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Cloud Services Management V1.1.0 運用ガイド
FUJITSU Software

2.10.1 システム情報

システム情報の定義ファイルでは、メール送信のポート番号や、利用料金の締日など、システム全体の動きに関わる情報を定義しています。修正の反映にサービスの再起動が必要です。

ファイル名と格納先は以下のとおりです。

ファイル名
fscsm_config.xml
格納先
%FSCSM_HOME%\conf
設定項目

項目

説明

sendmail.smtp

メール送信サーバのIPアドレスまたはホスト名

sendmail.smtp.port

メール送信サーバのポート番号

sendmail.fromAddr

送信者メールアドレス

accounting.calc.use

利用料金計算機能の利用有無を、以下の形式で指定します。

true:利用する

false:利用しない

デフォルト:true

accounting.cutoff.date

利用料金の締日を指定します。

1~31の値を指定します。

指定した日付が存在しない月の締日は月末になります。例えば、31を指定した場合、30日までしかない月は30日が締日になります。

本項目を変更する場合、必ず本製品のセットアップ直後に変更してください。運用開始後に変更しないでください。

デフォルト:31

accounting.cutoff.month

[利用料金]画面で、複数月の利用料金を参照する場合に、基準となる月を設定します。

1~12の値を指定します。

デフォルト:4

accounting.retention.use

利用料金データ(メータリング含む)の保管(削除)機能の利用有無を、以下の形式で指定します。

true:利用する。保管期間を過ぎた利用料金データを削除します。

false:利用しない。利用料金データは削除されません。

デフォルト:false

accounting.retention.period

利用料金データ(メータリング含む)の保管期間を指定します。YY-MMの形式で保管期間の年月を指定します。

例) 9年間保管する場合、09-00

00-00を指定しないでください。期限切れの利用料金データの削除は、毎日1:15に自動実行します。

デフォルト:09-00

利用料金データの保管(削除)機能がtrueの場合にのみ有効になります。

accounting.mail.sender.address

月次利用料金ファイルを送信する際の送信元アドレス

accounting.mail.sender.name

月次利用料金ファイルを送信する際の送信元名称

accounting.mail.receiver.address

月次利用料金ファイルを送信する宛先を指定します。

複数指定可能です。複数指定する場合は、セミコロン(";")で区切って指定してください。

help.url.operation_manager

クラウドサービス統合運用部門 承認者のユーザーがクラウド管理用ポータルにログインしている場合、[ヘルプ]リンクをクリックしたときに表示するファイル(FUJITSU Software Cloud Services Management 操作ガイド(サービス企画・評価部門、クラウドサービス統合運用部門))のパス、または外部のURLを指定します。

デフォルト:/manual/index.html

help.url.operation_user

クラウドサービス統合運用部門 担当者のユーザーがクラウド管理用ポータルにログインしている場合、[ヘルプ]リンクをクリックしたときに表示するファイル(FUJITSU Software Cloud Services Management 操作ガイド(サービス企画・評価部門、クラウドサービス統合運用部門))のパス、または外部のURLを指定します。

デフォルト:/manual/index.html

help.url.planEval_manager

サービス企画・評価部門 承認者のユーザーがクラウド管理用ポータルにログインしている場合、[ヘルプ]リンクをクリックしたときに表示するファイル(FUJITSU Software Cloud Services Management 操作ガイド(サービス企画・評価部門、クラウドサービス統合運用部門))のパス、または外部のURLを指定します。

デフォルト:/manual/index.html

help.url.planEval_user

サービス企画・評価部門 担当者のユーザーがクラウド管理用ポータルにログインしている場合、[ヘルプ]リンクをクリックしたときに表示するファイル(FUJITSU Software Cloud Services Management 操作ガイド(サービス企画・評価部門、クラウドサービス統合運用部門))のパス、または外部のURLを指定します。

デフォルト:/manual/index.html

help.url.bizSysProv_manager

業務システム提供部門 承認者のユーザーがクラウド管理用ポータルにログインしている場合、[ヘルプ]リンクをクリックしたときに表示するファイル(FUJITSU Software Cloud Services Management 操作ガイド(業務システム提供部門))のパス、または外部のURLを指定します。

デフォルト:/manual/html/B1WS-1217-02Z0-00/index.html

help.url.bizSysProv_user

業務システム提供部門 担当者のユーザーがクラウド管理用ポータルにログインしている場合、[ヘルプ]リンクをクリックしたときに表示するファイル(FUJITSU Software Cloud Services Management 操作ガイド(業務システム提供部門))のパス、または外部のURLを指定します。

デフォルト:/manual/html/B1WS-1217-02Z0-00/index.html

help.url.operation_admin

特権管理者のユーザーがクラウド管理用ポータルにログインしている場合、[ヘルプ]リンクをクリックしたときに表示するファイル(FUJITSU Software Cloud Services Management 操作ガイド(サービス企画・評価部門、クラウドサービス統合運用部門)/FUJITSU Software Cloud Services Management 操作ガイド(業務システム提供部門))のパス、または外部のURLを指定します。

デフォルト:/manual/index.html

help.url.default

help.url.<ロールID>のキーが設定されていない場合に、該当のロールのユーザーで、[ヘルプ]リンクをクリックしたときに表示するファイル(FUJITSU Software Cloud Services Management 操作ガイド(サービス企画・評価部門、クラウドサービス統合運用部門)/FUJITSU Software Cloud Services Management 操作ガイド(業務システム提供部門))のパス、または外部のURLを指定します。

デフォルト:/manual/index.html

org.depth.max

組織階層の深さの上限値を設定します。

1-7の整数を指定します。本項目の値を変更した場合、変更後の値に合わせてgui.org.hierarchy.label.<n>の階層数を修正してください。

デフォルト:3

gui.global.title.label

クラウド管理用ポータルのヘッダー部分に記載する文字列、およびユーザー通知用メールの送信者名を指定します。

デフォルト:FUJITSU Software Cloud Services Management

gui.org.hierarchy.label.<n>

組織階層を示す承認レベルの名称を設定します。

<n>には、組織階層の深さに対する数値を1-7の整数で指定してください。org.depth.maxで指定している数値に合わせて設定する必要があります。仮にorg.depth.maxを5とした場合は、gui.org.hierarchy.label.1からgui.org.hierarchy.label.5までの設定が必要となります。

デフォルト:

gui.org.hierarchy.label.1 : 本部

gui.org.hierarchy.label.2 : 統括部

gui.org.hierarchy.label.3 : 部

<n>に1-7以外の値を指定した場合、該当数値の承認レベルの名称は表示されません。

[メニュー管理]画面の[承認レベル]の選択肢には、gui.org.hierarchy.label.<n>で指定した承認レベルの名称、gui.project.auth.labelで指定した名称、および「承認不要」が表示されます。

gui.project.auth.label

プロジェクト管理者だけの承認が必要な承認レベルの表示名を設定します。

デフォルト:プロジェクト

gui.org.customfield.label.<n>

組織に対して定義できるカスタムフィールドの項目名を設定します。

項目を追加したい場合のみ、<n>には1-5の整数数値を指定してください。

デフォルト:gui.org.customfield.label.<n> : 組織カスタムフィールド<n>(fscsm_config.xmlで定義)

gui.user.customfield.label.<n>

ユーザーに対して定義できるカスタムフィールドの項目名を設定します。<n>には1-5の整数数値を指定します。

本項目を追加することで、ユーザー作成/変更時に、設定できる項目を増やすことができます。

項目は最大5つまで追加することができます。

デフォルト:gui.user.customfield.label.<n> : ユーザーカスタムフィールド名<n>(fscsm_config.xmlで定義)

gui.project.customfield.label.<n>

プロジェクトに対して定義できるカスタムフィールドの項目名を設定します。<n>には1-5の整数数値を指定します。

本項目を追加することで、プロジェクト作成/変更時に、設定できる項目を増やすことができます。

項目は最大5つまで追加することができます。

デフォルト:gui.project.customfield.label.<n> : プロジェクトカスタムフィールド名<n>(fscsm_config.xmlで定義)

gui.header.loginuser.info

クラウド管理用ポータル画面のヘッダー部分に表示するログインユーザー情報の表示形式を指定します。

id:ユーザーIDを表示

name:ユーザー名を表示

デフォルト:id

request.retention.use

申請タスクデータ自動削除機能の利用有無を、以下の形式で指定します。

true:利用する

false:利用しない

デフォルト:false

利用する場合、request.retention.periodで指定した期間が経過すると、申請タスクデータが自動で削除されます。

request.retention.period

申請タスクデータの保管期間を指定します。YY-MMの形式で保管期間の年月を指定します。保管期間は、申請タスクが起票されてからの経過時間を指します。
例) 1年間保管する場合、01-00

00-00は指定できません。指定した場合は、申請タスクデータの保管(削除)機能は実行されません。

期限切れの申請タスクデータの削除は、毎日AM2:15に自動実行されます。

デフォルト:01-00

request.retention.useがtrueの場合だけ有効になります。

quota.use

クォータ管理機能の利用有無を、以下の形式で指定します。

true:利用する

falseまたは未指定:利用しない

デフォルト:true

quota.exceed.restrict.vm.start

クォータ管理機能を利用し、利用枠超過した場合の制御において、仮想マシンサービスの起動抑止を行うかどうかを指定します。

true:仮想マシンサービスの起動抑止を行う

false:仮想マシンサービスの起動抑止を行わない

デフォルト:true

ldap.mode

認証のための連携ディレクトリサービスに応じて、ディレクトリサービスとの通信設定を指定します。

read_write:SVOM同梱のディレクトリサービスを利用する場合に指定

read_only:Active Directory連携を利用する場合に指定

デフォルト:read_write