メニュー操作コマンドでXMLを利用するサブコマンドは、以下の3種類です。
fscsm_menu create(メニュー情報の登録)
fscsm_menu modify(メニュー情報の変更)
fscsm_menu export(メニュー情報の出力)
上記コマンドに対応したXMLファイルの形式について説明します。
XMLの要素は、下記の階層構造で指定する必要があります。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" standalone="yes"?> <menus> <menu menuName="メニュー名" menuId="メニューID"> <contractId>契約情報ID</contractId> <unitPrices type="basicCharge"> <unitPrice>基本料金情報</unitPrice> </unitPrices> <unitPrices type="initialCost"> <unitPrice>初期費用情報</unitPrice> </unitPrices> <commentSummary>説明概要</commentSummary> <commentDetail>説明詳細</commentDetail> <icon>説明画面アイコン</icon> <basicMenus> <basicMenu menuId="基本メニューID">基本メニュー情報</basicMenu> </basicMenus> <extendedOptions> <extendedOption optionId="運用オプションID"> <unitPrices> <unitPrice>運用オプション単価</unitPrice> </unitPrices> </extendedOption> </extendedOptions> <serviceOptions> <serviceOption optionId="構成オプションID"> <optionType>構成オプションタイプ</optionType> <unitPrices> <unitPrice>構成オプション単価</unitPrice> </unitPrices> </serviceOption> </serviceOptions> <vendorUniqueAttribute>ベンダー固有情報</vendorUniqueAttribute> <releaseStartDate>公開開始日時</releaseStartDate> <releaseEndDate>公開終了日時</releaseEndDate> <status>状態</status> <authLevel>承認レベル</authLevel> </menu> </menus> |
要素の内容 (「要素名」または「要素名 属性」) | 省略可否、表示有無 | 登録、変更時の指定値 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
登録時 | 変更時 | 出力時 | |||||
メニュー名 | ○ | ○ | ○ | 全角半角に関係なく1~64文字の文字列を指定します。 | |||
メニューID | ○ | ○ ※1 | ○ | 先頭半角英数字(小文字)で、半角英数字(小文字)、アンダースコア("_")、ハイフン("-")およびピリオド(".")で構成された1~32文字の文字列を指定します。 メニューIDは他のメニューのメニューIDと重複できません。必ず異なる値を指定してください。 | |||
契約情報ID | ○ | ○ ※1 | ○ | 登録されている契約情報IDを指定します。 | |||
基本メニューの料金種別 | ○ | ○ | ○ | 以下の値を指定してください。 | |||
値 | 説明 | ||||||
basicCharge | 基本料金 | ||||||
initialCost | 初期費用 | ||||||
基本料金情報 | ○ | ○ | ○ | 0以上の数値を指定します。指定可能な値は、使用する通貨単位によって変化します。※2 打合せ後に決定とする場合、-1または-1.0000を指定します。 | |||
初期費用情報 | ○ | ○ | ○ | 0以上の数値を指定します。指定可能な値は、使用する通貨単位によって変化します。※2 打合せ後に決定とする場合、-1または-1.0000を指定します。 | |||
説明概要 | △ | △ | ○ | 全角半角に関係なく0~256文字の文字列を指定します。 | |||
説明詳細 | △ | △ | ○ | 全角半角に関係なく0~1024文字の文字列を指定します。 | |||
説明画面アイコン | ○ | ○ | ○ | 以下に格納されているファイル名を指定します。 | |||
基本メニューID | ○ | ○ ※1 | ○ | メニューに関連する契約情報には、ベンダーIDが指定されています。このベンダーIDに対応するベンダー定義ファイルに記載されている、基本メニューID(basicMenu menuId)を指定します(ベンダー定義ファイルに記載されているすべてのメニューに対して、本属性を定義する必要があります)。 先頭半角英数字(小文字)で、半角英数字(小文字)、アンダースコア("_")、ハイフン("-")およびピリオド(".")で構成された1~32文字の文字列を指定します。 | |||
基本メニュー情報 | ○ | ○ | ○ | 全角半角に関係なく1~256文字の文字列を指定します。 | |||
運用オプションID | △ ※3 | △ ※4 | ○ | 運用オプション情報(extraOption.xml)に記載した運用オプション情報から、利用したい運用オプションのoptionIdを指定します。 先頭半角英数字(小文字)で、半角英数字(小文字)、アンダースコア("_")、ハイフン("-")およびピリオド(".")で構成された1~32文字の文字列を指定します。 | |||
運用オプション単価 | △ | △ ※4 | ○ | 0以上の数値を指定します。指定可能な値は、使用する通貨単位によって変化します。※4 | |||
構成オプションID | △ | △ ※4 | ○ | メニューに関連する契約情報には、ベンダーIDが指定されています。このベンダーIDに対応するベンダー定義ファイルに記載されている、optionIdを指定します。 | |||
構成オプションタイプ | △ | △ ※1 | ○ | 以下のいずれかの文字列を指定します。 | |||
値 | 説明 | ||||||
vm | インスタンスタイプ | ||||||
image | システムディスクイメージ | ||||||
disk | 追加データディスク | ||||||
snapshot | スナップショット | ||||||
slb | SLB | ||||||
rdb | RDB | ||||||
構成オプション単価 | △ | △ ※4 | ○ | 0以上の数値を指定します。指定可能な値は、使用する通貨単位によって変化します。※2 | |||
ベンダー固有情報 | ○ | ○ | ○ | メニューに関連する契約情報には、ベンダーIDが指定されています。このベンダーIDに対応するベンダー定義ファイルに記載されているdeployParameterのidを指定します。deployParameterが定義されていない場合は、空タグを指定してください。 | |||
公開開始日時 | △ | △ | ○ | メニューの公開開始日時を指定してください。 YYYY-MM-DD hh:mm:ssの形式で指定します。 2000-01-01 00:00:00 から 3000-12-31 23:59:59 | |||
公開終了日時 | △ | △ | ○ | メニューの公開終了日時を指定してください。 YYYY-MM-DD hh:mm:ssの形式で指定します。 | |||
状態 | ○ | ○ | ○ | 以下のいずれかの文字列を指定します。 | |||
値 | 説明 | ||||||
published | 公開 | ||||||
hidden | 非公開 | ||||||
承認レベル | ○ | ○ | ○ | 1以上の半角整数値を指定します。 指定できる最大数値は、システム情報ファイルのorg.depth.maxの値です。詳細は"2.10.1 システム情報"を参照してください。 業務システムやサービスに対して承認が必要な組織階層を指定します。1を指定すると、一番上の組織までの承認が必要です。 プロジェクトの承認だけにする場合は、"prj-manager_approval"を指定してください。 承認不要の場合は、"no_approval"を指定してください。 |
「省略可否、表示有無」列の記号は以下を参照してください。
○:指定必須、または出力されます
△:省略可
×:指定不可または、出力されません
※1:変更不可
※2:指定可能な値は、使用する通貨単位によって変化します。"5.2.9 通貨単位操作コマンド"で通貨単位を出力し、currency.fraction.digitsの値を確認してください。
currency.fraction.digitsの値 | 指定可能な値 |
---|---|
0(デフォルト) | 整数11桁以内、小数4桁以内 |
1 | 整数10桁以内、小数5桁以内 |
2 | 整数9桁以内、小数6桁以内 |
3 | 整数8桁以内、小数7桁以内 |
※3:登録時に要素を省略すると要素の内容が登録されません。
※4:変更時に要素を省略した場合、変更前の要素の内容が削除されます。