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Systemwalker for Oracle 運用ガイド
FUJITSU Software

B.1.22 mpordefctlals(インストールレス型エージェント監視動作定義変更コマンド)

機能説明

運用管理サーバ上で、インストールレス型エージェント監視の動作定義を変更します。
変更した内容を適用するには、インストールレス型エージェント監視デーモン/サービスを停止させた後、再度、起動してください。
インストールレス型エージェント監視デーモンの停止および起動については、“4.2.5 停止[UNIX]”および“4.2.4 起動[UNIX]”を参照してください。
インストールレス型エージェント監視サービス(Systemwalker for Oracle AlsMonitor)の停止および起動は[コントロールパネル]-[管理ツール]-[サービス]から行ってください。

コマンド形式

コマンド形式を以下に示します。

【UNIX版】

# /opt/FJSVmpor/bin/mpordefctlals { -s 項目名 設定値 | -v 項目名 } <ENTER>

【Windows版】

mpordefctlals.exe { -s 項目名 設定値 | -v 項目名 } <ENTER>

オプション

-s 項目名 設定値

インストールレス型エージェント監視の動作定義ファイルに定義する項目名および項目に対する設定値を指定します。
指定できる項目を以下に示します。

項目名

設定値

LOGMON_INTERVAL

アラートログ監視時の監視間隔を秒単位で指定します。
指定できる範囲は30~86400です。
初期値は60です。

FTP_USER

被監視システムから運用管理サーバに対してFTPでログインするためのユーザ名を指定します。
最大項目長は64文字(ASCII英数字換算)です。
設定値に"#"は指定できません。

FTP_PASSWD

FTPユーザ名に対するパスワードを指定します。
最大項目長は64文字(ASCII英数字換算)です。
設定値に"#"は指定できません。

-v 項目名

インストールレス型エージェント監視の動作定義ファイルに定義されている項目の設定内容を表示します。

  • LOGMON_INTERVAL

  • FTP_USER

  • FTP_PASSWD

実行に必要な権限/実行環境

【UNIX版】

【Windows版】

注意

  • 各項目に対して指定可能な範囲を超える値が設定されている場合、エラーとなります。

  • 以下の項目は「*******」と表示されます。

    • FTP_PASSWD

使用例

【UNIX版】

  • アラートログ監視の監視間隔を300秒に変更する

    # /opt/FJSVmpor/bin/mpordefctlals -s LOGMON_INTERVAL 300 <ENTER>

  • アラートログの監視間隔の設定内容を表示する

    # /opt/FJSVmpor/bin/mpordefctlals -v LOGMON_INTERVAL <ENTER>

【Windows版】

  • アラートログ監視の監視間隔を300秒に変更する

    mpordefctlals.exe -s LOGMON_INTERVAL 300 <ENTER>

  • アラートログの監視間隔の設定内容を表示する

    mpordefctlals.exe -v LOGMON_INTERVAL <ENTER>