以下の手順で、マネージャーをアンインストールします。
アンインストールする前に、「20.1.1 事前準備」が行われているか確認してください。
Windowsに管理者権限でログオンします。
マネージャーをアンインストールするシステムにログオンします。Administratorアカウントでログオンしてください。
以下のコマンドを実行します。
インストールフォルダー\SWRBAM\F4ANswnc\bin\swncctrl stop <RETURN> |
アンインストーラを起動します。Windowsの[スタート]-[すべてのプログラム(P)]-[Fujitsu]-[アンインストールと管理(ミドルウェア)]を選択します。製品名をクリックしたあと、<削除>ボタンをクリックするとアンインストール画面が起動します。
参考
本製品のサービスは自動的に停止し、削除されます。
インストール時に作成したスタートアップアカウントは自動的には削除されません。
不要な場合は削除してください。ただし、ほかの目的でも使用している場合は削除しないでください。
参考
Windowsのユーザーアカウントを削除する方法
Windowsのコントロール パネルで"管理ツール"から"コンピュータの管理"を開き、[コンピュータの管理]画面で[ローカル ユーザーとグループ]-[ユーザー]を選択します。
削除するユーザーアカウントを右クリックし、表示されたメニューで[削除(D)]を選択します。
注意
アンインストール時は、以下のフォルダーに証明書が退避されます。マネージャーを再インストールし、同じ証明書を使用する場合、退避された証明書を以下のフォルダーにそれぞれ保存してください。
インストールフォルダー\SVROR\back\site\certificate
インストールフォルダー\SVROR\back\domain\certificate
アンインストールで退避された証明書が不要な場合、手動で削除してください。
本製品に適用されている修正は、アンインストールにより削除されます。アンインストール前に未適用の状態に戻す必要はありません。ただし、「2.1.1.6 インストール」の「インストール後に適用する修正について」に記載している製品に修正を適用している場合、修正を未適用の状態に戻してからアンインストールしてください。
エージェントをアンインストールせずに、マネージャーをアンインストールし、再インストールすると、アンインストール前に利用していたエージェントと通信できなくなります。
この場合、以前と同じマネージャーであることを示すための証明書が必要です。
インストール後、マネージャーの証明書は、以下のフォルダーに格納されています。
インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\opt\FJSVssmgr\current\certificate
インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\opt\FJSVrcxdm\certificate
アンインストール時には、以下のフォルダーに証明書が退避されます。マネージャーを再インストールし、同じ証明書を使用する場合、退避された証明書を上記の格納先にそれぞれ保存してください。
インストールフォルダー\SVROR\back\site\certificate
インストールフォルダー\SVROR\back\domain\certificate
アンインストールで退避された証明書が不要な場合、手動で削除してください。
なお、マネージャーをクラスタで運用している場合、アンインストール時の事前準備に従って証明書を退避してください。
クラスタにマネージャーを再インストールし、同じ証明書を使用する場合、事前準備で退避された証明書をプライマリーノードから上記の格納先に保存してください。
アンインストール後、フォルダーとファイルが残ることがあります。以下に示すフォルダー(フォルダー配下に存在するファイルやフォルダーも含みます)とファイルを削除してください。
インストールフォルダー配下(デフォルト: C:\Fujitsu\RORまたはC:\ProgramFiles(x86)\Resource Orchestrator)
IAPS
IBPM
IBPMA
IBPMA_DATA
J2EE
SQCM
SQC_CL
SQC_DATA
RCXCFMG
RCXCFMG-upgradedata(アップグレードインストールをした場合だけ残ります)
RCXCTMG
RCXCTMG-upgradedata(アップグレードインストールをした場合だけ残ります)
ROR_upgradedata(アップグレードインストールをした場合だけ残ります)
SVROR
SWOMGR
SWRBAM
Systemwalker Runbook Automationをインストールしていた場合、以下のフォルダーとファイルは、Systemwalker Runbook Automationをアンインストールしたあとに削除してください。
IAPS
IBPM
IJEE
J2EE
SWOMGR
SWRBAM
ファイルがロックされているために削除に失敗することがあります。OSの再起動後に削除してください。
フォルダー"%SystemDrive%\ProgramData"は、隠しファイル属性のため、通常の設定ではエクスプローラに表示されません。
フォルダー内を参照する場合、フォルダー名を直接指定するか、または、エクスプローラの[整理]-[フォルダーと検索のオプション]の[表示]タブから、[ファイルとフォルダーの表示]で、"隠しファイル、隠しフォルダー、および隠しドライブを表示する"を設定してください。
本製品が変更したDHCPサーバの設定情報は、アンインストール後も初期化されません。必要に応じて初期化してください。
本製品のアンインストール後は、DHCPサーバのサービス(dhcpd)の自動起動が"OFF"になっており、サービスが停止しています。
アンインストール後、rcxloginコマンドでパスワードを保存した場合、rcxloginコマンドを実行したOSのユーザーアカウントごとに、以下のフォルダーに保存したパスワードが残ります。再インストールする場合、削除してください。
各ユーザーのAPPDATA環境変数に設定されているフォルダー\Systemwalker Resource Coordinator\
アンインストール後、システムドライブのドライブ直下に以下のファイルが残ることがあります。以下に示すファイルを削除してください。
F4ANsetup.log
swinst.err
swrba_inst.log
swrba_uninst.log
問題が解決しない場合、調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。