ページの先頭行へ戻る
MeFt V11.0 ユーザーズガイド
FUJITSU Software

2.6 プリンタ情報ファイル

  プリンタ情報ファイルは、プリンタ情報ファイル編集ツールを使用して編集します。また、プリンタ情報ファイルはテキスト形式のため、エディタでも作成できます。

  1行には、512バイトまで指定できます。行の終わりには改行コードが必要です。改行コードがないときは、動作は保証されません。記述形式を示します。

  プリンタ情報ファイルはプリンタのオープン単位に用意し、そのファイル名はオープン時に指定します。ファイル名はフルパスで指定することも、また、パス名を省略してファイル名だけを指定することもできます。プリンタ情報ファイルの設定を変更して動作させる場合、プリンタ情報ファイルはオープン処理時に読み込むので、オープン処理前に変更を行ってください。オープン処理後に変更しても、指定は有効になりません。

  オープン時にファイル名だけを指定する場合は、プリンタ情報ファイルの格納先フォルダを環境変数MEFTDIRに指定します。環境変数MEFTDIRが未定義または正しいフォルダ名を指定していない場合、カレントフォルダが検索されます。

  パス名の指定に誤りがあった場合、およびカレントフォルダにもプリンタ情報ファイルが存在しない場合は、プリンタ情報ファイルを省略したとみなし、標準値(省略値)で動作します。

  同一キーワードを複数指定した場合、一番最後のものが有効になります。

利用者プログラムの文字コードがUnicodeの場合

  COBOLアプリケーションを利用する場合、BOM(UTF-8)が付加されているプリンタ情報ファイルも使用することができます。ただし、使用できる文字はシフトJIS範囲です。シフトJISに変換できない文字を使用しているキーワードは省略されたものとみなします。BOM(UTF-16、UTF-32)が付加されているプリンタ情報ファイルを指定した場合、MEFD_RC_CODE(13)のエラーとなります。

参照

  プリンタ情報ファイルで指定できる情報については、第9章 プリンタ情報ファイルを参照してください。