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PowerSORT V7.0 ユーザーズガイド
FUJITSU Software

6.4.3 bsrtput関数

bsrtput関数は、bsrtopen関数でソート機能を指定し、かつユーザアプリケーションからPowerSORTにレコードを渡す場合に使用します。

記述形式

#include <bsort/bsrt.h>
BSRTFUNC func; (注)
int func.bsrtput(BSPTR_BSRTREC rec);

注) funcはbsrtopen関数で指定したパラメタです。

機能説明

以下にbsrtput関数の機能を示します。

レコード群の渡し方

複数のレコードを一括してPowerSORTに渡す場合は、BSRTREC構造体のrec_lenにレコード群の長さを指定します。
レコード群の長さは、固定長レコード形式の場合、レコード長のレコード件数倍になります。
可変長レコード形式の場合は、個々のレコードにレコード長の領域(long型)を前置します。レコード群の長さは、レコードとレコード長の領域の累積長になります。なお、レコード長の領域に設定するレコード長にはレコード長の領域を含みません。
テキストファイルの場合は、改行文字を含めたレコードを連続領域に並べます。レコード群の長さは、レコードの先頭から最後のレコードの改行文字までの長さとなります。

パラメタ詳細

以下では、bsrtput関数のパラメタについて説明します。

rec

bsrtopen関数で指定したrecを指定します。

参考

BSPTR_BSRTRECは、BSRTREC構造体のポインタを意味します。

復帰値

bsrtput関数の復帰値を説明します。

復帰値

意味

0

正常にbsrtput関数が終了しました。

1

正常にレコード、またはレコード群の終わりを受け付けました。

-1

bsrtput関数の処理で異常が発生したことを示します。
BSRTREC構造体のerrdetailに詳細コードが設定されます。