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MeFt V11.0 ユーザーズガイド
FUJITSU Software

5.21.1 電子帳票保存

List Worksと連携し帳票を電子保存するには、プリンタ情報ファイルに以下を指定してください。

注意

電子帳票保存の指定について

動作環境について

  • システムにList Worksがインストールされていない状態で、List Worksと連携しようとすると、MEFP_RC_STREAMLOAD(9H)のエラーになります。

出力ページ制御について

  • 定義体、またはプリンタ情報ファイルで指定した用紙サイズを有効にする場合は、プリンタ情報ファイルのFORMKIND(用紙種別)で“C”(単票)を指定してください。

  • 定義体、プリンタ情報ファイルおよびI/S制御レコードの関係は、出力ページの制御情報の優先度を参照してください。

  • ページの途中で、帳票のサイズや印刷方向の切り替えは有効になりません。切り替えを行った場合でも、1ページ目の帳票サイズ、印刷方向で帳票が作成されます。

印刷情報の指定について

  • PRTACS(印刷形態)に、「多目的プリンタ機能を使っての印刷を行う」を指定した場合は、MEFD_RC_OPEN(10)のエラーとなります。

  • 帳票の拡大/縮小機能は、連携するList Worksが拡大/縮小機能をサポートしている場合に有効になります。List Worksの拡大/縮小機能の詳細は、List Works運用手引書を参照してください。

オーバレイについて

項目の装飾について

  • 文字列方向で左、上、下を指定した場合、無効となり、出力されません。

  • ラベル印字機能の飾り文字の指定は無効となり、標準で出力されます。

  • 罫線の長破線、長鎖線、長二点鎖線、二重線、波線は無効となり、実線で出力されます。

  • 網がけパターンは通常の帳票印刷と結果が異なります。

組込みメディアについて

  • 組込みメディア項目で指定可能な画像ファイルについては、List Works運用手引書を参照してください。

  • 「クリッピングする」を指定した組込みメディア項目にメディアデータを出力する場合の描画サイズは、帳票定義体の項目の「メディアデータの解像度で出力」の指定、およびプリンタ情報ファイルのMEDIAMODE(メディア解像度指定)を無効とし、List Worksの仕様で出力されます。

  • 組込みメディア項目に指定した画像の透過は無効となり、List Worksの仕様で出力されます。

バーコードについて

  • 基本モジュール幅バーコード項目は無効となり、出力されません。また、範囲指定バーコードの指定範囲が狭い場合、指定範囲を超えて出力されます。

  • 出力できるバーコード種別は、JAN標準、JAN短縮、CODE 3 OF 9、INDUSTRIAL 2 OUT OF 5(IND)、INTERLEAVED 2 OUT OF 5(ITF)、NW-7(NW7)、カスタマバーコード、QRコード、CODE128、EAN128、UPC-A、UPC-E、EAN-13、U.S. POSTNET、U.S. Postal FIM、およびEAN-128(コンビニエンスストア向け)です。ただし、連携するList Worksがサポートしていないバーコード種を出力した場合、MEFD_RC_LFLD(47)のエラーとなります。List Worksがサポートしているバーコード種については、List Works運用手引書を参照して下さい。

  • バーコードの出力結果が、MeFtからプリンタ装置に印刷した範囲より大きくなる場合があります。

  • カスタマバーコードの印刷方向は、0度、270度が有効です。それ以外を指定した場合は、バーコードは出力されません。

  • 定義体で指定した分割方向は無効となり、矩形の縦横比率で決まります。