以下の手順で、マネージャーをアンインストールします。
アンインストールする前に、「20.1.1 事前準備」が行われているか確認してください。
システムにOSの管理者(root)でログインします。
以下のコマンドを実行します。
# /opt/FJSVswnc/bin/swncctrl stop <RETURN> |
以下のコマンドを実行します。
# isstop -f <RETURN> |
以下のコマンドを実行します。
# ismngconsolestop <RETURN> |
Interstage HTTP Serverサービスが起動中の場合、サービスを停止します。
ihsdispコマンドで、項目名"Status"の値を確認します。"Status"の値が"Running"のWebサーバが存在する場合、パラメタに-allを指定してihsstopコマンドを実行してください。
# /opt/FJSVihs/bin/ihsdisp <RETURN> Web Server Name : FJapache Status : Running Configuration File: /opt/FJSVihs/servers/FJapache/conf/httpd.conf Server Version : FJapache/10.0 Current Time : Wednesday, 13-Jun-2012 13:27:53 Start Time : Wednesday, 13-Jun-2012 13:25:54 Daemon Process ID : 11888 Child Process ID : 11894 11895 11896 11897 11898 Listening Port : [::]:80 0 requests currently being processed, 5 idle servers # /opt/FJSVihs/bin/ihsstop -all <RETURN> |
Interstage Java EE DASサービスが起動中の場合、サービスを停止します。
ijdasstatコマンドで"Status"の値を確認します。"Status"の値が"started"の場合、ijdasstopコマンドを実行してください。
# /opt/FJSVisjee/bin/ijdasstat <RETURN> Name Status --------------------------------------- Interstage Java EE DAS started # /opt/FJSVisjee/bin/ijdasstop <RETURN> |
Interstage Java EE Node Agentサービスが起動中の場合、サービスを停止します。
ijnastatコマンドで"Status"の値を確認します。"Status"の値が"started"の場合、ijnastopコマンドを実行してください。
# /opt/FJSVisjee/bin/ijnastat <RETURN> Name Status -------------------------------------- Interstage Java EE Node Agent started # /opt/FJSVisjee/bin/ijnastop <RETURN> |
Interstageディレクトリサービスを利用している場合、Interstageディレクトリサービスのリポジトリをすべて停止します。
ireplistコマンドで起動しているリポジトリを確認し、すべてのリポジトリをirepstopコマンドで停止します。
# ireplist <RETURN> No Repository Status -- ---------- -------- 1 rep001 Active # irepstop -R rep001 <RETURN> |
アンインストールコマンド(cimanager.sh)を起動します。
アンインストーラの対話指示に従って、アンインストールします。
# /opt/FJSVcir/cimanager.sh -c <RETURN> |
注意
UpdateAdvisor(ミドルウェア)のコマンドを任意の場所で実行するためにPATH変数を設定している場合、本製品に適用されている修正はアンインストールにより削除されるため、アンインストール前に未適用の状態に戻す必要はありません。
ただし、以下の場合には、修正を未適用の状態に戻してからアンインストールしてください。
PATH変数を設定していない
「2.1.2.6 インストール」の「インストール後に適用する修正について」に記載している製品に修正を適用している
エージェントをアンインストールせずに、マネージャーをアンインストールし、再インストールすると、アンインストール前に利用していたエージェントと通信できなくなります。
この場合、以前と同じマネージャーであることを示すための証明書が必要です。
インストール後、マネージャーの証明書は、以下のディレクトリに格納されています。
/etc/opt/FJSVrcvmr/opt/FJSVssmgr/current/certificate
アンインストール時には、以下のディレクトリに証明書が退避されます。
マネージャーを再インストールし、同じ証明書を使用する場合、退避された証明書を上記の格納先に保存してください。
/var/tmp/back/site/certificate
アンインストールで退避された証明書が不要な場合、手動で削除してください。
なお、マネージャーをクラスタで運用している場合、アンインストール時の事前準備に従って証明書を退避してください。
クラスタにマネージャーを再インストールし、同じ証明書を使用する場合、事前準備で退避された証明書をプライマリーノードから上記の格納先に保存してください。
アンインストール後、以下のインストール先ディレクトリが残ることがあります。その場合、残ったディレクトリを手動で削除してください。
/opt/FJSVawjbk
/opt/FJSVctchg
/opt/FJSVctdsb
/opt/FJSVctmg
/opt/FJSVctmyp
/opt/FJSVctope
/opt/FJSVctpw
/opt/FJSVctsec
/opt/FJSVena
/opt/FJSVibpma
/opt/FJSVisscs
/opt/FJSVssqc
/opt/FJSVtd (以下の注意を参照し、配下ディレクトリが削除できるか確認してください)
/etc/opt/FJSVctchg
/etc/opt/FJSVctmg
/etc/opt/FJSVctmyp
/etc/opt/FJSVctope
/etc/opt/FJSVctpw
/etc/opt/FJSVctsec
/etc/opt/FJSVibpma
/etc/opt/FJSVirep
/etc/opt/FJSVisas
/etc/opt/FJSVisgui
/etc/opt/FJSVisscs
/etc/opt/FJSVod
/etc/opt/FJSVssqc
/var/opt/FJSVcfmg
/var/opt/FJSVctchg
/var/opt/FJSVctdsb
/var/opt/FJSVctmg
/var/opt/FJSVctmyp
/var/opt/FJSVctsec
/var/opt/FJSVena
/var/opt/FJSVibpma
/var/opt/FJSVirep
/var/opt/FJSVisas
/var/opt/FJSVisgui
/var/opt/FJSVisjmx
/var/opt/FJSVisscs
/var/opt/FJSVssqc
/var/opt/FJSVswrbam
/var/opt/FJSVtd
rootアカウントのホームディレクトリ/InstallShield
/opt/FJSVtd/var/IRDBは削除しないでください。
アンインストール後、rcxloginコマンドでパスワードを保存した場合、rcxloginコマンドを実行したOSのユーザーアカウントごとに、以下のディレクトリに保存したパスワードが残ります。再インストールする場合、削除してください。
/各ユーザーのHOME環境変数に設定されているディレクトリ/.rcx/
本製品が変更したDHCPサーバの設定情報は、本製品のアンインストール後も初期化されません。必要に応じて初期化してください。
本製品のアンインストール後は、DHCPサーバのサービス(dhcpd)が停止しています。