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Interstage Application Server/Interstage Web Server Express Java EE運用ガイド(Java EE 6編)
FUJITSU Software

第9章 Java EE 6運用コマンド

本章では、Java EE 6機能を運用する場合に使用するコマンドについて説明しています。

コマンド一覧

以下の表は本章で説明するコマンドを示しています。

コマンド

概要

WS

SJE

EE

asadmin

Java EE 6実行環境のための統合コマンド

appclient

アプリケーションクライアントコンテナを起動して、Java EEアプリケーションクライアントを実行


(注1)

ij6setoperatorid

サービス運用ユーザーの設定

imqbrokerd

メッセージブローカの資材作成・削除および起動

×

imqcmd

メッセージブローカの管理

×

imqsvcadmin

メッセージブローカの登録/削除

×

imqusermgr

メッセージブローカに接続可能なユーザ情報の管理

×

ijwsimport

WSDLファイルからJAX-WSサービスに必要な資材の生成

×

ij6backup

Java EE 6資源のバックアップ・移出

ij6restore

Java EE 6資源のリストア・移入

pcmistat

PCMIサービスの起動状態の確認

pcmilistprocesses

PCMIサービスで監視しているプロセスの状態表示

wscadmin

Webサーバコネクタの管理


(注2)

wscbackup

Webサーバコネクタ(Interstage HTTP Server 2.2用)の資源のバックアップ・移出

wscrestore

Webサーバコネクタ(Interstage HTTP Server 2.2用)の資源のリストア・移入

○: 使用可  ×:使用不可

1)クライアントコンテナ上で動作するアプリケーションでのJNDI API利用とEnterprise JavaBeansの呼び出しはサポートされますが、Webサービスの呼び出しはサポートされません。

注2)故障監視機能がないため、update-fault-monitor-configサブコマンドは使用できません。

コマンドの格納先

以下の表は、製品をデフォルトのインストール先にインストールした場合に、本章で説明するコマンドの格納先を示しています。

プラットフォーム

コマンド

格納先

asadmin

C:\Interstage\F3FMisje6\glassfish\bin

appclient

imqbrokerd

C:\Interstage\F3FMisje6\mq\bin

imqcmd

imqsvcadmin

imqusermgr

ijwsimport

C:\Interstage\F3FMisje6\glassfish\bin

ij6backup

C:\Interstage\F3FMisje6\glassfish\bin

ij6restore

pcmistat

C:\Interstage\F3FMpcmi\bin

pcmilistprocesses

wscadmin

C:\Interstage\F3FMwsc\bin

wscbackup

wscrestore


asadmin

/opt/FJSVisje6/glassfish/bin

appclient

ij6setoperatorid

imqbrokerd

/opt/FJSVisje6/mq/bin

imqcmd

imqusermgr

ijwsimport

/opt/FJSVisje6/glassfish/bin

ij6backup

/opt/FJSVisje6/glassfish/bin

ij6restore

pcmistat

/opt/FJSVpcmi/bin

pcmilistprocesses

wscadmin

/opt/FJSVwsc/bin

wscbackup

wscrestore

注意

Java EE 6機能ではJava EE 5機能と同じ名前のコマンドがあります。また、Java EE 5またはJava EE 6機能に固有のサブコマンドをサポートしないasadminコマンドに指定して実行しても、動作は保証されません。

Java EE 6機能とJava EE 5機能のコマンドを区別するため、Java EE 6機能のコマンドを実行するときは、コマンドの絶対パスを指定する必要があります。

コマンドの表記方法

各コマンドの「形式」の説明で使用している記号について、以下に説明します。

空白を含む文字列の指定

コマンドのオプションの値、またはオペランドとして、空白を含む文字列を指定する場合は、ダブルクォート(")で括る必要があります。