集団印刷とは、ボディの繰返しがある場合に有効であり、前回処理対象項目のレコードデータと今回処理対象項目のレコードデータが同一内容のときに集団印刷文字で印刷されることです。集団印刷文字は、帳票定義体の作成時にボディ内の項目に指定します。
集団印刷文字の印刷では、集団印刷文字が項目に収まらないときは、項目長で印刷されます。集団印刷文字の印刷で、集団印刷文字に日本語を指定し、項目に指定しているフォントが日本語を持たない場合、日本語を出力できるフォントが選択されます。フォントの選択については、フォントの指定を参照してください。
集団印刷は、段組み伝票形式のボディに含む数字項目、英数字項目、日本語項目、混在項目およびOCR-B項目に指定できます。
図に、集団印刷を指定していない場合と指定している場合を示します。
次の場合、集団印刷文字は印刷されません
前回処理対象の項目に文字引伸し編集が指定してある場合
前回処理対象の項目に項目の表示属性の設定で「出力の処理対象外」が指定してある場合
前回処理対象の項目に項目の色属性の設定で「無表示で出力」が指定してある場合
注意
矩形領域が行(繰返し方向下)あるいは桁(繰返し方向右)の先頭である場合は集団印刷されません。
同一ボディ内の項目の繰返しに対しては集団印刷されません。
文字引伸し編集が指定してある項目に対しては集団印刷されません。