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Cloud Services Management V1.1.0 運用ガイド
FUJITSU Software

5.3.4 メニュー情報

メニュー操作コマンドでXMLを利用するサブコマンドは、以下の3種類です。

上記コマンドに対応したXMLファイルの形式について説明します。

XMLの要素は、下記の階層構造で指定する必要があります。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" standalone="yes"?>
<menus>
    <menu menuName="メニュー名" menuId="メニューID">
        <contractId>契約情報ID</contractId>
        <unitPrices type="basicCharge">
            <unitPrice>基本料金情報</unitPrice>
        </unitPrices>
        <unitPrices type="initialCost">
            <unitPrice>初期費用情報</unitPrice>
        </unitPrices>
        <commentSummary>説明概要</commentSummary>
        <commentDetail>説明詳細</commentDetail>
        <icon>説明画面アイコン</icon>
        <basicMenus>
            <basicMenu menuId="基本メニューID">基本メニュー情報</basicMenu>
        </basicMenus>
        <extendedOptions>
            <extendedOption optionId="運用オプションID">
                <unitPrices>
                    <unitPrice>運用オプション単価</unitPrice>
                </unitPrices>
            </extendedOption>
        </extendedOptions>
        <serviceOptions>
            <serviceOption optionId="構成オプションID">
                <optionType>構成オプションタイプ</optionType>
                <unitPrices>
                    <unitPrice>構成オプション単価</unitPrice>
                </unitPrices>
            </serviceOption>
        </serviceOptions>
        <vendorUniqueAttribute>ベンダー固有情報</vendorUniqueAttribute>
        <releaseStartDate>公開開始日時</releaseStartDate>
        <releaseEndDate>公開終了日時</releaseEndDate>
        <status>状態</status>
        <authLevel>承認レベル</authLevel>
    </menu>
</menus>

要素の内容

(「要素名」または「要素名 属性」)

省略可否、表示有無

登録、変更時の指定値

登録時

変更時

出力時

メニュー名
(menu menuName)

全角半角に関係なく1~64文字の文字列を指定します。

メニューID
(menu menuId)

※1

先頭半角英数字(小文字)で、半角英数字(小文字)、アンダースコア("_")、ハイフン("-")およびピリオド(".")で構成された1~32文字の文字列を指定します。

メニューIDは他のメニューのメニューIDと重複できません。必ず異なる値を指定してください。

契約情報ID
(contractId)

※1

登録されている契約情報IDを指定します。
先頭半角英数字(小文字)で、半角英数字(小文字)、アンダースコア("_")、ハイフン("-")およびピリオド(".")で構成された1~32文字の文字列を指定します。
既存の契約情報IDは、契約情報操作コマンドを実行して取得してください。

基本メニューの料金種別
(unitPrices type)

以下の値を指定してください。

説明

basicCharge

基本料金

initialCost

初期費用

基本料金情報
(unitPrice)

0以上の数値を指定します。指定可能な値は、使用する通貨単位によって変化します。※2

打合せ後に決定とする場合、-1または-1.0000を指定します。

初期費用情報
(unitPrice)

0以上の数値を指定します。指定可能な値は、使用する通貨単位によって変化します。※2

打合せ後に決定とする場合、-1または-1.0000を指定します。

説明概要
(commentSummary)

全角半角に関係なく0~256文字の文字列を指定します。

説明詳細
(commentDetail)

全角半角に関係なく0~1024文字の文字列を指定します。

説明画面アイコン
(icon)

以下に格納されているファイル名を指定します。
%FSCSM_HOME%\conf\images\
全角半角に関係なく1~256文字の文字列が指定可能です。

基本メニューID
(basicMenu menuId)

※1

メニューに関連する契約情報には、ベンダーIDが指定されています。このベンダーIDに対応するベンダー定義ファイルに記載されている、基本メニューID(basicMenu menuId)を指定します(ベンダー定義ファイルに記載されているすべてのメニューに対して、本属性を定義する必要があります)。

先頭半角英数字(小文字)で、半角英数字(小文字)、アンダースコア("_")、ハイフン("-")およびピリオド(".")で構成された1~32文字の文字列を指定します。

基本メニュー情報
(basicMenu)

全角半角に関係なく1~256文字の文字列を指定します。

運用オプションID
(extendedOption optionId)

※3

※4

運用オプション情報(extraOption.xml)に記載した運用オプション情報から、利用したい運用オプションのoptionIdを指定します。

先頭半角英数字(小文字)で、半角英数字(小文字)、アンダースコア("_")、ハイフン("-")およびピリオド(".")で構成された1~32文字の文字列を指定します。
運用オプションIDを指定する場合は、運用オプション単価も合わせて指定してください。

運用オプション単価
(unitPrice)

※4

0以上の数値を指定します。指定可能な値は、使用する通貨単位によって変化します。※4
打合せ後に決定とする場合、-1または-1.0000を指定します。

構成オプションID
(serviceOption optionId)

※4

メニューに関連する契約情報には、ベンダーIDが指定されています。このベンダーIDに対応するベンダー定義ファイルに記載されている、optionIdを指定します。
先頭半角英数字(小文字)で、半角英数字(小文字)、アンダースコア("_")、ハイフン("-")およびピリオド(".")で構成された1~32文字の文字列を指定します。
構成オプションIDを指定する場合は、構成オプションタイプと構成オプション単価も合わせて指定してください。

構成オプションタイプ
(optionType)

※1
※4

以下のいずれかの文字列を指定します。

説明

vm

インスタンスタイプ

image

システムディスクイメージ

disk

追加データディスク

snapshot

スナップショット

slb

SLB

rdb

RDB

構成オプション単価
(unitPrice)

※4

0以上の数値を指定します。指定可能な値は、使用する通貨単位によって変化します。※2
打合せ後に決定とする場合、-1または-1.0000を指定します。

ベンダー固有情報
(vendorUniqueAttribute)

メニューに関連する契約情報には、ベンダーIDが指定されています。このベンダーIDに対応するベンダー定義ファイルに記載されているdeployParameterのidを指定します。deployParameterが定義されていない場合は、空タグを指定してください。
先頭半角英数字(小文字)で、半角英数字(小文字)、アンダースコア("_")、ハイフン("-")およびピリオド(".")で構成された1~32文字の文字列を指定します。

公開開始日時
(releaseStartDate)

メニューの公開開始日時を指定してください。

YYYY-MM-DD hh:mm:ssの形式で指定します。
指定できる範囲は、以下のとおりです。

2000-01-01 00:00:00 から 3000-12-31 23:59:59
省略した場合は、2000-01-01 00:00:00となります。
releaseEndDateよりも前の日時を指定してください。
変更において内容を保持する場合は、変更前の情報を指定してください。

公開終了日時
(releaseEndDate)

メニューの公開終了日時を指定してください。

YYYY-MM-DD hh:mm:ssの形式で指定します。
指定できる範囲は、以下のとおりです。
2000-01-01 00:00:00 から 3000-12-31 23:59:59
省略した場合は、3000-12-31 23:59:59となります。
releaseStartDateよりも後の日時を指定してください。
変更において内容を保持する場合は、変更前の情報を指定してください。

状態
(status)

以下のいずれかの文字列を指定します。

説明

published

公開

hidden

非公開

承認レベル
(authLevel)

1以上の半角整数値を指定します。

指定できる最大数値は、システム情報ファイルのorg.depth.maxの値です。詳細は"2.10.1 システム情報"を参照してください。

業務システムやサービスに対して承認が必要な組織階層を指定します。1を指定すると、一番上の組織までの承認が必要です。

プロジェクトの承認だけにする場合は、"prj-manager_approval"を指定してください。

承認不要の場合は、"no_approval"を指定してください。

「省略可否、表示有無」列の記号は以下を参照してください。

○:指定必須、または出力されます

△:省略可

×:指定不可または、出力されません

※1:変更不可

※2:指定可能な値は、使用する通貨単位によって変化します。"5.2.9 通貨単位操作コマンド"で通貨単位を出力し、currency.fraction.digitsの値を確認してください。

currency.fraction.digitsの値

指定可能な値

0(デフォルト)

整数11桁以内、小数4桁以内

1

整数10桁以内、小数5桁以内

2

整数9桁以内、小数6桁以内

3

整数8桁以内、小数7桁以内

※3:登録時に要素を省略すると要素の内容が登録されません。

※4:変更時に要素を省略した場合、変更前の要素の内容が削除されます。