設定に誤りがある可能性があります。

    「設計ガイド VE」の「9.2 サーバ仮想化ソフトウェアの設定」を確認してください。

エラー番号が"16"の場合

VMホストが見つかりません。以下のどちらかの可能性があります。

  • RORコンソールのメニューで[操作]-[更新]を選択し、画面を更新したあと、VMホストが削除されていないか確認してください。

【Hyper-V】

  • Hyper-Vがインストールされていない、または役割が有効になっていない可能性があります。
    Hyper-Vがインストールされていること、役割が有効になっているか確認してください。

エラー番号が"101"、"110"、"111"、"112"、"114"、"116"の場合

管理サーバとVMホストの通信が失敗しています。管理サーバ/VMホストの動作状況やネットワーク設定を確認してください。

エラー番号が"113"の場合

登録時に入力したVMホストのログインアカウント情報を利用して、VMホストと通信できません。
ログインアカウント情報の入力値(ユーザー名とパスワード)を正しい値に変更してください。

エラー番号が"100"、"115"の場合

登録時に入力したVMホストのログインアカウント情報に、必要な権限がない可能性があります。
VM管理ソフトウェアから権限の状況を確認してください。権限がない場合、ログインアカウント情報の入力値(ユーザー名とパスワード)をVMホストの管理者権限を持つユーザーの値に変更してください。

エラー番号が"400"の場合

VMホストのリモートコマンド処理が失敗しています。以下のどれかの可能性があります。

  • VMホストが正しく動作していない

  • VMホストのネットワーク設定が正しくない

  • 大域ゾーンのセットアップが実施されていない

  • リソースプールサービスが有効化されていない

VMホスト上で実行しても動作しない場合、VMホストに問題があります。VMホストの問題を解決してから、操作を行ってください。

"VMGuest's name / host is invalid."の場合

事象が発生しているVMホスト上にあるVMゲストがサーバ仮想化ソフトウェアの管理画面から参照できる状態にあるか確認してください。
参照できない状態にある場合、VMホストのストレージ構成を確認して参照できる状態に復旧したあと、サーバを再登録してください。

上記の対処を行っても問題が解決しない場合、またはdetailに上記以外が表示された場合は、該当するメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。

【Cloud Edition】

意味

VMホストに対する制御で異常が発生したため、VMホストobjの登録が失敗しました。
detailで表示された内容に従って、対処を行ってください。

対処

"(メッセージ,vmerrno=エラー番号,ip=IPアドレス)"の形式の場合
エラー番号が"4"、"15"の場合
  • 管理サーバの要求に対して、VMホストからの応答がありません。

    VMホストの動作状況やネットワーク設定を確認してください。

  • VMホストの認証情報に誤りがある可能性があります。

    VMホストの認証情報を確認してください。

  • VMホストのソフトウェア条件に誤りがある可能性があります。

    「解説書」の「6.1.2 ソフトウェア条件(Cloud Edition)」を確認してください。

  • VMホストの設定に誤りがある可能性があります。

    「設計ガイド CE」の「付録E 仮想L-Server作成のための事前準備」を確認してください。

DR実行時に本エラーが発生した場合、物理L-Serverを起動したあと、一定時間OSのサービスが正しく起動しないなどの異常な状態が続いた可能性があります。
本製品から対象の物理L-Serverを起動し、OSのサービスが正しく動作することを確認してください。
OSのサービスが正しく動作している場合、DRを再実行してください。

エラー番号が"6"、"7"、"8"、"9"の場合

マネージャーが起動しているか確認してください。マネージャーが停止している場合はマネージャーを起動し、再操作してください。
マネージャーの起動状態の確認と起動方法については、「運用ガイド CE」の「2.1 マネージャーの起動と停止」を参照してください。

エラー番号が"99"の場合

多重操作などで、一時的にVMホスト/VM管理製品の持つ情報に不整合が発生し、VMホスト/VM管理製品の操作に失敗しました。VMホスト/VM管理製品の動作状況を確認し、再操作してください。

エラー番号が"101"、"110"、"111"、"112"、"114"、"116"の場合

管理サーバとVMホストの通信が失敗しています。管理サーバ/VMホストの動作状況やネットワーク設定を確認してください。
DR実行時に本エラーが発生した場合、物理L-Serverを起動したあと、一定時間OSのサービスが正しく起動しないなどの異常な状態が続いた可能性があります。
本製品から対象の物理L-Serverを起動し、OSのサービスが正しく動作することを確認してください。
OSのサービスが正しく動作している場合、DRを再実行してください。

エラー番号が"113"の場合

登録時に入力したVMホストのログインアカウント情報を利用して、VMホストと通信できません。
ログインアカウント情報の入力値(ユーザー名とパスワード)を正しい値に変更してください。
DR実行時に本エラーが発生した場合、物理L-Serverを起動したあと、一定時間OSのサービスが正しく起動しないなどの異常な状態が続いた可能性があります。
本製品から対象の物理L-Serverを起動し、OSのサービスが正しく動作することを確認してください。
OSのサービスが正しく動作している場合、DRを再実行してください。

エラー番号が"400"の場合

VMホストのリモートコマンド処理が失敗しています。VMホストの動作状況やネットワーク設定を確認してください。
detailに"poolstat"が含まれている場合、管理対象のSolarisゾーンリソースプールに対応するリソースプールサービスが有効化されているか確認してください。
VMホスト上で実行しても動作しない場合、VMホストに問題があります。VMホストの問題を解決してから、操作を行ってください。

【Xen】
RHEL-Xenのエージェントの登録時にエージェントの登録に失敗する場合があります。
登録対象のVMホスト内にある、以下のファイルのパラメーターが誤っている可能性があります。

/etc/xen/xend-config.sxp

ファイルを開き、パラメーターが誤っていないか確認してください。

パラメーターの詳細は、「PRIMEQUEST(1000シリーズ) RHEL5-Xen 仮想マシン機能ユーザーズマニュアル」を参照してください。

VMホストの、最低限確保するメモリを定義する以下のパラメーターが、フォーマット通り記述されているか確認してください。

(dom0-min-mem メモリ量)

上記の対処を行っても問題が解決しない場合、またはdetailに上記以外が表示された場合は、該当するメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。


67360

FJSVrcx:ERROR:67360:stopping spare server failed target=target detail=detail

意味

対処

"not supported HA type"の場合

VMホストの予備サーバでサポートしていない切替え方式です。
切替え先にはほかの予備サーバを指定してください。

"not available VM Host"の場合

予備サーバを切替え先として使用できません。
予備サーバの状態が"normal"または"warning"以外になっていないか確認してください。
VMホストの上にVMゲストが存在していないか確認してください。また、管理サーバとVMホストの通信状況、およびVMホストの動作状況や設定を確認してください。

【Citrix Xen】
予備サーバがCitrix XenServerの場合、プールマスタのCitrix XenServerを予備サーバとして設定していないか確認してください。

"VMware maintenance mode, enter, vmerrno=エラー番号"または"VM maintenance mode, enter, vmerrno=エラー番号"の場合
エラー番号が"15"の場合

管理サーバの要求に対して、VMホストからの応答がありません。VMホストの動作状況やネットワーク設定を確認してください。

エラー番号が"16"の場合

VMホストが見つかりません。以下のどちらかの可能性があります。

  • RORコンソールのメニューで[操作]-[更新]を選択し、画面を更新したあと、VMホストが削除されていないか確認してください。

【Hyper-V】

  • Hyper-Vがインストールされていない、または役割が有効になっていない可能性があります。
    Hyper-Vがインストールされていること、役割が有効になっているか確認してください。

エラー番号が"101"、"110"、"111"、"112"、"114"、"116"の場合

管理サーバとVMホストの通信が失敗しています。管理サーバ/VMホストの動作状況やネットワーク設定を確認してください。

エラー番号が"113"の場合

登録時に入力したVMホストのログインアカウント情報を利用して、VMホストと通信できません。登録後にVMホストのログインアカウント情報が変更された可能性があります。
ログインアカウント情報の入力値(ユーザー名とパスワード)を正しい値に変更してください。
詳細は、以下を参照してください。

  • Virtual Editionの場合、「操作ガイド VE」の「9.1.7 VMホストのログインアカウント情報の変更」を参照してください。

  • Cloud Editionの場合、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「7.1.7 VMホストのログインアカウント情報の変更」を参照してください。

エラー番号が"100"、"115"、"132"の場合

登録時に入力したVMホストのログインアカウント情報に、必要な権限がない可能性があります。
VM管理ソフトウェアから権限の状況を確認してください。権限がない場合、ログインアカウント情報の入力値(ユーザー名とパスワード)をVMホストの管理者権限を持つユーザーの値に変更してください。
詳細は、以下を参照してください。

  • Virtual Editionの場合、「操作ガイド VE」の「9.1.7 VMホストのログインアカウント情報の変更」を参照してください。

  • Cloud Editionの場合、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「7.1.7 VMホストのログインアカウント情報の変更」を参照してください。

エラー番号が"104"、"105"、"135"、"136"の場合

VMホストのタスク処理が失敗しています。VMホストの動作状況やネットワーク設定を確認してください。VM管理ソフトウェアから操作を行っても動作しない場合、VMホストに問題があります。VMホストの問題を解決してから、操作を行ってください。

エラー番号が"130"の場合

すでにVMホストのVMメンテナンスモードが設定されています。ほかの管理者が予備サーバの操作を行っていないか確認してください。

エラー番号が"131"、"133"の場合

VMホストのVMメンテナンスモードの設定が失敗しています。VMホストの動作状況やネットワーク設定を確認してください。

エラー番号が"400"の場合

VMホストのリモートコマンド処理が失敗しています。VMホストの動作状況やネットワーク設定を確認してください。
VMホスト上で実行しても動作しない場合、VMホストに問題があります。VMホストの問題を解決してから、操作を行ってください。

エラー番号が"401"の場合

【Xen】【Citrix Xen】
予備サーバを切替え先として使用できません。

【Citrix Xen】
予備サーバがCitrix XenServerの場合、プールマスタのCitrix XenServerを予備サーバとして設定していないか確認してください。

上記の対処を行っても問題が解決しない場合、またはdetailに上記以外が表示された場合は、該当するメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。

【Cloud Edition】

意味

予備サーバtargetの停止に失敗しました。
detailで表示された内容に従って、対処を行ってください。

対処

detailが"(メッセージ,vmerrno=エラー番号,ip=IPアドレス)"の形式の場合
エラー番号が"6"、"7"、"8"、"9"の場合

マネージャーが起動しているか確認してください。マネージャーが停止している場合はマネージャーを起動し、再操作してください。
マネージャーの起動状態の確認と起動方法については、「運用ガイド CE」の「2.1 マネージャーの起動と停止」を参照してください。

エラー番号が"99"の場合

多重操作などで、一時的にVMホスト/VM管理製品の持つ情報に不整合が発生し、VMホスト/VM管理製品の操作に失敗しました。VMホスト/VM管理製品の動作状況を確認し、再操作してください。

上記の対処を行っても問題が解決しない場合、またはdetailに上記以外が表示された場合は、該当するメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。


67363

FJSVrcx:ERROR:67363:obj:changing VM host login account information failed detail=detail

意味

VMホストに対する通信で異常が発生したため、VMホストobjのログインアカウント情報の変更が失敗しました。

対処

detailで表示された内容に従って、対処を行ってください。

  • "(メッセージ,vmerrno=エラー番号,ip=IPアドレス)"の形式の場合

    IPアドレスのVMホストに対する制御で異常が発生しています。エラー番号に応じて対処を行ってください。

    • エラー番号が"4"、"15"の場合

      管理サーバの要求に対して、VMホストからの応答がありません。VMホストの動作状況やネットワーク設定を確認してください。

    • エラー番号が"16"の場合

      VMホストが見つかりません。以下のどちらかの可能性があります。

      • RORコンソールのメニューで[操作]-[更新]を選択し、画面を更新したあと、VMホストが削除されていないか確認してください。

      【Hyper-V】

      • Hyper-Vがインストールされていない、または役割が有効になっていない可能性があります。
        Hyper-Vがインストールされていること、役割が有効になっているか確認してください。

    • エラー番号が"101"、"110"、"111"、"112"、"114"、"116"の場合

      管理サーバとVMホストの通信が失敗しています。管理サーバ/VMホストの動作状況やネットワーク設定を確認してください。

    • エラー番号が"113"の場合

      登録時に入力したVMホストのログインアカウント情報を利用して、VMホストと通信できません。登録後にVMホストのログインアカウント情報が変更された可能性があります。
      ログインアカウント情報の入力値(ユーザー名とパスワード)を正しい値に変更してください。
      詳細は、「操作ガイド VE」の「9.1.7 VMホストのログインアカウント情報の変更」を参照してください。

    • エラー番号が"100"、"115"の場合

      変更時に入力したVMホストのログインアカウント情報に、必要な権限がない可能性があります。
      VM管理ソフトウェアから権限の状況を確認してください。権限がない場合、ログインアカウント情報の入力値(ユーザー名とパスワード)をVMホストの管理者権限を持つユーザーの値に変更してください。

    • エラー番号が"400"の場合

      VMホストのリモートコマンド処理が失敗しています。VMホストの動作状況やネットワーク設定を確認してください。
      VMホスト上で実行しても動作しない場合、VMホストに問題があります。VMホストの問題を解決してから、操作を行ってください。

上記の対処を行っても問題が解決しない場合、またはdetailに上記以外が表示された場合は、該当するメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。

【Cloud Edition】

意味

VMホストに対する通信で異常が発生したため、VMホストobjのログインアカウント情報の変更が失敗しました。

対処

detailで表示された内容に従って、対処を行ってください。

  • エラー番号が"6"、"7"、"8"、"9"の場合

    マネージャーが起動しているか確認してください。マネージャーが停止している場合はマネージャーを起動し、再操作してください。

    マネージャーの起動状態の確認と起動方法については、「運用ガイド CE」の「2.1 マネージャーの起動と停止」を参照してください。

  • エラー番号が"99"の場合

    多重操作などで、一時的にVMホスト/VM管理製品の持つ情報に不整合が発生し、VMホスト/VM管理製品の操作に失敗しました。VMホスト/VM管理製品の動作状況を確認し、再操作してください。


67364

FJSVrcx:ERROR:67364:The last system image of a server in switchover state cannot be deleted.

意味

切替え方式がバックアップ・リストアのサーバ切替え状態では、切戻しの場合にシステムイメージが必要になるため、サーバのシステムイメージはすべて削除できません。

対処

切戻しまたは継続を行ったあと、再操作してください。


67365

FJSVrcx:ERROR:67365:An invalid Windows activation setting was detected in the configuration file. target=target

意味

targetの以下のライセンス情報定義ファイルに異常を検出しました。

インストールフォルダー\Agent\scw\SeparateSetting\ipadj\activation.dat

対処

以下について確認し、エラーの原因を取り除いたあと、再操作してください。
targetのライセンス情報定義ファイルが存在するか

  • targetのライセンス情報定義ファイルの内容が正しいか

詳細は、以下を参照してください。

  • Virtual Editionの場合、「操作ガイド VE」の「17.2 採取」を参照してください。

  • Cloud Editionの場合、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「17.5.1 採取・登録」を参照してください。


67366

FJSVrcx:ERROR:67366:Registry access failed. detail

意味

レジストリーのアクセスに失敗しました。

対処

以下について確認し、エラーの原因を取り除いたあと、再操作してください。

  • セットアップが完了していない可能性があります。

    エージェントのセットアップ時にエラーが表示されていないか確認してください。
    エラーが表示されていた場合、エラーの原因を取り除いたあと、再度セットアップを行ってください。
    セットアップについては、以下を参照してください。

    • 「導入ガイド VE」の「2.2 エージェントのインストール」を参照してください。

    • 「導入ガイド CE」の「2.2 エージェントのインストール」を参照してください。

上記の対処を行っても問題が解決しない場合、該当するメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。


67367

FJSVrcx:ERROR:67367:command failed to return valid result. command=command, code=code

意味

commandcodeの結果を返して異常終了しました。

対処

該当するメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。


67368

FJSVrcx:ERROR:67368:obj:entering VM host maintenance mode failed. detail=detail

意味

VMホストobjのVMメンテナンスモードの設定に失敗しました。
VMホストのバックアップ・リストア、またはバックアップ・リストア方式のサーバ切替え・切戻しの開始から完了の間に「メッセージ番号 67369」と共に出力された場合、対処は必要ありません。
detailで表示された内容に従って、対処を行ってください。

対処

"timeout occurred"の場合

管理サーバの要求に対して、VMホスト/VM管理製品からの応答がありません。VMホスト/VM管理製品の動作状況やネットワーク設定を確認してください。

"(メッセージ,vmerrno=エラー番号,ip=IPアドレス)"の形式の場合
エラー番号が"15"の場合

管理サーバの要求に対して、VMホスト/VM管理製品からの応答がありません。VMホスト/VM管理製品の動作状況やネットワーク設定を確認してください。

エラー番号が"16"の場合

VMホストが見つかりません。RORコンソールのメニューで[操作]-[更新]を選択し、画面を更新したあと、VMホストが削除されていないか確認してください。

エラー番号が"101"、"110"、"111"、"112"、"114"、"116"、"132"、"133"の場合

管理サーバとVMホスト/VM管理製品の通信が失敗しています。管理サーバ/VMホスト/VM管理製品の動作状況やネットワーク設定を確認してください。

エラー番号が"113"の場合

登録時に入力したVMホスト/VM管理製品のログインアカウント情報を利用して、VMホスト/VM管理製品と通信できません。登録後にVMホスト/VM管理製品のログインアカウント情報が変更された可能性があります。
ログインアカウント情報の入力値(ユーザー名とパスワード)を正しい値に変更してください。
詳細は、「操作ガイド VE」の「9.1.7 VMホストのログインアカウント情報の変更」を参照してください。

エラー番号が"100"、"115"の場合

登録時に入力したVMホスト/VM管理製品のログインアカウント情報に、必要な権限がない可能性があります。
VM管理ソフトウェアから権限の状況を確認してください。権限がない場合、ログインアカウント情報の入力値(ユーザー名とパスワード)をVMホスト/VM管理製品の管理者権限を持つユーザーの値に変更してください。
詳細は、以下を参照してください。

  • Virtual Editionの場合、「操作ガイド VE」の「9.1.7 VMホストのログインアカウント情報の変更」を参照してください。

  • Cloud Editionの場合、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「7.1.7 VMホストのログインアカウント情報の変更」を参照してください。

エラー番号が"104"、"105"、"131"、"135"、"136"の場合

VMホスト/VM管理製品のタスク処理が失敗しています。VMホスト/VM管理製品の動作状況やネットワーク設定を確認してください。VM管理ソフトウェアから操作を行っても動作しない場合、VMホスト/VM管理製品に問題があります。VMホスト/VM管理製品の問題を解決してから、操作を行ってください。
対象のVMホストがVM管理製品などの連携するソフトウェアの機能を利用している場合、連携するソフトウェアの構成、動作状況を確認してください。VM管理製品の機能を利用している場合、VM管理製品の本製品の管理サーバへの登録状況も併せて確認してください。

エラー番号が"130"の場合

すでにVMメンテナンスモードが設定されています。VM管理ソフトウェアからVMメンテナンスモードの状態を確認してください。VMメンテナンスモードが設定されていない場合、再操作してください。

【Citrix Xen】
VMホストがCitrix XenServerの場合、かつ、設定時にVMゲストを移動する指定を行っていない場合は、稼動中のVMゲストが存在しないか確認してください。

エラー番号が"400"の場合

VMホストのリモートコマンド処理が失敗しています。VMホストの動作状況やネットワーク設定を確認してください。
VMホスト上で実行しても動作しない場合、VMホストに問題があります。VMホストの問題を解決してから、操作を行ってください。

エラー番号が"401"の場合

【Citrix Xen】
プールマスタのCitrix XenServerに対するVMメンテナンスモードの設定/解除はサポートしていません。
VMホストがCitrix XenServerの場合、VMホストがプールマスタとして設定されていないか確認してください。

上記の対処を行っても問題が解決しない場合、またはdetailに上記以外が表示された場合は、該当するメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。

【Cloud Edition】

意味

VMホストobjのVMメンテナンスモードの設定に失敗しました。
VMホストのバックアップ・リストア、またはバックアップ・リストア方式のサーバ切替え・切戻しの開始から完了の間に「メッセージ番号 67369」と共に出力された場合、対処は必要ありません。
detailで表示された内容に従って、対処を行ってください。

対処

"(メッセージ,vmerrno=エラー番号,ip=IPアドレス)"の形式の場合
エラー番号が"6"、"7"、"8"、"9"の場合

マネージャーが起動しているか確認してください。マネージャーが停止している場合はマネージャーを起動し、再操作してください。
マネージャーの起動状態の確認と起動方法については、「運用ガイド CE」の「2.1 マネージャーの起動と停止」を参照してください。

エラー番号が"99"の場合

多重操作などで、一時的にVMホスト/VM管理製品の持つ情報に不整合が発生し、VMホスト/VM管理製品の操作に失敗しました。VMホスト/VM管理製品の動作状況を確認し、再操作してください。

エラー番号が"101"、"110"、"111"、"112"、"114"、"116"、"132"、"133"の場合

管理サーバとVMホスト/VM管理製品の通信が失敗しています。管理サーバ/VMホスト/VM管理製品の動作状況やネットワーク設定を確認してください。

エラー番号が"113"の場合

登録時に入力したVMホスト/VM管理製品のログインアカウント情報を利用して、VMホスト/VM管理製品と通信できません。登録後にVMホスト/VM管理製品のログインアカウント情報が変更された可能性があります。
ログインアカウント情報の入力値(ユーザー名とパスワード)を正しい値に変更してください。
詳細は、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「7.1.7 VMホストのログインアカウント情報の変更」を参照してください。

エラー番号が"534"の場合

操作対象のVMホスト名が正しいか確認してください。

エラー番号が"535"の場合

VM管理製品のサーバとDNSサーバが正しく通信できるか確認してください。解決しない場合、ネットワーク管理者に連絡してください。

エラー番号が"548"の場合

VM管理製品のPowerShellモジュールの呼出しに失敗しています。SCVMMのインストールに問題がある可能性があります。SCVMMが正常に構成されていることを確認してください。


67369

FJSVrcx:ERROR:67369:obj:exiting VM host maintenance mode failed. detail=detail

意味

VMホストobjのVMメンテナンスモードの解除に失敗しました。
VMホストのバックアップ・リストア、またはバックアップ・リストア方式のサーバ切替え・切戻しの開始から完了の間に「メッセージ番号 67368」と共に出力された場合、対処は必要ありません。
detailで表示された内容に従って、対処を行ってください。

対処

"timeout occurred"の場合

管理サーバの要求に対して、VMホスト/VM管理製品からの応答がありません。VMホスト/VM管理製品の動作状況やネットワーク設定を確認してください。
VMホストのバックアップ・リストア、またはバックアップ・リストア方式のサーバ切替え・切戻し操作の完了時に出力される場合があります。この場合、VM管理ソフトウェアからVMメンテナンスモードの状態を確認してください。
VMメンテナンスモードが解除されていない場合、VMメンテナンスモードの解除を行ってください。

"(メッセージ,vmerrno=エラー番号,ip=IPアドレス)"の形式の場合
エラー番号が"15"の場合

管理サーバの要求に対して、VMホスト/VM管理製品からの応答がありません。VMホスト/VM管理製品の動作状況やネットワーク設定を確認してください。

エラー番号が"16"の場合

VMホストが見つかりません。RORコンソールのメニューで[操作]-[更新]を選択し、画面を更新したあと、VMホストが削除されていないか確認してください。

エラー番号が"101"、"110"、"111"、"112"、"114"、"116"、"132"、"133"の場合

管理サーバとVMホスト/VM管理製品の通信が失敗しています。管理サーバ/VMホスト/VM管理製品の動作状況やネットワーク設定を確認してください。

エラー番号が"113"の場合

登録時に入力したVMホスト/VM管理製品のログインアカウント情報を利用して、VMホスト/VM管理製品と通信できません。登録後にVMホスト/VM管理製品のログインアカウント情報が変更された可能性があります。
ログインアカウント情報の入力値(ユーザー名とパスワード)を正しい値に変更してください。
詳細は、以下を参照してください。

  • Virtual Editionの場合、「操作ガイド VE」の「9.1.7 VMホストのログインアカウント情報の変更」を参照してください。

  • Cloud Editionの場合、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「7.1.7 VMホストのログインアカウント情報の変更」を参照してください。

エラー番号が"100"、"115"の場合

登録時に入力したVMホスト/VM管理製品のログインアカウント情報に、必要な権限がない可能性があります。
VM管理ソフトウェアから権限の状況を確認してください。権限がない場合、ログインアカウント情報の入力値(ユーザー名とパスワード)をVMホスト/VM管理製品の管理者権限を持つユーザーの値に変更してください。
詳細は、以下を参照してください。

  • Virtual Editionの場合、「操作ガイド VE」の「9.1.7 VMホストのログインアカウント情報の変更」を参照してください。

  • Cloud Editionの場合、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「7.1.7 VMホストのログインアカウント情報の変更」を参照してください。

エラー番号が"104"、"105"、"131"、"135"、"136"の場合

VMホスト/VM管理製品のタスク処理が失敗しています。VMホスト/VM管理製品の動作状況やネットワーク設定を確認してください。VM管理ソフトウェアから操作を行っても動作しない場合、VMホスト/VM管理製品に問題があります。VMホスト/VM管理製品の問題を解決してから、操作を行ってください。

エラー番号が"130"の場合

すでにVMメンテナンスモードが解除されています。VM管理ソフトウェアからVMメンテナンスモードの状態を確認してください。VMメンテナンスモードが解除されていない場合、再操作してください。

エラー番号が"400"の場合

VMホストのリモートコマンド処理が失敗しています。VMホストの動作状況やネットワーク設定を確認してください。
VMホスト上で実行しても動作しない場合、VMホストに問題があります。VMホストの問題を解決してから、操作を行ってください。

エラー番号が"401"の場合

【Citrix Xen】
プールマスタのCitrix XenServerに対するVMメンテナンスモードの設定/解除はサポートしていません。
VMホストがCitrix XenServerの場合、VMホストがプールマスタとして設定されていないか確認してください。

上記の対処を行っても問題が解決しない場合、またはdetailに上記以外が表示された場合は、該当するメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。

【Cloud Edition】

意味

VMホストobjのVMメンテナンスモードの解除に失敗しました。
VMホストのバックアップ・リストア、またはバックアップ・リストア方式のサーバ切替え・切戻しの開始から完了の間に「メッセージ番号 67368」と共に出力された場合、対処は必要ありません。
detailで表示された内容に従って、対処を行ってください。

対処

"(メッセージ,vmerrno=エラー番号,ip=IPアドレス)"の形式の場合
エラー番号が"6"、"7"、"8"、"9"の場合

マネージャーが起動しているか確認してください。マネージャーが停止している場合はマネージャーを起動し、再操作してください。
マネージャーの起動状態の確認と起動方法については、「運用ガイド CE」の「2.1 マネージャーの起動と停止」を参照してください。

エラー番号が"99"の場合

多重操作などで、一時的にVMホスト/VM管理製品の持つ情報に不整合が発生し、VMホスト/VM管理製品の操作に失敗しました。VMホスト/VM管理製品の動作状況を確認し、再操作してください。

エラー番号が"534"の場合

操作対象のVMホスト名が正しいか確認してください。

エラー番号が"535"の場合

VM管理製品のサーバとDNSサーバが正しく通信できるか確認してください。解決しない場合、ネットワーク管理者に連絡してください。

エラー番号が"548"の場合

VM管理製品のPowerShellモジュールの呼出しに失敗しています。SCVMMのインストールに問題がある可能性があります。SCVMMが正常に構成されていることを確認してください。


67370

FJSVrcx:ERROR:67370:target:executing interface failed in external_software. code=code, message=message

意味

連携ソフトウェアexternal_softwareで、コマンドinterfaceの実行に失敗しました。

targetには、操作対象リソース名が表示されます。
codeには、連携ソフトウェアから通知された復帰値が表示されます。
messageには、連携ソフトウェアから通知されたエラーメッセージが表示されます。

対処

messageに表示された内容を確認してエラーの原因を取り除いたあと、再操作してください。

  • BladeLogicが動作しているサーバでBladeLogicのサービスが起動しているか確認してください。

  • BladeLogicが動作しているサーバと通信できることを確認してください。

  • 管理対象サーバの事前準備に誤りがないか確認してください。

    詳細は、「設計ガイド CE」の「付録E 仮想L-Server作成のための事前準備」を参照してください。

  • VMホスト、またはVMホストで動作しているBladeLogicのサービスが起動しているか確認してください。

  • VMホストと通信できることを確認してください。

  • VMゲストが存在していない、または電源状態が変更された可能性があります。

    VMゲストの状態を確認してください。

  • 操作中に以下の事象が発生した可能性があります。

    発生した事象
    • 管理サーバやマネージャーの、システムダウンやリブート

    • クラスタソフトウェアやサーバ仮想化ソフトウェアのHA機能による、マネージャーが動作するサーバの切替え

上記の対処を行っても問題が解決しない場合、該当するメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。


67371

FJSVrcx:ERROR:67371:obj:does not have a CD/DVD drive.

【Cloud Edition】

意味

VMゲストobjにCD/DVDドライブがないため、VMゲストツールを接続できません。

対処

VM管理製品で操作し、CD/DVDドライブを追加してください。


67372

FJSVrcx:ERROR:67372:obj:failed to connect to VM guest tool. detail=detail

【Cloud Edition】

意味

VMゲストobjへのVMゲストツールの接続に失敗しました。

対処

detailに表示された内容に従って、対処を行ってください。

  • "(メッセージ,vmerrno=エラー番号,ip=IPアドレス)"の形式の場合

    IPアドレスのVMホスト/VM管理製品に対する制御で異常が発生しています。エラー番号に応じて対処を行ってください。

    • エラー番号が"6"、"7"、"8"、"9"の場合

      処理中にマネージャーが再起動したため、処理が失敗しました。マネージャーが正常に起動されているか確認し、再操作してください。

      マネージャーの起動状態の確認方法については、「運用ガイド CE」の「2.1 マネージャーの起動と停止」を参照してください。

    • エラー番号が"15"の場合

      管理サーバの要求に対して、VMホスト/VM管理製品からの応答がありません。VMホスト/VM管理製品の動作状況やネットワーク設定を確認してください。

    • エラー番号が"16"の場合

      VMホストが見つかりません。RORコンソールの管理製品ツリーで、VMホストを管理しているVM管理製品を選択して[更新]を実行してください。

      そのあと、サーバリソースツリーを表示して、VMゲストがほかのVMホストに移動していないか確認してください。

    • エラー番号が"17"の場合

      VMゲストが見つかりません。以下を確認してください。

      • RORコンソールの管理製品ツリーで、VMホストを管理しているVM管理製品を選択して[更新]を実行します。
        そのあと、サーバリソースツリーを表示して、VMゲストが削除されていないか確認してください。

      • VMゲストの電源の状態が変化したときにVMゲストを移動する設定になっていないか、VM管理画面から確認してください。

    • エラー番号が"101"、"110"、"111"、"112"、"114"、"116"、"473"の場合

      管理サーバとVMホスト/VM管理製品の通信が失敗しています。管理サーバ/VMホスト/VM管理製品の動作状況やネットワーク設定を確認してください。

    • エラー番号が"113"の場合

      登録時に入力したVMホスト/VM管理製品のログインアカウント情報を利用して、VMホスト/VM管理製品と通信できません。登録後にVMホスト/VM管理製品のログインアカウント情報が変更された可能性があります。

      ログインアカウント情報の入力値(ユーザー名とパスワード)を正しい値に変更してください。

      詳細は、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「7.1.7 VMホストのログインアカウント情報の変更」を参照してください。

    • エラー番号が"100"、"115"、"471"の場合

      登録時に入力したVMホスト/VM管理製品のログインアカウント情報に、必要な権限がない可能性があります。

      VM管理画面から権限の状況を確認してください。権限がない場合、ログインアカウント情報の入力値(ユーザー名とパスワード)をVMホスト/VM管理製品の管理者権限があるユーザーの値に変更してください。

      詳細は、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「7.1.7 VMホストのログインアカウント情報の変更」を参照してください。

    • エラー番号が"104"、"105"、"135"、"136"の場合

      VMホスト/VM管理製品のタスク処理が失敗しています。VMホスト/VM管理製品の動作状況やネットワーク設定を確認してください。VM管理製品から操作を行っても動作しない場合、VMホスト/VM管理製品に問題があります。VMホスト/VM管理製品の問題を解決してから、操作を行ってください。

      VM管理製品によっては、再操作の前に復旧操作が必要な場合があります。復旧方法については、VM管理製品のマニュアルを参照してください。

    • エラー番号が"472"の場合

      VMホスト/VM管理製品上で発生したその他のエラーが原因で、VMゲストツールを接続できませんでした。

      VMホスト/VM管理製品上でエラー原因を確認し、原因を取り除いてください。

  • "timeout occurred"の場合

    管理サーバの要求に対して、VMホスト/VM管理製品からの応答がありません。VMホスト/VM管理製品の動作状況やネットワーク設定を確認してください。

上記の対処を行っても問題が解決しない場合、またはdetailに上記以外が表示された場合は、該当するメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。


67373

FJSVrcx:ERROR:67373:target:VM guest creation failed in external_software. code=code, message=message

意味

連携ソフトウェアexternal_softwareでVMゲストtargetの作成に失敗しました。

codeには、連携ソフトウェアから通知された復帰値が表示されます。
messageには、連携ソフトウェアから通知されたエラーメッセージが表示されます。

対処

messageに表示された内容を確認してエラーの原因を取り除いたあと、再操作してください。

  • BladeLogicが動作しているサーバでBladeLogicのサービスが起動しているか確認してください。

  • BladeLogicが動作しているサーバと通信できることを確認してください。

  • 管理対象サーバの事前準備に誤りがないか確認してください。

    詳細は、「設計ガイド CE」の「付録E 仮想L-Server作成のための事前準備」を参照してください。

  • VMホスト、またはVMホストで動作しているBladeLogicのサービスが起動しているか確認してください。

  • VMホストと通信できることを確認してください。

  • VMゲストが存在していない、または電源状態が変更された可能性があります。

    VMゲストの状態を確認してください。

【Solarisゾーン】

  • 指定した仮想イメージリソースに対応する仮想パッケージが、BladeLogicに登録されているか確認してください。

    仮想パッケージが登録されていない場合、BladeLogicに登録し、本製品に取り込んでください。

    詳細は、「導入ガイド CE」の「8.7.3 リソースのリソースプールへの登録」を参照してください。

  • VMホストでほかのゾーンが使用しているネットワークインターフェースを指定していないか確認しください。

    詳細は、「導入ガイド CE」の「8.7.4 ネットワークの手動設定」を参照してください。

  • ストレージ環境およびマウント設定を確認してください。

    詳細は、「設計ガイド CE」の「E.6.3 ストレージの事前準備」を参照してください。

  • 使用するディスクリソース上にファイルが作成されていないか確認してください。

    ファイルが存在する場合、削除したあと、操作を再実行してください。

  • 「メッセージ番号 62597」に記載されている以下の対処を確認してください。

    「L-Serverの作成中に以下の事象が発生した場合、L-Serverの作成に失敗し、サーバ仮想化ソフトウェア上に作成途中のVMゲストが残る場合があります。」

【OVM for SPARC】
作成したゲストドメインが残っている場合、以下の手順でゲストドメインを削除してください。

ゲストドメインの削除手順

ゲストドメインの作成に失敗したVMホストで、以下の手順を実行してください。

  1. ゲストドメインが停止していることを確認します。

    以下のコマンドを実行し、ゲストドメインの"STATE"が"inactive"になっていることを確認してください。

    # ldm list-domain domain_name <RETURN>

    ゲストドメインの"STATE"が"inactive"ではない場合、"STATE"の値に応じて以下の手順でゲストドメインを停止してください。

    • ゲストドメインの"STATE"が"active"の場合

      # ldm stop-domain -f domain_name <RETURN>
      # ldm unbind-domain domain_name <RETURN>

    • ゲストドメインの"STATE"が"bound"の場合

      # ldm unbind-domain domain_name <RETURN>

  2. ゲストドメインを削除します。

    以下のコマンドを実行して、ゲストドメインを削除してください。

    # ldm remove-domain domain_name <RETURN>


上記の対処を行っても問題が解決しない場合、該当するメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。


67374

FJSVrcx:ERROR:67374:target:OS installation to VM guest failed in external_software. code=code, message=message

意味

連携ソフトウェアexternal_softwareで、VMゲストtargetへのOSのインストールに失敗しました。

codeには、連携ソフトウェアから通知された復帰値が表示されます。
messageには、連携ソフトウェアから通知されたエラーメッセージが表示されます。

対処

messageに表示された内容を確認してエラーの原因を取り除いたあと、再操作してください。

  • BladeLogicが動作しているサーバでBladeLogicのサービスが起動しているか確認してください。

  • BladeLogicが動作しているサーバと通信できることを確認してください。

  • 管理対象サーバの事前準備に誤りがないか確認してください。

    詳細は、「設計ガイド CE」の「付録E 仮想L-Server作成のための事前準備」を参照してください。

  • VMホスト、またはVMホストで動作しているBladeLogicのサービスが起動しているか確認してください。

  • VMホストと通信できることを確認してください。

  • VMゲストが存在していない、または電源状態が変更された可能性があります。

    VMゲストの状態を確認してください。

【OVM for SPARC】

  • 指定した仮想イメージリソースに対応するシステムパッケージが、BladeLogicに登録されているかを確認してください。

    システムパッケージが登録されていない場合、システムパッケージをBladeLogicに登録したあと、本製品に取り込んでください。

  • インストールサーバが起動していない可能性があります。

    インストールサーバが起動しているかを確認してください。
    また、L-Serverの作成中にインストールサーバがダウンし、トラブルシューティング集に従ってBladeLogicのジョブをキャンセルした場合も本メッセージが表示されます。

  • 以下のすべての条件を満たす場合は本エラーメッセージが出力されます。

    • Solaris 11のイメージを指定したL-Serverの作成を複数同時に実行した場合

    • 「導入ガイド CE」の「8.8.1 定義ファイルの作成」の「Solaris 11のイメージを指定したL-Serverの作成を、複数同時に実行した時の動作モードの定義ファイル」に"true"を指定していない場合

    再操作するときに、L-Serverの作成が複数同時に実行されないようにしてください。

また、作成したゲストドメインが削除されていない場合、「メッセージ番号 67373」の「ゲストドメインの削除手順」を参照し、ゲストドメインを削除してください。
また、BladeLogic Server Automationにおいて、ゲストドメインに対するプロビジョニングジョブが実行中である可能性があります。
そのため、「メッセージ番号 67390」の「BladeLogic Server Automationにおいてジョブの実行状態を確認する手順」を参照し、ジョブの実行状態を確認してください。

上記の対処を行っても問題が解決しない場合、該当するメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。


67375

FJSVrcx:ERROR:67375:target:VM guest modification failed in external_software. code=code, message=message

意味

連携ソフトウェアexternal_softwareでVMゲストtargetの構成変更に失敗しました。

codeには、連携ソフトウェアから通知された復帰値が表示されます。
messageには、連携ソフトウェアから通知されたエラーメッセージが表示されます。

対処

messageに表示された内容を確認してエラーの原因を取り除いたあと、再操作してください。

  • BladeLogicが動作しているサーバでBladeLogicのサービスが起動しているか確認してください。

  • BladeLogicが動作しているサーバと通信できることを確認してください。

  • 管理対象サーバの事前準備に誤りがないか確認してください。

    詳細は、「設計ガイド CE」の「付録E 仮想L-Server作成のための事前準備」を参照してください。

  • VMホスト、またはVMホストで動作しているBladeLogicのサービスが起動しているか確認してください。

  • VMホストと通信できることを確認してください。

  • VMゲストが存在していない、または電源状態が変更された可能性があります。

    VMゲストの状態を確認してください。

  • サーバ仮想化ソフトウェアにおける操作の実行条件を満たしているか確認してください。

    操作の実行条件は連携するサーバ仮想化ソフトウェアのマニュアル、または「導入ガイド CE」の「第8章 仮想L-Server作成のための設定」を参照してください。

【Solarisゾーン】

  • L-Serverが起動している状態で構成変更していないか確認してください。

    以下の項目はL-Serverを停止させてから、構成変更してください。

    • L-Server名

【OVM for SPARC】
messageに表示された内容を確認してエラーの原因を取り除いたあと、再操作してください。

  • VMホストでldmdのサービスが動作していることを確認してください。

  • CPUまたはメモリのリソースの変更で失敗した場合、VMホストにCPUまたはメモリのリソースが十分に確保されているか確認してください。

  • ディスクの増設/減設で失敗した場合、以下を確認してください。

    • 指定したディスクが存在し、仮想ディスクサービスに登録されているか確認してください。

    • 指定したディスクがほかのVMゲストで使用されていないか確認してください。

    • vdiskNという名前の仮想ディスクが存在しないか確認してください。

      Nにはディスク増設時に指定したディスク番号が入ります。

      上記の名前の仮想ディスクが存在した場合は、ディスク名の変更手順を実行し、ディスク名を変更してください。

      ディスク名の変更手順

      ディスク増設が失敗したVMホストにおいて、以下の手順を実行してください。

      1. ゲストドメインを停止します。

        以下のコマンドを実行して、ゲストドメインを停止します。

        # ldm stop-domain domain_name <RETURN>
        # ldm unbind-domain domain_name <RETURN>

      2. 名前を変更する仮想ディスクをゲストドメインから削除します。

        以下のコマンドを実行して、ゲストドメインから変名する仮想ディスクを削除します。

        # ldm remove-vdisk vdisk_name domain_name <RETURN>

      3. 手順2.で削除した仮想ディスクをゲストドメインに別名で追加します。

        以下のコマンドを実行して、ゲストドメインに仮想ディスクを別名で追加します。

        # ldm add-vdisk vdisk_name volume_name@service_name domain_name <RETURN>

  • L-Serverの作成中に本エラーメッセージが出力された場合、ゲストドメインにOSをインストールしたあとの構成変更に失敗しています。

    VMホストの状態やldmdのサービスが動作していることを確認してください。
    また、作成したゲストドメインが削除されていない場合は、「メッセージ番号 67373」の「ゲストドメインの削除手順」を参照し、ゲストドメインを削除してください。

  • VMゲストまたはL-Serverのマイグレーション中に本エラーメッセージが出力された場合

    マイグレーションの前後に実行されるauto-boot?の値を変更する処理が失敗しました。
    下記の対処について確認し、原因を取り除いてください。
    そのあと、「auto-boot?の設定値を復旧する手順」を実行して復旧してください。復旧が完了したあと、再操作してください。

    • VMホストの状態やldmdのサービスが動作していることを確認してください。

    • マイグレーション中に以下の事象が発生した可能性があります。

      発生した事象
      • 管理サーバのシステムダウンまたはリブート

      • マネージャーのシステムダウンまたはリブート

      • クラスタソフトウェアやサーバ仮想化ソフトウェアのHA機能による、マネージャーが動作するサーバの切替え

      auto-boot?の設定値を復旧する手順

      以下の手順で、ゲストドメインに設定されているauto-boot?の値を元の値に戻してください。

      1. auto-boot?の設定値を確認します。

        ゲストドメインが存在するVMホスト上で以下のコマンドを実行し、auto-boot?の設定値を確認します。

        # ldm list-variable auto-boot? ゲストドメイン名 <RETURN>

        auto-boot?の設定値がマイグレーション実行前と異なる場合、手順2.を実行して設定値を変更してください。
        なお、本製品からL-Serverを作成したあと、auto-boot?の値を変更していない場合はauto-boot?に以下の値が設定されています。

        イメージを指定せずにL-Serverを作成した場合

        auto-boot?に"false"が設定されるため、マイグレーション実行時にauto-boot?の値は変更されません。
        そのため、本復旧手順の対象にはなりません。

        イメージを指定してL-Serverを作成した場合

        auto-boot?に"true"が設定されるため、マイグレーション実行時にauto-boot?の値が変更されます。

      2. auto-boot?の設定値を変更します。

        以下のコマンドを実行し、auto-boot?の設定値を変更します。

        # ldm set-variable auto-boot?=true|false ゲストドメイン名 <RETURN>

      3. 構成情報を保存します。

        「メッセージ番号 41127」に記載されている復旧手順を参照し、構成情報を保存してください。


上記の対処を行っても問題が解決しない場合、該当するメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。


67376

FJSVrcx:ERROR:67376:target: VM guest deletion failed in external_software. code=code, message=message

意味

連携ソフトウェアexternal_softwareでVMゲストtargetの削除に失敗しました。

codeには、連携ソフトウェアから通知された復帰値が表示されます。
messageには、連携ソフトウェアから通知されたエラーメッセージが表示されます。

対処

messageに表示された内容を確認してエラーの原因を取り除いたあと、再操作してください。

  • BladeLogicが動作しているサーバでBladeLogicのサービスが起動しているか確認してください。

  • BladeLogicが動作しているサーバと通信できることを確認してください。

  • 管理対象サーバの事前準備に誤りがないか確認してください。

    詳細は、「設計ガイド CE」の「付録E 仮想L-Server作成のための事前準備」を参照してください。

  • VMホスト、またはVMホストで動作しているBladeLogicのサービスが起動しているか確認してください。

  • VMホストと通信できることを確認してください。

  • VMゲストが存在していない、または電源状態が変更された可能性があります。

    VMゲストの状態を確認してください。

【Solarisゾーン】

  • ストレージ環境およびマウント設定を確認してください。

    詳細は、「設計ガイド CE」の「E.6.3 ストレージの事前準備」を参照してください。

  • 削除対象のVMゲストのゾーンパスに、"lost+found"ファイルが存在するか確認してください。

    ファイルが存在しない場合、以下の手順を行ったあと、操作を再実行してください。

    1. VMホスト上で削除対象の非大域ゾーンを削除します。

    2. 削除した非帯域ゾーンのゾーンパスにマウントされているディスクをアンマウントします。

    3. 手順2.でアンマウントされたディスクに、ファイルシステムを再作成します。

  • VMゲストがすでに削除されていないか確認してください。

    削除されている場合、RORコンソールのサーバツリーからVMゲストの表示が消えたことを確認したあと、再操作してください。

  • VMゲストが起動していないか確認してください。

    起動している場合、VMゲストを停止したあと、再操作してください。

  • L-Serverの削除中に以下の事象が発生した場合、L-Serverの削除に失敗し、サーバ仮想化ソフトウェア上に削除途中のVMゲストが残る場合があります。

    再操作したあとにVMゲストが残っていないかを確認してください。残っている場合は削除してください。

    発生した事象
    • 管理サーバやマネージャーの、システムダウンやリブート

    • クラスタソフトウェアやサーバ仮想化ソフトウェアのHA機能による、マネージャーが動作するサーバの切替え

【OVM for SPARC】

  • VMゲストがすでに削除されていないか確認してください。

    削除されている場合、RORコンソールのサーバツリーからVMゲストの表示が消えたことを確認したあと、再操作してください。

  • VMゲストが起動していないか確認してください。

    起動している場合、VMゲストを停止したあと、再操作してください。


上記の対処を行っても問題が解決しない場合、該当するメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。


67377

FJSVrcx:ERROR:67377:target:VM guest migration failed in external_software. code=code, message=message

意味

連携ソフトウェアexternal_softwareでVMゲストtargetの移動に失敗しました。
codeには、連携ソフトウェアから通知された復帰値が表示されます。
messageには、連携ソフトウェアから通知されたエラーメッセージが表示されます。
SolarisゾーンのVMゲストの場合、再操作の前に「復旧手順」を実施してください。

対処

messageに表示された内容を確認してエラーの原因を取り除いたあと、再操作してください。

  • BladeLogicが動作しているサーバでBladeLogicのサービスが起動しているか確認してください。

  • BladeLogicが動作しているサーバと通信できることを確認してください。

  • 管理対象サーバの事前準備に誤りがないか確認してください。

    詳細は、「設計ガイド CE」の「付録E 仮想L-Server作成のための事前準備」を参照してください。

  • VMホスト、またはVMホストで動作しているBladeLogicのサービスが起動しているか確認してください。

  • VMホストと通信できることを確認してください。

  • VMゲストが存在していない、または電源状態が変更された可能性があります。

    VMゲストの状態を確認してください。

  • サーバ仮想化ソフトウェアにおける操作の実行条件を満たしているか確認してください。

    操作の実行条件は連携するサーバ仮想化ソフトウェアのマニュアル、または「導入ガイド CE」の「第8章 仮想L-Server作成のための設定」を参照してください。

Solarisゾーン

以下の対処について確認し、原因を取り除いたあと、復旧手順を実施のうえ、再操作してください。

  • VMホストに存在しないネットワークインターフェースを指定していないか確認してください。

    詳細は、「導入ガイド CE」の「8.7.4 ネットワークの手動設定」を参照してください。

  • VMホストでほかのゾーンが使用しているネットワークインターフェースを指定していないか確認しください。

    詳細は、「導入ガイド CE」の「8.7.4 ネットワークの手動設定」を参照してください。

  • ストレージ環境およびマウント設定を確認してください。

    詳細は、「設計ガイド CE」の「E.6.3 ストレージの事前準備」を参照してください。

  • L-Serverのサーバ間移動中に以下の事象が発生した可能性があります。

    発生した事象
    • 管理サーバやマネージャーの、システムダウンやリブート

    • クラスタソフトウェアやサーバ仮想化ソフトウェアのHA機能による、マネージャーが動作するサーバの切替え

復旧手順
  1. エラー状況の確認

    • 移動先のVMホストで確認

      1. 以下のコマンドを実行して、非大域ゾーンの状態を確認します。

        # zoneadm list -vc <RETURN>

        非大域ゾーンの状態が"configured"の場合、「2. 復旧」の「移動先のVMホストでの復旧」の手順a.から実行します。
        非大域ゾーンの状態が"installed"の場合、復旧の必要はありません。
        非大域ゾーンが表示されない場合、次の手順を実行します。

      2. 以下のコマンドを実行して、非大域ゾーンの使用するディスクがマウントされていることを確認します。

        # mount <RETURN>

        マウントされていない場合、「移動元のVMホストで確認」の手順を実行します。
        マウントされている場合、「2. 復旧」の「移動先のVMホストでの復旧」の手順c.から実行します。

    • 移動元のVMホストで確認

      1. 以下のコマンドを実行して、非大域ゾーンの使用するディスクがマウントされていることを確認します。

        # mount <RETURN>

        マウントされていない場合、「2. 復旧」の「移動元のVMホストでの復旧」の手順a.から実行します。
        マウントされている場合、次の手順を実行します。

      2. 以下のコマンドを実行して、非大域ゾーンの状態を確認します。

        # zoneadm list -vc <RETURN>

        非大域ゾーンの状態が"configured"の場合、「2. 復旧」の「移動元のVMホストでの復旧」の手順e.から実行します。
        非大域ゾーンの状態が"installed"の場合、復旧の必要はありません。
        非大域ゾーンが表示されない場合、「2. 復旧」の「移動元のVMホストでの復旧」の手順c.から実行します。

  2. 復旧

    • 移動先のVMホストでの復旧

      1. 以下のコマンドを実行して、非大域ゾーンを削除します。

        # zonecfg -z zonename delete <RETURN>

      2. 以下のコマンドを実行して、非大域ゾーンが表示されないことを確認します。

        # zoneadm list -vc <RETURN>

      3. 以下のコマンドを実行して、非大域ゾーンの使用するディスクをアンマウントします。

        # umount zonepath <RETURN>

      4. 以下のコマンドを実行して、非大域ゾーンの使用するディスクがマウントされていないことを確認します。

        # mount <RETURN>

    • 移動元のVMホストでの復旧

      1. 以下のコマンドを実行して、物理ディスクをマウントします。

        # mount zonepath <RETURN>

      2. 以下のコマンドを実行して、非大域ゾーンの使用するディスクがマウントされていることを確認します。

        # mount <RETURN>

      3. 以下のコマンドを実行して、非大域ゾーンを作成します。

        # zonecfg -z zonename create -a zonepath <RETURN>

      4. 以下のコマンドを実行して、作成した非大域ゾーンの状態が"configured"になっていることを確認します。

        # zoneadm list -vc <RETURN>

      5. 以下のコマンドを実行して、非大域ゾーンを追加します。必要に応じて-uオプションを指定してください。

        # zoneadm -z zonename attach <RETURN>

      6. 以下のコマンドを実行して、追加した非大域ゾーンの状態が"installed"になっていることを確認します。

        # zoneadm list -vc <RETURN>


OVM for SPARC】
messageに表示された内容を確認してエラーの原因を取り除いたあと、再操作してください。
また、マイグレーション時のauto-boot?変更機能を有効化している場合、ゲストドメインに設定されているauto-boot?の値がマイグレーション実行前の値に戻っているかを確認してください。
auto-boot?の設定値がマイグレーション実行前の値と異なる場合、「メッセージ番号 67375」の「auto-boot?の設定値を復旧する手順」を実行し、auto-boot?の値を元に戻してください。

  • 移動先のVMホストにCPU、メモリリソースが十分に確保されているか確認してください。

  • 移動先のVMホストにコンソール接続用に使用するポートが十分に確保されているか確認してください。

  • 移動先のVMホストに同一名のVMゲストが存在していないことを確認してください。

  • VMホストおよびVMゲストの状態を確認してください。


上記の対処を行っても問題が解決しない場合、該当するメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。


67378

FJSVrcx:ERROR:67378:target:failed to obtain information from external_software. code=code, message=message

意味

連携ソフトウェアexternal_softwareからの情報取得に失敗しました。

targetには、連携ソフトウェアの登録名が表示されます。
codeには、連携ソフトウェアから通知された復帰値が表示されます。
messageには、連携ソフトウェアから通知されたエラーメッセージが表示されます。

対処

messageに表示された内容を確認してエラーの原因を取り除いたあと、再操作してください。

  • BladeLogicが動作しているサーバでBladeLogicのサービスが起動しているか確認してください。

  • BladeLogicが動作しているサーバと通信できることを確認してください。

  • 管理対象サーバの事前準備に誤りがないか確認してください。

    詳細は、「設計ガイド CE」の「付録E 仮想L-Server作成のための事前準備」を参照してください。

  • 操作中に以下の事象が発生した可能性があります。

    発生した事象
    • 管理サーバやマネージャーの、システムダウンやリブート

    • クラスタソフトウェアやサーバ仮想化ソフトウェアのHA機能による、マネージャーが動作するサーバの切替え

上記の対処を行っても問題が解決しない場合、該当するメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。


67379

FJSVrcx:ERROR:67379:target:updating configuration failed in external_software. code=code, message=message

意味

連携ソフトウェアexternal_softwareで、構成情報の更新に失敗しました。

targetには、連携ソフトウェアの登録名が表示されます。
codeには、連携ソフトウェアから通知された復帰値が表示されます。
messageには、連携ソフトウェアから通知されたエラーメッセージが表示されます。

対処

messageに表示された内容を確認してエラーの原因を取り除いたあと、再操作してください。

  • BladeLogicが動作しているサーバでBladeLogicのサービスが起動しているか確認してください。

  • BladeLogicが動作しているサーバと通信できることを確認してください。

  • 操作中に以下の事象が発生した可能性があります。

    発生した事象
    • 管理サーバやマネージャーの、システムダウンやリブート

    • クラスタソフトウェアやサーバ仮想化ソフトウェアのHA機能による、マネージャーが動作するサーバの切替え

上記の対処を行っても問題が解決しない場合、該当するメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。


67380

FJSVrcx:ERROR:67380:obj:VM management software registration failed. detail=detail

意味

VM管理製品に対する制御で異常が発生したため、VM管理製品objの登録が失敗しました。

対処

detailで表示された内容に従って、対処を行ってください。

  • "(メッセージ,vmerrno=エラー番号,ip=IPアドレス)"の形式の場合

    IPアドレスのVM管理製品に対する制御で異常が発生しています。エラー番号に応じて対処を行ってください。

    • エラー番号が"4"、"15"の場合

      管理サーバの要求に対して、VM管理製品からの応答がありません。VM管理製品の動作状況やネットワーク設定を確認してください。

    • エラー番号が"16"の場合

      VM管理製品が見つかりません。RORコンソールのメニューで[操作]-[更新]を選択し、画面を更新したあと、VM管理製品が削除されていないか確認してください。

    • エラー番号が"101"、"110"、"111"、"112"、"114"、"116"の場合

      管理サーバとVM管理製品の通信が失敗しています。管理サーバ/VM管理製品の動作状況やネットワーク設定を確認してください。

    • エラー番号が"113"の場合

      指定したVM管理製品のログインアカウント情報を利用して、VM管理製品と通信できません。
      ログインアカウント情報の入力値(ユーザー名とパスワード)を正しい値に変更してください。

    • エラー番号が"100"、"115"の場合

      指定したVM管理製品のログインアカウント情報に、必要な権限がない可能性があります。
      VM管理ソフトウェアから権限の状況を確認してください。権限がない場合、ログインアカウント情報の入力値(ユーザー名とパスワード)をVM管理製品の管理者権限を持つユーザーの値に変更してください。

  • "ip address:invalid format / name:invalid format / product name:invalid format."の場合

    IPアドレス/VM管理製品名/VM管理製品のVM種別の入力値は利用できません。正しい値に変更してください。

  • "product:already registered."の場合

    指定したVM管理製品はすでに登録されています。

  • "user name:invalid format / password:invalid format."の場合

    ログインアカウント情報の入力値(ユーザー名とパスワード)は利用できません。ログインアカウント情報の入力値を正しい値に変更してください。

上記の対処を行っても問題が解決しない場合、またはdetailに上記以外が表示された場合は、該当するメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。

【Cloud Edition】

意味

VM管理製品に対する制御で異常が発生したため、VM管理製品objの登録が失敗しました。

対処

detailで表示された内容に従って、対処を行ってください。

  • エラー番号が"6"、"7"、"8"、"9"の場合

    マネージャーが起動しているか確認してください。マネージャーが停止している場合はマネージャーを起動し、再操作してください。

    マネージャーの起動状態の確認と起動方法については、「運用ガイド CE」の「2.1 マネージャーの起動と停止」を参照してください。

  • エラー番号が"99"の場合

    多重操作などで、一時的にVMホスト/VM管理製品の持つ情報に不整合が発生し、VMホスト/VM管理製品からの情報取得に失敗しました。VMホスト/VM管理製品の動作状況を確認し、再操作してください。


67381

FJSVrcx:ERROR:67381:obj:changing VM management software information failed. detail=detail

【Virtual Edition】

意味

VM管理製品に対する制御で異常が発生したため、VM管理製品objの設定の変更が失敗しました。

対処

detailで表示された内容に従って、対処を行ってください。

  • "(メッセージ,vmerrno=エラー番号,ip=IPアドレス)"の形式の場合

    IPアドレスのVM管理製品に対する制御で異常が発生しています。エラー番号に応じて対処を行ってください。

    • エラー番号が"4"、"15"の場合

      管理サーバの要求に対して、VM管理製品からの応答がありません。VM管理製品の動作状況やネットワーク設定を確認してください。

    • エラー番号が"16"の場合

      VM管理製品が見つかりません。RORコンソールのメニューで[操作]-[更新]を選択し、画面を更新したあと、VM管理製品が削除されていないか確認してください。

    • エラー番号が"101"、"110"、"111"、"112"、"114"、"116"の場合

      管理サーバとVM管理製品の通信が失敗しています。管理サーバ/VM管理製品の動作状況やネットワーク設定を確認してください。

    • エラー番号が"113"の場合

      指定したVM管理製品のログインアカウント情報を利用して、VM管理製品と通信できません。
      ログインアカウント情報の入力値(ユーザー名とパスワード)を正しい値に変更してください。

    • エラー番号が"100"、"115"の場合

      指定したVM管理製品のログインアカウント情報に、必要な権限がない可能性があります。
      VM管理ソフトウェアから権限の状況を確認してください。権限がない場合、ログインアカウント情報の入力値(ユーザー名とパスワード)をVM管理製品の管理者権限を持つユーザーの値に変更してください。

  • "ip address:invalid format / name:invalid format / product name:invalid format."の場合

    IPアドレス/VM管理製品名/VM管理製品のVM種別の入力値は利用できません。正しい値に変更してください。

  • "product:already registered."の場合

    指定したVM管理製品はすでに登録されています。

  • "user name:invalid format / password:invalid format."の場合

    ログインアカウント情報の入力値(ユーザー名とパスワード)は利用できません。ログインアカウント情報の入力値を正しい値に変更してください。

上記の対処を行っても問題が解決しない場合、またはdetailに上記以外が表示された場合は、該当するメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。

【Cloud Edition】

意味

VM管理製品に対する制御で異常が発生したため、VM管理製品objの設定の変更が失敗しました。

対処

  • "(メッセージ,vmerrno=エラー番号,ip=IPアドレス)"の形式の場合

    IPアドレスのVM管理製品に対する制御で異常が発生しています。エラー番号に応じて対処を行ってください。

    • エラー番号が"4"、"15"の場合

      管理サーバの要求に対して、VM管理製品からの応答がありません。VM管理製品の動作状況やネットワーク設定を確認してください。

    • エラー番号が"6"、"7"、"8"、"9"の場合

      マネージャーが起動しているか確認してください。マネージャーが停止している場合はマネージャーを起動し、再操作してください。

      マネージャーの起動状態の確認と起動方法については、「運用ガイド CE」の「2.1 マネージャーの起動と停止」を参照してください。

    • エラー番号が"16"の場合

      VM管理製品が見つかりません。RORコンソールのメニューで[操作]-[更新]を選択し、画面を更新したあと、VM管理製品が削除されていないか確認してください。

    • エラー番号が"99"の場合

      多重操作などで、一時的にVMホスト/VM管理製品の持つ情報に不整合が発生し、VMホスト/VM管理製品の操作に失敗しました。VMホスト/VM管理製品の動作状況を確認し、再操作してください。

    • エラー番号が"101"、"110"、"111"、"112"、"114"、"116"の場合

      管理サーバとVM管理製品の通信が失敗しています。管理サーバ/VM管理製品の動作状況やネットワーク設定を確認してください。

    • エラー番号が"113"の場合

      指定したVM管理製品のログインアカウント情報を利用して、VM管理製品と通信できません。
      ログインアカウント情報の入力値(ユーザー名とパスワード)を正しい値に変更してください。

    • エラー番号が"100"、"115"の場合

      指定したVM管理製品のログインアカウント情報に、必要な権限がない可能性があります。
      VM管理ソフトウェアから権限の状況を確認してください。権限がない場合、ログインアカウント情報の入力値(ユーザー名とパスワード)をVM管理製品の管理者権限を持つユーザーの値に変更してください。

  • "ip address:invalid format / name:invalid format / product name:invalid format."の場合

    IPアドレス/VM管理製品名/VM管理製品のVM種別の入力値は利用できません。正しい値に変更してください。

  • "product:already registered."の場合

    指定したVM管理製品はすでに登録されています。

  • "user name:invalid format / password:invalid format."の場合

    ログインアカウント情報の入力値(ユーザー名とパスワード)は利用できません。ログインアカウント情報の入力値を正しい値に変更してください。

上記の対処を行っても問題が解決しない場合、またはdetailに上記以外が表示された場合は、該当するメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。


67382

FJSVrcx:ERROR:67382:obj:external_software registration failed. detail=detail

【Cloud Edition】

意味

external_softwareに対する制御で異常が発生したため、external_software objの登録が失敗しました。

対処

detailで表示された内容に従って、対処を行ってください。

  • "name: invalid format."の場合

    管理製品名の入力値は利用できません。正しい値に変更してください。

  • "product: already registered."の場合

    指定したexternal_softwareはすでに登録されていますので、新たな登録はできません。


67383

FJSVrcx:ERROR:67383:obj:VDI management software registration failed. detail=detail

【Cloud Edition】

意味

VDI管理製品に対する制御で異常が発生したため、VDI管理製品objの登録が失敗しました。

対処

detailで表示された内容に従って、対処を行ってください。

  • "(メッセージ,vmerrno=エラー番号,ip=IPアドレス)"の形式の場合

    IPアドレスのVDI管理製品に対する制御で異常が発生しています。エラー番号に応じて対処を行ってください。

    • エラー番号が"101"の場合

      管理サーバとVDI管理製品の通信が失敗しています。管理サーバ/VDI管理製品の動作状況やネットワーク設定を確認してください。

    • エラー番号が"104"の場合

      VDI管理サーバにVMwareスクリプトが配置されていません。ファイル構成が正しいか確認後、再実施してください。

      詳細は、「設計ガイド CE」の「K.1.2 サーバの事前準備」を参照してください。

    • エラー番号が"113"の場合

      指定されたVDI管理製品のログインアカウント情報を利用して、VDI管理製品と通信できません。

      ログインアカウント情報の入力値(ユーザー名とパスワード)を正しい値に変更してください。

    • エラー番号が"548"の場合

      VDI管理サーバからActive DirectoryのPowerShellモジュールの呼出しに失敗しています。

      VDI管理サーバにWindows PowershellのActive Directoryモジュールがインストールされていることを確認してください。

    • エラー番号が"860"の場合

      VMware Horizon Viewのサービスへの接続に失敗しました。VDI管理サーバのVMware Horizon Viewのサービスが起動しているか確認してください。

  • "name:invalid format"の場合

    管理製品名の入力値が不正です。正しい値に変更してください。

  • "ip address:invalid format"の場合

    IPアドレスの入力値が不正です。正しい値に変更してください。

  • "product name:invalid format"の場合

    管理製品種別の入力値が不正です。正しい値に変更してください。

  • "user name:invalid format"の場合

    ユーザー名の入力値が不正です。正しい値に変更してください。

  • "password:invalid format"の場合

    パスワードの入力値が不正です。正しい値に変更してください。

  • "connect info:invalid format"の場合

    接続情報の入力値が不正です。正しい値に変更してください。

  • "VM management software:invalid vm type"の場合

    指定された種別のVM管理製品はVDI管理製品と関連付けられません。他の種別のVM管理製品に変更してください。

  • "VM management software:invalid format"の場合

    VM管理製品の指定が不正です。1つ以上のVM管理製品を指定してください。

  • "VM management software:not found"の場合

    指定されたVM管理製品が本製品に登録されていません。指定したVM管理製品が本製品に登録されているか確認してください。

  • "VM management software:already registered"の場合

    指定されたVM管理製品が他のVDI管理製品に関連付けられています。他のVM管理製品を指定してください。

  • "product:already registered"の場合

    同じIPアドレスで同じ種別のVDI管理製品がすでに登録されています。本製品に登録されているVDI管理製品を確認してください。

上記の対処を行っても問題が解決しない場合、またはdetailに上記以外が表示された場合は、該当するメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。


67384

FJSVrcx:ERROR:67384:obj: changing of VDI management software information failed. detail=detail

【Cloud Edition】

意味

VDI管理製品に対する制御で異常が発生したため、VDI管理製品objの設定の変更が失敗しました。

対処

detailで表示された内容に従って、対処を行ってください。

  • "(メッセージ,vmerrno=エラー番号,ip=IPアドレス)"の形式の場合

    IPアドレスのVDI管理製品に対する制御で異常が発生しています。エラー番号に応じて対処を行ってください。

    • エラー番号が"101"の場合

      管理サーバとVDI管理製品の通信が失敗しています。管理サーバ/VDI管理製品の動作状況やネットワーク設定を確認してください。

    • エラー番号が"104"の場合

      VDI管理サーバにVMwareスクリプトが配置されていません。ファイル構成が正しいか確認後、再実施してください。

      詳細は、「設計ガイド CE」の「K.1.2 サーバの事前準備」を参照してください。

    • エラー番号が"113"の場合

      指定されたVDI管理製品のログインアカウント情報を利用して、VDI管理製品と通信できません。

      ログインアカウント情報の入力値(ユーザー名とパスワード)を正しい値に変更してください。

    • エラー番号が"548"の場合

      VDI管理サーバからActive DirectoryのPowerShellモジュールの呼出しに失敗しています。

      VDI管理サーバにWindows PowershellのActive Directoryモジュールがインストールされていることを確認してください。

    • エラー番号が"860"の場合

      VMware Horizon Viewのサービスへの接続に失敗しました。VDI管理サーバのVMware Horizon Viewのサービスが起動しているか確認してください。

  • "ip address:invalid format"の場合

    IPアドレスの入力値が不正です。正しい値に変更してください。

  • "user name:invalid format"の場合

    ユーザー名の入力値が不正です。正しい値に変更してください。

  • "password:invalid format"の場合

    パスワードの入力値が不正です。正しい値に変更してください。

  • "connect info:invalid format"の場合

    接続情報の入力値が不正です。正しい値に変更してください。

  • "VM management software:invalid vm type"の場合

    指定された種別のVM管理製品はVDI管理製品と関連付けられません。他の種別のVM管理製品に変更してください。

  • "VM management software:invalid format"の場合

    VM管理製品の指定が不正です。1つ以上のVM管理製品を指定してください。

  • "VM management software:not found"の場合

    指定されたVM管理製品が本製品に登録されていません。指定したVM管理製品が本製品に登録されているか確認してください。

  • "VM management software:already registered"の場合

    指定されたVM管理製品が他のVDI管理製品に関連付けられています。他のVM管理製品を指定してください。

  • "product:already registered"の場合

    同じIPアドレスで同じ種別のVDI管理製品がすでに登録されています。本製品に登録されているVDI管理製品を確認してください。

上記の対処を行っても問題が解決しない場合、またはdetailに上記以外が表示された場合は、該当するメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。


67385

FJSVrcx:ERROR:67385:migrating VM guest failed. vmguest migrate from vmhost1 to vmhost2. detail=detail

意味

対処

"(メッセージ,vmerrno=エラー番号,ip=IPアドレス)"の形式の場合
エラー番号が"15"の場合

管理サーバの要求に対して、VMホスト/VM管理製品からの応答がありません。VMホスト/VM管理製品の動作状況やネットワーク設定を確認してください。

エラー番号が"16"の場合

VMホストが見つかりません。RORコンソールのメニューで[操作]-[更新]を選択し、画面を更新したあと、VMホストが削除されていないか確認してください。

エラー番号が"17"の場合

VMゲストが見つかりません。RORコンソールのメニューで[操作]-[更新]を選択し、画面を更新したあと、VMゲストが削除されていないか確認してください。
また、VMゲストの電源状態が変化したときにVMゲストを移動する設定になっていないか、VM管理画面から確認してください。

エラー番号が"101"、"110"、"111"、"112"、"114"、"116"、"153"、"162"の場合

管理サーバとVMホスト/VM管理製品の通信が失敗しています。管理サーバ/VMホスト/VM管理製品の動作状況やネットワーク設定を確認してください。

エラー番号が"113"の場合

登録時に入力したVMホスト/VM管理製品のログインアカウント情報を利用して、VMホスト/VM管理製品と通信できません。登録後にVMホスト/VM管理製品のログインアカウント情報が変更された可能性があります。
ログインアカウント情報の入力値(ユーザー名とパスワード)を正しい値に変更してください。
詳細は、以下を参照してください。

  • Virtual Editionの場合、「操作ガイド VE」の「9.1.7 VMホストのログインアカウント情報の変更」または「9.6 VM管理製品の変更」を参照してください。

  • Cloud Editionの場合、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「7.1.7 VMホストのログインアカウント情報の変更」または「7.7 VM管理製品の変更」を参照してください。

エラー番号が"100"、"115"の場合

登録時に入力したVMホスト/VM管理製品のログインアカウント情報に、必要な権限がない可能性があります。
VM管理画面から権限の状況を確認してください。権限がない場合、ログインアカウント情報の入力値(ユーザー名とパスワード)をVMホスト/VM管理製品の管理者権限を持つユーザーの値に変更してください。
詳細は、「操作ガイド VE」の「9.1.7 VMホストのログインアカウント情報の変更」または「9.6 VM管理製品の変更」を参照してください。

エラー番号が"104"、"105"、"135"、"136"の場合

VMホスト/VM管理製品のタスク処理が失敗しています。VMホスト/VM管理製品の動作状況やネットワーク設定を確認してください。VM管理画面から操作を行っても動作しない場合、VMホスト/VM管理製品に問題があります。VMホスト/VM管理製品の問題を解決してから、操作を行ってください。
または、VM管理製品で設定したクラスタ以外のサーバにあるVMゲストを移動させようとした可能性があります。VM管理製品からVMゲストを移動させてください。
VM管理画面から操作を行っても動作しない場合、VMホスト/VM管理製品に問題があります。VMホスト/VM管理製品の問題を解決してから操作を行ってください。

【OVM for x86 3.3以降】
[Inbound Migration Locked]が設定されているVMホストを、L-Serverの移動先ホストとして選択するとL-Serverの移動が失敗します。
以下のどちらかの対処を実施したあと、再操作してください。

  • 別のVMホストをL-Serverの移動先ホストに設定する

  • VMホストに設定された[Inbound Migration Locked]を解除する

エラー番号が"150"、"151"の場合

サーバ間の移動の事前確認で異常を検出しました。サーバ間の移動が実行できません。以下の構成、動作状況、本製品の管理サーバへの登録状況を確認してください。

  • VMゲスト

  • 移動元のVMホスト

  • 移動先のVMホスト

また、サーバ間の移動にVM管理製品が必要なサーバ仮想化ソフトウェアの場合、以下を確認してください。

  • 本製品の管理サーバにVM管理製品が登録されていること

  • 登録したVM管理製品が、移動先、移動元のVMホストを管理していること

動作状況、登録状況、管理状況に問題がない場合、VMホスト/VM管理製品上でエラー原因を確認し、原因を取り除いてください。

エラー番号が"155"、"157"、"158"、"159"、"160"、"310"の場合

サーバ間の移動の制御で異常が発生しました。VMホスト/VM管理製品上でエラー原因を確認し、原因を取り除いてください。

エラー番号が"152"、"161"、"222"の場合

サーバ間の移動で異常が発生しました。サーバ間の移動実行時に指定した値に誤りがないか確認してください。指定した値に誤りがない場合、VMホスト/VM管理製品上でエラー原因を確認し、原因を取り除いてください。

エラー番号が"216"の場合

サーバ間の移動が可能なVMホストが存在しません。VMホストの動作状況を確認してください。

エラー番号が"156"、"300"、"316"の場合

サーバ間の移動の制御で異常が発生しました。VMホスト/VM管理製品の動作状況やネットワーク設定を確認してください。動作状況、ネットワーク設定に問題がない場合、VMホスト/VM管理製品上でエラー原因を確認し、原因を取り除いてください。

エラー番号が"164"の場合

移動先のVMホストが適切ではありません。移動元とは異なるVMホストを指定してください。

エラー番号が"400"の場合

VMホストのリモートコマンド処理が失敗しています。VMホストの動作状況やネットワーク設定を確認してください。
VMホスト上で実行しても動作しない場合、VMホストに問題があります。VMホストの問題を解決してから、操作を行ってください。

【KVM】
マイグレーションの条件を満たしていない可能性があります。
マイグーションを利用するための構成条件については、「設計ガイド VE」の「9.2.2 利用する製品別の機能」の「VMゲストのサーバ間の移動(マイグレーション)について」を参照してください。

上記の対処を行っても問題が解決しない場合、またはdetailに上記以外が表示された場合は、該当するメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。

【Cloud Edition】

意味

VMゲストvmguestの移動が失敗しました。サーバvmhost1は移動元、サーバvmhost2は移動先を示します。
detailで表示された内容に従って、対処を行ってください。

対処

"(メッセージ,vmerrno=エラー番号,ip=IPアドレス)"の形式の場合
エラー番号が"6"、"7"、"8"、"9"の場合

マネージャーが起動しているか確認してください。マネージャーが停止している場合はマネージャーを起動し、再操作してください。
マネージャーの起動状態の確認と起動方法については、「運用ガイド CE」の「2.1 マネージャーの起動と停止」を参照してください。

エラー番号が"17"の場合

VMゲストが見つかりません。以下を確認してください。

  • RORコンソールのメニューで[操作]-[更新]を選択し、画面を更新したあと、VMゲストが削除されていないか確認します。

  • VMゲストの電源の状態が変化したときにVMゲストを移動する設定になっていないか、VM管理画面から確認します。

エラー番号が"99"の場合

多重操作などで、一時的にVMホスト/VM管理製品の持つ情報に不整合が発生し、VMホスト/VM管理製品の操作に失敗しました。VMホスト/VM管理製品の動作状況を確認し、再操作してください。

エラー番号が"100"、"115"の場合

登録時に入力したVMホスト/VM管理製品のログインアカウント情報に、必要な権限がない可能性があります。
VM管理画面から権限の状況を確認してください。権限がない場合、ログインアカウント情報の入力値(ユーザー名とパスワード)をVMホスト/VM管理製品の管理者権限を持つユーザーの値に変更してください。
詳細は、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「7.1.7 VMホストのログインアカウント情報の変更」または「7.7 VM管理製品の変更」を参照してください。

エラー番号が"104"、"152"、"551"の場合

VMホスト/VM管理製品のタスク処理が失敗しています。VMホスト/VM管理製品の動作状況やネットワーク設定を確認してください。VM管理ソフトウェアから操作を行っても動作しない場合、VMホスト/VM管理製品に問題があります。VMホスト/VM管理製品の問題を解決したあと、操作してください。
VM管理製品によっては、再操作の前に復旧操作が必要な場合があります。復旧方法については、VM管理製品のマニュアルを参照してください。

エラー番号が"150"、"151"の場合

サーバ間の移動の事前確認で異常を検出しました。サーバ間の移動が実行できません。以下の構成、動作状況、本製品の管理サーバへの登録状況を確認してください。

  • VMゲスト

  • 移動元のVMホスト

  • 移動先のVMホスト

また、サーバ間の移動にVM管理製品が必要なサーバ仮想化ソフトウェアの場合、以下を確認してください。

  • 本製品の管理サーバにVM管理製品が登録されていること

  • 登録したVM管理製品が、移動先、移動元のVMホストを管理していること

動作状況、登録状況、管理状況に問題がない場合、VMホスト/VM管理製品上でエラー原因を確認し、原因を取り除いてください。
エラー番号が"150"の場合、以下と「エラー番号が"150"、"164"の場合」を確認してください。

【VMware】
VMwareのVMホスト上で動作するL-Serverの起動後、OSの起動完了前にサーバ間の移動を行うと、サーバ間の移動に失敗します。
L-ServerのOSの起動が完了したあと、再操作してください。

VMゲストが動作しているVMホストの物理CPU性能を、RORコンソールとVM管理画面から確認してください。
VMプールに登録されているVMホストと、VM管理製品に登録されているVMホストのCPU性能値が異なっていた場合、「トラブルシューティング集」の「3.10 仮想L-Serverのサーバ間の移動(マイグレーション)または仕様変更が失敗する。」を参照してください。

エラー番号が"150"、"164"の場合

移動先として指定されたVMホストは、VMゲストの移動先としての条件を満たしていません。移動先としての条件を満たすVMホストを指定してください。
エラー番号が"164"の場合、以下についても確認してください。

  • 移動先のVMホストが適切ではありません。移動元とは異なるVMホストを指定してください。

なお、オーバーコミットを使用している環境では、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「17.7 VMホスト間の移動(マイグレーション)」の注意事項も確認してください。
オーバーコミットについては、「導入ガイド CE」の「第8章 仮想L-Server作成のための設定」の利用するサーバ仮想化ソフトウェアのオーバーコミットを参照してください。

エラー番号が"155"、"157"、"158"、"159"、"160"、"310"の場合

サーバ間の移動の制御で異常が発生しました。VMホスト/VM管理製品上でエラー原因を確認し、原因を取り除いてください。

エラー番号が"216"の場合

サーバ間の移動が可能なVMホストが存在しません。VMホストの動作状況を確認してください。

エラー番号が"222"の場合

サーバ間の移動で異常が発生しました。サーバ間の移動を実行した際に指定した値が誤っていないか確認してください。指定した値に誤りがない場合、VMホストまたはVM管理製品上でエラーの原因を確認し、原因を取り除いてください。

【OVM for SPARC】
マイグレーション時のauto-boot?変更機能を有効化している場合、マイグレーション前に実行される構成情報の保存に失敗した可能性があります。
構成情報を保存するための前提条件を満たしていないことが原因として考えられます。
「メッセージ番号 41127」の対処を参照し、構成情報が保存可能な状態であることを確認してください。
また、ゲストドメインに設定されているauto-boot?の値がマイグレーション前の値と異なる場合、「メッセージ番号 67375」の「auto-boot?の設定値を復旧する手順」を実行し、auto-boot?の値を元に戻してください。

エラー番号が"400"の場合

VMホストのリモートコマンド処理が失敗しています。VMホストの動作状況やネットワーク設定を確認してください。
VMホスト上で実行しても動作しない場合、VMホストに問題があります。VMホストの問題を解決してから、操作を行ってください。

【KVM】

マイグレーションの条件を満たしていない可能性があります。
マイグーションを利用するための構成条件については、「設計ガイド VE」の「9.2.2 利用する製品別の機能」の「VMゲストのサーバ間の移動(マイグレーション)について」を参照してください。

detailに"Temporary failure in name resolution"または"Cannot recv data: Permission denied, please try again. Permission denied, please try again. Permission denied (publickey,gssapi-keyex,gssapi-with-mic,password). : Connection reset by peer"が表示された場合

ライブマイグレーションのためのホストの設定を確認してください。
詳細は、「導入ガイド CE」の「8.6.9 RHEL-KVM利用時の注意点」の「L-Serverのライブマイグーションのための設定」を参照してください。
なお、RedHat Enterprise Linux 6に同梱されているコマンドを利用して、VMホスト上でVMをライブマイグレーションする場合、virsh migrateコマンドのオプションである--undefinesourceと--persistentの2つを必ず設定してください。
また、仮想マシンマネージャーでライブマイグレーションする場合、ゲストOSの移動を確認したあと、移動先のゲストOSを停止し、次に移動先のゲストOSを起動してください。
上記の手順を行わない場合、本製品による仮想L-Serverの管理が正常に行われなくなる可能性があります。

detailに"Error: libvirt-0.9.4-23.el6_2.4 or later is needed."が表示された場合

移動先のVMホストにインストールされているlibvirtパッケージのバージョンが、0.9.4-23.el6_2.4より古いことを意味します。
セキュリティ脆弱性の原因となる非互換機能が存在するため、libvirtパッケージを0.9.4-23.el6_2.4以降にアップグレードしてください。

detailに"Unmatch VM-host release."が表示された場合

VMホスト間で、カーネルバージョンが異なっています。
マイナーリリース番号を含むカーネルバージョンが異なると、ライブマイグレーションできません。
unameコマンドなどで、VMホストのカーネルバージョンを確認してください。
ライブマイグーションのための構成条件については、「設計ガイド CE」の「E.5.2 サーバの事前準備」の「L-Serverのマイグレーションのための前提条件」を参照してください。

detailに"Unmatch VM-host machine."が表示された場合

VMホスト間で、CPUアーキテクチャーが異なっています。マイグレーションは、Intel64間かx86間のどちらかです。/proc/cpuinfoの情報などで、VMホストのCPUアーキテクチャーを確認してください。
ライブマイグーションのための構成条件については、「設計ガイド CE」の「E.5.2 サーバの事前準備」の「L-Serverのマイグレーションのための前提条件」を参照してください。

detailに"Unmatch VM-host model name."が表示された場合

VMホスト間で、CPUのモデル名が異なっています。CPUのモデル名が異なると、ライブマイグレーションできません。/proc/cpuinfoの情報などで、VMホストのCPUのモデル名を確認してください。
ライブマイグーションのための構成条件については、「設計ガイド CE」の「E.5.2 サーバの事前準備」の「L-Serverのマイグレーションのための前提条件」を参照してください。

detailに"Not exist disk ディスク名 in dest host"が表示された場合

移動先VMホストから、ディスク名のディスクにアクセスできません。
ストレージ環境の設定を見直してください。
ライブマイグーションのための構成条件については、「設計ガイド CE」の「E.5.2 サーバの事前準備」の「L-Serverのマイグレーションのための前提条件」を参照してください。

detailに"Not exist bridge 仮想ブリッジ名 in dest host"が表示された場合

移動先VMホストに、仮想ブリッジ名の仮想ブリッジが定義されていません。
ネットワーク環境の設定を見直してください。
ライブマイグーションのための構成条件については、「設計ガイド CE」の「E.5.2 サーバの事前準備」の「L-Serverのマイグレーションのための前提条件」を参照してください。

detailに"Recover it manually."を含むメッセージが表示された場合

マイグレーション操作時の、スナップショットに対する処理が失敗しています。
仮想L-ServerとVMゲストで、保持するスナップショットの世代数が異なります。
VMゲストに対してスナップショットの再定義を行い、手動で復旧してください。

- ライブマイグレーションもしくはコールドマイグレーションを実行した際、detailに"Import snapshot failed. Recover it manually."が表示された場合
移動元のVMホストで、VMゲストにスナップショットを再定義する処理に失敗しました。

- ライブマイグレーションもしくはコールドマイグレーションを実行した際、detailに"Migration succeeded but import snapshot failed. Recover it manually."が表示された場合
移動先のVMホストで、VMゲストにスナップショットを再定義する処理に失敗しました。

- 強制マイグレーションを実行した際、detailに"Import snapshot for force migrate failed. Recover it manually."が表示された場合
移動先のVMホストで、VMゲストにスナップショットを再定義する処理に失敗しました。


以下の手順で復旧してください。

1. VMゲストが保持するスナップショット情報を参照します。
スナップショット情報を参照する方法については、「Virtualization Administration Guide」の以下を参照してください。
- 14.13. Managing snapshots

URL:
https://access.redhat.com/site/documentation/en-US/Red_Hat_Enterprise_Linux/6/html/Virtualization_Administration_Guide/index.html

また、スナップショット名のフォーマットは、以下になります。

RCX_{VMゲスト名}@世代数

[root@KVM root]# virsh snapshot-list vm111-668 <RETURN>
Name                 Creation Time             State
------------------------------------------------------
RCX_vm11-668@1       2014-04-01 19:21:40 +0900 shutoff

2. 仮想L-ServerとVMゲストで、保持する世代数の違いを確認します。

3. 不足しているスナップショットの世代を手動で再定義します。
スナップショットの再定義については、「Virtualization Administration Guide」の以下を参照してください。
- 14.13. Managing snapshots

URL:
https://access.redhat.com/site/documentation/en-US/Red_Hat_Enterprise_Linux/6/html/Virtualization_Administration_Guide/index.html

また、スナップショットの再定義を行うために、スナップショットの情報が定義されたファイルが必要です。本製品では、以下にファイルが格納されています。

スナップショットの再定義を行うために必要な設定ファイルの格納場所
1. 仮想L-Serverのシステムボリュームとして使用するディスクリソースを特定します。
2. 手順1.のディスクリソースが存在する仮想ストレージを特定します。
3. 手順2.の仮想ストレージに対応するlibvirtのストレージプールを特定します。
4. 手順3.のlibvirtのストレージプールで指定される、NFSの公開ディレクトリを特定します。
5. 手順4.のNFSの公開ディレクトリに、VMゲスト名があります。
そのディレクトリの中に、スナップショットの情報が定義されたファイルが格納されています。
ファイル名のフォーマットは、以下になります。

RCX_{VMゲスト名}@世代数.xml

【OVM for SPARC】
マイグレーション時のauto-boot?変更機能を有効化している場合、以下のいずれかの処理に失敗した可能性があります。

  • auto-boot?の変更処理

  • マイグレーション前に実行される構成情報の保存処理

そのため、以下について確認してください。

  • VMホスト上でldmコマンドが実行できることを確認してください。

  • 「メッセージ番号 41127」に記載された対処を参照し、構成情報が保存可能な状態であることを確認してください。

また、ゲストドメインに設定されているauto-boot?の値がマイグレーション前の値に戻っているかを確認してください。
auto-boot?の設定値がマイグレーション前の値と異なる場合、「メッセージ番号 67375」の「auto-boot?の設定値を復旧する手順」を実行し、auto-boot?の値を元に戻してください。

エラー番号が"534"の場合

操作対象のVMホスト名が正しいか確認してください。

エラー番号が"535"の場合

「設計ガイド VE」の「9.2 サーバ仮想化ソフトウェアの設定」を参照し、移動先に指定したサーバが移動できる構成のサーバか確認してください。また、VM管理製品のサーバとDNSサーバが正しく通信できるか確認してください。解決しない場合、ネットワーク管理者に連絡してください。

エラー番号が"548"の場合

VM管理製品のPowerShellモジュールの呼出しに失敗しています。SCVMMのインストールに問題がある可能性があります。SCVMMが正常に構成されていることを確認してください。


67388

FJSVrcx:ERROR:67388:vmguest in lserver is registered as a VM Host(vmhost).

【Cloud Edition】

意味

削除対象のL-Serverに割り当てられているVMゲストがVMホストとして登録されています。
lserverには削除対象のL-Server名が表示されます。
vmguestにはlserverに割り当てられているVMゲスト名が表示されます。
vmhostには登録されているVMホスト名が表示されます。

対処

vmguestに対するVMホストの登録を解除したあと、lserverの削除を再実行してください。


67389

FJSVrcx:ERROR:67389:value is already in use on obj

意味

  • valueが"Server Role(Manager)"の場合

    指定したサーバロール(Manager)は、すでにobjに設定されています。
    objにはVMゲスト名が表示されます。

対処

  • valueが"Server Role(Manager)"の場合

    objへの設定を解除したあと、再実行してください。


【Cloud Edition】

意味

  • valueが"image"の場合

    指定したクローニングイメージ名imageが、ほかのVM管理製品objで使用されています。

  • valueが"Address"の場合

    指定されたAddressは、すでにobjで使用されています。

  • valueが"ネットワークリソース名 (ネットワークインターフェース名)"の場合

    指定したネットワークリソースに対応するネットワークインターフェースは、すでにobjで使用されています。
    objには、VMホスト名またはVMゲスト名が表示されます。

  • valueがロール名の場合

    指定したロール名は使用されています。
    objには、ユーザー名またはユーザーグループ名が表示されます。

対処

  • valueが"image"の場合

    ほかのクローニングイメージ名を指定して再実行してください。

  • valueが"Address"の場合

    ほかのアドレスを指定して再実行してください。

  • valueが"ネットワークリソース名 (ネットワークインターフェース名)"の場合

    指定したネットワークリソースとは異なるものを指定するか、仮想ネットワーク定義ファイルの設定内容を見直したあと、再実行してください。

  • valueがロール名の場合

    指定したロールを使用しているユーザーまたはユーザーグループobjを確認してください。
    以下のどちらかの対処を行ってください。

    • objが必要な場合は、別のロールを割り当てる。

    • objが不要な場合は削除する。

    ユーザーおよびユーザーグループはコマンドで確認できます。
    詳細は、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「7.1 rcxadm user」および「7.2 rcxadm usergroup」を参照してください。


67390

FJSVrcx:ERROR:67390:creating VM guest failed. detail=detail

【Cloud Edition】

意味

VMゲストの作成に失敗しました。
detailに表示された内容に従って、対処を行ってください。
L-Serverの作成中に本メッセージが表示され、操作が失敗した場合、サーバ仮想化ソフトウェア上に作成途中のVMゲストが残る場合があります。対処方法については、「対処方法」を参照してください。

対処

"(メッセージ,vmerrno=エラー番号,ip=IPアドレス)"の形式、または"(メッセージ,vmerrno=エラー番号,ip=IPアドレス,host=VMホストのIPアドレス)"の形式の場合
エラー番号が"6"、"7"、"8"、"9"の場合

マネージャーが起動しているか確認してください。マネージャーが停止している場合はマネージャーを起動し、再操作してください。
マネージャーの起動状態の確認と起動方法については、「運用ガイド CE」の「2.1 マネージャーの起動と停止」を参照してください。

エラー番号が"9"、"104"、"105"の場合

detailが以下の場合で、L-Server作成中または起動中に以下の事象が発生した場合、L-Serverの作成または起動に失敗し、サーバ仮想化ソフトウェア上に、作成途中のVMゲストが残ることがあります。

detail
  • "(メッセージ,vmerrno=9,ip=IPアドレス)"の形式

  • "(PowerShell script execution error : create_vmguest:task result error,vmerrno=104,ip=IPアドレス,host=VMホストのIPアドレス)"の形式

  • "(PowerShell script execution error : create_vmguest:task result timeout,vmerrno=105,ip=IPアドレス,host=VMホストのIPアドレス)"の形式

  • "(clone イメージ名:task result error,vmerrno=104,ip=IPアドレス)"の形式

  • "(create VMゲスト名:task result error,vmerrno=104,ip=IPアドレス)"の形式

  • "(メッセージ:task result error,vmerrno=104,ip=IPアドレス,host=VMホストのIPアドレス)"の形式

  • "(PowerShell script execution error : create_vmguest:VM guest already exists,vmerrno=603,ip=IPアドレス,host=VMホストのIPアドレス)"の形式

発生した事象
  • 管理サーバやマネージャーのシステムダウンやリブート

  • VM管理製品上でのジョブのキャンセルやタイムアウト

  • クラスタソフトウェアやサーバ仮想化ソフトウェアのHA機能によってマネージャーが動作するサーバの切替え

対処方法

マネージャーが起動されているか確認し、以下の手順で復旧してください。

  1. VDI連携を利用している場合、VDI管理サーバのView Administratorコンソールで以下の手順を実行してください。

    a. VMゲストに付与されているユーザー資格を削除します。
    b. VDIプールからVMゲストの登録を解除します。
    c. VMゲストをシャットダウンします。
    VDI管理サーバのVMware vSphere PowerCLIから以下のコマンドを実行します。

    >Connect-VIServer -Server vCenterのIPアドレス -User ユーザー名 -Password パスワード <RETURN>
    >Get-VM -Name VMゲスト名 | Shutdown-VMGuest -Confirm:$false <RETURN>
    >Disconnect-VIServer -Confirm:$false <RETURN>

    d. VDIプールに付与されているユーザー資格を削除します。
    e. VDIプールに1つもVMが登録されていない状態になった場合は、VDIプールを削除します。

  2. 上記エラーメッセージに関連するVMゲスト名をRORコンソールのイベントログで確認します。

    VMゲスト名はイベントログのリソース名に表示されます。

  3. VM管理画面を表示し、手順1.で確認したVMゲストが存在しているか確認してください。

    また、既存の仮想ディスクをアタッチしているか確認してください。

  4. 手順2.でVMゲストが存在し、既存の仮想ディスクをアタッチしていた場合、その仮想ディスクをデタッチしてください。仮想ディスクのデタッチ方法については、サーバ仮想化ソフトウェアのマニュアルを参照してください。(注1)

    注1) サーバ仮想化ソフトウェアがHyper-Vの場合、仮想ディスクを削除するときに"バーチャルマシンホストから削除しますか?"で"いいえ"を選択してください。

  5. 手順2.でVMゲストが存在していた場合、そのVMゲストをVM管理画面から削除してください。VMゲストの削除方法については、サーバ仮想化ソフトウェアのマニュアルを参照してください。(注2)

    注2) サーバ仮想化ソフトウェアがVMwareの場合、VMゲストを削除するときに"ディスクから削除"を選択してください。

  6. RORコンソールのサーバツリーまたはオーケストレーションツリーで、手順1.で確認したVMゲストが存在しないことを確認したあと、再度L-Serverを作成または起動してください。

エラー番号が"11"の場合

【KVM】

  • detailに"invalid format key:val."と表示された場合、keyの値が不正です。入力値valを変更して、再実行してください。
    OSタブやOSプロパティ定義ファイルで入力した項目については、「導入ガイド CE」の「8.6.8 [OS]タブ設定」を参照してください。

  • detailに"invalid value time_zone:val"と表示された場合、タイムゾーンの値が不正です。L-ServerのXML構成定義ファイルに書かれているタイムソーンの値を確認してください。

  • detailに"invalid format of password"と表示された場合、パスワードの値が不正です。パスワードを確認後、再実行してください。

エラー番号が"13"の場合

メッセージに表示されたファイルへのアクセスに失敗しました。
管理サーバ上にある当該ファイルの設定を確認してください。

【Solarisゾーン】
当該ファイルの設定を見直し、操作を再実行してください。
イメージファイルの格納場所については、「導入ガイド CE」の「8.7.5 クローニングイメージの作成と取込み」を参照してください。

エラー番号が"15"の場合

管理サーバの要求に対して、VMホスト/VM管理製品からの応答がありません。VMホスト/VM管理製品の動作状況やネットワーク設定を確認してください。

【Solarisゾーン】
VMゲストのOSの起動がタイムアウトしました。
VMホストの動作状況やネットワーク設定を確認してください。イメージが初回ブート時のカスタムスクリプトを利用する設定になっている場合は、カスタムスクリプトに誤りがないか確認してください。
初回ブート時のカスタムスクリプトについては、Solaris OSのマニュアルを参照してください。

また、「メッセージ番号62597」に記載されている以下の対処を確認してください。

  • L-Serverの作成中に以下の事象が発生した場合、L-Serverの作成に失敗し、サーバ仮想化ソフトウェア上に作成途中のVMゲストが残る場合があります。

【OVM for SPARC】
ゲストドメインにOSをインストールしたあとのシャットダウン処理がタイムアウトした可能性があります。
操作を再実行してください。
また、作成したゲストドメインが削除されていない場合、「メッセージ番号 67373」の「ゲストドメインの削除手順」を参照し、ゲストドメインを削除してください。

エラー番号が"16"の場合

VMホストが見つかりません。RORコンソールのメニューで[操作]-[更新]を選択し、画面を更新したあと、VMホストが削除されていないか確認してください。

エラー番号が"17"の場合

イメージが見つかりません。
操作対象の仮想クローニングイメージがVM管理製品から削除された可能性があります。
テナント管理者またはテナント利用者は、本メッセージの内容と、操作対象のクローニングイメージの名前と世代をインフラ管理者に通知してください。
インフラ管理者は、仮想クローニングイメージの保守モードが設定されていないか確認してください。

仮想クローニングイメージの保守モードが解除されている場合

通知された情報を元に、操作対象の仮想クローニングイメージ(イメージ名_番号@世代のイメージ)がVM管理製品上および本製品上に存在するか確認してください。
存在しない場合、仮想クローニングイメージはすでに削除されていることを通知者に連絡してください。
VM管理製品上にイメージが存在する場合、該当するメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。

仮想クローニングイメージの保守モードが設定されている場合

通知された情報を元に、操作対象の仮想クローニングイメージ(イメージ名_番号@世代のイメージ)がVM管理製品上に存在するか確認してください。
存在しない場合、操作対象の仮想クローニングイメージを本製品から削除するよう通知者に依頼してください。
仮想クローニングイメージがVM管理製品上に存在する場合、該当するメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。

【OVM for SPARC】【Solarisゾーン】
作成したVMゲストが見つかりません。作成したVMゲストが存在するかVMホスト上で確認してください。

エラー番号が"99"の場合

多重操作などで、一時的にVMホスト/VM管理製品の持つ情報に不整合が発生し、VMホスト/VM管理製品からの情報取得に失敗しました。VMホスト/VM管理製品の動作状況を確認し、再操作してください。

エラー番号が"100"、"115"、"178"、"337"、"381"の場合

登録時に入力したVMホスト/VM管理製品のログインアカウント情報に、必要な権限がない可能性があります。
VM管理画面から権限の状況を確認してください。権限がない場合、ログインアカウント情報の入力値(ユーザー名とパスワード)をVMホスト/VM管理製品の管理者権限があるユーザーの値に変更してください。
詳細は、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「7.1.7 VMホストのログインアカウント情報の変更」または「7.7 VM管理製品の変更」を参照してください。

エラー番号が"101"、"110"、"111"、"112"、"114"、"116"、"181"、"249"、"341"、"382"の場合

管理サーバとVMホスト/VM管理製品の通信が失敗しています。管理サーバ/VMホスト/VM管理製品の動作状況やネットワーク設定を確認してください。
VDI連携を利用している場合は、管理サーバとVDI管理製品の通信が失敗しています。管理サーバとVDI管理製品の動作状況やネットワーク設定を確認してください。

【Solarisゾーン】

  • アクセス権の不足により、イメージファイルの転送に失敗した可能性があります。イベントログから作成対象のVMゲスト名を確認し、VMホスト上のイメージ格納用ディレクトリ(/ror_zones/VMゲスト名)にあるイメージファイルのアクセス権を確認してください。VMホスト登録を行ったユーザーでVMホストの状態を更新できない場合、更新できるように設定を変更してください。

  • 管理サーバからVMホストに対し要求した処理がタイムアウトしました。

    配備した仮想L-Serverの構成(CPU、メモリなど)、リポジトリサーバの応答時間、インストールするパッケージの数、初回ブートサービスの処理時間などにより、OSインストール処理に長時間かかった可能性があります。

    以下の定義ファイルを利用し、OSインストールのタイムアウト時間を変更してください。

    - SPARC製品の固有機能定義ファイルのZONE_INSTALL_TIMEOUTの値

    定義ファイルの詳細については、「導入ガイド CE」の「8.7.1 定義ファイルの作成」を参照してください。

  • 「メッセージ番号 62597」に記載されている以下の対処を確認してください。

    「L-Serverの作成中に以下の事象が発生した場合、L-Serverの作成に失敗し、サーバ仮想化ソフトウェア上に作成途中のVMゲストが残る場合があります。」

エラー番号が"104"の場合
VMwareで、Windowsのイメージを指定してL-Serverを作成した場合

- VMware vCenter Server上にSysprepが配置されていない。

使用するVMゲストのOS種別がWindowsの場合、Sysprepを配置しておく必要があります。
SysprepをVMware vCenter Server上に配置してください。

- VMware vCenter Server上に配置したSysprepが誤っている。

使用するVMゲストのOSバージョン(Windows 2003)やCPUアーキテクチャー(x86、x64)に応じて、正しいSysprepを配置しておく必要があります。
Windows Server 2008以降の場合、OSに設定されているため、Sysprepを配置する必要はありません。
使用するVMゲストのOSバージョンとCPUアーキテクチャーを確認し、SysprepをVMware vCenter Server上に配置してください。

Sysprepの配置については、ヴイエムウェア社の「vSphere 仮想マシン管理ガイド」マニュアルのMicrosoft Sysprepツールに関する記述を参照してください。
以下のURLから該当するバージョンのドキュメントを参照してください。

URL: http://www.vmware.com/ja/support/pubs/vs_pubs.html

L-Server作成時に指定したイメージのOS種別と、インストールされているOSのOS種別が異なっている場合

L-Server作成時に指定したイメージのOS種別と、インストールされているOSのOS種別が異なっている可能性があります。
イメージのOS種別は、イメージ採取元のL-Serverから引き継がれます。そのため、イメージ採取元のL-ServerのOS種別とインストールされているOS種別が一致しているか確認してください。
一致しない場合、イメージ採取元のL-ServerのOS種別を正しいOS種別に設定したあと、再度イメージを採取し、L-Serverを作成してください。
ただし、イメージを指定して作成したL-ServerのOS種別は変更できません。L-ServerのOS種別を変更できない場合、サーバ仮想化ソフトウェア上で、L-ServerのVMゲストのOS種別を正しいOS種別に設定したあと、再度イメージを採取し、L-Serverを作成してください。
なお、誤った設定で採取したイメージは削除してください。
L-ServerのOS種別の変更については、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「17.2.1 仕様変更」を参照してください。
サーバ仮想化ソフトウェアでVMゲストのOS種別を変更する方法については、各製品のマニュアルを参照してください。

エラー番号が"104"、"105"、"135"、"136"、"178"、"509"、"510"、"511"、"512"、"513"、"519"、"520"、"521"、"531"、"532"、"550"、"556"の場合

VMホスト/VM管理製品のタスク処理が失敗しています。VMホスト/VM管理製品の動作状況やネットワーク設定を確認してください。VM管理ソフトウェアから操作を行っても動作しない場合、VMホスト/VM管理製品に問題があります。VMホスト/VM管理製品の問題を解決してから、操作を行ってください。
VM管理製品によっては、再操作の前に復旧操作が必要な場合があります。復旧方法については、VM管理製品のマニュアルを参照してください。
実行時にイメージを指定した場合は、OSのカスタマイズ処理に失敗している可能性があります。指定したイメージのシステムディスクのデバイスパスが以下の構成であるかを確認してください。

  • 【Hyper-V】

    IDE:0:0

  • 【VMware】

    SCSI:0:0

上記以外のデバイスを使用している場合は、イメージのディスク構成を変更し再操作してください。ディスク構成の変更については、VM管理製品のマニュアルを参照してください。

ドメイン参加指定を行った場合は、指定されていた情報が不正でドメイン参加処理が失敗した可能性があります。指定した情報が正しいか確認してください。
またL-Server配備後のネットワーク構成でActive Directoryに接続できるか確認してください。
Windows Server 2003など世代以前のWindows OSはサポートしていません。
これらのゲストOSでは、ゲストOSからアクセスできるネットワークにDHCPサーバーが必要な場合があります。

【Hyper-V】
エラー番号が"104"で、ゲストOS種別がWindowsの場合、製品キーが誤っている可能性があります。正しい製品キーを指定しているか確認してください。製品キーは省略できません。

【VMware】
エラー番号が"104"で、対象サーバがサーバ管理ソフトウェアを使用しないサーバの場合、定義ファイルに記述した値と、実際のサーバの構成情報が異なっている可能性があります。正しい値を記述しているか確認してください。
定義ファイルの詳細は、「導入ガイド CE」の「8.1.4 ServerView Agentsを利用できないサーバを利用して仮想L-Serverを作成する場合の定義ファイル」を参照してください。

【OVM for x86 3.2】
Oracle VM Managerに作成されているVirtual Nicが不足している場合があります。Oracle VM Managerに作成されているVirtual Nicが不足していないか確認してください。

【OVM for x86 3.3以降】
Oracle VM Managerに定義されているMACアドレスの範囲が不足している場合があります。Oracle VM Managerに定義されているMACアドレスの範囲が不足していないか確認してください。

[Inbound Migration Locked]が設定されているVMホストを、L-Serverの配備先ホストとして選択するとL-Serverの作成が失敗します。
以下のどちらかの対処を実施したあと、再操作してください。

  • 別のVMホストをL-Serverの配備先ホストに設定する

  • VMホストに設定された[Inbound Migration Locked]を解除する


VDI連携を利用している場合は、VDI管理製品のタスク処理が失敗しています。
本製品が持つ情報と、VDI管理製品が持つ情報に不整合が発生し、VDI管理製品の操作に失敗している可能性があります。不整合の問題を解決してから操作を行ってください。

エラー番号が"113"の場合

登録時に入力したVMホスト/VM管理製品のログインアカウント情報を利用して、VMホスト/VM管理製品と通信できません。登録後にVMホスト/VM管理製品のログインアカウント情報が変更された可能性があります。
ログインアカウント情報の入力値(ユーザー名とパスワード)を正しい値に変更してください。
詳細は、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「7.1.7 VMホストのログインアカウント情報の変更」または「7.7 VM管理製品の変更」を参照してください。
VDI連携を利用している場合は、VDI管理製品のログインアカウント情報を利用した、VDI管理製品との通信ができません。
ログインアカウント情報の入力値(ユーザー名とパスワード)を正しい値に変更してください。

エラー番号が"170"、"171"、"172"、"173"、"174"、"175"、"176"、"177"、"179"、"180"の場合

イメージを利用してVMゲストを作成できませんでした。VMホスト/VM管理製品上でエラー原因を確認し、原因を取り除いてください。

エラー番号が"222"の場合

L-Server作成時に指定した値に問題がないか確認してください。指定した値に問題がない場合、管理サーバ、VMホスト、およびVM管理製品の動作状況やネットワーク設定を確認してください。

【OVM for SPARC】
以下について確認したあと、操作を再実行してください。

  • 作成するゲストドメインと同名のゲストドメインが、作成先のVMホスト上に存在している可能性があります。同名のゲストドメインが存在しないか確認してください。

  • 仮想ネットワーク定義ファイル(vnetwork_ovmforsparc.rcxprop)に指定した仮想スイッチが存在しない可能性があります。サービスドメイン上に仮想スイッチが存在するか確認してください。

  • L-Serverの作成時に追加したディスクが存在しない可能性があります。サービスドメイン上に対象のディスクが存在することを確認してください。

また、L-Serverの作成中にマネージャーがシステムダウンした場合、マネージャーの再起動後に本エラー番号が表示されます。
その場合は以下の対処を行ってください。

エラー番号が"240"、"335"、"603"の場合

VMゲスト名が重複しているため、VMゲストの作成に失敗しました。VMゲスト名を変更するか、作成先のVMホストを変更してください。

エラー番号が"241"、"242"、"244"、"332"の場合

VMゲストの定義ファイル格納先にVMゲストを作成できません。VMゲストの定義ファイル格納先の状態を確認してください。

エラー番号が"245"の場合

VMゲスト名が不正です。VMゲスト名を変更してください。

エラー番号が"246"の場合

指定したVMホストは、VMゲストを作成できません。作成先のVMホストを変更してください。

エラー番号が"330"、"331"、"333"、"334"、"336"、"340"、"342"の場合

VMゲストの設定変更に失敗しました。VMホスト/VM管理製品上でエラー原因を確認し、原因を取り除いてください。

エラー番号が"338"の場合

作成したVMゲストに対し、別の操作が行われたため構成変更に失敗しました。しばらく待ってから再実行してください。

エラー番号が"339"の場合

VMゲストに作成しようとしたデバイス数が多すぎます。ディスクまたはNICの数を減らして再実行してください。

エラー番号が"380"の場合

VMゲストのOS固有情報の再設定に失敗しました。作成されたVMゲストのOS固有情報を再設定してください。

エラー番号が"400"の場合

VMホストのリモートコマンド処理が失敗しています。VMホストの動作状況やネットワーク設定を確認してください。
VMホスト上で実行しても動作しない場合、VMホストに問題があります。VMホストの問題を解決してから、操作を行ってください。

【Citrix Xen】

detailに"xe vm-param-set::Error code: MEMORY_CONSTRAINT_VIOLATION"と表示された場合

無償ライセンスのXenServerを使用している可能性があります。
本製品は、無償ライセンスのXenServerはサポートしていません。
CitrixXenのプールに登録されるXenServerのライセンスを確認し、有償ライセンスを適用してください。

【Solaris】
複数のリモートコマンド処理が競合して失敗した可能性があります。失敗した操作を再実行してください。

【KVM】

コマンドからのエラーが"command not found"の場合

ホストOSの中にコマンドがありません。
ホストOSにインストールするパッケージがすべてインストールされているか確認してください。

コマンドからのエラーが"no operating system was found on this disk"の場合

ディスクにゲストOSのイメージが見つかりません。
libguestfs-winsupport.x86_64がホストOSにインストールされていない可能性がありますので、確認してください。
ゲストOSにインストールするパッケージについては、「導入ガイド CE」の「8.6.7 クローニングイメージの採取」にある、「OS種別がWindowsのクローニングイメージを使用する場合」の「事前準備」を参照してください。

detailに"Packages for automatic OS setting not installed."と表示された場合

VMホストにVMのOSの自動設定(ipやホスト名などを自動設定する)機能のための必須パッケージがインストールされていません。

- OS種別がLinux(SELinux)のクローニングイメージを使用する場合、「導入ガイド CE」の「8.6.7 クローニングイメージの採取」にある、「OS種別がLinux(SELinux)のクローニングイメージを使用する場合」の「事前準備」において、ホストOSにインストールするパッケージがすべてインストールされているか確認してください。

- OS種別がWindowsのクローニングイメージを使用する場合、「導入ガイド CE」の「8.6.7 クローニングイメージの採取」にある、「OS種別がWindowsのクローニングイメージを使用する場合」の「事前準備」において、ホストOSにインストールするパッケージがすべてインストールされているか確認してください。

detailに"DefaultPassword registry not found."と表示された場合

OS中にDefaultPasswordレジストリーが見つかりません。
イメージ採取元のL-Serverにログインして、以下のレジストリーがあるか確認してください。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\WindowsNT\CurrentVersion\Winlogon\DefaultPassword

もしくは、OSの自動設定のためのパッケージが正しくインストールされているかを確認してください。
「導入ガイド CE」の「8.6.7 クローニングイメージの採取」にある、「OS種別がWindowsのクローニングイメージを使用する場合」の「事前準備」に従い、環境設定を見直してください。

detailに"timeout occurred while executing sysprep."と表示された場合

事前設定が間違っているか、sysprepが失敗した可能性があります。
イメージ採取元のL-Serverにログインして、以下のレジストリーの値がAdministratorのパスワードかどうか確認してください。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\WindowsNT\CurrentVersion\Winlogon\DefaultPassword

Administratorのパスワードに誤りがある場合、Administratorのパスワードを入力しなおした後、再度クローニングイメージを採取してください。


上記以外の場合、sysprepが失敗している可能性があります。
sysprepが失敗する原因を取り除いたあと、再度クローニングイメージを採取し、L-Serverを作成してください。

sysprepのログはVMゲスト上にあるため、sysprepのログを採取する場合は仮想L-Serverに関連付けられていたVMゲストにログインする必要があります。
下記に、作成に失敗した仮想L-Serverに関連付けられていたVMゲストにログインし、資料を採取するまでの手順を記載しています。
また、作成に失敗した仮想L-Serverのシステムボリュームに割り当てようとした、ディスクリソースの種別によってVMゲストにログインするまでの手順が異なります。

仮想L-Serverのシステムボリュームに、仮想ストレージから切り出したディスクリソースを割り当てる場合

VMゲストと、そのシステムボリュームであるqcow2フォーマットのイメージファイルが残っています。
このVMゲストの中からsysprepのログを採取してください。

1. 作成に失敗した仮想L-Serverに関連付けられたVMゲストを特定します。

- VMゲストが定義されているVMホストについて
エラーメッセージのdetailに、"(メッセージ,vmerrno=エラー番号,ip=IPアドレス,host=VMホストのIPアドレス)"が出力されます。
"VMホストのIPアドレス"に表示されたVMホストに、作成に失敗した仮想L-Serverに関連付けられたVMゲストが定義されています。

- VMゲスト名について
VMホストに定義されているVMゲストの名前については、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「16.1 L-Serverテンプレートを利用したL-Serverの作成」の「L-Server名とVMゲスト名の関連付け」を参照してください。
また、RORコンソールの進捗状況欄に、仮想L-Server作成の進捗一覧内の[VMゲストの作成]の行に、VMゲスト名が表示されます。

2. 手順1.のVMゲストを起動します。
VMゲストを起動させる方法については、「Virtualization Administration Guide」を参照してください。

URL:
http://docs.redhat.com/docs/en-US/Red_Hat_Enterprise_Linux/6/html/Virtualization_Administration_Guide/index.html

3. 手順2.のVMゲストにログインし、資料を採取します。
採取する資料の詳細は、以下を参照してください。

URL: http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/dd744583(v=ws.10).aspx

4. 資料の採取が完了したあと、本手順で特定したVMゲストと、そのシステムボリュームであるqcow2フォーマットのイメージファイルは削除することを推奨します。
VMゲストとイメージファイルを削除する方法については、「Virtualization Administration Guide」を参照してください。

URL:
http://docs.redhat.com/docs/en-US/Red_Hat_Enterprise_Linux/6/html/Virtualization_Administration_Guide/index.html

注意

VMゲストを削除せずに残した場合、VMホストのメモリ容量やCPU容量を消費します。
qcow2のイメージファイルを削除せずに残した場合、仮想ストレージの容量を消費します。

仮想L-Serverのシステムボリュームに、事前作成したディスクリソースを割り当てる場合

システムボリュームに割り当てようとしたディスクリソースには、クローニングイメージの内容が残っています。
この中からsysprepのログを採取してください。

1. 作成に失敗した仮想L-Serverのシステムボリュームに割り当てようとした、事前に作成したディスクリソースを特定します。

2. 手順1.のディスクリソースが未割当ての状態であるかを確認します。

注意

ディスクリソースがほかのL-Serverに割り当てられていないことを確認してください。
もし、ディスクリソースがほかのL-Serverに割り当てられている状態のまま、以降の手順で作成した仮想L-Serverを起動すると、ディスクリソース中のデータが破損する可能性があります。
確認方法の詳細は、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「3.3 rcxadm disk」の「表 ディスクリソースの詳細情報」のL-SERVER[num]の行を参照してください。

ディスクリソースがクローニングイメージに割り当てられていないことを確認してください。
ディスクリソースに格納されているイメージリソースがあるかどうかを確認する必要があります。
確認方法の詳細は、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「3.3 rcxadm disk」の-extend imageの説明を参照してください。

3. 手順2.のディスクリソースをシステムボリュームとして割り当てる仮想L-Serverを作成します。
このとき、配付するクローニングイメージを指定しないでください。
クローニングイメージを指定しない方法は、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「16.3.1 [基本情報]タブ」の「イメージ」を参照してください。

4. 手順3.の仮想L-Serverに関連付けられたVMゲストにログインし、資料を採取します。
採取する資料の詳細は、以下を参照してください。

URL: http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/dd744583(v=ws.10).aspx

5. 資料の採取が完了したあと、本手順で作成された仮想L-Serverは削除することを推奨します。

注意

仮想L-Serverを削除せずに残した場合、VMホストのメモリ容量やCPU容量を消費します。

detailに"Error: libvirt-0.9.4-23.el6_2.4 or later is needed."が表示された場合

移動先のVMホストにインストールされているlibvirtパッケージのバージョンが、0.9.4-23.el6_2.4より古いことを意味します。
セキュリティ脆弱性の原因となる非互換機能が存在するため、libvirtパッケージを0.9.4-23.el6_2.4以降にアップグレードしてください。

【Solarisゾーン】

detailに"operation failed:creating directory"と表示された場合

VMホスト上でのイメージ格納用ディレクトリの作成に失敗しました。
イベントのメッセージを参照し、VMホスト上でイメージ格納用ディレクトリが作成できない原因を取り除いてください。

detailに"operation failed:encrypting password"と表示された場合

VMホスト上でパスワードの暗号化処理に失敗しました。
イベントのメッセージを参照し、VMホスト上でパスワードの暗号化ができない原因を取り除いてください。

detailに"operation failed:creating vm guest configuration"と表示された場合

VMゲストの作成に失敗しました。以下について確認したあと、操作を再実行してください。

- 作成するVMゲストと同名のVMゲストが、作成先のVMホスト上に存在している可能性があります。同名のVMゲストが存在しないか確認してください。

- イメージの内容に誤りがないことを確認してください。

detailに"operation failed:customizing vm guest"と表示された場合

VMゲストの構成変更に失敗しました。
イメージの内容に誤りがないことを確認してください。

参考

L-Server作成では、以下のリソースと属性を必要に応じて追加、変更します。
そのため、これらの属性と排他関係にあるリソースや属性をzone.confに記載しないでください。

- zonepath

- pool

- capped-memory: physical

- capped-cpu: ncpus

- anet

- fs

- rootzpool

排他関係にあるリソース属性の組合せ例

- capped-cpuとdedicated-cpu

- anetとip-type=shared

detailに"operation failed:installing guest os"と表示された場合

VMゲストに対するOSのインストールに失敗しました。
VMホスト上でリポジトリサーバへのアクセス設定が正しいこと、およびリポジトリサーバが起動していることを確認してください。

また、「メッセージ番号62597」に記載されている以下の対処を確認してください。

- L-Serverの作成中に以下の事象が発生した場合、L-Serverの作成に失敗し、サーバ仮想化ソフトウェア上に作成途中のVMゲストが残る場合があります。

detailに"operation failed:booting vm guest"または"operation failed:shutting down vm guest"と表示された場合

VMゲストの電源操作に失敗しました。
L-Server作成時に指定した値とVMホストの設定状態に不整合があります。
VMホストの動作状況やネットワーク設定を確認してください。

また、「メッセージ番号62597」に記載されている以下の対処を確認してください。

- L-Serverの作成中に以下の事象が発生した場合、L-Serverの作成に失敗し、サーバ仮想化ソフトウェア上に作成途中のVMゲストが残る場合があります。

【OVM for SPARC】

detailに"failed to start os installation"と表示された場合

- ovm_sparc_install_server.rcxpropで定義されたURLに接続できなかった可能性があります。
ovm_sparc_install_server.rcxpropに定義した値が正しいことを確認してください。
なお、作成したゲストドメインが削除されていない場合、「メッセージ番号 67373」の「ゲストドメインの削除手順」を参照し、ゲストドメインを削除してください。

また、BladeLogic Server Automationにおいて、ゲストドメインに対するプロビジョニングジョブが実行中の可能性があります。
BladeLogic Server Automationにおいてジョブの実行状態を確認する手順」によりプロビジョニングジョブの実行状態を確認し、ジョブが実行中である場合はジョブをキャンセルしてください。

detailに"shutdown vm guest failed"と表示された場合

Solaris 10のイメージを指定したL-Server作成処理において、OSインストール後のシャットダウン処理に失敗しました。
L-Server作成時に管理者パスワードの指定を省略していたことが原因である可能性があります。
なお、作成したゲストドメインが削除されていない場合、「メッセージ番号 67373」の「ゲストドメインの削除手順」を参照し、ゲストドメインを削除してください。
また、BladeLogic Server Automationにおいて、ゲストドメインに対するプロビジョニングジョブが実行中の可能性があります。
BladeLogic Server Automationにおいてジョブの実行状態を確認する手順」によりプロビジョニングジョブの実行状態を確認し、ジョブが実行中である場合はジョブをキャンセルしてください。
上記の対処を行ったあと、管理者パスワードを省略せずにL-Serverを再作成してください。

BladeLogic Server Automationにおいてジョブの実行状態を確認する手順
  1. BladeLogic Server Automation Consoleを起動します。

    BladeLogic ServerAutomation Consoleを起動し、BladeLogic Server AutomationのApplication Serverへ接続するためのユーザー名とパスワードを入力します。

  2. ジョブの実行状態を確認します。

    [実行中のタスク]ビューにおいて、作成に失敗したL-Server(ゲストドメイン)に対するプロビジョニングジョブが表示されているかを確認します。
    該当するジョブ名が表示されている場合、該当するジョブを選択し、[キャンセル]ボタンをクリックします。
    なお、ジョブ名は以下の形式になっています。

    ジョブの実行日時_制御ドメインのIPアドレス_ゲストドメイン名

エラー番号が"401"の場合

【Solarisゾーン】
物理サーバ上の大域ゾーンで仮想L-Serverは作成できません。
OVM for SPARCのゲストドメイン上の大域ゾーンを使用して仮想L-Serverを作成してください。

エラー番号が"501"、"608"の場合

指定した仮想ネットワーク名が、VMホスト上で存在しているか確認してください。

エラー番号が"503"の場合

操作対象のイメージが、VM管理製品上にありませんでした。
本製品上のイメージの情報と、VM管理製品上のイメージの情報に差異がないか確認したあと、再操作してください。

エラー番号が"514"の場合

入力した管理者アカウント情報に問題がないか確認したあと、再操作してください。

エラー番号が"515"、"607"の場合

VMホストでサポートされているOSを指定し、再実行してください。

エラー番号が"534"の場合

操作対象のVMホスト名が正しいか確認してください。

エラー番号が"535"の場合

VM管理製品のサーバとDNSサーバが正しく通信できるか確認してください。解決しない場合は、ネットワーク管理者に連絡してください。

エラー番号が"536"、"538"、"546"の場合

System Center Virtual Machine Managerのライブラリに問題があります。ライブラリサーバやライブラリ共有が正常な状態であるか確認し、しばらく待ってから再実行してください。

エラー番号が"537"、"539"の場合

System Center Virtual Machine Managerのライブラリ操作に失敗しました。System Center Virtual Machine Managerでジョブの結果を確認してください。

エラー番号が"548"の場合

VM管理製品のPowerShellモジュールの呼出しに失敗しています。SCVMMのインストールに問題がある可能性があります。SCVMMが正常に構成されていることを確認してください。

VDI連携を利用している場合はVMware Horizon Viewのインストールに問題がある可能性があります。VMware Horizon Viewが正常に構成されていることを確認してください。

エラー番号が"552"、"553"、"554"の場合

フェールオーバークラスターのWMIリモート実行に失敗しました。Windowsファイアーウォールなどで、フェールオーバークラスターのWMIリモート実行がブロックされていないことを確認してください。ブロックされていない場合、フェールオーバークラスターマネージャーにてフェールオーバークラスターの状態が正常であることを確認し、しばらく待ってから再実行してください。

エラー番号が"555"の場合

フェールオーバークラスターのWMIリモート実行に失敗しました。本製品へのVM管理製品登録時に入力したVM管理製品のログインアカウントを、すべてのVMホストのAdministratorsグループに所属させたあと、再実行してください。

エラー番号が"604"の場合

メモリ容量は、VMホストの物理メモリ容量よりも少ない値を指定してください。
対象サーバがサーバ管理ソフトウェアを使用しないサーバの場合、定義ファイルに記述した値と、実際のサーバの構成情報が異なっている可能性があります。正しい値を記述しているか確認してください。
定義ファイルの詳細は、「導入ガイド CE」の「8.1.4 ServerView Agentsを利用できないサーバを利用して仮想L-Serverを作成する場合の定義ファイル」を参照してください。

エラー番号が"605"の場合

CPU数は、VMホストのCPUコア数よりも少ない値を指定してください。
対象サーバがサーバ管理ソフトウェアを使用しないサーバの場合、定義ファイルに記述した値と、実際のサーバの構成情報が異なっている可能性があります。正しい値を記述しているか確認してください。
定義ファイルの詳細は、「導入ガイド CE」の「8.1.4 ServerView Agentsを利用できないサーバを利用して仮想L-Serverを作成する場合の定義ファイル」を参照してください。

エラー番号が"606"の場合

使用できるCPU数を超えています。使用できる範囲の値を指定してください。

エラー番号が"609"の場合

VLAN IDの値が使用できる範囲ではありません。使用できる範囲を指定してください。

エラー番号が"614"の場合

使用できるCPU性能を超えています。使用できる範囲を指定してください。
対象サーバがサーバ管理ソフトウェアを使用しないサーバの場合、定義ファイルに記述した値と、実際のサーバの構成情報が異なっている可能性があります。正しい値を記述しているか確認してください。
定義ファイルの詳細は、「導入ガイド CE」の「8.1.4 ServerView Agentsを利用できないサーバを利用して仮想L-Serverを作成する場合の定義ファイル」を参照してください。

エラー番号が"616"の場合

タイムゾーンの指定形式が正しくありません。正しい形式を指定してください。

エラー番号が"617"の場合

プロダクトIDの指定形式が正しくありません。正しい形式を指定してください。

エラー番号が"618"の場合

管理者情報が無効です。有効な情報を指定してください。

エラー番号が"621"の場合

指定されたIPアドレスの形式が正しくありません。正しい形式でIPアドレスを指定してください。

エラー番号が"624"の場合

指定されたイメージに対応するSystem Center Virtual Machine Managerのテンプレートが、無効または破損しています。System Center Virtual Machine Managerでイメージを確認してください。

エラー番号が"643"の場合

指定したパススルーディスクが見つかりません。
指定したパススルーディスクのユニークIDが、対象のVMホスト上で存在していることを確認してください。

エラー番号が"644"の場合

指定したパススルーディスクがすでに使用されています。
使用されていないパススルーディスクのユニークIDを指定してください。

エラー番号が"654"の場合

IPアドレスのSystem Center Virtual Machine Managerの管理下にMACアドレスプールが見つかりません。
対象のSystem Center Virtual Machine Manager に使用できるMACアドレスプールが存在するか確認してください。

エラー番号が"655"の場合

利用可能なMACアドレスプールが複数存在します。
利用するプール名を指定してください。

エラー番号が"656"の場合

定義ファイル"scvmm_mac_pool.rcxprop"または"scvmm_mac_pool_テナント名.rcxprop"で指定したMACアドレスプールから、利用できるMACアドレスが取得できませんでした。
指定したMACアドレスプールに利用できるMACアドレスが残っているか、対象のSystem Center Virtual Machine Manager から確認してください。

エラー番号が"657"の場合

定義ファイル"scvmm_mac_pool.rcxprop"または"scvmm_mac_pool_テナント名.rcxprop"で指定されたMACアドレスプールが、IPアドレスのSystem Center Virtual Machine Managerの管理下にありません。
対象の System Center Virtual Machine Managerに、指定したMACアドレスプールが存在するか確認してください。

エラー番号が"658"の場合

定義ファイル"scvmm_mac_pool.rcxprop"または"scvmm_mac_pool_テナント名.rcxprop"で指定したMACアドレスプールはVMホストのIPアドレスのVMホストが所属するホストグループでは使用できません。
指定したMACアドレスプールが対象のVMホストの所属するホストグループで使用できるか、対象のSystem Center Virtual Machine Managerから確認してください。

エラー番号が"659"の場合

しばらく時間をおいてから、再実行してください。再実行しても失敗する場合、テナント管理者またはテナント利用者は、インフラ管理者に本メッセージの情報を通知してください。
インフラ管理者は、操作対象のVMゲストが存在するVMホストで、メッセージ内のファイルパスがすべて参照できるか確認してください。参照できない場合は、参照できるように対応後、通知者に再操作を依頼してください。

エラー番号が"663"の場合

しばらく時間をおいてから、再実行または再確認してください。

エラー番号が"665"の場合

仮想ネットワークアダプターの接続先の仮想ネットワークが高可用属性ではありません。高可用属性の仮想ネットワークが接続先になるように、本製品の仮想ネットワーク定義ファイルを構成してください。仮想ネットワーク定義ファイルの構成に問題がない場合、VM管理製品側の仮想ネットワークの構成が最新の情報に更新されていない可能性があります。しばらく待つか、VM管理製品上でホストクラスターを最新の情報に更新したあと、再実行してください。

エラー番号が"669"の場合

指定したVMネットワーク名が見つかりません。
指定したVMネットワーク名がSCVMM上で存在していることを確認してください。

エラー番号が"670"の場合

指定したVMネットワーク名が複数存在するため、接続先を特定できません。
SCVMM上でVMネットワーク名をほかと重複しないように変更してください。

エラー番号が"804"の場合

VM管理製品上でデータセンターが見つかりません。データセンター名がVM管理製品上で変更されていないか確認してください。変更されていた場合、しばらく待ってから再実行してください。

エラー番号が"806"の場合

VM管理製品上でVMホストのクラスタ構成が組まれていません。サーバ仮想化ソフトウェア製品のマニュアルを参照し、クラスタを構成してください。すでにクラスタが構成されている場合、クラスタ名がVM管理製品上で変更されていないか確認してください。変更されていた場合、しばらく待ってから再実行してください。

エラー番号が"807"の場合

VM管理製品上のVMホストのクラスタで、高可用化設定が無効になっています。サーバ仮想化ソフトウェア製品のマニュアルを参照して、高可用化設定を有効にしてから再実行してください。

エラー番号が"809"の場合【Citrix Xen】【OVM for x86 3.x】

L-Server作成時に指定されたデバイスノードがCD-ROMまたはRawディスクですでに使用されています。
別のデバイスノードを指定してから、L-Server作成を再実施してください。

エラー番号が"812"の場合

指定されたファイルのフォーマットが無効です。グループ資格付与用ファイルの形式を確認してください。

エラー番号が"820"の場合

【Citrix-Xen】

detailに"Selected device number is already used(device number=number)"と表示された場合

指定されたディスク番号がすでに使用されています。ディスク番号で使用しているデバイスを接続解除して、再実行してください。

detailに"sr name not found(sr name=SR名),vmerrno=820,ip=IPアドレス,host=VMホストのIPアドレス"または"sr type is not iso(sr name=SR名),vmerrno=820,ip=IPアドレス,host=VMホストのIPアドレス"と表示された場合

ゲストOSカスタマイズ定義ファイルの定義が誤っている可能性があります。定義ファイルの内容を確認し、再実行してください。また、定義ファイルに定義したSR(ストレージリポジトリ)がXenServerに存在しているか確認してください。

detailに"duplicate sr name found(sr name=SR名),vmerrno=820,ip=IPアドレス,host=VMホストのIPアドレス"と表示された場合

XenServerに同名のSRが2つ以上登録されています。SR名を重複しないよう変更し、再実行してください。

detailに"timeout occurred while executing the customizing process.,vmerrno=820,ip=IPアドレス,host=VMホストのIPアドレス"と表示された場合

- 指定したイメージのディスク構成が誤っている可能性があります。システムディスクがデバイスパス"0"に存在しているか確認してください。存在していない場合、イメージのディスク構成を変更し、再操作してください。ディスク構成の変更については、VM製品のマニュアルを参照してください。

- ゲストOSにカスタマイズツールがインストールされているか確認してください。インストールされていない場合、カスタマイズツールをインストールし、再実行してください。

- OSのプロダクトキーが誤っている可能性があります。正しいプロダクトキーが指定されているかを確認してください。

detailに"PowerShell script execution error : generate answer file failed : administrator password value not specified,vmerrno=820,ip=IPアドレス,host=VMホストのIPアドレス"と表示された場合

ゲストOSの管理者パスワードが指定されていません。管理者パスワードを指定し、再実行してください。

detailに"PowerShell script execution error : generate answer file failed : non-builtin account name cannot be specified,vmerrno=820,ip=IPアドレス,host=VMホストのIPアドレス"と表示された場合

ゲストOSの管理者アカウントにビルトインの管理者名以外が指定されています。サーバOSでは、ビルトインの管理者名を指定する必要があります。管理者アカウント定義ファイルの内容が正しいか確認し、再実行してください。

detailに"PowerShell script execution error : generate answer file failed : non-builtin account name required,vmerrno=820,ip=IPアドレス,host=VMホストのIPアドレス"と表示された場合

ゲストOSの管理者アカウントにビルトインの管理者名が指定されています。クライアントOSでは、ビルトインの管理者名以外の名前を指定する必要があります。アカウント定義ファイルの内容が正しいか確認し、再実行してください。

エラー番号が"851"の場合

VMゲスト上のOSのサービス起動に失敗しました。

【Solarisゾーン】
VMゲストで使用するIPアドレスがすでにサーバで使用されているなど、環境設定に誤りがあります。
VMホストの動作状況やネットワーク設定を確認してください。

参考

OSのカスタマイズ完了後に、正常に起動しないSMFサービスが存在した場合にも本メッセージが出力されます。
このとき、SMFサービスが起動しなかった原因を記載した調査資料がマネージャーの下記のフォルダーに格納されています。内容を確認し、原因を取り除いたあと、再操作してください。

調査資料の格納場所

【Windowsマネージャー】
インストールフォルダー\SVROR\Manager\var\vm_customize_log\solaris_zone

【Linuxマネージャー】
/opt/FJSVrcvmr/var/vm_customize_log/solaris_zone

調査資料のファイル名

操作開始日時_非大域ゾーン名.log

調査資料の内容

非大域ゾーン上の/var/svc/log配下にある当該サービスのログファイルが以下の形式で出力されます。

ログファイル名
ログファイルの内容

非大域ゾーンに設定されIPアドレスが、ほかのサーバに設定されたIPアドレスと重複していた場合(svc:/network/install:defaultが起動しなかった場合)

/var/svc/log/network-install:default.log
[ Feb 18 02:41:08 Enabled. ]
[ Feb 18 02:41:35 Executing start method ("/lib/svc/method/net-install"). ]
Error creating address on net2/v4:
state = duplicate
[ Feb 18 02:41:43 Method "start" exited with status 95. ]
[ Feb 18 02:41:43 Rereading configuration. ]

注意

  • 調査資料は自動的に削除されないため、不要になった場合は手動で削除してください。

  • 調査資料は、バックアップ・リストアおよびアップグレードインストールにおける移行対象ではありません。

    バックアップ・リストアおよびアップグレードインストール後にも調査資料を残す場合、バックアップ・リストアおよびアップグレードインストール前に手動で退避してください。

エラー番号が"853"の場合

【Solarisゾーン】

detailに"publisher (publisher名) not found."と表示された場合

大域ゾーン上にpublisher名のpublisherが登録されているか確認してください。

エラー番号が"854"の場合

【Solarisゾーン】

detailに"MAC address not found in ネットワークインタフェース名"と表示された場合

指定したネットワークリソースに対応する大域ゾーンのネットワークインタフェースに、使用可能なMACアドレスが存在しません。以下の設定を見直したあと、再実行してください

- 該当する大域ゾーンのネットワークインタフェースに、factory MACアドレス(ゲストドメインの仮想ネットワークデバイスの代替MACアドレス)の割当てが不足していないか。

- 仮想ネットワーク定義ファイル(vnetwork_solariscontainer.rcxprop)の内容に誤りがないか。

エラー番号が"855"の場合

【Solarisゾーン】

detailに"VM guest disk(diskpath) already exists."と表示された場合

VMゲストに割り当てようとしている仮想ディスクdiskpathがすでに存在しています。diskpathに表示された仮想ディスクをVMホストから削除したあと、再操作してください。

また、すでに割り当て済みの仮想ディスクが残る場合があるため、その仮想ディスクについてもVMホストから削除してください。

仮想ディスク(ZFSファイルシステム)は、以下のパス形式で作成されます。

仮想ストレージリソース名/rcx/VMゲスト名/diskXXX

仮想ディスクの削除方法については、サーバ仮想化ソフトウェアのマニュアルを参照してください。

エラー番号が"860"の場合

VMware Horizon Viewのサービスへの接続に失敗しました。VDI管理サーバのVMware Horizon Viewのサービスが起動しているか確認してください。

エラー番号が"861"の場合

VDI管理サーバからActive Directoryへの接続に失敗しました。ドメインのActive Directoryのサービスが起動しているか確認してください。

エラー番号が"862"の場合

指定されたドメインのグループアカウントに存在しないドメインユーザーをVDIユーザーとして登録しようとしています。ドメインの構成とVDIユーザーの指定を確認してください。

エラー番号が"863"の場合

指定されたVDIプールには既に指定されたVDIユーザーの仮想マシンが存在しています。
VDIユーザーが利用できる仮想マシンはVDIプールごとに1つまでです。一つのVDI製品のプールに同じVDIユーザーの仮想マシンを複数登録しないようにしてください。

エラー番号が"864"の場合

仮想マシンの情報取得に失敗しました。VDI管理サーバがVMware Horizon Viewに登録されているVMware vCenter Serverと正しく通信ができていることを確認してください。

エラー番号が"865"の場合

VDIプールの作成に失敗しました。VDIプールの指定を確認してください。

エラー番号が"866"の場合

VDIプールのVDIユーザー資格、またはドメインのグループアカウントの資格の付与に失敗しました。VDIユーザー、またはドメインのグループアカウントの指定を確認してください。

エラー番号が"867"の場合

仮想マシンのVDIユーザーの資格の付与に失敗しました。VDIユーザーの指定を確認してください。

エラー番号が"873"の場合

VDIユーザー名に誤りがあります。正しいVDIユーザー名を指定してください。

エラー番号が"874"の場合

グループ資格付与用ファイルに記載されているドメインのグループアカウントが、Active Directory上にありません。ドメインのグループアカウントの指定を確認してください。

エラー番号が"875"の場合

ドメイン名に誤りがあります。正しいドメイン名を指定してください。

"invalid parameter:parameter:value"の形式の場合

parameterの値が不正です。入力値valueを変更して、再実行してください。

"timeout occurred"の場合

管理サーバの要求に対して、VMホスト/VM管理製品からの応答がありません。VMホスト/VM管理製品の動作状況やネットワーク設定を確認してください。
ハードウェアの故障が原因で、L-Serverの作成に異常に時間がかかる場合があります。
時間がかかった場合、L-Serverの作成に失敗する場合があります。
L-Serverを作成するサーバの構成ハードウェアが故障している可能性があります。
以下を確認してください。

  1. L-Serverを作成するサーバがブレードサーバの場合、ファイバーチャネルスイッチブレードが故障していないか

  2. L-Serverを作成するサーバがブレードサーバの場合、LANスイッチブレードが故障していないか

構成ハードウェアが故障していた場合、サーバ仮想化ソフトウェアがもつ構成ハードウェアの情報を更新してください。
構成ハードウェアの情報の更新方法は、サーバ仮想化ソフトウェアのマニュアルを参照してください。

【Solarisゾーン】
L-Serverの作成時にエラーが発生した場合、以下を確認してください。

  • VMホストに存在しないネットワークインターフェースを指定していないか確認してください。

    詳細は、「導入ガイド CE」の「8.7.4 ネットワークの手動設定」を参照してください。

  • VMホストでほかのゾーンが使用しているネットワークインターフェースを指定していないか確認しください。

    詳細は、「導入ガイド CE」の「8.7.4 ネットワークの手動設定」を参照してください。

  • L-ServerのネットワークインターフェースをDHCP設定とする場合、DHCPサーバからIPアドレスが割り振られる設定となっているか確認してください。

  • L-Serverに割り振られるIPアドレスが重複していないか確認してください。

detailが"(repositoryId: repository not found,vmerrno=244,ip=IP_address,host= VM_host_IP_address)"の場合

ゲストOSのカスタマイズに失敗しました。
ゲストOSカスタマイズ定義ファイル(os_customize_ovmx86.rcxprop)の定義が誤っている可能性があります。
定義ファイルの内容を確認し、再実行してください。また、定義ファイルに定義したSR(ストレージリポジトリ)がOVM for x86 3.xに存在しているか確認してください。

detailが"(ftp error:Error_msg., vmerrno=820,ip=IP_address,host=VM_host_IP_address)"の場合

FTPサーバへのログインに失敗しました。

登録したftpサーバのURL、ユーザー名、パスワードを確認しftpサーバを再登録した後、再操作してください。

detailが"(ftp error: 550 Failed to change directory.,vmerrno=820,ip=IP_address,host=VM_host_IP_address)の場合

FTPサーバにVCDを格納するディレクトリが存在していません。
登録するFTPサーバにおいて、VCDを格納するディレクトリが存在することを確認してください。
FTPサーバを再登録した後、再操作してください。

detailが"(ftp error: 550 Permission denied.,vmerrno=820,ip=IP_address,host=VM_host_IP_address)"の場合

FTPサーバに対して、アップロード、ダウンロード、削除の権限がありません。
FTPサーバに対しするアップロード、ダウンロード、削除の権限を設定してください。設定後、再操作してください。

detailが"(timeout occurred while executing the customizing process.,vmerrno=820,ip=IP_address,host=VM_host_IP_address)"の場合

ゲストOSのカスタマイズに失敗しました。

ゲストOSにカスタマイズツールがインストールされているか確認してください。

インストールされていない場合、カスタマイズツールをインストールし、再実行してください。

ゲストOSがWindowsの場合、以下の可能性があります。

  • イメージ採取時に指定したシステムの種類が誤っている可能性があります。
    システムの種類が正しいか確認し、再実行してください。

  • sysprepの実行可能回数(Windows猶予期限リセット可能回数)が、0になっている可能性があります。
    採取元のVMゲストで下記のコマンドを実行し、リセット可能回数を確認してください。
    リセット可能回数が0の場合、イメージの採取を実行できません。イメージの採取元となる新しいVMゲストを用意してください。

    >%systemroot%\system32\slmgr.vbs /dlv <RETURN>

detailが"( PowerShell script execution error : Error_Msg,vmerrno=820,ip=IP_address,host=VM_host_IP_address)"の場合

ゲストOSカスタマイズ用ISOの作成中のPowerShellスクリプトの実行にエラーが発生しました。
ゲストOSの管理者パスワードが指定されていません。管理者パスワードを指定し、再実行してください。

管理者パスワードの設定は、「導入ガイド CE」の「8.10.8 [OS]タブ設定」を参照してください。

detailが以下のどれかの場合

detailが以下のどれかの場合、L-Serverの作成中または起動中にVM管理製品のサーバやVM管理製品のシステムダウンが発生すると、L-Serverの作成または起動に失敗する場合があります。

  • "(vmware remote error,vmerrno=101,ip=IPアドレス)"の形式

  • "(logout failed(remote error),vmerrno=116,ip=IPアドレス)"の形式

  • "timeout occurred"

VM管理製品が起動されているか確認し、以下の手順で復旧してください。

  1. 上記エラーメッセージに関連するリソース名をRORコンソールのイベントログで確認します。リソース名にはVMゲスト名が表示されます。

  2. VM管理画面を表示し、手順1.で確認したVMゲストが存在しているか確認してください。また、既存の仮想ディスクをアタッチしているか確認してください。

  3. 手順2.でVMゲストが存在し、既存の仮想ディスクをアタッチしていた場合、その仮想ディスクをデタッチしてください。仮想ディスクのデタッチ方法については、サーバ仮想化ソフトウェアのマニュアルを参照してください。(注1)

    注1) サーバ仮想化ソフトウェアがHyper-Vの場合、仮想ディスクを削除するときに"バーチャルマシンホストからから削除しますか?"で"いいえ"を選択してください。

  4. 手順2.でVMゲストが存在していた場合、そのVMゲストをVM管理画面から削除してください。

    VMゲストの削除方法については、サーバ仮想化ソフトウェアのマニュアルを参照してください。(注2)
    注2) サーバ仮想化ソフトウェアがVMwareの場合、VMゲストを削除するときに"ディスクから削除"を選択してください。

  5. マネージャーとVM管理製品が通信できているか確認します。RORコンソールのサーバリソースツリーでVM管理製品を選択し、メインパネルに表示される状態が"normal"になっているか確認してください。

  6. RORコンソールのサーバツリーまたはオーケストレーションツリーで、手順1.で確認したVMゲストが存在しないことを確認したあと、再度L-Serverを作成または起動してください。

【OVM for x86 3.x】

detailが"timeout occurred"の場合

管理サーバの要求に対して、VMホスト/VM管理製品からの応答がありません。
Oracle VM Managerのサーバー・プールにおける"VM Start Policy"の設定が誤っている可能性があります。
"VM Start Policy"の設定を確認し、再実行してください。
"VM Start Policy"の設定については、「導入ガイド CE」の「8.10.12 ゲストOSのカスタマイズ機能」の「Oracle VM Managerのサーバプールにおける"VM Start Policy"の設定」を参照してください。

"invalid parameter:memory size:MB単位のメモリ容量"

VMゲストに割り当てたメモリサイズに問題があります。MAXDefinableMemorySizeに設定した値がMemorySizeと同じか、それより大きい値になるように設定してください。
MAXDefinableMemorySizeの設定方法については、「導入ガイド CE」の「8.1.2 VM固有情報定義ファイル」を参照してください。

上記の対処を行っても問題が解決しない場合、またはdetailに上記以外が表示された場合は、該当するメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。


67391

FJSVrcx:ERROR:67391:deleting VM guest failed. detail=detail

【Cloud Edition】

意味

VMゲストの削除に失敗しました。

対処

detailに表示された内容に従って、対処を行ってください。

  • "(メッセージ,vmerrno=エラー番号,ip=IPアドレス)"の形式、または"(メッセージ,vmerrno=エラー番号,ip=IPアドレス,host=VMホストのIPアドレス)"の形式の場合

    IPアドレスのVMホスト/VM管理製品/VDI管理サーバ/VDI管理製品に対する制御で異常が発生しています。エラー番号に応じて対処を行ってください。

    • エラー番号が"6"、"7"、"8"、"9"の場合

      マネージャーが起動しているか確認してください。マネージャーが停止している場合はマネージャーを起動し、再操作してください。

      マネージャーの起動状態の確認と起動方法については、「運用ガイド CE」の「2.1 マネージャーの起動と停止」を参照してください。

    • エラー番号が"15"の場合

      管理サーバの要求に対して、VMホスト/VM管理製品からの応答がありません。VMホスト/VM管理製品の動作状況やネットワーク設定を確認してください。

    • エラー番号が"16"の場合

      VMホストが見つかりません。RORコンソールのメニューで[操作]-[更新]を選択し、画面を更新したあと、VMホストが削除されていないか確認してください。

    • エラー番号が"17"の場合

      VMゲストが見つかりません。以下を確認してください。

      • RORコンソールのメニューで[操作]-[更新]を選択し、画面を更新したあと、VMゲストが削除されていないか確認します。

      • VMゲストの電源の状態が変化したときにVMゲストを移動する設定になっていないか、VM管理画面から確認します。

      L-Serverが起動するVMホストから、L-ServerのVMゲストが存在しないことを検知したため、L-Serverの削除に失敗しました。GUIまたはCLIでL-ServerのVMゲスト名を確認してください。

      GUIの場合

      RORコンソールを表示します。

      1. オーケストレーションツリーでL-Serverを選択します。

      2. メインパネルで[リソース詳細]タブを選択し、リソースのゲスト名を確認します。

      CLIの場合

      1. 以下のコマンドを実行します。

        >rcxadm lserver show -name L-Server名 <RETURN>

      2. "VmGuest:"の表示を確認します。

      VMゲスト名が表示されていない場合、再度L-Serverを削除してください。

      VMゲスト名が表示されている場合、マイグレーションが動作していないことをVM管理製品の管理画面で確認し、再度L-Serverを削除してください。

      L-Serverを削除中にメッセージが出力された場合、L-ServerのVMゲスト名の表示がなくなったか確認したあと、再度L-Serverを削除してください。

    • エラー番号が"99"の場合

      多重操作などで、一時的にVMホスト/VM管理製品の持つ情報に不整合が発生し、VMホスト/VM管理製品の操作に失敗しました。VMホスト/VM管理製品の動作状況を確認し、再操作してください。

    • エラー番号が"100"、"115"、"260"、"337"の場合

      登録時に入力したVMホスト/VM管理製品のログインアカウント情報に、必要な権限がない可能性があります。
      VM管理画面から権限の状況を確認してください。権限がない場合、ログインアカウント情報の入力値(ユーザー名とパスワード)をVMホスト/VM管理製品の管理者権限があるユーザーの値に変更してください。

      詳細は、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「7.1.7 VMホストのログインアカウント情報の変更」または「7.7 VM管理製品の変更」を参照してください。

    • エラー番号が"101"、"110"、"111"、"112"、"114"、"116"、"263"、"341"の場合

      管理サーバとVMホスト/VM管理製品の通信が失敗しています。管理サーバ/VMホスト/VM管理製品の動作状況やネットワーク設定を確認してください。
      VDI連携を利用している場合は、管理サーバとVDI管理製品の通信が失敗しています。管理サーバとVDI管理製品の動作状況やネットワーク設定を確認してください。

    • エラー番号が"104"、"105"、"135"、"136"、"527"の場合

      VMホスト/VM管理製品のタスク処理が失敗しています。VMホスト/VM管理製品の動作状況やネットワーク設定を確認してください。VM管理ソフトウェアから操作を行っても動作しない場合、VMホスト/VM管理製品に問題があります。VMホスト/VM管理製品の問題を解決してから、操作を行ってください。

      VM管理製品によっては、再操作の前に復旧操作が必要な場合があります。復旧方法については、VM管理製品のマニュアルを参照してください。

      VDI連携を利用している場合は、VDI管理製品のタスク処理が失敗しています。
      本製品が持つ情報と、VDI管理製品が持つ情報に不整合が発生し、VDI管理製品の操作に失敗している可能性があります。不整合の問題を解決してから操作を行ってください。
      特に L-Platformの解約のエラーに伴って "104"が発生した場合には、対処が必要です。詳細は、「導入ガイド CE」の「H.3.1 VMware Horizon View」の「解約」を参照してください。

    • エラー番号が"113"の場合

      登録時に入力したVMホスト/VM管理製品のログインアカウント情報を利用して、VMホスト/VM管理製品と通信できません。登録後にVMホスト/VM管理製品のログインアカウント情報が変更された可能性があります。
      ログインアカウント情報の入力値(ユーザー名とパスワード)を正しい値に変更してください。
      詳細は、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「7.1.7 VMホストのログインアカウント情報の変更」または「7.7 VM管理製品の変更」を参照してください。
      VDI連携を利用している場合は、VDI管理製品のログインアカウント情報を利用した、VDI管理製品との通信ができません。
      ログインアカウント情報の入力値(ユーザー名とパスワード)を正しい値に変更してください。

    • エラー番号が"261"の場合

      VMゲストの削除に失敗しました。VMホスト/VM管理製品上でエラー原因を確認し、原因を取り除いてください。

    • エラー番号が"262"の場合

      VMゲストの削除に失敗しました。VMゲストは電源ONでは削除できません。VMゲストの電源の状態を確認してください。

    • エラー番号が"330"、"331"、"332"、"333"、"334"、"335"、"336"、"339"、"340"、"342"の場合

      VMゲストの設定変更に失敗しました。VMホスト/VM管理製品上でエラー原因を確認し、原因を取り除いてください。

    • エラー番号が"338"の場合

      VMゲストに対し、別の操作が行われたため、構成変更に失敗しました。しばらく待ってから再実行してください。

    • エラー番号が"400"の場合

      VMホストのリモートコマンド処理が失敗しています。VMホストの動作状況やネットワーク設定を確認してください。
      VMホスト上で実行しても動作しない場合、VMホストに問題があります。VMホストの問題を解決してから、操作を行ってください。

      【Solarisゾーン】

      • detailに"operation failed:uninstalling guest os"と表示された場合

        VMゲストのOSのアンインストールに失敗しました。
        対象のVMゲストをVMホスト上で削除可能な状態に変更し、再操作してください。

      • detailに"operation failed:deleting vm guest configuration"と表示された場合

        VMゲストの削除に失敗しました。
        対象のVMゲストをVMホスト上で削除し、再操作してください。

      【KVM】
      detailのメッセージに以下を含むメッセージが表示された場合、VMホスト上での操作と設定の確認を行ってください。

      libvir: QEMU error : Requested operation is not valid: Refusing to undefine while domain managed save image exists
      • VMホスト上での操作

        削除に失敗したVMゲストが存在するVMホスト上で、以下のコマンドを実行してください。

        このコマンド完了後、削除に失敗したVMゲストが削除できます。

        # virsh managedsave-remove VMゲスト名 <RETURN>

        VMゲスト名がvm_guestの場合

        # virsh managedsave-remove vm_guest <RETURN>
      • /etc/sysconfig/libvirt-guestsの設定の確認

        /etc/sysconfig/libvirt-guestsの設定を確認してください。

        詳細は、「設計ガイド CE」の「E.5.2 サーバの事前準備」を参照してください。

    • エラー番号が"548"の場合

      VM管理製品のPowerShellモジュールの呼出しに失敗しています。SCVMMのインストールに問題がある可能性があります。SCVMMが正常に構成されていることを確認してください。

      VDI連携を利用している場合はVMware Horizon Viewのインストールに問題がある可能性があります。VMware Horizon Viewが正常に構成されていることを確認してください。

    • エラー番号が"860"の場合

      VMware Horizon Viewのサービスへの接続に失敗しました。VDI管理サーバのVMware Horizon Viewのサービスが起動しているか確認してください。

    • エラー番号が"861"の場合

      VDI管理サーバからActive Directoryへの接続に失敗しました。ドメインのActive Directoryのサービスが起動しているか確認してください。

    • エラー番号が"864"の場合

      仮想マシンの情報取得に失敗しました。VDI管理サーバがVMware Horizon Viewに登録されているVMware vCenter Serverと正しく通信ができていることを確認してください。

    • エラー番号が"868"の場合

      VDIプールの削除に失敗しました。VDIプールの指定を確認してください。

    • エラー番号が"869"の場合

      VDIプールの利用ユーザー、または利用グループの削除に失敗しました。利用ユーザー、または利用グループの指定を確認してください。

    • エラー番号が"870"の場合

      仮想マシンの利用ユーザーの削除に失敗しました。利用ユーザーの指定を確認してください。

    • エラー番号が"871"の場合

      指定された仮想マシンのVDIプールからの削除に失敗しました。

    • エラー番号が"872"の場合

      VDI管理サーバからVMware vCenter Serverへの接続に失敗しました。指定されたログインアカウントの情報で通信をすることができません。ログインアカウント情報の入力値(ユーザー名とパスワード)を確認してください。

    • エラー番号が"873"の場合

      VDIユーザー名に誤りがあります。正しいVDIユーザー名を指定してください。

    • エラー番号が"874"の場合

      グループ資格付与用ファイルに記載されているドメインのグループアカウントが、Active Directory上にありません。
      ドメインのグループアカウントの指定を確認してください。

    • エラー番号が"875"の場合

      ドメイン名に誤りがあります。正しいドメイン名を指定してください。

  • "timeout occurred"の場合

    管理サーバの要求に対して、VMホスト/VM管理製品からの応答がありません。VMホスト/VM管理製品の動作状況やネットワーク設定を確認してください。

上記の対処を行っても問題が解決しない場合、またはdetailに上記以外が表示された場合は、該当するメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。


67392

FJSVrcx:ERROR:67392:modifying VM guest failed. detail=detail

【Cloud Edition】

意味

VMゲストの構成変更に失敗しました。
detailに表示された内容に従って、対処を行ってください。
L-Serverの構成変更で本メッセージが表示された場合でも、一部の情報が変更されていることがあります。変更された情報を確認する場合、しばらく待ってからL-Serverの情報を確認してください。
L-Serverの作成中に本メッセージが表示され、操作が失敗した場合、サーバ仮想化ソフトウェア上に作成途中のVMゲストが残る場合があります。対処方法については、「対処方法」を参照してください。

対処

"(メッセージ,vmerrno=エラー番号,ip=IPアドレス)"の形式、または"(メッセージ,vmerrno=エラー番号,ip=IPアドレス,host=VMホストのIPアドレス)"の形式の場合
エラー番号が"6"、"7"、"8"、"9"の場合

マネージャーが起動しているか確認してください。マネージャーが停止している場合はマネージャーを起動し、再操作してください。
マネージャーの起動状態の確認と起動方法については、「運用ガイド CE」の「2.1 マネージャーの起動と停止」を参照してください。

エラー番号が"9"の場合

detailが以下の場合で、L-Server作成中または起動中に以下の事象が発生した場合、L-Serverの作成または起動に失敗し、サーバ仮想化ソフトウェア上に、作成途中のVMゲストが残ることがあります。

detail
  • "(メッセージ,vmerrno=9,ip=IPアドレス)"の形式

発生した事象
  • 管理サーバやマネージャーのシステムダウンやリブート

  • VM管理製品上でのジョブのキャンセルやタイムアウト

  • クラスタソフトウェアやサーバ仮想化ソフトウェアのHA機能によってマネージャーが動作するサーバの切替え

対処方法

マネージャーが起動されているか確認し、以下の手順で復旧してください。

  1. 上記エラーメッセージに関連するVMゲスト名をRORコンソールのイベントログで確認します。

    VMゲスト名はイベントログのリソース名に表示されます。

  2. VM管理画面を表示し、手順1.で確認したVMゲストが存在しているか確認してください。

    また、既存の仮想ディスクをアタッチしているか確認してください。

  3. 手順2.でVMゲストが存在し、既存の仮想ディスクをアタッチしていた場合、その仮想ディスクをデタッチしてください。仮想ディスクのデタッチ方法については、サーバ仮想化ソフトウェアのマニュアルを参照してください。(注1)

    注1) サーバ仮想化ソフトウェアがHyper-Vの場合、仮想ディスクを削除するときに"バーチャルマシンホストから削除しますか?"で"いいえ"を選択してください。

  4. 手順2.でVMゲストが存在していた場合、そのVMゲストをVM管理画面から削除してください。VMゲストの削除方法については、サーバ仮想化ソフトウェアのマニュアルを参照してください。(注2)

    注2) サーバ仮想化ソフトウェアがVMwareの場合、VMゲストを削除するときに"ディスクから削除"を選択してください。

  5. RORコンソールのサーバツリーまたはオーケストレーションツリーで、手順1.で確認したVMゲストが存在しないことを確認したあと、再度L-Serverを作成または起動してください。

エラー番号が"15"の場合

管理サーバの要求に対して、VMホスト/VM管理製品からの応答がありません。VMホスト/VM管理製品の動作状況やネットワーク設定を確認してください。

エラー番号が"16"の場合

VMホストが見つかりません。RORコンソールのメニューで[操作]-[更新]を選択し、画面を更新したあと、VMホストが削除されていないか確認してください。

エラー番号が"17"の場合

VMゲストが見つかりません。以下を確認してください。

  • RORコンソールのメニューで[操作]-[更新]を選択し、画面を更新したあと、VMゲストが削除されていないか確認します。

  • VMゲストの電源の状態が変化したときにVMゲストを移動する設定になっていないか、VM管理画面から確認します。

エラー番号が"20"の場合

VM管理製品上に、指定した仮想スイッチのポートグループが見つかりません。
VM管理製品に、ポートグループが存在しているか確認してください。

  • ポートグループが存在しない場合

    VM管理製品に仮想スイッチのポートグループを作成してください。

  • ポートグループが存在する場合

    仮想ネットワーク定義ファイルを使用している場合、記述に誤りがないか確認してください。
    定義に誤りがないことを確認したあと、再実行してください。

エラー番号が"99"の場合

多重操作などで、一時的にVMホスト/VM管理製品の持つ情報に不整合が発生し、VMホスト/VM管理製品からの情報取得に失敗しました。VMホスト/VM管理製品の動作状況を確認し、再操作してください。

エラー番号が"100"、"115"、"337"の場合

登録時に入力したVMホスト/VM管理製品のログインアカウント情報に、必要な権限がない可能性があります。
VM管理画面から権限の状況を確認してください。権限がない場合、ログインアカウント情報の入力値(ユーザー名とパスワード)をVMホスト/VM管理製品の管理者権限があるユーザーの値に変更してください。
詳細は、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「7.1.7 VMホストのログインアカウント情報の変更」または「7.7 VM管理製品の変更」を参照してください。

エラー番号が"101"、"110"、"111"、"112"、"114"、"116"、"341"の場合

管理サーバとVMホスト/VM管理製品の通信が失敗しています。管理サーバ/VMホスト/VM管理製品の動作状況やネットワーク設定を確認してください。

エラー番号が"104"、"105"、"135"、"136"、"512"、"519"、"520"、"521"、"523"、"524"、"525"、"526"、"528"、"550"、"556"の場合

VMホスト/VM管理製品のタスク処理が失敗しています。VMホスト/VM管理製品の動作状況やネットワーク設定を確認してください。VM管理ソフトウェアから操作を行っても動作しない場合、VMホスト/VM管理製品に問題があります。VMホスト/VM管理製品の問題を解決してから、操作を行ってください。
VM管理製品によっては、再操作の前に復旧操作が必要な場合があります。復旧方法については、VM管理製品のマニュアルを参照してください。

【OVM for x86 3.3以降】
HugePages設定が有効になっている場合、L-Serverのメモリ容量の変更が失敗する場合があります。
以下のどちらかの対処を実施してください。

  • OVM Managerを使用して、VMゲストのHugePages設定を無効にしたあと、再操作する

  • OVM Managerを使用して、VMゲストのメモリ容量を変更する

エラー番号が"113"の場合

登録時に入力したVMホスト/VM管理製品のログインアカウント情報を利用して、VMホスト/VM管理製品と通信できません。登録後にVMホスト/VM管理製品のログインアカウント情報が変更された可能性があります。
ログインアカウント情報の入力値(ユーザー名とパスワード)を正しい値に変更してください。
詳細は、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「7.1.7 VMホストのログインアカウント情報の変更」または「7.7 VM管理製品の変更」を参照してください。

エラー番号が"330"、"331"、"332"、"333"、"334"、"335"、"336"、"339"、"340"、"342"の場合

VMゲストの設定変更に失敗しました。VMホスト/VM管理製品上でエラー原因を確認し、原因を取り除いてください。

エラー番号が"338"の場合

VMゲストに対し、別の操作が行われたため、構成変更に失敗しました。しばらく待ってから再実行してください。

エラー番号が"400"の場合

VMホストのリモートコマンド処理が失敗しています。VMホストの動作状況やネットワーク設定を確認してください。
VMホスト上で実行しても動作しない場合、VMホストに問題があります。VMホストの問題を解決してから、操作を行ってください。

【Citrix Xen】

detailに"xe vm-param-set::Error code: MEMORY_CONSTRAINT_VIOLATION"と表示された場合

無償ライセンスのXenServerを使用している可能性があります。
本製品は、無償ライセンスのXenServerはサポートしていません。
CitrixXenのプールに登録されるXenServerのライセンスを確認し、有償ライセンスを適用してください。

エラー番号が"501"、"608"の場合

指定した仮想ネットワーク名が、VMホスト上で存在しているか確認してください。

エラー番号が"515"、"607"の場合

VMホストでサポートされているOSを選択し、再実行してください。

エラー番号が"522"の場合

操作対象のVMゲストの仮想ディスクが、VM管理製品上にありませんでした。
本製品上の仮想ディスクの情報と、VM管理製品上の仮想ディスクの情報に差異がないか確認したあと、再操作してください。

エラー番号が"533"の場合

操作対象のVMゲストの仮想ネットワークアダプターが、VM管理製品上にありませんでした。
本製品上の仮想ネットワークアダプターの情報と、VM管理製品上の仮想ネットワークアダプターの情報に差異がないか確認したあと、再操作してください。

エラー番号が"548"の場合

VM管理製品のPowerShellモジュールの呼出しに失敗しています。SCVMMのインストールに問題がある可能性があります。SCVMMが正常に構成されていることを確認してください。

エラー番号が"552"、"553"、"554"の場合

フェールオーバークラスターのWMIリモート実行に失敗しました。Windowsファイアーウォールなどで、フェールオーバークラスターのWMIリモート実行がブロックされていないことを確認してください。ブロックされていない場合、フェールオーバークラスターマネージャーにてフェールオーバークラスターの状態が正常であることを確認し、しばらく待ってから再実行してください。

エラー番号が"555"の場合

フェールオーバークラスターのWMIリモート実行に失敗しました。本製品へのVM管理製品登録時に入力したVM管理製品のログインアカウントを、すべてのVMホストのAdministratorsグループに所属させたあと、再実行してください。

エラー番号が"604"の場合

メモリ容量は、VMホストの物理メモリ容量よりも少ない値を指定してください。
対象サーバがサーバ管理ソフトウェアを使用しないサーバの場合、定義ファイルに記述した値と、実際のサーバの構成情報が異なっている可能性があります。正しい値を記述しているか確認してください。
定義ファイルの詳細は、「導入ガイド CE」の「8.1.4 ServerView Agentsを利用できないサーバを利用して仮想L-Serverを作成する場合の定義ファイル」を参照してください。

エラー番号が"605"の場合

CPU数は、VMホストのCPUコア数よりも少ない値を指定してください。

エラー番号が"606"の場合

使用できるCPU数を超えています。使用できる範囲を指定してください。

エラー番号が"609"の場合

VLAN IDの値が使用できる範囲ではありません。使用できる範囲を指定してください。

エラー番号が"611"の場合

停止状態ではないVMゲストに対して本操作は行えません。指定したVMゲストを停止したあと、再実行してください。

エラー番号が"612"、"613"、"663"、"664"の場合

しばらく待ってから、再実行または再確認してください。

エラー番号が"614"の場合

使用できるCPU性能を超えています。使用できる範囲を指定してください。

エラー番号が"643"の場合

指定したパススルーディスクが見つかりません。
指定したパススルーディスクのユニークIDが、対象のVMホスト上で存在していることを確認してください。

エラー番号が"644"の場合

指定したパススルーディスクがすでに使用されています。
使用されていないパススルーディスクのユニークIDを指定してください。

エラー番号が"655"の場合

利用可能なMACアドレスプールが複数存在します。
利用するプール名を指定してください。

エラー番号が"659"の場合

しばらく時間をおいてから、再実行してください。再実行しても失敗する場合、テナント管理者またはテナント利用者は、インフラ管理者に本メッセージの情報を通知してください。
インフラ管理者は、操作対象のVMゲストが存在するVMホストで、メッセージ内のファイルパスがすべて参照できるか確認してください。参照できない場合は、参照できるように対応後、通知者に再操作を依頼してください。
メッセージ内のファイルパスが存在しない、または、そのファイルパスを削除した場合は、rcxadm disk unregisterコマンドで、指定した自動切り出しLUNのディスクリソースの登録を解除してください。rcxadm diskコマンドについては、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「3.3 rcxadm disk」を参照してください。

エラー番号が"660"の場合

スナップショットが存在するディスクのデタッチはできません。スナップショットが存在しない状態で操作してください。

エラー番号が"665"の場合

仮想ネットワークアダプターの接続先の仮想ネットワークが高可用属性ではありません。高可用属性の仮想ネットワークが接続先になるように、本製品の仮想ネットワーク定義ファイルを構成してください。仮想ネットワーク定義ファイルの構成に問題がない場合、VM管理製品側の仮想ネットワークの構成が最新の情報に更新されていない可能性があります。しばらく待つか、VM管理製品上でホストクラスターを最新の情報に更新したあと、再実行してください。

エラー番号が"669"の場合

指定したVMネットワーク名が見つかりません。
指定したVMネットワーク名がSCVMM上で存在していることを確認してください。

エラー番号が"670"の場合

指定したVMネットワーク名が複数存在するため、接続先を特定できません。
SCVMM上でVMネットワーク名をほかと重複しないように変更してください。

エラー番号が"804"の場合

VM管理製品上でデータセンターが見つかりません。データセンター名がVM管理製品上で変更されていないか確認してください。変更されていた場合、しばらく待ってから再実行してください。

エラー番号が"806"の場合

VM管理製品上でVMホストのクラスタ構成が組まれていません。サーバ仮想化ソフトウェア製品のマニュアルを参照し、クラスタを構成してください。すでにクラスタが構成されている場合、クラスタ名がVM管理製品上で変更されていないか確認してください。変更されていた場合、しばらく待ってから再実行してください。

エラー番号が"807"の場合

VM管理製品上のVMホストのクラスタで、高可用化設定が無効になっています。サーバ仮想化ソフトウェア製品のマニュアルを参照して、高可用化設定を有効にしてから再実行してください。

エラー番号が"809"の場合【Citrix Xen】【OVM for x86 3.x】

構成変更時に指定されたデバイスノードがCD-ROMまたはRawディスクですでに使用されています。
別のデバイスノードを指定してから、構成変更を再実施してください。

エラー番号が"855"の場合

【Solarisゾーン】

  • detailに"VM guest disk(diskpath) already exists."と表示された場合

    VMゲストに割り当てようとしているディスクdiskpathがすでに存在します。diskpathに表示されたディスクをVMホストから削除したあと、再操作してください。

"invalid parameter:parameter:value"形式の場合

parameterの値が不正です。入力値valueを変更して、再実行してください。

"timeout occurred"の場合

管理サーバの要求に対して、VMホスト/VM管理製品からの応答がありません。VMホスト/VM管理製品の動作状況やネットワーク設定を確認してください。

detailが"(slot_number:assigned to another device,vmerrno=809,ip=IP_address,host= VM_host_IP_address)"の場合

ゲストOSのカスタマイズ機能を利用する場合、ISOファイルをslot_numberに割り当てます。

slot_numberに割り当てられているデバイスを取り外した後、再操作してください。

detailが"(ftp error:Error_msg., vmerrno=820,ip=IP_address,host=VM_host_IP_address)"の場合

FTPサーバへのログインに失敗しました。

登録したftpサーバのURL、ユーザー名、パスワードを確認しftpサーバを再登録した後、再操作してください。

detailが"(ftp error: 550 Failed to change directory.,vmerrno=820,ip=IP_address,host=VM_host_IP_address)"の場合

FTPサーバにVCDを格納するディレクトリが存在していません。
登録するFTPサーバにおいて、VCDを格納するディレクトリが存在することを確認してください。
FTPサーバを再登録した後、再操作してください。

detailが"(ftp error: 550 Permission denied.,vmerrno=820,ip=IP_address,host=VM_host_IP_address)"の場合

FTPサーバに対して、アップロード、ダウンロード、削除の権限がありません。
FTPサーバに対しするアップロード、ダウンロード、削除の権限を設定してください。設定後、再操作してください。

detailが"(timeout occurred while executing the customizing process.,vmerrno=820,ip=IP_address,host=VM_host_IP_address)"の場合

ゲストOSのカスタマイズに失敗しました。

ゲストOSにカスタマイズツールがインストールされているか確認してください。

インストールされていない場合、カスタマイズツールをインストールし、再実行してください。

ゲストOSがWindowsの場合、以下の可能性があります。

  • イメージ採取時に指定したシステムの種類が誤っている可能性があります。
    システムの種類が正しいか確認し、再実行してください。

  • sysprepの実行可能回数(Windows猶予期限リセット可能回数)が、0になっている可能性があります。
    採取元のVMゲストで下記のコマンドを実行し、リセット可能回数を確認してください。
    リセット可能回数が0の場合、イメージの採取を実行できません。イメージの採取元となる新しいVMゲストを用意してください。

    >%systemroot%\system32\slmgr.vbs /dlv <RETURN>

detailが以下のどちらかの場合

detailが以下のどちらかの場合、L-Serverの作成中または起動中にVM管理製品のサーバやVM管理製品のシステムダウンが発生すると、L-Serverの作成または起動に失敗する場合があります。

  • "(vmware remote error,vmerrno=101,ip=IPアドレス)"の形式

  • "(logout failed(remote error),vmerrno=116,ip=IPアドレス)"の形式

VM管理製品が起動されているか確認し、以下の手順で復旧してください。

  1. 上記エラーメッセージに関連するリソース名をRORコンソールのイベントログで確認します。リソース名にはVMゲスト名が表示されます。

  2. VM管理画面を表示し、手順1.で確認したVMゲストが存在しているか確認してください。また、既存の仮想ディスクをアタッチしているか確認してください。

  3. 手順2.でVMゲストが存在し、既存の仮想ディスクをアタッチしていた場合、その仮想ディスクをデタッチしてください。仮想ディスクのデタッチ方法については、サーバ仮想化ソフトウェアのマニュアルを参照してください。(注1)

    注1) サーバ仮想化ソフトウェアがHyper-Vの場合、仮想ディスクを削除するときに"バーチャルマシンホストからから削除しますか?"で"いいえ"を選択してください。

  4. 手順2.でVMゲストが存在していた場合、そのVMゲストをVM管理画面から削除してください。

    VMゲストの削除方法については、サーバ仮想化ソフトウェアのマニュアルを参照してください。(注2)
    注2) サーバ仮想化ソフトウェアがVMwareの場合、VMゲストを削除するときに"ディスクから削除"を選択してください。

  5. マネージャーとVM管理製品が通信できているか確認します。RORコンソールのサーバリソースツリーでVM管理製品を選択し、メインパネルに表示される状態が"normal"になっているか確認してください。

  6. RORコンソールのサーバツリーまたはオーケストレーションツリーで、手順1.で確認したVMゲストが存在しないことを確認したあと、再度L-Serverを作成または起動してください。

"operation failed:customizing vm guest (cpu settings)"の場合

VMゲストのCPU数/CPU性能の変更に失敗しました。

  • RORコンソール、VM管理画面から管理サーバ/VMホスト/VM管理製品の動作状況やネットワーク設定、ログインアカウント情報を確認してください。

    マネージャーがVMホスト/VM管理製品と通信できない状態になっている可能性があります。マネージャーの起動状態を確認し、通信を復旧したあと、再実行してください。

  • RORコンソール、VM管理画面からVMゲストの存在、動作状況を確認してください。

    VMゲストに対し、別の操作が行われている場合、しばらく待ってから再実行してください。
    電源ONの状態のVMゲストに対して本操作はできません。指定したVMゲストを停止するか、VMゲストのオプションで、電源ONの状態で変更ができるようにして、再実行してください。

  • VMゲストが動作しているVMホストの物理CPU性能を、RORコンソールとVM管理画面から確認してください。

    VMプールに登録されているVMホストと、VM管理製品に登録されているVMホストのCPU性能値が異なっていた場合、「トラブルシューティング集」の「3.10 仮想L-Serverのサーバ間の移動(マイグレーション)または仕様変更が失敗する。」を参照してください。

  • 電源ON状態のL-Serverに対する操作に失敗した場合、指定した値が適切ではない可能性があります。

    VM管理画面からVMホスト/VM管理製品上のエラー原因を確認してください。
    不適切な値を指定したことが原因の場合、適切な値を指定して操作してください。

上記を確認し、問題がない場合、VM管理画面からVMホスト/VM管理製品上のエラー原因を確認してください。VM管理ソフトウェアから操作を行っても動作しない場合、VMホスト/VM管理製品に問題があります。VMホスト/VM管理製品の問題を解決してから、操作を行ってください。

"operation failed:customizing vm guest (memory settings)"の場合

VMゲストのメモリサイズの変更に失敗しました。
"operation failed:customizing vm guest (cpu settings)"の場合」を参照してください。

"operation failed:customizing vm guest (properties settings)"の場合

VMゲストの名前、OS種別の変更に失敗しました。
"operation failed:customizing vm guest (cpu settings)"の場合」を参照してください。

上記の対処を行っても問題が解決しない場合、またはdetailに上記以外が表示された場合は、該当するメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。

67395

FJSVrcx:ERROR:67395:image operation failed. detail

【Cloud Edition】

意味

イメージの処理に失敗しました。

対処

detailに表示された内容に従って、対処を行ってください。

  • "(Disk copy failed. No space left on disk[LUNの情報], ip = VMホストのIPアドレス)"の場合

    クローニングイメージのサイズに対して、コピー先に指定したディスクのサイズが小さいため、ディスクのコピーに失敗しました。クローニングイメージのサイズよりも大きいサイズのディスクを指定してください。

  • "(Disk copy failed. No such disk[LUNの情報], ip = VMホストのIPアドレス)"の場合

    VMホストから指定されたディスクが見つからないため、ディスクのコピーに失敗しました。

    VMホストとストレージの接続を確認して、VMホストからディスクがアクセスできるようにしてください。

  • "(Disk copy failed. from [LUNの情報] to [LUNの情報], ip = VMホストのIPアドレス)"の場合

    指定されたディスクへのコピーに失敗しました。コピーしている途中で、VMホストからストレージにアクセスできなくなった可能性があります。VMホストとストレージの接続を確認してください。


67397

FJSVrcx:ERROR:67397:failed to create image. detail=detail

【Cloud Edition】

意味

VMゲストのイメージの採取に失敗しました。
detailに表示された内容に従って、対処を行ってください。

対処

"(メッセージ,vmerrno=エラー番号,ip=IPアドレス)"の形式、または"(メッセージ,vmerrno=エラー番号,ip=IPアドレス,host=VMホストのIPアドレス)"の形式の場合
エラー番号が"6"、"7"、"8"、"9"の場合

マネージャーが起動しているか確認してください。マネージャーが停止している場合はマネージャーを起動し、再操作してください。
マネージャーの起動状態の確認と起動方法については、「運用ガイド CE」の「2.1 マネージャーの起動と停止」を参照してください。

エラー番号が"15"の場合

管理サーバの要求に対して、VMホスト/VM管理製品からの応答がありません。VMホスト/VM管理製品の動作状況やネットワーク設定を確認してください。

エラー番号が"17"の場合

VMゲストが見つかりません。以下を確認してください。

  • RORコンソールのメニューで[操作]-[更新]を選択し、画面を更新したあと、VMゲストが削除されていないか確認します。

  • VMゲストの電源の状態が変化したときにVMゲストを移動する設定になっていないか、VM管理画面から確認します。

エラー番号が"19"の場合

操作対象のイメージが、サーバ仮想化ソフトウェア上にありませんでした。
マネージャー上のイメージと、サーバ仮想化ソフトウェア上のスナップショットの情報に差がないことを確認したあと、再操作してください。

エラー番号が"99"の場合

多重操作などで、一時的にVMホスト/VM管理製品の持つ情報に不整合が発生し、VMホスト/VM管理製品の操作に失敗しました。VMホスト/VM管理製品の動作状況を確認し、再操作してください。

エラー番号が"100"、"115"、"178"の場合

登録時に入力したVM管理製品のログインアカウント情報に、必要な権限がない可能性があります。
VM管理ソフトウェアから権限の状況を確認してください。権限がない場合、ログインアカウント情報の入力値(ユーザー名とパスワード)をVM管理製品の管理者権限があるユーザーの値に変更してください。
詳細は、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「7.1.7 VMホストのログインアカウント情報の変更」または「7.7 VM管理製品の変更」を参照してください。

エラー番号が"101"、"110"、"111"、"112"、"114"、"116"、"148"、"181"、"263"の場合

管理サーバとVMホスト/VM管理製品の通信が失敗しています。管理サーバ/VMホスト/VM管理製品の動作状況やネットワーク設定を確認してください。

エラー番号が"104"の場合

マネージャーが起動されているか確認し、以下の手順で復旧してください。

  1. 上記エラーメッセージに関連するリソース名をRORコンソールのイベントログで確認します。

    リソース名にはイメージ名が表示されます。

  2. 手順1.で確認したイメージ名が表示されている「メッセージ番号 21161」のイベントログが出力されるのを待ちます。

    このメッセージにはイメージ名と世代数が表示されます。

  3. VM管理画面を表示し、イメージ名@世代のイメージが存在しているか確認してください。

  4. 手順3.でイメージが存在していた場合、そのイメージをVM管理画面から削除してください。

    イメージの削除方法については、サーバ仮想化ソフトウェアのマニュアルを参照してください。

  5. 手順4.で削除したイメージ名が表示されている「メッセージ番号 21162」のイベントログが出力されるのを待ちます。

    そのあと、イメージの採取を再実行してください。

【KVM】

  • detailが"Requested operation is not valid: Disk 'diskpath' does not support snapshotting"の場合

    diskpathにおいて、スナップショット機能は未サポートです。

    ディスク種別が"Virtual Disk"であるディスクリソースのみ接続されているL-Serverだけスナップショットが採取できます。

    ディスク種別が"Raw Disk"であるディスクリソースディスクリソースを削減後、再度実行してください。

    詳細は、「導入ガイド CE」の「8.6.9 RHEL-KVM利用時の注意点」を参照してください。

エラー番号が"104"、"105"、"135"、"136"、"147"、"178"、"506"、"516"、"518"、"531"、"532"の場合

VMホスト/VM管理製品のタスク処理が失敗しています。VMホスト/VM管理製品の動作状況やネットワーク設定を確認してください。VM管理ソフトウェアから操作を行っても動作しない場合、VMホスト/VM管理製品に問題があります。VMホスト/VM管理製品の問題を解決してから、操作を行ってください。

【Hyper-V】
以下のゲストOSでアクティベーションの方式にMAKライセンス認証を使用している場合、Sysprepの実行回数制限でエラーになった可能性があります。

  • Windows Server 2008

  • Windows Server 2008 R2

  • Windows Vista

  • Windows 7

これらのゲストOSに対してSysprepは累積で3回までしか実行できません。
Sysprepは、クローニングイメージ採取時に実行されるため、クローニングイメージの採取とイメージ指定のL-Server作成を4回以上行えません。すでにSysprepを3回実行している場合、そのL-Serverからクローニングイメージ採取は行えません。
VM管理製品で作成したテンプレートをクローニングイメージとして登録している場合、VM管理製品でのテンプレート作成時にもSysprepは実行されます。

エラー番号が"113"の場合

指定したVM管理製品のログインアカウント情報を利用して、VM管理製品と通信できません。
ログインアカウント情報の入力値(ユーザー名とパスワード)を正しい値に変更してください。

エラー番号が"141"、"143"、"144"、"145"、"146"、"170"、"171"、"172"、"173"、"174"、"175"、"176"、"177"、"180"、"261"の場合

イメージの採取で異常が発生しました。VMホスト/VM管理製品上でエラー原因を確認し、原因を取り除いてください。

エラー番号が"142"、"179"の場合

イメージ採取対象のVMゲストに対し、別の操作が行われたため、イメージ採取に失敗しました。しばらく待ってから再実行してください。

エラー番号が"400"の場合

VMホストのリモートコマンド処理が失敗しています。VMホストの動作状況やネットワーク設定を確認してください。
VMホスト上で実行しても動作しない場合、VMホストに問題があります。VMホストの問題を解決してから、操作を行ってください。

エラー番号が"500"、"602"の場合

指定したライブラリサーバが起動しているか確認してください。
指定したライブラリサーバが名前解決できるか確認してください。
ファイアーウォールの構成を確認してください。

エラー番号が"516"の場合

クローニングイメージの採取中に、VM管理製品上でジョブのキャンセル、またはジョブのタイムアウトが発生した場合、クローニングイメージの採取に失敗することがあります。

以下の手順で、復旧してください。

  1. VM管理画面を表示し名前が"!temp_ror"で始まるVMゲストが存在しているか確認してください。

  2. 手順1.でVMゲストが存在していた場合、そのVMゲストをVM管理画面から削除してください。

    VMゲストの削除方法については、サーバ仮想化ソフトウェアのマニュアルを参照してください。

  3. 再度クローニングイメージを採取してください。

エラー番号が"529"の場合

クラスタの共有ボリュームを指定してください。
高可用性の仮想マシン以外をL-Serverとして関連付けた場合、クラスタの共有ボリューム上に仮想マシンが存在しないため、クローニングイメージを採取できません。

エラー番号が"530"の場合

ディスクの空き容量を確認してください。

エラー番号が"534"の場合

操作対象のVMホスト名が正しいか確認してください。

エラー番号が"535"の場合

VM管理製品のサーバとDNSサーバが正しく通信できるか確認してください。解決しない場合、ネットワーク管理者に連絡してください。

エラー番号が"548"の場合

VM管理製品のPowerShellモジュールの呼出しに失敗しています。SCVMMのインストールに問題がある可能性があります。SCVMMが正常に構成されていることを確認してください。

エラー番号が"600"の場合

スナップショットを持つVMゲストからはクローニングイメージの採取は行えません。指定したVMゲストのスナップショットを削除したあと、再実行してください。VM管理製品などから作成した、スナップショットやチェックポイントがある場合もクローニングイメージの採取は行えません。

【Hyper-V】
本製品で採取したスナップショットやVM管理製品を利用して作成したチェックポイントなどがある場合、VMは差分ディスクでの運用になっているためクローニングイメージの採取が行えません。差分ディスクを結合するには、本製品で採取したスナップショットをすべて削除するほかに、VM管理製品を利用して作成したチェックポイントなどをすべて削除する必要があります。差分ディスクの結合は、SCVMMにより自動的に行われますが、この処理は対象になるVMゲストが停止中に行われ、VMゲストの状態によっては処理時間が長くなる可能性があります。

エラー番号が"601"の場合

停止状態ではないVMゲストに対して本操作は行えません。指定したVMゲストを停止したあと、再実行してください。

エラー番号が"619"の場合

RAWディスクを使用するVMゲストに対して操作を行えません。

エラー番号が"620"の場合

システムボリュームのないVMゲストに対して操作を行えません。

エラー番号が"642"の場合

指定された名前のクローニングイメージがすでに存在しています。異なる名前を指定してください。

エラー番号が"652"の場合

スナップショットの削除操作に伴う、ディスクのマージ処理が完了していません。
マージ処理が完了するまでしばらく待ってから再操作してください。

エラー番号が"820"の場合

【Citrix-Xen】

detailに"Selected device number is already used(device number=number)"と表示された場合

指定されたディスク番号がすでに使用されています。ディスク番号で使用しているデバイスを接続解除して、再実行してください。

detailに"sr name not found(sr name=SR名),vmerrno=820,ip=IPアドレス,host=VMホストのIPアドレス"または"sr type is not iso(sr name=SR名),vmerrno=820,ip=IPアドレス,host=VMホストのIPアドレス"と表示された場合

ゲストOSカスタマイズ定義ファイルの定義が誤っている可能性があります。定義ファイルの内容を確認し、再実行してください。また、定義ファイルに定義したSR(ストレージリポジトリ)がXenServerに存在しているか確認してください。

detailに"duplicate sr name found(sr name=SR名),vmerrno=820,ip=IPアドレス,host=VMホストのIPアドレス"と表示された場合

XenServerに同名のSRが2つ以上登録されています。SR名を重複しないよう変更し、再実行してください。

detailに"timeout occurred while executing the customizing process.,vmerrno=820,ip=IPアドレス,host=VMホストのIPアドレス"と表示された場合

- 指定したイメージのディスク構成が誤っている可能性があります。システムディスクがデバイスパス"0"に存在しているか確認してください。存在していない場合、イメージのディスク構成を変更し、再操作してください。ディスク構成の変更については、VM製品のマニュアルを参照してください。

- ゲストOSにカスタマイズツールがインストールされているか確認してください。インストールされていない場合、カスタマイズツールをインストールし、再実行してください。

- イメージ採取時に指定したシステムの種類が誤っている可能性があります。システムの種類が正しいか確認し、再実行してください。

- sysprepの実行可能回数(Windows猶予期限リセット可能回数)が、0になっている可能性があります。採取元のVMゲストで下記のコマンドを実行し、リセット可能回数を確認してください。リセット可能回数が0の場合、イメージの採取を実行できません。イメージの採取元となる新しいVMゲストを用意してください。

>%systemroot%\system32\slmgr.vbs /dlv <RETURN>

detailが(PowerShell script execution error : create_image:create image failed. See details in the job result in System Center Virtual Machine Manager.,vmerrno=518,ip=IPアドレス,host=VMホストのIPアドレス)の場合

マネージャーが起動されているか確認し、以下の手順で復旧してください。

  1. 上記エラーメッセージに関連するリソース名をRORコンソールのイベントログで確認します。

    リソース名にはイメージ名が表示されます。

  2. 手順1.で確認したイメージ名が表示されている「メッセージ番号 21161」のイベントログが出力されるのを待ちます。

    このメッセージにはイメージ名と世代数が表示されます。

  3. VM管理画面を表示し、イメージ名@世代のイメージが存在しているか確認してください。

  4. 手順3.でイメージが存在していた場合、そのイメージをVM管理画面から削除してください。

    イメージの削除方法については、サーバ仮想化ソフトウェアのマニュアルを参照してください。

  5. 手順4.で削除したイメージ名が表示されている「メッセージ番号 21162」のイベントログが出力されるのを待ちます。

    そのあと、イメージの採取を再実行してください。

detailが"(slot_number:assigned to another device,vmerrno=809,ip=IP_address,host= VM_host_IP_address)"の場合

ゲストOSのカスタマイズ機能を利用する場合、ISOファイルをslot_numberに割り当てます。

slot_numberに割り当てられているデバイスを取り外した後、再操作してください。

detailが"(repositoryId: repository not found,vmerrno=244,ip=IP_address,host= VM_host_IP_address)"の場合

ゲストOSのカスタマイズに失敗しました。
ゲストOSカスタマイズ定義ファイル(os_customize_ovmx86.rcxprop)の定義が誤っている可能性があります。
定義ファイルの内容を確認し、再実行してください。また、定義ファイルに定義したSR(ストレージリポジトリ)がOVM for x86 3.xに存在しているか確認してください。

detailが"(ftp error:Error_msg., vmerrno=820,ip=IP_address,host=VM_host_IP_address)"の場合

FTPサーバへのログインに失敗しました。

登録したftpサーバのURL、ユーザー名、パスワードを確認しftpサーバを再登録した後、再操作してください。

detailが"(ftp error: 550 Failed to change directory.,vmerrno=820,ip=IP_address,host=VM_host_IP_address)"の場合

FTPサーバにVCDを格納するディレクトリが存在していません。
登録するFTPサーバにおいて、VCDを格納するディレクトリが存在することを確認してください。
FTPサーバを再登録した後、再操作してください。

detailが"(ftp error: 550 Permission denied.,vmerrno=820,ip=IP_address,host=VM_host_IP_address)"の場合

FTPサーバに対して、アップロード、ダウンロード、削除の権限がありません。
FTPサーバに対しするアップロード、ダウンロード、削除の権限を設定してください。設定後、再操作してください。

detailが"(timeout occurred while executing the customizing process.,vmerrno=820,ip=IP_address,host=VM_host_IP_address)"の場合

ゲストOSのカスタマイズに失敗しました。

ゲストOSにカスタマイズツールがインストールされているか確認してください。

インストールされていない場合、カスタマイズツールをインストールし、再実行してください。

ゲストOSがWindowsの場合、以下の可能性があります。

  • イメージ採取時に指定したシステムの種類が誤っている可能性があります。
    システムの種類が正しいか確認し、再実行してください。

  • sysprepの実行可能回数(Windows猶予期限リセット可能回数)が、0になっている可能性があります。
    採取元のVMゲストで下記のコマンドを実行し、リセット可能回数を確認してください。
    リセット可能回数が0の場合、イメージの採取を実行できません。イメージの採取元となる新しいVMゲストを用意してください。

    >%systemroot%\system32\slmgr.vbs /dlv <RETURN>

上記の対処を行っても問題が解決しない場合、またはdetailに上記以外が表示された場合は、該当するメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。


67398

FJSVrcx:ERROR:67398:failed to delete image. detail=detail

【Cloud Edition】

意味

VMゲストのイメージの削除に失敗しました。

対処

detailに表示された内容に従って、対処を行ってください。

  • "(メッセージ,vmerrno=エラー番号,ip=IPアドレス)"の形式、または"(メッセージ,vmerrno=エラー番号,ip=IPアドレス,host=VMホストのIPアドレス)"の形式の場合

    IPアドレスのVMホスト/VM管理製品に対する制御で異常が発生しています。エラー番号に応じて対処を行ってください。

    • エラー番号が"6"、"7"、"8"、"9"の場合

      マネージャーが起動しているか確認してください。マネージャーが停止している場合はマネージャーを起動し、再操作してください。

      マネージャーの起動状態の確認と起動方法については、「運用ガイド CE」の「2.1 マネージャーの起動と停止」を参照してください。

    • エラー番号が"15"の場合

      管理サーバの要求に対して、VMホスト/VM管理製品からの応答がありません。VMホスト/VM管理製品の動作状況やネットワーク設定を確認してください。

    • エラー番号が"17"の場合

      イメージが見つかりません。RORコンソールのイメージ一覧画面で[更新]ボタンをクリックし、画面を更新したあと、イメージが削除されていないか確認してください。

    • エラー番号が"19"、"503"、"504"の場合

      操作対象のイメージが、VM管理製品上にありませんでした。

      本製品上のイメージの情報と、VM管理製品上のイメージの情報に差異がないか確認したあと、再操作してください。

    • エラー番号が"99"の場合

      多重操作などで、一時的にVMホスト/VM管理製品の持つ情報に不整合が発生し、VMホスト/VM管理製品の操作に失敗しました。VMホスト/VM管理製品の動作状況を確認し、再操作してください。

    • エラー番号が"100"、"115"、"147"、"260"の場合

      登録時に入力したVM管理製品のログインアカウント情報に、必要な権限がない可能性があります。
      VM管理ソフトウェアから権限の状況を確認してください。権限がない場合、ログインアカウント情報の入力値(ユーザー名とパスワード)をVM管理製品の管理者権限があるユーザーの値に変更してください。

      詳細は、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「7.1.7 VMホストのログインアカウント情報の変更」または「7.7 VM管理製品の変更」を参照してください。

    • エラー番号が"101"、"110"、"111"、"112"、"114"、"116"、"148"、"263"の場合

      管理サーバとVMホスト/VM管理製品の通信が失敗しています。管理サーバ/VMホスト/VM管理製品の動作状況やネットワーク設定を確認してください。

    • エラー番号が"104"、"105"、"135"、"136"、"505"、"507"の場合

      VMホスト/VM管理製品のタスク処理が失敗しています。VMホスト/VM管理製品の動作状況やネットワーク設定を確認してください。VM管理ソフトウェアから操作を行っても動作しない場合、VMホスト/VM管理製品に問題があります。VMホスト/VM管理製品の問題を解決してから、操作を行ってください。

      【VMware】

      • detailに"snapshot スナップショット名:task result timeout,vmerrno=105,ip=IPアドレス"と表示された場合

        スナップショットの削除処理が本製品の規定時間内に完了しませんでした。
        この場合、スナップショットの統合が必要な状態になるため、当該スナップショットを持つ仮想L-Serverの状態が"warning"になることがあります。
        以下のヴィエムウェア社のWebサイトを参照し、スナップショットの統合を行ってください。

        URL: https://kb.vmware.com/kb/2079926

    • エラー番号が"113"の場合

      指定したVM管理製品のログインアカウント情報を利用して、VM管理製品と通信できません。
      ログインアカウント情報の入力値(ユーザー名とパスワード)を正しい値に変更してください。

    • エラー番号が"261"の場合

      イメージの削除で異常が発生しました。VMホスト/VM管理製品上でエラー原因を確認し、原因を取り除いてください。

    • エラー番号が"400"の場合【Citrix Xen】【OVM for x86 3.x】

      VMホストのリモートコマンド処理が失敗しています。VMホストの動作状況やネットワーク設定を確認してください。
      VMホスト上で実行しても動作しない場合、VMホストに問題があります。VMホストの問題を解決してから、操作を行ってください。

    • エラー番号が"544"の場合

      削除対象イメージの関連ファイルである、VHDファイルの情報取得に失敗しました。System Center Virtual Machine Managerで、ライブラリ共有が正常な状態か確認し、しばらく待ってから再操作してください。

    • エラー番号が"545"の場合

      削除対象イメージの関連ファイルの削除に失敗しました。System Center Virtual Machine Managerでジョブの結果を確認してください。

    • エラー番号が"548"の場合

      VM管理製品のPowerShellモジュールの呼出しに失敗しています。SCVMMのインストールに問題がある可能性があります。SCVMMが正常に構成されていることを確認してください。

上記の対処を行っても問題が解決しない場合、またはdetailに上記以外が表示された場合は、該当するメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。


67399

FJSVrcx:ERROR:67399:failed to deploy image. detail=detail

【Cloud Edition】

意味

VMゲストのクローニングイメージの配付に失敗しました。

対処

detailに表示された内容に従って、対処を行ってください。

  • "(メッセージ,vmerrno=エラー番号,ip=IPアドレス)"の形式の場合

    IPアドレスのVMホスト/VM管理製品に対する制御で異常が発生しています。エラー番号に応じて対処を行ってください。

    • エラー番号が"6"、"7"、"8"、"9"の場合

      マネージャーが起動しているか確認してください。マネージャーが停止している場合はマネージャーを起動し、再操作してください。

      マネージャーの起動状態の確認と起動方法については、「運用ガイド CE」の「2.1 マネージャーの起動と停止」を参照してください。

    • エラー番号が"15"の場合

      管理サーバの要求に対して、VMホスト/VM管理製品からの応答がありません。VMホスト/VM管理製品の動作状況やネットワーク設定を確認してください。

    • エラー番号が"17"の場合

      VMゲスト/イメージが見つかりません。以下を確認してください。

      • RORコンソールのメニューで[操作]-[更新]を選択し、画面を更新したあと、VMゲストが削除されていないか確認してください。RORコンソールのクローニングイメージ一覧画面で[更新]ボタンをクリックし、画面を更新したあと、イメージが削除されていないか確認します。

      • VMゲストの電源の状態が変化したときにVMゲストを移動する設定になっていないか、VM管理画面から確認します。

    • エラー番号が"99"の場合

      多重操作などで、一時的にVMホスト/VM管理製品の持つ情報に不整合が発生し、VMホスト/VM管理製品の操作に失敗しました。VMホスト/VM管理製品の動作状況を確認し、再操作してください。

    • エラー番号が"100"、"115"、"178"、"260"、"337"、"381"の場合

      登録時に入力したVM管理製品のログインアカウント情報に、必要な権限がない可能性があります。
      VM管理ソフトウェアから権限の状況を確認してください。権限がない場合、ログインアカウント情報の入力値(ユーザー名とパスワード)をVM管理製品の管理者権限があるユーザーの値に変更してください。

      詳細は、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「7.1.7 VMホストのログインアカウント情報の変更」または「7.7 VM管理製品の変更」を参照してください。

    • エラー番号が"101"、"110"、"111"、"112"、"114"、"116"、"181"、"263"、"341"、"382"の場合

      管理サーバとVMホスト/VM管理製品の通信が失敗しています。管理サーバ/VMホスト/VM管理製品の動作状況やネットワーク設定を確認してください。

    • エラー番号が"104"、"105"、"135"、"136"の場合

      VMホスト/VM管理製品のタスク処理が失敗しています。VMホスト/VM管理製品の動作状況やネットワーク設定を確認してください。VM管理ソフトウェアから操作を行っても動作しない場合、VMホスト/VM管理製品に問題があります。VMホスト/VM管理製品の問題を解決してから、操作を行ってください。

    • エラー番号が"113"の場合

      指定したVM管理製品のログインアカウント情報を利用して、VM管理製品と通信できません。
      ログインアカウント情報の入力値(ユーザー名とパスワード)を正しい値に変更してください。

    • エラー番号が"170"、"171"、"172"、"173"、"174"、"175"、"176"、"177"、"180"の場合

      イメージの配付で異常が発生しました。VMホスト/VM管理製品上でエラー原因を確認し、原因を取り除いてください。

    • エラー番号が"179"の場合

      イメージの配付に失敗しました。VMゲスト/イメージは、ほかの処理を実行中の状態のため、要求された処理を実行できません。
      VM管理ソフトウェアから、VMゲスト/イメージが、ほかの処理を実行していないか確認してください。

    • エラー番号が"261"の場合

      イメージの削除で異常が発生しました。VMホスト/VM管理製品上でエラー原因を確認し、原因を取り除いてください。

    • エラー番号が"262"の場合

      VMゲストの削除に失敗しました。VMゲストは電源ONでは削除できません。VMゲストの電源の状態を確認してください。

    • エラー番号が"330"、"332"、"333"、"334"、"336"、"340"、"342"、"380"の場合

      VMゲストの設定変更に失敗しました。VMホスト/VM管理製品上でエラー原因を確認し、原因を取り除いてください。

    • エラー番号が"338"の場合

      作成したVMゲストまたはイメージ配付先のVMゲストに対し、別の操作が行われたため、構成変更に失敗しました。しばらく待ってから再実行してください。

    • エラー番号が"339"の場合

      配付先VMゲストと配付するイメージとのデバイス数の合計が多すぎます。配付先VMゲストおよび配付するイメージ内部のディスクまたはNICの数を減らして再実行してください。

上記の対処を行っても問題が解決しない場合、またはdetailに上記以外が表示された場合は、該当するメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。