問合せ条件画面で、問合せ方法および問合せ条件を設定する方法について説明します。
次の画面例は、帳票を参照してクエリ定義を新規作成し、表の項目を「関連付け一覧」リストビューの「項目名/演算式」領域に出力しないと指定した場合の画面です。
問合せ対象となる表のスキーマ名、表名、および表内の項目名がツリー表示されます。
次のことができます。
対象とする表を追加する
[ファイル]-[データベースを開く]を選択し、データベースを開く画面で対象とする表を追加します。データベースを開く画面の操作については以下を参照してください。
⇒ “2.4 問合せの対象となる表を選択する”
表を対象とする表から削除する
[ファイル]-[表の削除]を選択し、選択した表を「表一覧」ツリービューから削除します。
対象とする表を結合する
[設定]-[結合]を選択し、結合条件画面で表を結合します。表を結合する操作については以下を参照してください。
⇒“3.4 表を結合する”
データベースの項目を、「項目名/演算式」領域に関連付ける
「表一覧」ツリービューのデータベース項目を選択し、「関連付け一覧」リストビューの「項目名/演算式」領域にドラッグ&ドロップして関連付けすることができます。
注意
対象とする表を追加または削除すると、指定した問合せ条件は取り消され、「関連付け一覧」リストビューの設定内容は表を追加した直後の状態に戻ります。
対象となる帳票の入力データ項目に関連付けられている問合せ条件が表示されます。
関連付け一覧の各領域について説明します。
行番号が表示されます。
対象となる帳票の入力データ項目の項目名が表示されます。
1024項目まで表示されます。
帳票を参照せずにクエリ定義を新規作成した場合など、「印刷フィールド」が編集可能な状態のときは、「関連付けの設定」で「印刷フィールド」を指定します。
「印刷フィールド」領域に関連付けられているデータベースの項目、または演算式が表示されます。
項目名/演算式は、「関連付けの設定」で指定します。
項目名/演算式の指定については、以下を参照してください。
⇒ “3.1 帳票の入力データ項目にデータベースの項目または演算式を関連付ける”
問合せ結果の並び替えを行うかどうかが表示されます。
表示なし:並び替えを行わない。 昇順 :昇順で並び替えを行う。 降順 :降順で並び替えを行う。
ソートの指定は問合せ条件画面の「関連付けの設定」で指定します。
ソートの指定については、以下を参照してください。
⇒“3.2 データをソートする”
検索条件の有無について表示されます。
表示なし:検索条件が指定されていない。 〇 :検索条件が指定されている。
「関連付け一覧の設定」の「検索条件」および検索条件画面の「検索条件」に設定されている検索条件が表示されます。
検索条件の指定については、以下を参照してください。
⇒“3.3 データを検索する”
なお、「関連付け一覧」リストビューの行を操作(挿入、削除、および移動)することができます。また、行の削除および移動の操作を直前の状態に戻すこともできます。詳細については、以下を参照してください。
⇒“3.6 行を編集する”
「関連付け一覧」リストビューで問合せ条件を設定する行を選択し、問合せ条件を設定します。設定した内容は、「関連付け一覧」リストビューに反映されます。
「関連付け一覧」リストビューで選択した行の「印刷フィールド」領域の値を指定します。
60桁(英数字換算)以内で指定します。
命名規約については以下を参照してください。
⇒“A.5 印刷フィールドの命名規約”
なお、帳票を参照してクエリ定義を新規作成した場合は、参照した帳票の入力データ項目の項目名が表示され、編集不可能な状態になります。編集可能な状態にする操作については以下を参照してください。
⇒“3.7 印刷フィールドを変更する”
「関連付け一覧」リストビューで選択した行の「印刷フィールド」領域に指定されている帳票の入力データ項目のデータ型が表示されます。
データ型は、帳票を参照してクエリ定義を新規作成した場合にのみ表示されます。
なお、帳票を参照してクエリ定義を参照作成した場合でも、[ファイル]-[帳票情報の初期化]を選択して、参照した帳票の情報を初期化すると、データ型は表示されません。
「関連付け一覧」リストビューで選択した行の項目名、または演算式を指定します。
136桁(英数字換算)以内で指定します。
項目名または演算式は、[詳細]ボタンをクリックすると表示される演算式画面で設定することができます。
項目名または演算式を演算式画面から設定する操作については、以下を参照してください
⇒“3.1.3 演算式画面から入力する”
「関連付け一覧」リストビューで選択されている行の「印刷フィールド」領域の項目に対する検索条件を指定します。
70桁(英数字換算)以内で指定します。
検索条件は、[詳細]ボタンをクリックすると表示される検索条件画面で設定することができます。
検索条件画面の設定については、以下を参照してください
⇒“3.3 データを検索する”
データを問い合わせるときのデータの並び替え方法を指定します。
しない:ソートを行わない。 昇順 :データを、昇順でソートする。 降順 :データを、降順でソートする。
なお、ソートの優先順位は、[設定]-[ソート順]を選択すると表示されるソート順画面で設定することができます。
ソート順画面の設定については、以下を参照してください。
⇒“3.2 データをソートする”
注意
問合せ結果として表示できるのは、1024項目までです。
ただし、データベースによって、問合せを行って処理できる項目数の制限が異なります。処理できる制限数を超えた場合は、ご使用のデータベースから返されるエラーが表示されます。
データベースがMicrosoft Access 97、Microsoft Access 2000、およびMicrosoft Access 2002の場合、INTのMAX値(2147483647)を超える数値定数を指定すると、データ型は浮動小数項目になります。
データベースがMicrosoft Access 97、Microsoft Access 2000、およびMicrosoft Access 2002の場合、演算式を指定すると、データ型は浮動小数項目になることがあります。
データベースがORACLEの場合、数値定数または演算式を指定すると、データ型は浮動小数項目になります。
データベースがSQL Serverの場合、演算した結果が18桁を超えるような演算式を記述したときは、データ型は浮動小数項目になります。