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通信制御サービス V7.2L20 使用手引書
FUJITSU Software

4.7 重複アドレス検査コマンド

本コマンドは、LAN上に自コンピュータと同一ノードアドレス(MACアドレス)を持つコンピュータが存在しないかを検査するためのコマンドです。


コマンド形式

コマンドプロンプトで、以下のコマンドを実行します。


 > CSDOUBLY [ローカルアドレス]
ローカルアドレス

検査するLANアダプターのMACアドレスを指定します。


LANアダプターが複数存在する場合、ローカルアドレスを指定することで、検査するLANアダプターを限定できます。
ローカルアドレスが指定されない場合、自コンピュータのバインドされているすべてのLANアダプターに対して検査します。


注意

  • リモートノードがIEEE802.2 LLC のXID レスポンスをサポートしていない場合、重複アドレスのチェック対象にはなりません。

  • 重複アドレスのチェックは、自側MACアドレスと同じアドレスを相手側のMACアドレスフィールドに設定して送信します。
    ご使用のLANアダプターがこのようなフレーム(自側と相手側MACアドレスが同じアドレス)を伝送路に送信できない場合、このコマンドを使用できません。
    ご使用のLANアダプターの仕様を確認してから使用してください。