ウィンドウ情報ファイルを作成するにはテキストエディタを利用します。
ウィンドウ情報ファイル名表示機能では、オープン時に採用されたウィンドウ情報ファイル名がメッセージボックスに表示されます。表示されたメッセージボックスをクローズすると、オープン処理は続行されます。
本機能は環境変数に以下を設定したときに有効になります。
[環境変数] | MEFTWDNAME |
[設定値] | Y : ウィンドウ情報ファイル名を表示します。 |
Y以外: ウィンドウ情報ファイル名を表示しません。 | |
[出力情報] | オープン時に採用されたウィンドウ情報ファイル名がメッセージボックスに表示されます。 表示されたメッセージボックスをクローズすると、オープン処理は続行されます。 指定されたウィンドウ情報ファイルが見つからない場合、"(指定文字) is not found"のメッセージが表示されます。 |
[省略値] | ウィンドウ情報ファイル名は表示されません。 |
ウィンドウ情報ファイル名が省略された場合は、「null」と表示されます。
ウィンドウ情報ファイルのキーワードチェック機能は、オープン時に採用されたウィンドウ情報ファイルのキーワード、および指定値が正しいかどうかをチェックし、その結果をファイルに出力します。
チェック方法は以下のとおりです。
1桁目が*、および改行の場合は、正しいと見なします。
1桁目が英大文字の場合、空白またはタブまでの文字列がキーワードとして正しいかチェックします。
キーワードが正しい場合、設定値が正しいかチェックします。任意の設定値(例:MEDDIRのフォルダ名)はチェックしません。
複数指定された有効なキーワードは、すべて有効と判断します。
本機能は環境変数に以下を設定したときに有効です。
[環境変数] | MEFTWDCHK |
[設定値] | Y : ウィンドウ情報ファイルのキーワードチェック機能を実行します。 |
Y以外: ウィンドウ情報ファイルのキーワードチェック機能を実行しません。 | |
[出力情報] | 環境変数[MEFTTMP]が指定されていれば、指定されたフォルダにMEFTDSPフォルダが作成され、ウィンドウ情報ファイル名に".txt"を付加した名前で結果ファイルが作成されます。環境変数[MEFTTMP]が指定されていない場合には、システム作業域(環境変数[TEMP]、または[TMP]に指定されたフォルダ)にMEFTDSPフォルダが作成され、ウィンドウ情報ファイル名に".txt"を付加した名前で結果ファイルが作成されます。 環境変数[MEFTTMP]には、複数の作業フォルダを指定することはできません。指定した場合は、指定全体を1作業フォルダとして扱います。また、存在しない作業フォルダを指定した場合は、MEFD_RC_ACCESS(18)のエラーになります。そのとき、結果ファイルは生成されません。 |
[省略値] | ウィンドウ情報ファイルのキーワードチェック機能は実行されません。 |
例
以下にウィンドウ情報ファイルのキーワードチェック例を示します。
* ウィンドウ情報ファイル TITLE "あいうえお" * タイトル名 WINBC1 D * ウィンドウ背景色 CARET X * カーソル形状 TTLBAR Y * 1桁目が空白
* ウィンドウ情報ファイル TITLE "あいうえお" * タイトル名 *(INVALID) : WINBC1 D * ウィンドウ背景色 *(INVALID) : CARET X * カーソル形状 *(INVALID) : TTLBAR Y * 1桁目が空白
3行目 : キーワードが不当
4行目 : 設定値が不当
5行目 : 先頭桁が英大文字でない
注意
同一の有効なキーワードを複数指定した場合、指定値が正しければチェック結果は正常となります。しかし、実行時に有効となるのは、最後に有効となったキーワードの値です。
ウィンドウ情報ファイルが見つかった場合だけ、ウィンドウ情報ファイルのキーワードチェックを実行します。