インフラ管理者が使用できるコマンドについて説明します。
なお、インフラ管理者は、業務ユニット管理者向けのコマンドも実行できます。業務ユニット管理者向けのコマンドについては「第13章 業務ユニットの運用コマンド」を参照してください。
コマンド一覧
本オプション製品が提供する、インフラ管理者向けのコマンドの一覧です。
コマンドの詳細は、各コマンドの説明を参照してください。
コマンド名 | サブコマンド名 | 機能概要 | 格納ディレクトリ |
---|---|---|---|
システムの初期設定 | /opt/FJSViscopt/bin | ||
業務ユニットのひな型となるマスタモジュールの作成 |
コマンド名 | サブコマンド名 | 機能概要 | 格納ディレクトリ |
---|---|---|---|
業務ユニットの作成 | /opt/FJSViscopt/bin | ||
業務ユニットの初期設定 | |||
業務ユニットの削除 |
コマンドの表記方法
各コマンドの「形式」の説明で使用している記号について、以下に説明します。
大括弧 [ ]
大括弧の中に記述された項目は省略することができることを示します。複数個の項目が記述されている場合は、その中の1個だけが選択できることを示します。
中括弧 { }
中括弧の中に記述された複数個の項目の中から1個を選択して指定する必要があることを示します。
選択記号 |
選択記号は、複数個の項目から1個を選択することを示します。
繰返し記号 ...
繰返し記号は、その直前の項目を1回以上任意の回数だけ繰り返して指定できることを示します。
コマンド実行時の注意
iscoコマンドのmakemasterサブコマンドと以下のコマンドは、同時実行が可能です。
isbizadminコマンドのsetupサブコマンド
isbizadminコマンドのdeleteサブコマンド
isbizbackout
isbizbackup
isbizrestore
上記を除き、本オプション製品が提供するコマンド同士の別の業務ユニットに対する同時実行は可能ですが、同一業務ユニットに対する同時実行はできません。
例外として、isbizcollectinfoコマンドは、本オプション製品が提供するすべてのコマンドについて同一業務ユニットに対しても同時に実行できます。
動作不定となるため、コマンドの実行画面でCtrl+Cの操作は行わないでください。
コマンドでは、実行履歴の記録は行いません。運用時は作業ログなどを記録することを推奨します。