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PowerSORT V7.0 ユーザーズガイド
FUJITSU Software

6.4.2 bsrtclse関数

bsrtclse関数は、bsrtopen関数が構築したPowerSORTの実行環境を消去します。

記述形式

#include <bsort/bsrt.h>
int bsrtclse (long int BSRTVL, BSPTR_BSRTFUNC func,
              BSPTR_BSRTPRIM prim, BSPTR_BSRTREC rec);

機能説明

以下にbsrtclse関数の機能を示します。

パラメタ詳細

以下では、bsrtclse関数のパラメタについて説明します。

BSRTVL

PowerSORTのバージョンレベル(BSRTVL)を指定します。
BSRTVLはBSORT関数のヘッダーファイル(bsrt.h)で定義されています。

func

bsrtopen関数で指定したfuncを指定します。

参考

BSPTR_BSRTFUNCは、BSRTFUNC構造体のポインタを意味します。

prim

bsrtopen関数で指定したprimを指定します。

参考

BSPTR_BSRTPRIMは、BSRTPRIM構造体のポインタを意味します。

rec

bsrtopen関数で指定したrecを指定します。

参考

BSPTR_BSRTRECは、BSRTREC構造体のポインタを意味します。

復帰値

bsrtclse関数の復帰値を説明します。

復帰値

意味

0

正常にbsrtclse関数が終了しました。

1

処理の中断を指示され、正常に中断処理が終了しました。
なお、以下の状態のときにbsrtclse関数を発行すると処理を中断します。

-1

bsrtclse関数の処理で異常が発生したことを示します。
BSRTREC構造体のerrdetailに詳細コードが設定されます。

注意

bsrtclse関数のパラメタには、ユーザアプリケーションが新しく設定するメンバーはありません。