各業務ユニットには、1つのIPアドレスを割り当てる必要があります。業務ユニットごとに別のIPアドレスを使用します。
このため、システム上で運用する業務ユニット数を想定して、使用するIPアドレスを設計します。また、基本製品のIPアドレスを変更する必要があります。
以下のIPアドレスを用意してください。
IPアドレスを業務ユニット数分、用意してください。
ポイント
IPv6アドレスを使用する場合は、IPv4アドレスも用意してください。
基本製品で使用するIPアドレス
基本製品を使用する場合、基本製品でIPアドレスを1つ使用します。
本オプション製品と基本製品を新規にインストールする場合
IPアドレスを1つ用意してください。
基本製品で利用する機能で、複数のIPアドレスを使用する場合は、必要に応じて追加のIPアドレスを用意してください。
基本製品がすでにインストールされている環境に、本オプション製品を追加する場合
基本製品で使用しているIPアドレスを引き続き使用します。
基本製品を使用しない場合は不要です。
業務ユニットでは、IPv4/IPv6アドレスが使用できます。ただし、IPv6アドレスには、リンクローカルアドレスおよびIPv4射影アドレスは使用できません。
IPv4アドレスを使用する場合、本IPアドレスは、業務ユニットの各サービスで共通に使用します。
IPv6アドレスを使用する場合、本IPアドレスは、Interstage HTTP Server 2.2で使用します。それ以外のサービスでは、IPv4アドレスを使用するため、IPv4アドレスが別に必要になります。
注意
1つのネットワークインターフェースカードに複数のIPアドレスを割り当てる場合は、業務ユニットにIPアドレスを割り当てる際に、ネットワークインターフェースカードにかかる負荷を考慮してください。
/etc/hostsファイルにおいて、基本製品およびそれぞれの業務ユニットのIPアドレスに対してホスト名を設定してください。