ページの先頭行へ戻る
通信制御サービス V7.2L20 使用手引書
FUJITSU Software

4.1.2 COLLECTコマンド

指定されたコンピュータの情報を集めたCABファイルを作成し、管理者のコンピュータ(CSADMINコマンドを実行したコンピュータ)に保存します。


管理者権限で実行されたコマンドプロンプトで、以下のように指定します。

 > CSADMIN [\\コンピュータ名] COLLECT [list | add 情報名...| del 情報名...| save ファイル名 [/q]]

パラメタ

意味

list

設定されている情報の一覧を表示します。

add

指定された情報をCABファイルに含めるよう設定します。

del

指定された情報をCABファイルに含めないよう設定します。

save

設定に従って必要な情報の収集、およびCAB形式での圧縮を行い、指定したファイル名で保存します。
/q オプションを付けると、保存するファイルと同名のファイルがあるとき確認メッセージを表示せずに上書きします。


情報名(CABファイルに格納される情報の名前)には、以下の種類があります。

情報名

概要

ccserr

エラー発生時のトレースファイル。

cfg

本製品の内部情報。

csadmin

管理コマンドの内部情報。

curtrc

最新のトレース情報。

evtlog

イベントビューアのログファイル。

evttrc

EVENTコマンドの指定により採取されたトレースファイル。

log

CSLOGコマンドで採取される情報。

modlist

インストールされているモジュール情報。

msinfo

システム情報。

setup

本製品の設定情報。

trclog

トレースログ保存コマンドによって保存されたファイル。

ver

OSのバージョン情報、本製品のバージョン情報。


参考

本機能では、本製品を使用する通信アプリケーション(WSMGR、FNA Serverなど)の情報も採取することができます。この場合に指定する情報名については、通信アプリケーションのマニュアルやヘルプ、ソフトウェア説明書などをご覧ください。