Charset Managerに関する注意事項は以下のとおりです。
FORMの「コード変換の指定」で「ADJUSTを使用する」を指定し、画面帳票定義体、およびオーバレイ定義体を作成した場合、Charset Managerをインストールしている環境でMeFtを使用してください。この場合、Charset Managerをインストールしていない環境でMeFtを使用すると文字が正しく出力されないことがあります。
FORMの「コード変換の指定」で「ADJUSTを使用しない」を指定し、画面帳票定義体、およびオーバレイ定義体を作成した場合、Charset Managerをインストールしていない環境でMeFtを使用してください。この場合、Charset Managerをインストールしている環境でMeFtを使用すると文字が正しく出力されないことがあります。
定義体の固定リテラル項目、およびオーバレイ文字に外字を使用する場合は、MeFtを使用する環境にCharset Managerをインストールしてください。また、FORMで画面帳票定義体、およびオーバレイ定義体を作成する場合は、「コード変換の指定」に「ADJUSTを使用する」を指定してください。
シフトJISコードの「特殊文字」はJISコードに存在しない文字です。そのため、JEF拡張漢字を使用している場合にそれらの文字を入力するとMeFtはJISコードに変換できずに代わりに置き換え文字(アンダーライン)を表示します。それらの文字を正しく表示させたい場合には、Charset Managerをインストールし、Charset Managerの外字領域対応定義を行ってシフトJISコードの「特殊文字」をJEFコードに割り当ててください。シフトJISコードの「特殊文字」はWindowsのアクセサリ「文字コード表」で確認できます。
Japanist以外の日本語入力システムを使用して、JEFEXTN(JEF拡張漢字サポートの有無)に「Y」もしくは「1」を指定した場合のデータ入力時にJEF拡張漢字と同じ形の文字が情報ファイルの指定したフォント内に存在すればWindowsの外字領域に文字を作成する必要はありません。Charset Managerの外字領域対応定義でシフトJISコードとJEFコードを対応付けることでJEF拡張漢字の入出力が可能です。
Charset Managerの外字対応定義の制御文でのコード系名で指定した設定値と代表コード系名[SJIS]は同じ設定値を指定してください。
注意
ローマ数字の小文字はシフトJISの未定義領域(0xFA00~FBFF)にあり、コード変換ができないため、Charset ManagerのICONVの変換規則でシフトJISの未定義領域の文字を定義付けてください。
方法は、Charset ManagerのICONVはコード変換規則を制御文として作成し、コード変換をカスタマイズすることが可能ですので、シフトJISの未定義領域を対応したJEFコードに対応付けします。
MeFtでは、画面機能を使用する場合は、ウィンドウ情報ファイルでJEFEXTN(JEF拡張漢字サポートの有無)に「Y」もしくは「1」または省略値を指定してください。