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Interstage Application Server/Interstage Business Application Server Consolidation Option ユーザーズガイド
FUJITSU Software

9.2.2 setupサブコマンド

形式

isbizadmin setup [--memlimit value] [--cpushares value] [--jdkversion jdkversion] [--internal_ip ipv4address] ipaddress bizname

機能説明

業務ユニットの初期設定を行います。

以下の情報を、業務ユニットに設定します。

オプション

オプション名

説明

--memlimit

物理メモリ使用量の最大値(単位:バイト)を指定します。「1」以上を指定してください。。
指定値には、より大きな単位を示すサフィックスが使用できます。使用できるサフィックスについては、「使用可能なサフィックス」を参照してください。

省略値は「1G」です。

--cpushares

CPU時間の相対的配分を指定します。「2」以上を指定してください。
省略値は「1024」です。

--jdkversion

Java EE 6が利用するJDKのバージョンを、「6」または「7」で指定します。
省略値は「7」です。

--internal_ip

IPv4アドレスを指定します。

オペランドipaddressの指定に応じて、以下のように指定してください。

  • オペランドipaddressにIPv6アドレスを指定する場合

    Interstage HTTP Server 2.2以外のサービスで使用するIPアドレスになります。
    本オプションは、省略できません。

  • オペランドipaddressにIPv4アドレスを指定する場合

    本オプションは、指定できません。

オペランド

オぺランド名

説明

ipaddress

業務ユニットで使用するIPアドレスを指定します。

  • IPv6アドレスを指定する場合

    Interstage HTTP Server 2.2で使用するIPアドレスになります。
    リンクローカルアドレスおよびIPv4射影アドレスは使用できません。
    本指定を行う場合は、オプション--internal_ipに、他のサービスで使用するIPv4アドレスを指定してください。

  • IPv4アドレスを指定する場合

    各サービスで共通に使用するIPアドレスになります。

bizname

業務ユニット名を指定します。

戻り値

0:正常終了
1:異常終了

使用可能なサフィックス

以下のサフィックスが使用できます。サフィックスの指定方法については、使用例を参照してください。

サフィックス

単位

Kまたはk

キロバイト

Mまたはm

メガバイト

Gまたはg

ギガバイト

Tまたはt

テラバイト

注意事項

使用例

オペランドipaddressにIPv6アドレスを指定する場合

業務ユニット「biz1」の物理メモリ使用量の最大値に「2G」Byte、CPU時間の相対的配分に「1500」、IPv6アドレスに「2001:db8::1234:0:0:abc」、IPv4アドレスに「192.0.2.123」を設定します。

# /opt/FJSViscopt/bin/isbizadmin setup --memlimit 2G --cpushares 1500 --internal_ip 192.0.2.123 2001:db8::1234:0:0:abc biz1
オペランドipaddressにIPv4アドレスを指定する場合

業務ユニット「biz1」の物理メモリ使用量の最大値に「2G」Byte、CPU時間の相対的配分に「1500」、IPv4アドレスに「192.0.2.123」を設定します。

# /opt/FJSViscopt/bin/isbizadmin setup --memlimit 2G --cpushares 1500 192.0.2.123 biz1

関連項目

8.1.1 業務ユニットの作成・初期設定9.2.1 createサブコマンド