アラートログの監視方法について説明します。
30秒間隔でアラートログの監視を行います。
インストールレス型エージェント監視の場合、60秒間隔でアラートログの監視を行いますが、監視間隔を変更することも可能です。監視間隔の変更方法については、“B.1.22 mpordefctlals(インストールレス型エージェント監視動作定義変更コマンド)”を参照してください。
アラートログ監視を行うデーモンまたはサービスについては、“第4章 Systemwalker for Oracleのデーモン/サービス”を参照してください。
監視処理の流れ
アラートログ監視の流れを以下に示します。
以下の図は、ポリシー配付後、アラートログ監視機能の状態を操作した場合に、どのように監視が行われるかを示しています。
アラートログ監視が起動するタイミング
アラートログ監視が起動するタイミングについて説明します。
監視対象サーバがUNIX系マシンの場合
Oracle環境情報の設定後、ポリシー配付を行った時
(「ポリシーの即時適用」を行った場合)
マシンを再起動した時
起動コマンドを実行した時
監視対象サーバがWindowsマシンの場合
Oracle環境情報の設定後、ポリシー配付を行った時
(「ポリシーの即時適用」を行った場合)
OSのサービス制御により、アラートログ監視を行うサービスを起動した時
マシンを再起動した時
「起動コマンド」については“4.2.4 起動[UNIX]”を参照してください。
「アラートログ監視を行うサービス」については“4.1.2 Systemwalker for Oracleのサービスについて[Windows]”を参照してください。
注意
アラートログ監視が起動する際の注意事項
Systemwalker for Oracleのインストール直後にアラートログ監視を起動した場合、通知されるアラートログのメッセージは、アラートログ監視機能が起動したあとのもののみとなります。
動作中のアラートログ監視を停止し、再度起動した場合、停止中に出力されたアラートログのメッセージが通知されます。
アラートログ監視が停止するタイミング
アラートログ監視が停止するタイミングについて説明します。
アラートログ監視が停止している間は、メッセージは通知されません。
監視対象サーバがUNIX系マシンの場合
マシンを停止した時
停止コマンドを実行した時
監視対象サーバがWindowsマシンの場合
OSのサービス制御により、アラートログ監視を行うサービスを停止した時
マシンを停止した時
「停止コマンド」については“4.2.5 停止[UNIX]”を参照してください。
「アラートログ監視を行うサービス」については“4.1.2 Systemwalker for Oracleのサービスについて[Windows]”を参照してください。
注意
一時停止中は、対象のORACLE_SIDに対する監視メッセージは通知されません。