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ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.2.0 NSオプション 説明書
FUJITSU Software

4.2.16 動作可能なNSアプライアンス数の拡大

ここでは、NSアプライアンス専用サーバ上で動作可能なNSアプライアンス数を10個から20個に拡大する操作について説明します。

なお、NSアプライアンス用の物理L-ServerがSANストレージを使用して作成済みで、既にFCマルチパス構成が設定されている場合、本操作はできません。FCシングルパス構成に変更してから操作してください。
FCパス構成の変更についての詳細は、「4.2.15 FCパス構成の変更」を参照してください。

  1. 保守作業を行うことをアナウンスします。

    操作対象のNSアプライアンス専用サーバで動作しているNSアプライアンスを確認し、対象のNSアプライアンスがL-Platformで使用されている場合、対象のL-Platformを使用しているテナント管理者およびテナント利用者へ保守作業の開始をアナウンスします。
    詳細については、「5.2.1.3 保守作業開始のアナウンス」を参照してください。

  2. 操作対象のNSアプライアンス専用サーバで動作している、すべてのNSアプライアンスを保守モードに設定します。

    保守モードの設定の詳細は、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「22.1 保守モードの切替え」を参照してください。

  3. 操作対象のNSアプライアンス専用サーバで動作している、すべてのNSアプライアンスを停止します。

    NSアプライアンスの停止については、「4.2.2 停止」を参照してください。

  4. rcxnetworkservice appextコマンドを実行し、作成可能なNSアプライアンス数を拡大します。

    rcxnetworkservice appextコマンド実行により、NSアプライアンス用の物理L-Serverの再起動が行われます。
    コマンドの詳細については、「A.1 rcxnetworkservice」を参照してください。

  5. 操作対象のNSアプライアンス専用サーバで動作している、すべてのNSアプライアンスの保守モードを解除します。

    保守モードの解除の詳細は、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「22.1 保守モードの切替え」を参照してください。

  6. 保守作業が終了したことをアナウンスします。

    操作対象のNSアプライアンス専用サーバで動作しているNSアプライアンスを確認し、対象のNSアプライアンスがL-Platformで使用されている場合、対象のL-Platformを使用しているテナント管理者およびテナント利用者へ保守作業の終了をアナウンスします。
    詳細については、「5.2.1.11 保守作業終了のアナウンス」を参照してください。