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ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.1.2 導入ガイド
FUJITSU Software

20.1.4 アンインストール【Linuxマネージャー】

以下の手順で、マネージャーをアンインストールします。

アンインストールする前に、「20.1.1 事前準備」が行われているか確認してください。

  1. システムにOSの管理者(root)でログインします。

  2. 以下のコマンドを実行します。

    # /opt/FJSVswnc/bin/swncctrl stop <RETURN>

  3. 以下のコマンドを実行します。

    # isstop -f <RETURN>

  4. 以下のコマンドを実行します。

    # ismngconsolestop <RETURN>

  5. Interstage HTTP Serverサービスが起動中の場合、サービスを停止します。

    ihsdispコマンドで、項目名"Status"の値を確認します。"Status"の値が"Running"のWebサーバが存在する場合、パラメタに-allを指定してihsstopコマンドを実行してください。

    # /opt/FJSVihs/bin/ihsdisp <RETURN>
    Web Server Name   : FJapache
    Status            : Running
    Configuration File: /opt/FJSVihs/servers/FJapache/conf/httpd.conf
    Server Version    : FJapache/10.0
    Current Time      : Wednesday, 13-Jun-2012 13:27:53
    Start Time        : Wednesday, 13-Jun-2012 13:25:54
    Daemon Process ID : 11888
    Child Process ID  : 11894 11895 11896 11897 11898
    Listening Port    : [::]:80
    0 requests currently being processed, 5 idle servers
    
    # /opt/FJSVihs/bin/ihsstop -all <RETURN>
  6. Interstage Java EE DASサービスが起動中の場合、サービスを停止します。

    ijdasstatコマンドで"Status"の値を確認します。"Status"の値が"started"の場合、ijdasstopコマンドを実行してください。

    # /opt/FJSVisjee/bin/ijdasstat <RETURN>
    Name                             Status
    ---------------------------------------
    Interstage Java EE DAS          started
    
    # /opt/FJSVisjee/bin/ijdasstop <RETURN>
  7. Interstage Java EE Node Agentサービスが起動中の場合、サービスを停止します。

    ijnastatコマンドで"Status"の値を確認します。"Status"の値が"started"の場合、ijnastopコマンドを実行してください。

    # /opt/FJSVisjee/bin/ijnastat <RETURN>
    Name                            Status
    --------------------------------------
    Interstage Java EE Node Agent  started
    
    # /opt/FJSVisjee/bin/ijnastop <RETURN>
  8. Interstageディレクトリサービスを利用している場合、Interstageディレクトリサービスのリポジトリをすべて停止します。

    ireplistコマンドで起動しているリポジトリを確認し、すべてのリポジトリをirepstopコマンドで停止します。

    # ireplist <RETURN>
    No Repository Status
    -- ---------- --------
     1 rep001     Active
    # irepstop -R rep001 <RETURN>
  9. アンインストールコマンド(cimanager.sh)を起動します。

    アンインストーラの対話指示に従って、アンインストールします。

    # /opt/FJSVcir/cimanager.sh -c <RETURN>

注意

  • UpdateAdvisor(ミドルウェア)のコマンドを任意の場所で実行するためにPATH変数を設定している場合、本製品に適用されている修正はアンインストールにより削除されるため、アンインストール前に未適用の状態に戻す必要はありません。
    ただし、以下の場合には、修正を未適用の状態に戻してからアンインストールしてください。

  • エージェントをアンインストールせずに、マネージャーをアンインストールし、再インストールすると、アンインストール前に利用していたエージェントと通信できなくなります。
    この場合、以前と同じマネージャーであることを示すための証明書が必要です。
    インストール後、マネージャーの証明書は、以下のディレクトリに格納されています。

    /etc/opt/FJSVrcvmr/opt/FJSVssmgr/current/certificate

  • アンインストール時には、以下のディレクトリに証明書が退避されます。
    マネージャーを再インストールし、同じ証明書を使用する場合、退避された証明書を上記の格納先に保存してください。

    /var/tmp/back/site/certificate

  • アンインストールで退避された証明書が不要な場合、手動で削除してください。
    なお、マネージャーをクラスタで運用している場合、アンインストール時の事前準備に従って証明書を退避してください。
    クラスタにマネージャーを再インストールし、同じ証明書を使用する場合、事前準備で退避された証明書をプライマリーノードから上記の格納先に保存してください。

  • アンインストール後、以下のインストール先ディレクトリが残ることがあります。その場合、残ったディレクトリを手動で削除してください。

    • /opt/FJSVawjbk

    • /opt/FJSVctchg

    • /opt/FJSVctdsb

    • /opt/FJSVctmg

    • /opt/FJSVctmyp

    • /opt/FJSVctope

    • /opt/FJSVctpw

    • /opt/FJSVctsec

    • /opt/FJSVena

    • /opt/FJSVibpma

    • /opt/FJSVisscs

    • /opt/FJSVssqc

    • /opt/FJSVtd (以下の注意を参照し、配下ディレクトリが削除できるか確認してください)

    • /etc/opt/FJSVctchg

    • /etc/opt/FJSVctmg

    • /etc/opt/FJSVctmyp

    • /etc/opt/FJSVctope

    • /etc/opt/FJSVctpw

    • /etc/opt/FJSVctsec

    • /etc/opt/FJSVibpma

    • /etc/opt/FJSVirep

    • /etc/opt/FJSVisas

    • /etc/opt/FJSVisgui

    • /etc/opt/FJSVisscs

    • /etc/opt/FJSVod

    • /etc/opt/FJSVssqc

    • /var/opt/FJSVcfmg

    • /var/opt/FJSVctchg

    • /var/opt/FJSVctdsb

    • /var/opt/FJSVctmg

    • /var/opt/FJSVctmyp

    • /var/opt/FJSVctsec

    • /var/opt/FJSVena

    • /var/opt/FJSVibpma

    • /var/opt/FJSVirep

    • /var/opt/FJSVisas

    • /var/opt/FJSVisgui

    • /var/opt/FJSVisjmx

    • /var/opt/FJSVisscs

    • /var/opt/FJSVssqc

    • /var/opt/FJSVswrbam

    • /var/opt/FJSVtd

    • rootアカウントのホームディレクトリ/InstallShield

  • /opt/FJSVtd/var/IRDBは削除しないでください。

  • アンインストール後、rcxloginコマンドでパスワードを保存した場合、rcxloginコマンドを実行したOSのユーザーアカウントごとに、以下のディレクトリに保存したパスワードが残ります。再インストールする場合、削除してください。

    /各ユーザーのHOME環境変数に設定されているディレクトリ/.rcx/

  • 本製品が変更したDHCPサーバの設定情報は、本製品のアンインストール後も初期化されません。必要に応じて初期化してください。

  • 本製品のアンインストール後は、DHCPサーバのサービス(dhcpd)が停止しています。