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MeFt V11.0 ユーザーズガイド
FUJITSU Software

5.10 段組み印刷

段組みパーティション形式

  自由パーティション形式の帳票定義体のプロパティの段組みタブで、「段組みを行う」を指定した形式を段組みパーティション形式と呼びます。

  段組みパーティション形式は、1ページ内を複数の段(ブロック)に分割し、定義した固定パーティション、または浮動パーティションを利用者プログラムで印刷制御する帳票形式です。

  なお、次の段(ブロック)への移動は、パーティション出力およびプリンタ装置の制御で行います。次の段(ブロック)へ移動することを改ブロックといいます。

  図に段組みパーティション形式の例を示します。

図5.10 段組みパーティション形式の例

コンパクト印刷

1ページ内に複数の帳票を出力できる機能であり、縮小印刷イメージでの印刷ができます。

以下の図に4分割形式で横方向のコンパクト印刷を示します。

  プリンタ情報ファイルのCMPCTTYPE(コンパクト印刷タイプ指定)でコンパクト印刷を行う場合のタイプを指定します。指定できるタイプには、以下の4とおりがあります。

注意

コンパクト印刷時の注意事項

  • 用紙サイズ、印刷方向、給紙口、印刷原点および両面印刷は、1ページ目の1分割目に印刷するときの情報で決定され、2分割目以降で切り替えることはできません。また、両面印刷の印刷面指定は無効となり、「両面指定」として印刷されます。

  • 各分割領域への印刷は、等方性を保証されません。

  • 印刷原点や綴じ代幅は、オープン直後の初回印刷時の情報が採用され、ページ全体が移動されます。したがって、各分割領域内の移動は行われません。

  • 印刷したバーコード項目、範囲指定バーコード項目およびOCR-Bフォントの読み取り時に正しく読み取れない場合があります。

  • 同じ太さで定義した罫線が、異なる太さで印刷されることがあります。

  • 多目的プリンタ機能使用時には、本機能は利用できません。

  • デバイスフォントは、拡大/縮小することはできません。したがって、拡大/縮小印刷では、デバイスフォントは『MS 明朝』に置き換えられます。