C言語での利用者プログラムの開発について説明します。
利用者プログラムは、WinMain関数で始まるWindows® アプリケーションとして記述し翻訳します。Windows® アプリケーションの作成についてはVisual StudioやSDKのドキュメントなどを参照してください。
インクルードの参照先とライブラリの参照先にMeFtのインクルードとライブラリの格納フォルダを追加します。
リンク時には、MeFtが提供するライブラリF3BJMI00.LIBを指定します。さらに、MeFtで提供する数字データ変換関数 を使う場合はF3BJMIUE.LIBを、アプリケーションの起動を使用する場合にはF3BJWI00.LIBを指定します。
COBOL言語での利用者プログラムの開発について説明します。詳細については、NetCOBOLユーザーズガイドを参照してください。
利用者プログラムは、MeFtの画面機能を利用する場合、表示ファイルを使用した入出力として記述します。また、MeFtの印刷機能を利用する場合、FORMAT句付き印刷ファイル、もしくは表示ファイルを使用した出力として記述します。
翻訳オプションFORMLIBおよびFORMEXTを選択し、入出力を行う画面帳票定義体を格納したファイルの格納フォルダおよび画面帳票定義体の拡張子を記述します。
MeFtをオープンした際に通知される表示ファイル識別子を別スレッドで使用してMeFtの画面、またはプリンタの入出力を行った場合、動作結果は保証されません。また、同様に画面、またはプリンタのクローズを行った場合も、動作結果は保証されません。
MeFtの画面帳票処理を利用する場合は、画面帳票機能をオープンしたスレッドでその画面帳票の入出力および、クローズを実行してください。
COBOLプログラムからMeFtの画面帳票機能を利用する場合は、スレッド間で同じファイル結合子を操作してFORMAT句付き印刷ファイルまたは、表示ファイル(画面/印刷)を共有する場合に、OPEN文を実行したスレッドと同じスレッドでCLOSE文が実行されるまでの間、別スレッドからファイル結合子を操作しないでください。
複数スレッドからのOLE2の印刷はしないでください。複数スレッドからのOLE2印刷を行った場合の動作結果は保証されません。