形式
isbizadmin setup [--memlimit value] [--cpushares value] [--jdkversion jdkversion] [--internal_ip ipv4address] ipaddress bizname
機能説明
業務ユニットの初期設定を行います。
以下の情報を、業務ユニットに設定します。
リソース制御
物理メモリ使用量の最大値
CPU時間の相対的配分
Java EE 6が利用するJDKバージョン
IPアドレス
オプション
オプション名 | 説明 |
---|---|
--memlimit | 物理メモリ使用量の最大値(単位:バイト)を指定します。「1」以上を指定してください。。 省略値は「1G」です。 |
--cpushares | CPU時間の相対的配分を指定します。「2」以上を指定してください。 |
--jdkversion | Java EE 6が利用するJDKのバージョンを、「6」または「7」で指定します。 |
--internal_ip | IPv4アドレスを指定します。 オペランドipaddressの指定に応じて、以下のように指定してください。
|
オペランド
オぺランド名 | 説明 |
---|---|
ipaddress | 業務ユニットで使用するIPアドレスを指定します。
|
bizname | 業務ユニット名を指定します。 |
戻り値
0:正常終了
1:異常終了
使用可能なサフィックス
以下のサフィックスが使用できます。サフィックスの指定方法については、使用例を参照してください。
サフィックス | 単位 |
---|---|
Kまたはk | キロバイト |
Mまたはm | メガバイト |
Gまたはg | ギガバイト |
Tまたはt | テラバイト |
注意事項
本コマンドは、isbizadminコマンドのcreateサブコマンドを実行したあとに実行してください。
本コマンドでは、指定したIPアドレスの重複チェックなどは行いません。十分注意して指定してください。
RHEL6の場合、以下に注意してください。
全業務ユニットを停止した状態で実施してください。
本コマンドを実行後、OSを再起動してください。
使用例
業務ユニット「biz1」の物理メモリ使用量の最大値に「2G」Byte、CPU時間の相対的配分に「1500」、IPv6アドレスに「2001:db8::1234:0:0:abc」、IPv4アドレスに「192.0.2.123」を設定します。
# /opt/FJSViscopt/bin/isbizadmin setup --memlimit 2G --cpushares 1500 --internal_ip 192.0.2.123 2001:db8::1234:0:0:abc biz1
業務ユニット「biz1」の物理メモリ使用量の最大値に「2G」Byte、CPU時間の相対的配分に「1500」、IPv4アドレスに「192.0.2.123」を設定します。
# /opt/FJSViscopt/bin/isbizadmin setup --memlimit 2G --cpushares 1500 192.0.2.123 biz1
関連項目