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MeFt V11.0 ユーザーズガイド
FUJITSU Software

2.5 ウィンドウ情報ファイル

  ウィンドウ情報ファイルはテキスト形式であり、エディタで作成します。1行には、512バイトまで指定できます。行の終わりには改行コードが必要です。改行コードがないときは、動作は保証されません。記述形式を示します。

  ウィンドウ情報ファイルはウィンドウのオープン単位に用意し、そのファイル名をオープン時に指定します。ファイル名はフルパスで指定することも、また、パス名を省略してファイル名だけを指定することもできます。ウィンドウ情報ファイルの設定を変更して動作させる場合、ウィンドウ情報ファイルはオープン処理時に読み込むので、オープン処理前に変更を行ってください。オープン処理後に変更しても、指定は有効になりません。

  オープン時にファイル名だけを指定する場合は、ウィンドウ情報ファイルの格納先フォルダを環境変数MEFTDIRに指定します。環境変数MEFTDIRが未定義または正しいフォルダ名を指定していない場合、カレントフォルダが検索されます。

  パス名の指定に誤りがあった場合、およびカレントフォルダにもウィンドウ情報ファイルが存在しない場合は、ウィンドウ情報ファイルを省略したとみなし、標準値(省略値)で動作します。

  同一キーワードを複数指定した場合、一番最後のものが有効になります。

参照

  ウィンドウ情報ファイルで指定できる情報については、第8章 ウィンドウ情報ファイルを参照してください。

記述形式

キーワード 値
* コメント
[パラメタの説明]

キーワード

設定する環境のキーワードを1桁目から記述します。

キーワードに対する値を、1つ以上の半角の空白をあけるか、またはタブを設定して記述します。全角の空白は使用できません。値が文字列の場合は、ダブルクォーテーション(")で囲んだ範囲が有効になります。

コメント

行の先頭からコメントを記述する場合は、その行の1桁目に'*'を記述してから開始します。キーワードの設定行など、行の途中から記述する場合は、1つ以上の半角の空白をあけて'*'を記述してから開始します。全角の空白は使用できません。

記述

以下にウィンドウ情報ファイルの記述例を示します。

TITLE "入金処理"
* タイトルバーにタイトルを表示する。
MEDDIR "C:\Sample\Med1;C:\Sample\Med2"
* 定義体格納ディレクトリを指定する。
WDFONTNAME "MS 明朝"
* 指定フォント名を指定する。
MIXLENG N
* 英数字日本語混在項目のデータ長の有無を指定する。