指定されたコンピュータの情報を集めたCABファイルを作成し、管理者のコンピュータ(CSADMINコマンドを実行したコンピュータ)に保存します。
管理者権限で実行されたコマンドプロンプトで、以下のように指定します。
> CSADMIN [\\コンピュータ名] COLLECT [list | add 情報名...| del 情報名...| save ファイル名 [/q]]
パラメタ | 意味 |
---|---|
list | 設定されている情報の一覧を表示します。 |
add | 指定された情報をCABファイルに含めるよう設定します。 |
del | 指定された情報をCABファイルに含めないよう設定します。 |
save | 設定に従って必要な情報の収集、およびCAB形式での圧縮を行い、指定したファイル名で保存します。 |
情報名(CABファイルに格納される情報の名前)には、以下の種類があります。
情報名 | 概要 |
---|---|
ccserr | エラー発生時のトレースファイル。 |
cfg | 本製品の内部情報。 |
csadmin | 管理コマンドの内部情報。 |
curtrc | 最新のトレース情報。 |
evtlog | イベントビューアのログファイル。 |
evttrc | EVENTコマンドの指定により採取されたトレースファイル。 |
log | CSLOGコマンドで採取される情報。 |
modlist | インストールされているモジュール情報。 |
msinfo | システム情報。 |
setup | 本製品の設定情報。 |
trclog | トレースログ保存コマンドによって保存されたファイル。 |
ver | OSのバージョン情報、本製品のバージョン情報。 |
参考
本機能では、本製品を使用する通信アプリケーション(WSMGR、FNA Serverなど)の情報も採取することができます。この場合に指定する情報名については、通信アプリケーションのマニュアルやヘルプ、ソフトウェア説明書などをご覧ください。