本コマンドによって、ローカルコンピュータ、またはリモートコンピュータにインストールされた本製品の情報を一括で採取することができます。また、本製品の一部のコマンドをリモートコンピュータ上で実行することができます。
管理者権限で実行されたコマンドプロンプトで、以下のコマンドを実行します。
注意
コマンドプロンプトを起動するときは「管理者として実行...」を選択してください。許可を求められた場合は、操作の続行を許可するか、管理者アカウントのパスワードを入力します。
本コマンドの処理が完了したら、セキュリティのためコマンドプロンプトを終了させてください。
「ユーザーアカウント制御(UAC)」を無効化している場合は、管理者アカウントで実行してください。
> CSADMIN [\\コンピュータ名] コマンド名 [コマンドオプション]
コンピュータ名 | 管理対象となるコンピュータ名を指定します。省略した場合は、ローカルコンピュータが対象となります。 | |
コマンド名 | 管理対象のコンピュータで実行するコマンド名を指定します。指定できるコマンド名は以下のとおりです。 | |
コマンドの使用方法を表示します。 | ||
本製品の情報を採取し、CAB形式で保存します。 | ||
セットアップ情報の反映タイミングを設定します。 | ||
インストールされている製品情報を表示します。 | ||
イベント出力をトリガとしたトレースファイルを出力します。 | ||
CSDOUBLY | MACアドレスの重複チェックを行います。 | |
CSLOG | ロギング情報を取得します。 | |
CSLOOP | リモートノードの接続確認を行います。 | |
CSTRACE | 本製品、WSMGR、FNA Serverなどの動作情報を採取します。 | |
コマンドオプション | オプションを指定します。使用可能なオプションは各コマンドの説明をご覧ください。 |
本コマンドを実行するときに、コンピュータ名を指定することにより、リモートコンピュータにインストールされた本製品の情報を一括で採取したり、本製品の一部のコマンドをリモートコンピュータ上で実行することができます。
注意
リモート操作を行う場合、ローカルコンピュータとリモートコンピュータで本製品のバージョン/レベルが同一である必要があります。バージョン/レベルが異なっていた場合、本製品の動作は保証されません。
リモート操作を行う場合、あらかじめ次の操作を行う必要があります。
ローカルコンピュータおよびリモートコンピュータをWindowsのドメインに参加させてください。
リモート操作を行うユーザーは、Windowsのドメインのユーザーアカウントでログオンしてください。
リモートコンピュータの管理者権限を持つユーザーグループに、リモート操作を行うWindowsのドメインのユーザーアカウントを登録してください。
Windowsファイアーウォールが既定で有効になっています。このため、リモート操作を行ったとき、接続に失敗する場合があります。詳しくは、「付録D セキュリティ」をご覧ください。